前髪がパサパサになるのはなぜ?原因と対処法、改善方法を紹介
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前髪がパサパサだと、スタイリングしてもきれいに決まらないですよね。
また顔のまわりにあるので目につきやすく、自分でひどく気になってしまうこともあるでしょう。
この記事では、前髪がパサパサになる原因のほか、おでかけ前・おでかけ中にできるパサパサ前髪への対処法、改善してしっとり前髪になるために普段から気をつけるべきことなどを紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
前髪がパサパサになる原因
前髪がパサパサになるときは、以下のような原因があるかも。ここで紹介する内容に心当たりがないか、まずは見てみましょう。
ドライヤー・ヘアアイロンのダメージ
ドライヤーは熱風で髪を乾かし、ヘアアイロンは熱で髪の形を整えるアイテム。
しかし、これらを当てすぎたり、温度が高すぎたりすると、熱が前髪から潤いを奪ってしまいます。
すると前髪が乾燥し、パサパサになってしまうんです。
カラーリング・パーマのダメージ
前髪を含め、髪にカラーリングやパーマを施しているのも、パサパサの原因になりえます。
カラーリングやパーマの際は、髪に専用の薬液を塗りますが、この薬液が髪の潤いをキープするキューティクルにダメージを与えることがあるんです。
摩擦によるダメージ
キューティクルは、タオルや枕との物理的な摩擦でもダメージを受けます。
お風呂上がりなどに前髪をタオルでゴシゴシと拭いてしまっている人は、それがパサパサの原因かも。
また、寝返りやうつ伏せで寝ていることが多い人は、前髪を枕で摩擦してしまっている可能性がありますよ。
紫外線によるダメージ
前髪がパサパサになるのは、紫外線によるダメージが原因になっていることもあります。
髪が紫外線に当たり続けると乾燥するほか、構成物質が変化して手触りがゴワゴワになることもあるんです。
前髪は髪のなかでも紫外線に当たりやすい位置に生えているので、そのせいでパサパサになっているかもしれません。
トリートメントやオイルが塗れていない
ヘアケアで髪にトリートメントやオイルを使っていても、つい前髪には塗り忘れていませんか?
保湿できるヘアケアアイテムも、きちんと塗れていなければパサパサになってしまいます。
自宅・外出中もできる!前髪がパサパサなときの対処法
ここからは、前髪がパサパサなときの対処法を紹介します。
自宅でおでかけ前に行うものだけでなく、時間が経つことでパサパサになった前髪への対処方法もありますよ。
前髪をまとめたヘアスタイルにする
前髪がパサパサになっていると思ったら、最初から前髪をまとめたヘアスタイルにしてしまいましょう。編み込みをしたり、ピンやカチューシャ、ターバンなどでとめたりしておけば、前髪がパサパサでも気になりにくいですよ。
また、これらのアイテムを持って出かければ、外出中に前髪のパサパサが気になってきた段階で、ささっとまとめることもできるでしょう。
スプレー・ワックスで固定する
前髪がパサパサなときは、以下の手順でスタイリングをした後、スプレー・ワックスで固定しましょう。
② タオルドライしてからオイルを馴染ませる
③ ドライヤーで乾かし、ブローする
これで、しっとりとツヤのある前髪になれるでしょう。
コードレスヘアアイロンで伸ばす
でかける前は大丈夫だったのに、時間が経って前髪がパサパサに。そんなときは、ヘアアイロンで伸ばすのも一つの手です。
電池式や充電式のコードレスヘアアイロンなら、外出中も簡単に使えますね。
ただし、ワックスが多くついている髪にヘアアイロンを使うと、髪が傷む可能性があるので、注意しましょう。
お直しアイテムを使う
外出中に前髪がパサパサになっているのに気づいたら、専用のお直しアイテムを使うのもおすすめです。
使うことで前髪をささっと保湿し、スタイルを簡単になおせるアイテムは多く発売されています。
スプレーのほか、マスカラのように塗るタイプ、ファンデーションのように使うパウダータイプ、シートタイプなどさまざまなものがあるので、持ち運びやすく、自分に合うものを探してみてくださいね。
前髪のパサパサを改善する方法
最後に、前髪のパサパサを改善するために、普段から心がけたいヘアケアの方法を紹介します。前髪を含め、髪全体に良い効果をもたらす方法も登場しますよ。
オイルやトリートメントで保湿
前述の通り、オイルやトリートメントといったアイテムは、前髪にも満遍なく塗らなければ、パサパサになってしまいます。
前髪まで含め、全体に丁寧に塗りましょう。
オイルを前髪につけすぎるとぺったりと潰れてしまうことがあるので、スプレータイプのものを使うのも良いでしょう。
ドライヤーのかけ方を見直そう
お風呂上がりに濡れた髪を放置して自然乾燥させると、傷むだけでなく、頭皮の状態が悪くなる可能性があるので、できるだけ速やかにドライヤーで乾かしましょう。
ドライヤーをかけるときは、最初に前髪、次に頭の後ろ、横、最後に毛先に向かって風をかけると良いですよ。
ドライヤーを髪に近づけすぎると熱ダメージを受けやすくなるので、 15〜20cmほど離して使いましょう。
枕カバーをシルクに
寝返りのせいで前髪がパサパサになっているかもと思う人には、シルクの枕カバーがおすすめです。
シルクは人間の髪や肌の成分と同じタンパク質でできており、ダメージを与えにくいと言われています。そのため、枕カバーをシルクにすれば、パサパサ前髪の予防になるでしょう。
前髪以外も寝るときの摩擦から守りたい人は、ナイトキャップも使ってみてくださいね。
ヘアアイロンは低温にする
前髪をパサパサにしないためには、ヘアアイロンの温度を 120〜150度ほどにするのがおすすめです。
ヘアアイロンは温度を200度ほどまで設定できるものがありますが、前髪に使うときは低温にするよう心がけましょう。
きれいに前髪を整えたい人は、前髪用のヘアアイロンを使うのも良いですよ。高温まで上がりすぎないものが多く、小さめで小回りが効くものもあるんです。
UVケアをする
前述の通り、紫外線は前髪がパサパサになる原因になります。
そのため、髪にもUVケアが必要ですよ。
帽子、日傘、髪用のUVスプレー・クリームなどを使ってみてくださいね。
パサパサ前髪をしっとりさせよう!
前髪がパサパサになるときは、摩擦や紫外線などさまざまな要因によるダメージが原因と考えられます。
もし外出中に前髪がパサパサになったら、ヘアアクセサリーでまとめたり、スプレーやワックスなどのアイテムを使ったりして対処しましょう。
普段のドライヤーやアイロンの使い方を見直したり、UVケアを心がけたりすることで、パサパサ前髪の改善も期待できます。
以下の記事ではヘアケアについて詳しく紹介しているので、今回の内容とあわせて、ツヤツヤの髪を目指しましょう。