足が太い原因とは?悩みを解消するおすすめの足痩せ方法も紹介!
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足が太くてミニスカートや細身のボトムスが穿けないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
おしゃれを楽しむためにも、足が太くなる原因を知って、悩みを解消したいところですよね。
今回は、足が太くなる原因はもちろん、足が太い悩みを解消するための方法を紹介します。
足が太い原因とは?
足痩せしたいのであれば、まずはどんなことで足が太くなるのか、原因を知っておきましょう。
ここからは、足が太くなる原因を5つ紹介します。
運動不足
足が太くなる原因として、まず運動不足があげられます。
そもそも筋肉量が少ない場合、基礎代謝量が上がらないため、太りやすい体質になります。そのため、足を含む下半身も脂肪がつきやすくなり、太くなってしまうのです。
さらに、運動不足で下半身の筋力が低下してしまうと、リンパの流れが悪くなったり、体に溜まった老廃物を押し出す力が弱くなったりします。すると、むくみやすい体質になるため、足が太いと感じる原因になります。
食べ過ぎ
足が太くなる原因は、ほかにも食べ過ぎということがあげられます。
糖質や脂質の多い食事は、摂取カロリーが消費カロリーよりも多くなりやすい傾向にあります。そのため、食べ過ぎてしまうと体内で消費されなかったエネルギーが足の皮下脂肪に貯蔵されていってしまい、足が太くなる原因となるのです。
筋肉太り
過去にスポーツをしていた人や激しいスポーツをしている人は、筋肉太りで足が太くなるケースが多いです。
一部の筋肉だけを酷使すると、太ももやふくらはぎが肥大しやすくなり、足が太くなります。その上、筋肉が発達したところに脂肪がついてしまうことで、筋肉と脂肪が絡み合うケースも少なくはなく、この状態で足が太くなるとなかなか細くするのが難しくなるでしょう。
骨盤の歪み
骨盤の歪みがあると、足を含めて、下半身は太くなります。
骨盤が歪んでいる人は、太ももの一部だけを使ってしまう傾向にあるため、その部分の筋肉だけが肥大化してしまいます。すると、その足の部分が太く見えるだけではなく、下半身の筋肉の付き方に偏りが出るため、バランスの悪い足になってしまうでしょう。
むくみ
血液やリンパの流れが滞ってしまうむくみも、足が太くなる原因の1つです。
特に下半身は心臓から遠い位置にあるだけではなく、重力も影響するため、血液中の老廃物やリンパの流れが滞りやすくなってしまい、むくんでしまう傾向にあります。むくんだままにしておくと、さらに悪化して足が太くなってしまいかねません。
足が太い人の特徴
足が太い人には、さまざまな特徴があります。毎日の生活習慣が太い足を作ってしまうので、
下半身が太いとお悩みの方は、自分がその特徴に当てはまらないか、チェックすることも大切です。
座っている・立っている時間が長い
座っている時間が長かったり、立っている時間が長かったりすると足に血液が溜まりやすくなり、血行が悪くなります。
血流が悪くなると、むくみや冷えが生じやすくなり、足が太くなります。
また、長時間座ることで筋肉が衰えて筋肉量が減少してしまうことから、基礎代謝の低下を招き、脂肪を溜め込みやすい体になってしまいます。
ストレスで食べ過ぎてしまう
日々のストレスが原因で、つい食べ過ぎてしまう人も足が太くなりがちです。
糖質や脂質などの多い食生活は、全身に脂肪がつきやすくなってしまうため、太い足になる原因となります。
また、過剰な塩分摂取は体が水分を溜め込みやすく、足がむくんで太く見えます。
片足や外側などに体重をかけて立っている
足が太いという人の中には、立ち方に問題があるケースも少なくありません。
無意識のうちに片足に体重をかけていたり、常に足の外側に体重をのせていたりすると、外ももが張ってしまい、足が太くなる原因となります。
運動習慣がない
運動習慣が全くなく、普段から足を含む下半身の筋肉を使わずに過ごしている人は、筋肉が減少して基礎代謝が低下し、脂肪を溜め込みやすくなります。
特にふくらはぎは第二の心臓と呼ばれるほど、大事な筋肉。あまり歩かなかったり、運動をしなかったりする人はふくらはぎの筋肉が衰え、血行不良もまねくので足もむくみやすいでしょう。
骨盤が歪んでいる
骨盤が歪んでしまうと、体のラインが崩れてしまうだけではなく、血管やリンパが押されて流れが悪くなるため、代謝が低下して足に脂肪がつきやすくなります。
また、骨盤が前にスライドしたような立ち方をしている人も、注意。お尻の筋肉がなく、腰を反らせた感じで立ってしまい、前ももや外ももに力が入って足が太くなってしまいます。
足は痩せにくいって本当?
