スウェットとは?トレーナーとの違いやおしゃれなスウェットコーデ8選♡
目次【開く】
スウェットは春から冬まで長く着ることができる万能アイテムですよね!身近なファッションアイテムでもあるスウェットですが、似たようなファッションアイテム「トレーナー」との違いを知らない人も多いですよね!
そこでこの記事では、スウェットとは何なのか、トレーナーやパーカー、ジャージとの違いなど詳しく解説します!
スウェットシャツと合わせるのにおすすめのアイテムや人気のコーデも紹介するので、おしゃれに着こなしたい人は必見です♡
スウェットとは?
スウェットとは、綿素材を基本的な編み方である「平編み(ジャージー織り)」したニット生地のことです。最大の特徴は表と裏で二層構造になっていること。表面は柔軟性・伸縮性に優れていて肌触りがなめらかで、裏面は「裏毛」と「裏起毛」の2種類があります。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
裏面 | 特徴 |
裏毛(裏パイル) | 繊維をループ状に編み込んで少し立たせたタオルのような生地。吸汗・吸湿性に優れている。ほど良い厚みはありますが裏起毛と比べて薄手で、春や秋のような気温差がある時期に最適。 |
裏起毛 | 裏毛を起こして繊維を毛羽立たせたモコモコとした生地。生地が厚く保温性に優れている。厚手で保温性が高いため、秋冬の寒い時期にぴったり。 |
スウェットというと、部屋着として着るようなトップスアイテムの「トレーナー」を思い浮かべる人も多いですよね。
しかし、スウェットとは二層構造になっているニット生地のことで、トレーナーに限らず、パーカーやパンツ、ワンピースといったさまざまなアイテムに使用されています。
スウェットとトレーナーの違い
スウェットは生地を指す言葉なのに対して、トレーナーは服の種類を指す言葉というのが大きな違いです。
トレーナーは、スウェット素材の長袖シャツのことで、和製英語であるため日本でのみ使われており、英語では「スウェットシャツ」と呼ばれています。
一方で、近年日本ではトレーナーのことを「スウェット」という言い方をする人も増えています。
スウェットとパーカーの違い
スウェットは生地を指すのに対して、パーカーは「フード付きのトップス」という服の種類を指す言葉です。
英語ではスウェット素材のフード付きトップスを「フーディー」、防寒のために着るフード付きのアウターのことを「パーカー」と呼ばれています。日本においては、スウェット素材のものだけでなくニットやポリエステルなどの素材のものも含めて、フード付きのトップスをまとめてパーカーと呼ぶことが多いです。
また、スウェット=トレーナーを指す場合は、「スウェット=フードが付いてないトップス」と「パーカー=フード付きのトップス」というふうに区別する場合もあります。
スウェットとジャージの違い
スウェットは平編み(ジャージー織り)をした生地のことをいいますが、ジャージと同義ではありません。
どちらも伸縮性のある素材で作られているのが特徴ですが、スウェットは主に綿が使われるのに対して、ジャージは一般的にポリエステルなどの化学繊維が主原料です。
また、スウェットよりもジャージのほうが軽く、速乾性に優れている傾向にあり、スポーツをするときに適したアイテムとなっています。
スウェットアイテムの種類
写真:Popteen2023年10月号/2023年6月号/2024年1月号
スウェットというとトレーナーのイメージが強いですが、トップスだけでなくボトムスのアイテムなどさまざまな種類があるんです!スウェットアイテムをプラスすることで、かっちりめのコーデをほど良くカジュアルダウンできたり、こなれ感のある着こなしを楽しめます。
ここからは、コーデに取り入れたいおすすめのスウェットアイテムの種類を紹介します!
