目の形の種類一覧!自分の目の形が分からない人向けの確認方法も
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人の目の形にはいくつも種類があります。
丸目や切れ長目、つり目、二重、一重、奥目、出目など、さまざまな要素が合わさって自分オリジナルの目になっています。
この記事では、目の形の種類にはどんなものがあるのかをはじめ、自分の目の形の確認方法などについてもくわしく紹介します。
気になる人は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
目の形の種類【目の輪郭】
目の輪郭は目全体の印象を決定づける重要なポイントで、その人の雰囲気を大きく左右します。
メイクのやり方によっては理想の輪郭に近づけることもできますよ。
丸目
丸目とは、ころんとした丸みを帯びた目の形のことで、横幅よりも縦幅のほうが大きく見えるのが特徴です。
目のサイズは大きめで、二重の人に多い形とされています。
くりくりとした丸目は人形のように童顔っぽくも見えるため、男性ウケも抜群です。
橋本環奈さんや藤田ニコルさんなど、女の子っぽくて可愛らしい印象の人に多い目の形と言えます。
アーモンド目
アーモンド目とは、その名の通り「アーモンド」のような形の目のことで、日本人に多い目の形です。
目頭や目尻がとがっており、中心は丸くふくらんでいます。
丸目よりもシャープな印象ですが、ほどよい丸みがあり理想的なバランス。
知的で大人っぽく、美しい目元が魅力的です。
ゆきぽよさんや北川景子さんなど、キリッとした美人系の顔の人が多いでしょう。
半開き目
半開き目とは、少し閉じ気味のように見える目の形。
上まぶたが厚いため、目が半開きの状態になります。
閉じ気味の目は色っぽくてミステリアス。
個性的で思わず惹きつけられるような不思議な魅力を感じることでしょう。
有名人で言えば、水原希子さんや小松奈々さんなど、半開き目の人はアンニュイな雰囲気が素敵ですね。
切れ長目
切れ長目とは、目尻に向かって細長く伸びている目の形のこと。
アジア人に多い目の形で「キツネ顔」の特徴でもあります。
クールで涼しげな切れ長目は、エキゾチックでかっこ良く、凛としたアジアンビューティーの美しさを感じさせます。
切れ長目な有名人は、剛力彩芽さんや武井咲さんのほか、「TWICE」のダヒョンさんや「ITZY」のイェジさんなど、クールビューティーな印象の人や韓国アイドルに多いです。
目の形の種類【目尻の位置】
目尻は目の雰囲気を決めるポイントの一つ。
目の輪郭が同じだったとしても、目尻が上がっているのと下がっているのでは印象は大きく変わります。
タレ目
タレ目とは、目頭の位置よりも目尻が下がっている目のこと。
いつも笑っているように見え、「笑顔が可愛い」という印象を持たれます。
タレ目はふんわりと優しく柔らかい雰囲気で、癒し系のイメージ。
男性が思わず「守ってあげたい!」と思うような、モテ顔の代名詞と言えるでしょう。
有名人だと長濱ねるさんや田中みな実さんなど、おっとりとした女性らしい顔立ちの人が多いですね。
ツリ目
ツリ目とは、目頭の位置よりも目尻が上がっている目のこと。
目尻に向かって目の縦幅が狭まるため、切れ長のアジア人らしい目元になりますね。
キリッとしたツリ目はかっこいい美人系の顔立ちになり、知的な印象を与えます。
有名人では、山本舞香さんや本望あやかさんなどがツリ目と言えます。
シャープで猫のようなツリ目が素敵ですね。
目の形の種類【まぶたの形状】
目の形で多くの人が気にするポイントが、まぶたの形状です。
くっきりとした二重が憧れという女性も多く、アイプチやプチ整形などもメイクの手段の一つとして流行しています。
一重と二重では、与える印象はどのように変わってくるのでしょうか。
一重(ひとえ)
一重(ひとえ)とは、まぶたの開閉をする筋肉である「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」が皮膚とつながっていない、またはつながりが弱いため、まぶたの上の皮膚持ちあがらず、二重ラインが形成されない状態のこと。