上半身よりも、足を含む下半身の方が痩せにくいと言われるのには、いくつかの理由があります。
そもそも、ダイエットをしても脂肪は全身で燃焼されていくことから、足についた脂肪のみをピンポイントで燃焼することができません。
そのため、足痩せしたいと頑張っても、全身の脂肪が燃えていくので、足が痩せたと実感しづらいということがあげられます。
そして、足を含む下半身は筋肉の占める割合が上半身に比べて多い傾向にあります。
有酸素運動をはじめとしたダイエットでは、まず脂肪の多い上半身の方が短期間でも効果が出やすく、筋肉の占める割合の多い足は痩せて見えづらいのです。
さらに、筋肉が多い下半身は、闇雲に筋トレをしてしまうと負荷がかかりすぎてしまい、痩せるどころか、筋肉がついて足が太くなったと感じてしまうこともあるでしょう。
また、上半身が華奢な骨格ウェーブの人の場合、下半身の方がボリュームある体型になるため、足が痩せにくく感じる傾向にあります。
足太い悩みを解消!足痩せする方法
足が太くなる原因は人によって、さまざま。
しかし、足が太くなる原因は必ずしも1つだけではなく、色んな要因が絡み合っているケースが多いです。
太い足でお悩みの方は、足が太くなっている原因に合わせて、運動や筋トレ、マッサージやストレッチなどを総合的に取り入れましょう。
マッサージでむくみ解消
座っている時間や立っている時間が長い人には、マッサージで日々のむくみを解消するのがおすすめ。
また、運動不足で脂肪が足につき、ぼこぼこしたセルライトができている人もマッサージが効果的です。
マッサージをすることで、下半身に滞りやすい血液やリンパの流れをよくすることができるので、むくんでいた足を細くすることができます。セルライトが出来ている場合も、マッサージをすることで、老廃物が流れやすくなります。
また、マッサージで血液の流れが良くなることで基礎代謝も上がり、冷えが解消されるのはもちろん、脂肪が燃えやすい体にも近づくでしょう。
そんなマッサージは、入浴中や入浴直後などの体が十分に温まった状態ほど、効果が得られやすいです。ただし、乾燥した状態では摩擦で皮膚を傷つけてしまうので、保湿クリームなどを塗って行うとよいでしょう。
手でマッサージをするのが難しいという人は、かっさやセルライトローラーといった道具を使って効率的にマッサージするのもおすすめです。
ぼこぼこした足のセルライトへのマッサージ
- 足裏を軽く揉み解して血行を良くする
- 足裏が温まってきたら、つま先から順に下から上にセルライトをつぶし押し上げるように、マッサージする
- 足の付け根に至るまで、ふくらはぎや太ももなど重点的に、下から上に向かって行う
リンパを流すマッサージ
- つま先から足の甲、くるぶしに向けて優しく撫でるようにマッサージする
- 足首から膝に向かって同じように撫でるようにマッサージし、膝下の裏側にあるリンパ節へ向かって流していく
- 膝裏から足の付け根のリンパ節に向かって、太ももも丁寧に優しく撫でるようにマッサージする
ストレッチで血流アップ
ストレッチだけで足が痩せるというわけではありませんが、運動不足で足が太い人は、まず股関節のストレッチから始めましょう。
股関節ストレッチをすると、下半身が動きやすくなり、血液やリンパの流れがよくなります。さらに股関節周りの凝り固まった筋肉の動きも良くなり、脂肪細胞に溜まった余分な脂肪が排出されて、体脂肪が落ちやすくなるため、足痩せに役立つでしょう。
股関節ストレッチは、筋トレや有酸素運動の後、入浴後など体温が高いときに行うことで、筋肉の柔軟性が高まって伸びやすくなり、より効果的です。
また、起床後は体温が低く筋肉が動きにくい状態ですが、体を目覚めさせて代謝をアップできるので、朝にストレッチを取り入れるのもおすすめ。
足裏を合わせた股関節ストレッチ
- 床に座って、左右の足裏を合わせる
- 足先を両手で持ち、両膝を外側に傾倒し、ガニ股の状態にする
- 股関節が開きやすい位置まで上半身を前傾させた状態で10~30秒間キープ
- これを3セット繰り返す
足を前後に開く股関節ストレッチ
- 直立して、両足を前後に開く