トレーナー(スウェットシャツ)
写真:【#ootd】袖ワッペンで遊び心もあるストリートコーデ!【カジュアル】
スウェットアイテムの王道トレーナー(スウェットシャツ)。1枚あれば組み合わせ次第で、春から冬まで長く着回せる便利アイテムです。長袖はもちろんですが、半袖や7分袖などのアイテムもあって夏にもぴったり。
大きめサイズでワンピースのように着こなすのも良いですが、丈の短いクロップド丈も人気ですよ。
パーカー(フード付きスウェットシャツ)
スウェットシャツにフードが付いたパーカーは、カジュアル・ストリートコーデにぴったり。上から被って着る「プルオーバー」やジッパーがついていて前面で開閉できる「ジップアップ」といった種類があります。
パーカーの上からアウターを羽織り、フードだけを出すのもかわいいですよね。制服に合わせるのも人気です。
スウェットワンピース
スウェットワンピースはトレーナーやパーカーの丈が長くなったアイテム。1枚だけでさらっと着ることができるので、おしゃれ初心者にも取り入れやすいでしょう。
カジュアルコーデならミニ丈やフード付き、大人っぽいコーデならスリムシルエットやロング丈がおすすめです。
スウェットパンツ
写真:【#ootd】ラフなスエットパンツもピンクならおしゃれ見え!【パンツをはき回し】
スウェットはトレーナーやパーカーだけではなく、パンツも人気があります。
取り入れ方を間違えると部屋着感が出てしまいますが、コツを掴めばカジュアルスタイルとの相性が抜群です。
品よく見える細身シルエットのスウェットパンツを取り入れ、ジャケットやシャツなどのかっちり感のあるアイテムと合わせることで、抜け感のあるおしゃれカジュアルコーデを楽しめます。
ダボっとしたシルエットのスウェットパンツなら、トップスをコンパクトにまとめるとメリハリのあるコーデになりますよ。
スウェットスカート
スウェットアイテムのボトムスは、パンツだけでなくスカートも人気です。伸縮性・柔軟性に優れているため、アクティブな日にも履きやすいアイテムとなっています。
ロングスカートのほか、ミニ丈のスウェットスカートもありますよ。
スウェットセットアップ
写真:【#ootd】ラフなセットアップもインナーの肌見せで女っぽく♡【ぎゃる】
スウェットトップスとボトムスがセットになったセットアップアイテム。部屋着感が強くなってしまいますが、ジャケットと合わせたり、インナーをクロップド丈でコンパクトにまとめたりなど、メリハリをつけるのがおすすめです。
スウェットシャツには何を合わせる?
スウェットアイテムのなかでももっとも着られているのがスウェットシャツですよね。スウェットシャツは、色んなアイテムと合わせやすく、コーディネートしやすいのが特徴です。
特に相性が良いおすすめのアイテムを紹介します!
襟付きシャツとのレイヤードコーデ
写真:【#ootd】印象チェンジしたいならシャツレイヤードが簡単☆【シャツを着回し】
スウェットシャツは、襟付きシャツとレイヤードするのがおすすめ!
スウェットシャツはカジュアルでラフなコーデになりやすいので、首元や裾からカチッとした襟付きシャツが見えることで、コーデのアクセントになります。
ボトムスはミニスカートがかわいい♡
写真:【#ootd】JK定番のスエットコーデはパステルで春を意識!【カジュアル】
部屋着などにも取り入れやすいスウェットシャツは、ゆるっとした印象のアイテムです。
ロングスカートと合わせるのも良いですが、ミニスカートを取り入れるとグッとかわいい印象。また、ダボっとしたシルエットが多いスウェットシャツでも、脚を出すことで抜け感を演出できます。
また、インナーとボトムスをワントーンで統一すると、かわいいだけでなく、大人っぽい仕上がりになりますよ!
ゆったりパンツシャツでメンズっぽく
スウェットシャツは、メンズライクなファッションにもぴったりのアイテムです。
特にゆったりしたワイドパンツはメンズっぽい印象のコーデにおすすめ。
また、デニムパンツもラフなスウェットシャツとの相性抜群で、ダメージジーンズと合わせてみるのもおしゃれに着こなせるでしょう。
ジャケットで大人っぽく仕上げる
カジュアルな印象のスウェットシャツは、あえてかっちりした印象のジャケットと合わせるのもおすすめです。
コーデがぐっと大人っぽくなり、キレイめアイテムと合わせやすくなりますよ。
おしゃれなスウェットシャツの選び方
おしゃれ初心者でも、シンプルなデザインのスウェットシャツは取り入れやすいアイテム。
スウェットシャツを買おうと思っている人向けに、おしゃれなアイテムの選び方を紹介します♡
迷ったら着回しやすさNo.1のグレーを選ぶ
スウェットシャツでさまざまなコーディネートを楽しみたいなら、着回しやすさNo.1のグレーを取り入れるのがおすすめです。
どんなアイテムとも馴染みやすく、白に比べて汚れも目立たないので、色んなシーンで着ることができます。
また、グレーは落ち着きある印象があるので、子どもっぽいコーディネートから脱出しやすいでしょう。
ガーリーに仕上げたいならピンクがおすすめ
写真:【#ootd】ピンクのゆるパーカが主役の甘辛ストリート☆【カジュアル】
スウェットトップスはボーイッシュなコーディネートになりがちですが、ピンク色を取り入れることでガーリーな印象にすることができます。
特にビビッドカラーよりも、パステルカラーやくすみカラーのピンクにすることで、上品な印象のスウェットコーデに仕上げられるでしょう。
重ね着するならトレンドの大きめサイズ
スウェットをよりおしゃれに着こなしたいなら、重ね着コーデはマスターしておきたいところ。
すでに持っている無地やワンポイントのスウェットシャツも、重ね着コーデにするだけで、カジュアルにもきれいめにも、今どきっぽく着こなせます。
重ね着コーデをするときは、首元や袖口、裾などからインナーが見えることを意識して着るのがポイントです。
おしゃれ女子必見♡人気のスウェットコーデ
続いては、スウェットアイテムを使ったコーデを紹介します!