二重よりも目が細く見えるため、一重がコンプレックスだという人も少なくありません。
しかし、昔から一重まぶたは和風で美しい目とされてきました。
クールで上品な雰囲気は、一重の人ならではでしょう。
吉高由里子さんや黒木メイサさんも一重ですが、やはり凛とした美しさを備えていますよね。
奥二重(おくぶたえ)
奥二重(おくぶたえ)とは、二重ラインが極端に狭かったり、まぶたの内側に隠れて見えなくなったりする状態のこと。
パッと見は一重に見えますが、目尻にだけ二重ラインが見えているのが特徴です。
ぱっちり二重よりも優しい印象で、一重っぽい知的な雰囲気も兼ね備えています。
目尻のメイクが映えやすいのも奥二重のメリットと言えるでしょう。
川口春奈さんや仲里依紗さんなどは奥二重だと言われていますよ。
末広二重(すえひろふたえ)
末広二重(すえひろふたえ)とは、目頭にくっつく形で二重ラインが始まり、目尻に向かってだんだんと広がっていくタイプの二重のこと。
くりくりとした愛らしい目は可愛さの象徴で、明るくフレッシュなイメージになります。
広瀬すずさんや桐谷美玲さんは末広二重の有名人です。
やはり可愛らしい印象がありますよね。
平行二重(へいこうふたえ)
平行二重(へいこうふたえ)とは、目の輪郭と二重ラインが平行になっている二重のこと。
目頭から目尻までほぼ同じ幅の二重となっており、欧米人に多いタイプと言われています。
くっきりとした目元は目の印象を強く与えます。
アイシャドウがきれいに見えるため、よりアイメイクを楽しむことができます。
「めるる」こと生見愛瑠さん、戸田恵梨香さんなどがこのタイプ。
お人形さんのように大きな目はとっても可愛らしく、顔立ちもハーフっぽく見えますね。
目の形の種類【眼球の位置】
意外に顔の印象が変わるのが、眼球の位置です。
目が前に出ているかくぼんでいるかによって、顔の立体感にも大きな影響を与えますよ。
出目(でめ)
出目(でめ)とは、眼球が前のほうに出ているタイプのこと。
出目の人は瞳のなかに光が入りやすく、ぱっちりキラキラとした明るい印象に。
まぶたがよく見えるため、メイク映えしやすいのも嬉しいポイントです。
芸能人だと中条あやみさん、今田美桜さんがこのタイプ。
涙袋がくっきりしているのも出目の特徴です。
奥目(おくめ)
奥目(おくめ)とは、眼球が奥まっているように見える目のこと。
奥目の人は目元に影ができやすいので、彫りが深くて立体感のある外国人風の目元になります。
涙袋は目立ちにくいため、目の下はすっきりとした印象に。
二階堂ふみさんや、本田翼さんなどが奥目であるとされています。
吸い込まれそうなくっきりとした目が魅力ですね。
目の形の種類【左右の目の位置】
パッと顔を見たときに分かりやすいのが、左右の目の位置。
目と目の間の距離で、その人に抱く印象が変わってきますよ。
離れ目(はなれめ)
離れ目(はなれめ)とは、目の大きさ分よりも目と目の間隔が広いタイプのこと。
目が外側に寄っており、顔の幅が広く見えます。
離れ目の人は童顔に見える場合が多く、思わず守ってあげたくなる可愛らしさがありますよ。
親しみやすい雰囲気なのも離れ目の人の特徴と言えるでしょう。
有名人で言えば、宮崎あおいさんや上戸彩さんなどキュートな雰囲気の人が多いようですね。
寄り目(よりめ)
寄り目(よりめ)とは、目の大きさ分よりも目と目の間隔が狭いタイプのこと。
目が顔の中心に寄っており、存在感のある目元をしています。
キリッとした顔つきに見えるため、意志が強く頼りがいのある雰囲気。
大人っぽく見られることも多いのではないでしょうか。
元AKB48の前田敦子さんや、高畑充希さんがこのタイプ。「求心顔」とも呼ばれていますよ。
目の形の種類【特徴別の表現】
個性的な目の形には、特徴ごとにさまざまな表現がされています。
目の輪郭やまぶたの状態だけでなく、瞳の大きさや白目の見え方をチェックし、自分にあてはまるものがあるか探してみてくださいね。
三白眼(さんぱくがん)