- 前足の膝が90度くらい開くまでお尻を落とし、目線は真っすぐにする
- 上半身は垂直に立てたまま、後ろ足を伸ばしかかとが浮いた状態で10~30秒キープ
- 前後の足を交替して、同様に行うのを3セット繰り返す
有酸素運動で脂肪燃焼
ストレスで食べ過ぎてしまう人や運動不足の人には、有酸素運動で脂肪燃焼をさせていくのがおすすめです。
有酸素運動のエネルギー源として消費されるのは糖質→脂質→タンパク質の順番と言われています。
そのため、有酸素運動では、まずは体内の糖質から燃焼され、それを使い切ると体内に蓄積された脂肪が分解されるようになります。分解された脂肪は血中に放出されてエネルギー源となるため、有酸素運動で消費されると足などについた脂肪が燃焼されて細くなります。
ただし、あまりにも運動し続けるとタンパク質を蓄積する筋肉まで分解されてしまうことがあるので、1日30分~1時間を目安に有酸素運動を行うのが理想的です。
おすすめの有酸素運動は、以下の通り。
- ウォーキング
- ランニング
- ジョギング
- サイクリング
- 水泳
- エアロビクス
- 縄跳び など
また、有酸素運動は外でするイメージがありますが、家の中でもできます。
家の中でもできる有酸素運動については、以下の記事もチェックしてみてください。
筋トレで筋肉量アップ
運動習慣がない人や長時間座っている人などには、筋肉量を増やす筋トレがおすすめです。
足を細くするためには筋トレが必須と言われるほど、足の筋肉を鍛えて筋肉量を維持することは足痩せには欠かすことができません。筋トレをして筋肉量を増やすことで基礎代謝を上げることができるので、脂肪が燃焼しやすく痩せやすい体となります。
また、筋肉量が少なく脂肪で足がぷよぷよになっていた人ほど、筋トレで継続して足を鍛えることで引き締まっていき、足のラインも綺麗に見えるようになるでしょう。
道具なしで、自宅で簡単にできる筋トレはたくさんあります。ここからは、おすすめの筋トレメニューを紹介します。
足パカ
寝たまま足を開閉するだけで、内ももの筋トレができるのが、足パカ。さらに足だけではなく気になるお腹も鍛えることができる、簡単エクササイズです。
- 仰向けに寝転んだ状態で、両膝を立てる
- 両足を軽く閉じて、股関節と太ももが床に対して90度になるように垂直に上げる(膝は少し曲がってもOK)
- できるだけ大きく両足を開き、再び閉じる動きを繰り返す
ワイドスクワット
太もものお肉がたぷたぷという人ほど、取り入れたいのがワイドスクワット。普通のスクワットとは違い、両足を大きく広げて行う筋トレで、内ももとお尻を鍛えられます。
広がりがちな太ももが正しい位置に戻るだけではなく、たるんでいた足のラインが引き締まるでしょう。
- 両足をできるだけ広げてたち、膝とつま先は外側に向ける
- 膝が内側に入らないよう、かかとに重心をかけて、お尻を突き出すようにゆっくり腰を落とす
- お尻を膝の高さまで下ろしたら、少し膝を曲げたまま腰を持ち上げる
- 1~3を15回×3セット行う
つま先立ち
ふくらはぎの筋肉を鍛えるなら、つま先立ちは欠かせません。かかとをぐっと上げてつま先立ちになるだけでできるので、暇なときにすぐできるのが魅力。
- 机や壁に手をついてまっすぐ立つ
- 両足のかかとを上げてつま先立ちになって10秒間キープ
- ゆっくりかかとを下ろす
- 2と3を繰り返す
シーテッドカーフレイズ
座ったままでかかとを上げ下げする筋トレで、ふくらはぎを鍛えられます。
- 椅子などに座り、背筋を伸ばしたまま、かかとを上げる
- 限界までかかとを上げたら、ゆっくりと下ろす
- 1と2を50回×3セット行う
正しい歩き方を意識する
筋肉の異常発達で前ももや外ももが張っているという人は、歩き方を改善することも大事。
歩くときは、重心を後ろにかけるようにして、かかとから順番にゆっくり足裏全体をつけます。
また、歩幅は肩幅くらいを目安にし、まっすぐに足を前に運ぶことを心掛けて。
ももの裏を使っている感覚があると、太ももはもちろん、お尻も歩きながら鍛えることができます。
適切な姿勢を意識する