ラフなホワイトスウェットパンツはシフォンシャツで大人っぽく
Tシャツとスウェットパンツをどちらもホワイトでそろえたラフなコーデに、透け感のあるカーキのシフォンシャツを合わせれば、いっきに大人っぽく仕上がります。
スウェットシャツ×ミニスカートで韓国っぽコーデに
スウェットシャツコーデは、ミニスカートと合わせて韓国風コーデに仕上げてみましょう。
グリーンのスウェットシャツのように目を引くカラーを取り入れたら、靴下やブーツはコーデを引き占めるブラック。
帽子やバッグはスカートと合わせると統一感のあるコーディネートに仕上がります。
デニムコーデはモコモコバケハでかわいらしさをプラス
ボーイッシュなコーデにしたいなら、デニム生地はスウェットシャツと相性抜群。
特にデニム生地は人気のグリーンのスウェットシャツが映えます。秋冬のパンツコーデはゆったりジーンズを合わせてみましょう。
また、メンズライクにキャップをかぶるのもいいですが、デニムでボーイッシュ感を取り入れるなら、女性らしさの残るハットがおすすめです。
大きめスウェットシャツ×プリーツスカートでガーリーに
ガーリーな印象のコーデにしたいなら、プリーツスカートがおすすめです。
薄紫色のスウェットシャツは、白のプリーツスカートと合わせてみましょう。
トートバッグもスウェットシャツと合わせてパープルにすることで、統一感のあるコーディネートが楽しめます。
また、足元は淡いベージュのスニーカーを取り入れると、ふんわりした可愛らしい印象を与えられます。
プリーツスカートと合わせてプレッピーな海外ガールコーデ
続いても、スウェットシャツとプリーツスカートのコーデ。
グリーンが印象的なスウェットシャツはシンプルな白のプリーツスカートとの組み合わせが、かわいいです。
足元は黒のブーツを取り入れれば秋にぴったりのコーデが完成。
スウェットシャツ×デニムは襟付きシャツでアクセントに
冬のスウェットシャツは襟付きシャツとの重ね着コーデがおすすめです。
かっちりした白シャツもトレーナーとデニムパンツと合わせることで、カジュアルな印象のコーディネートに早変わり。
足元はシャツと同じ白のブーツを合わせて、統一感を出してみるのもおすすめです。
派手めミニスカは大きめパーカーでチラ見せ
豹柄ミニスカートのような派手めアイテムも、大きめパーカー+ベストを合わせてチラ見せすれば、主張を抑えておしゃれに着こなせます。
セットアップスウェットはホワイトコーデで
だぼっと感のあるスウェットセットアップは、あえてオーバー感のあるブルゾンと合わせてワントーンコーデがおすすめです。個性的なデザインのホワイトショルダーバッグと合わせてコーデのアクセントに!
スウェットアイテムどんなコーデにも合う!カジュアルなおしゃれを楽しもう
柔らかく吸汗性に優れたスウェットアイテムは、おしゃれカジュアルにぴったりのアイテムです。
着心地がよく、さまざまなアイテムと合わせやすいので、幅広いコーデに活躍します。
重ね着コーデやミニスカートなどを取り入れて、おしゃれカジュアルを楽しんでいきましょう。
表紙写真:Popteen2023年11月号