三白眼(さんぱくがん)とは、黒目の左右と下に白目が見えている状態を呼びます。
黒目の左右に白目が見えているのは普通ですが、下にも見えるとグッと個性的な目に。
クールでセクシーな三白眼は、近年かわいくて魅力的だと思う人が増えている人気の目の形です。
芸能人では多部未華子さんや「NiziU」のリマさんが三白眼として知られています。
四白眼(しはくがん)
四白眼(しはくがん)とは、三白眼に加え、上下左右すべての部分に白目が見えている状態の目のこと。
キリッとした目元の印象になり、インパクトを与えます。
目力が強く、かっこいい女性といったイメージですね。
米倉涼子さんや柴咲コウさんなど、シャープな美人に多い目のタイプです。
雌雄眼(しゆうがん)
雌雄眼(しゆうがん)とは、左右で目の大きさが異なる目のこと。
顔が左右対称なのが美人の条件とされていますが、雌雄眼には特別な魅力があります。
右と左で大きさの違う目は実はとっても色っぽく、韓国では「モテる顔」として人気なのだとか。
綾瀬はるかさんや、元AKB48の峯岸みなみさんなど、芸能界にも数多くの雌雄眼の持ち主が存在します。
蛇眼(じゃがん)
蛇眼(じゃがん)とは、黒目の左右と上側に白目部分が見えている状態のこと。
別名「上三白眼」とも呼ばれています。
ミステリアスな蛇眼は、神秘的な印象に。
冷静沈着で、自分をしっかり持っているイメージを与えますよ。
桃花眼(とうかがん)
桃花眼(とうかがん)とは、切れ長の二重で、白目部分がうっすらピンク色をしている状態のこと。
まつ毛が長く、瞳が潤っているのも特徴です。
中国では異性にモテることを「桃花(タオファ)が強い」と言い、桃花眼は異性を虜にする色っぽい目だと言われています。
杏眼(あんがん)
杏眼(あんがん)とは、目の形や黒目が果物の杏(あんず)の実や種のように丸くて大きいことを表します。
アーモンドアイと似た雰囲気ですが、より女性らしく可愛らしい印象。小動物のようなくりっとした瞳が愛らしさを演出しています。
鳳眼(ほうがん)
鳳眼(ほうがん)とは、小さくて細長く、目尻に向かってつり上がっている目のこと。
目の長さはこめかみのあたりまで伸びているのが特徴です。
知的で神秘的な目をしており、目が小さいながらも印象に残るのが魅力。凛とした大人の女性といった雰囲気です。
孔雀眼(くじゃくがん)
孔雀眼(くじゃくがん)とは、細長い半開き目のことで、黒目が大きく白目部分が少なく見えます。
やや寄り目がちなのも特徴的。
孔雀眼は上品で優しい雰囲気を持っており、友達作りが上手な人が多いでしょう。
龍眼(りゅうがん)
龍眼(りゅうがん)とは、大きくて長い一重の目のこと。
目頭は丸みを帯びており、目尻に向かってつり上がっている形になっています。
目に力強さがあり、カリスマ性を感じさせます。
高貴なイメージにもなるため、上品さのある顔立ちになります。
自分の目の形が分からないときの確認方法
ここまでさまざまな目の形の特徴を紹介してきました。
人間は、目の輪郭やまぶた・目尻の状態、目の位置など、複数の要素が合わさって自分オリジナルの目になっています。
そのため「自分はこれ!」とはすぐに分からない人も多いのではないでしょうか。
そこでここからは、自分の目のタイプの確認方法を紹介します。
自分の目のタイプが分かれば、個性を活かしたメイクができたり、コンプレックスを解消したりすることもできますよ。
全体的な目の形
鏡をまっすぐ見たときに、虹彩の下に白目が見える人は丸目です。
目頭や目尻を含め全体的に丸い形をしているのが特徴的。
反対に、虹彩の上下に白目が見えていない人はアーモンド目タイプ。
目頭と目尻がキュッとして、まさにアーモンドのような形をしています。
上まぶたが重く、目が開ききっていないように見えたら半開き目で、丸目やアーモンド目のように、上に膨らむ形にはなりません。
一方で、目の輪郭に丸みはほとんどないのが切れ長目です。
目尻に向かってシュッと細長く伸びており、目の縦幅と横幅が1:3の比率になっているのが特徴です。
まぶたの形状
パッと見で二重と分かる人もいれば、一重なのか奥二重なのか分かりにくい人もいますよね。