猫背など姿勢が悪い人も血行が悪くなり、体がむくみやすくなったり、代謝が落ちたりと足が太くなります。そのため、姿勢・座り方の改善をすることも大切です。
椅子に座るときは、以下の3点を意識して適切な姿勢を保つようにしましょう。
- 座面に座骨を当てて背筋を伸ばして座る
- 頭は重心をキープし、顎を引く
- 足裏はかかとまで地面につけて座る
細見えコーデでカバー
足を細くするには時間がかかるので、ファッションでカバーしていきましょう。
足が太い人におすすめの細見えコーデは、以下の基本のポイント押さえるのがおすすめ。
- 足首を出してメリハリを出す
- ボトムスは黒や紺など引き締めカラーを意識
- 適度に厚みやハリ感のあるボトムス
- IラインやXライン、Yラインなどメリハリを意識
また、季節ごとにもおすすめの細見えコーデがあるので、ポイントを押さえておしゃれを楽しみましょう。
春夏におすすめの細見えコーデ
薄着となる春夏の細見えコーデは、さらに以下のポイントも取り入れてみましょう。
- ストライプ柄を取り入れて、縦長を意識
- アウターを取り入れるならロング丈でIラインを意識
- 上半身にボリュームを持たせる
- 青や緑などの寒色カラーを取り入れる
また、足元はヒールのあるサンダルを取り入れることで、ふくらはぎをほっそり見せることも。
秋冬におすすめの細見えコーデ
厚着になる秋冬におすすめの細見えコーデは、基本のポイント以外にも次の点も意識してみて。
- 縦のラインを強調するリブ編みアイテムを取り入れる
- 靴下やレギンスは太めのリブよりも細めのリブでほっそり見せる
- とろみ感のあるボトムスで下半身のボリュームを抑える
- スリット入りボトムスで、さりげなく足を華奢に見せる
また、体のラインが完全に隠れるダボダボの服はNG。下半身が重く見えるので、足首など体の細い部分が見えるコーデにしましょう。
【Q&A】足が太い女子の疑問・悩みをサクッと解決!
ここからは、足が太い女子から寄せられた疑問・お悩みに対して、Q&Aで解決方法をお答えします。
Q.「足が太い人と細い人の違いは?」
細く見える美脚の黄金比は「太もも:ふくらはぎ:足首の太さが、5:3:2」と言われており、このバランスが崩れると太く見えてしまうこともあるようですね。
Q.「こっそり足痩せする方法はある?」
A.こっそり足痩せしたいけれど周囲にバレたくない、親にダイエットを禁止されているなど、悩んでいる女子はたくさん。
そんな子は、授業中に足痩せするのがおすすめです。足首を動かしてふくらはぎを刺激したり、太ももに教科書を挟んで座ったりすることで、こっそり足痩せに取り組めます。
Q.「足が太くてファッションが楽しめない」
A.足が太いと露出が多いミニスカートやショートパンツ、ピチッとしたスキニーなどのアイテムを避けがちに。
例えば、スキニーは最も細い足首に視線がいく丈感を選ぶことで、足を細く見せることができます。アイテムごとにコーデを工夫することで、逆に足が細く見えるので、ファッションを楽しみやすくなりますよ。
Q.「自信を持ってスカートを履けるようになりたい」
A.実は、ミニスカートで足を出した方が細く見えることも。
例えば、裾に向かって広がるシルエットのスカートは服と足の間に隙間ができるので、細見えします。また、黒や紺などのダークカラーのスカートは、足が引き締まって見えるのでおすすめ。
Q.「ロングブーツを履きたいけど入らない」
A.ロングブーツを履きたいけれど入らないという人は、以下のような特徴のロングブーツを選ぶのがおすすめです。
- 伸びの良いストレッチ素材
- ゆとりのある履き口(ふくらはぎに合わせてサイズが選べるものも)
- 編み上げデザインやファスナー付き
ロングブーツを履く自信がない人でもおしゃれが楽しめます。
足が太くなった原因を知り、自分に合った方法で美脚を目指そう!
足が太くなった原因を知ることは、足痩せするための第一歩です。一人ひとり足が太くなる原因は異なるため、自分がどんな生活習慣で太くなったのかを知ることはとても大事。
自分に合った足痩せの方法を取り入れて、美脚を目指していきましょう。