そんなときはまつ毛の付け根に注目してみましょう。
正面から見たときに、まつ毛の付け根がしっかり見えたら二重、まったく見えなかったら一重です。
全部ではないけれど見えている部分もあるという人は奥二重と言えるでしょう。
タレ目orツリ目
タレ目かツリ目かを判断するなら、目尻の位置をチェックしましょう。
上のイラストのように、目頭からまっすぐ横に線を引くイメージをしてください。
その線より目尻が下がっていたらタレ目、上がっていたらツリ目です。
離れ目or寄り目
自分の目の横幅を測り、それよりも目と目の間隔が広い人は離れ目、間隔が近い人は寄り目であると判断できます。
ちなみに、左の目の幅・目と目の間隔・右の目の幅が1:1:1の比率になっているとゴールデンバランスと呼ばれていますよ。
出目or奥目
出目か奥目かを確認するなら、横顔を見てみましょう。
直接見ようとすると分かりにくいので、写真に撮ってからチェックするのがおすすめ。
上のイラストのように眉毛の位置にある眉骨とほぼ同じ位置か、前に目がある場合は出目。
眉骨より目が奥にある場合は奥目です。
また、上まぶたが丸みを帯びていると出目である可能性が高いと言われています。
これは眼球の形がまぶたに反映されやすいから。
逆に眼球が出ていない奥目さんは、上まぶたに丸みがあまりありません。
憧れの目の形になる方法は?
目の形は生まれつき決まっており、自然と変化することはほぼありません。
しかし、メイクやダイエットなどの方法で憧れの目の形に近づけるかもしれないのです。
ここからは憧れの目の形に近づける方法について紹介します。
メイク
アイメイクは目を理想の形にする近道。
もともとの目の形となりたい目の形をしっかりチェックし、メイク方法を研究しましょう。
アイラインは目を大きく見せるほか、目尻の描き方で切れ長目やタレ目に見せることもできます。
アイシャドウも目を大きく見せたり、雰囲気をガラッと変えてくれるでしょう。
SNSではさまざまな目の形に近づける情報がたくさんあります。
興味がある人は、ぜひ調べて研究してみましょう。
ダイエット
一重や奥二重の原因が皮下脂肪によるまぶたの厚みであった場合、ダイエットをすることによって二重になることがあります。
また、痩せて顔の脂肪が減ることで二重にならなくても目がぱっちり開くようになるケースもあります。
むくみが解消され、目頭や目尻もスッキリ見えますよ。
アイプチ
まぶたにのりやテープをつけることで手軽に二重を作ることが可能なアイプチ。
きれいな二重に憧れる、一重や奥二重さんの強い味方です。
のりタイプやテープタイプ、くっつかない皮膜式・折込タイプ、ファイバータイプ、寝るときに使用する夜用タイプと種類もさまざま。
初めはなかなかうまくできないかもしれませんが、使い方をマスターすれば目の印象がガラッと変わるでしょう。
また、身近な道具で簡単に二重を作る方法として、絆創膏を使用するケースもあります。
やり方や危険性を知りたい人は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。
場合によっては美容整形も!
学校にメイクをして行けない、アイプチではうまく二重にならないといった場合、美容整形で二重にするという方法もあります。
ただし、未成年で美容整形を受けるには、親の同意が必要。
施術当日に一緒に来てもらうか、親に直接同意書を書いてもらってくださいね。
費用は安くて5万円から、高いと60万円ほどかかる場合も。
費用をどう用意するのか、術後のダウンタイムや失敗の可能性など、しっかり調べて考えたうえで施術するかどうか決めましょう。
自分の目の形はどんな種類なのか確認すれば、似合うメイクが分かる!
目の形にはさまざまな種類があります。
丸目やアーモンド目、タレ目、ツリ目、一重、二重などなど、あらゆる要素が組み合わさって自分オリジナルの目になっているのですね。
ありのままの自分の目を好きになれたら良いですが、もしも憧れの目とは違っていたら、メイクやダイエットをしてみるのも良いでしょう。