日焼け跡は消える?正しいケア方法と便利なケアグッズを紹介!
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夏の強い日差しで水着の日焼け跡などがくっきりと残ってしまったという人は多いのではないでしょうか?
この記事では、日焼け跡を消すのに効果的なケア方法や便利グッズについて解説しています。
日焼け跡で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
日焼け跡は消える?
日焼けをした肌は、日差しに含まれる紫外線によって軽~重度のやけどを負っているような状態です。
やけどですので、日焼け跡は時間が経つと徐々に消えていきますが、夏が終わったあとも1年間ほど残る場合もあります。
原因は紫外線にさらされた肌が大きなダメージを受けてしまっているから。
日焼け跡を残さないことはもちろん、シミの原因を作らないことも大切なため、まずは日焼け止めや日傘などでしっかり日焼け対策を行うようにしましょう。
もしも日焼け跡が残ってしまった場合は、早めに対処することが大切です。
時間をあけるとダメージが残った状態で肌を放置することになり、日焼け跡が消えにくくなるほか、シミやそばかすのもととなってしまうのです。
日焼け跡を消すケア方法
日焼け跡をすぐに消すことは難しいですが、日焼けしたあとにできるだけケアをしていくことでやけど状態を軽減することができます。
ここからは、日焼け跡に効果的なケア方法を紹介します。
日焼け跡はすぐ冷やす
日焼けした肌は炎症を起こしている状態なので、なるべくすぐに冷やしてあげましょう。
火傷をしたときにすぐに水で冷やすのと一緒ですね。
海やプールなど外出先で日焼けをした場合は、帰宅途中に氷などで冷やすことで、日焼け跡を残さないだけでなく、日焼け後でヒリヒリとした痛みを鎮める効果もありますよ。
帰宅後は冷たい水のシャワーでクールダウンさせ、日焼け跡が残った箇所は冷たいタオルで包むようにしてください。
アロエ配合のスキンケア用品でケアする
日焼けした肌は水分が不足している状態のため、肌に水分を与えるケアが必要です。
そこでおすすめなのが、アロエの成分が配合されたスキンケア用品。
高い保湿力があるため、乾燥した日焼け後の肌に潤いを与えてくれます。
また、アロエには抗炎症作用や美白効果が期待できるため、日焼け後のケアにぴったりなのです。
アロエ成分が配合された化粧水やパックなどを使って日焼け跡が残った肌を優しくケアしてあげましょう。
夏野菜を食べる
夏野菜を食べるのも日焼け跡のケアに効果があると言われています。
紫外線を浴びすぎた体は、肌の内部でシミのもととなる活性酸素が発生します。
活性酸素を除去してくれるのが、抗酸化作用をもつビタミンを含む夏野菜なのです。
以下の表は抗酸化作用をもつビタミンの種類とその野菜を表しています。
ビタミンの種類 | 夏野菜 |
β-カロテン | モロヘイヤ・カボチャ・大葉 |
ビタミンE | モロヘイヤ・カボチャ |
ビタミンC | モロヘイヤ・カボチャ・ブロッコリー・ピーマン・キュウリ |
モロヘイヤやカボチャは抗酸化作用をもつ「β-カロテン」「ビタミンE」「ビタミンC」のいずれも豊富に含まれています。
ビタミン以外にも、トマトに含まれるリコピンは抗酸化作用や美肌効果が期待できると言われているため、これらの野菜を積極的に食べていきましょう。
美容サロンへ行く
日焼け跡のケアには、美容サロンへ行って施術を受けるのも一つの手です。
肌の状態を見てから施術してくれるため、一人ひとりに合ったケアができるでしょう。
また、場合によっては専用の機械で保湿したり美白にしたりするため、セルフではなかなか難しいレベルのケアができるでしょう。
日焼け跡の対処グッズ
日焼け跡の対処には、それに適したアイテムでしっかりとケアしましょう。
でかけるときに持参したり、帰宅後にすぐ使えたりするようにあらかじめ準備をしておくと安心です。
そこでここからは、おすすめの日焼け跡の対処グッズを紹介します。
スキンローション
スキンローションは、日焼け跡が残る肌に潤いを与えてくれるアイテムです。
また、日焼けで火照った肌のクールダウン効果も期待できますよ。
日焼け跡のケアだけでなく、日頃から使えるアイテムのため、常備しておいて損はありません。
クール系ジェル
クール系ジェルは、日焼け跡が残った肌の痛みを抑えるうえに、肌荒れを防ぐのに効果的なアイテムです。
ひんやりとした塗り心地で、日に焼けて赤くなった肌をクールダウンさせてくれますよ。
うっかり日焼け跡がついてしまった肌のケアにぴったりでしょう。
ただし、過度の日焼けで痛みを伴う、やけど状態の肌には使えないので注意してください。
保冷剤
保冷剤は、手軽で持ち運びに便利な日焼け跡のケアにおすすめのアイテムです。
スポーツでのケガの患部をアイシングするのに使用する保冷剤は、熱を持っている日焼け跡のクールダウンにも適しています。
保冷剤を直接肌にあてると凍傷になる可能性もあるため、使用する際は清潔なタオルなどに包んでから冷やしましょう。
冷却シート
冷却シートは、日焼け跡の肌に貼ってすぐに冷やすことができるアイテムです。
発熱時に額に貼るタイプの冷却シートは、日焼け時や発熱時などさまざまなシーンで活躍してくれるため、常備しておくと良いでしょう。
ただし、やけど状態になった日焼け跡や、痛みを伴う場合に貼ってしまうと、皮膚を引っ張ってしまい傷つける可能性があるため、その場合は使用を控えましょう。
冷却スプレー
冷却スプレーは、日焼けした肌を急速に冷やせる手軽なアイテムです。
冷却スプレーには、冷やすだけでなく潤いを与えてくれる効果が期待できるものもあるため、肌の乾燥も防いでくれます。
日焼け跡が残る肌に直接スプレーするのは大丈夫ですが、顔にはかけないようにしましょう。
日焼け跡が消える美白点滴とは?
日焼け跡を薄くしたいときは、皮膚科や美容クリニックで施術できる「美白点滴」を行うのも一つの手です。
美白点滴とは、美白に効果があるといわれる成分を点滴で血液に入れる治療のことです。
成分には、高濃度のピタミンやプラセンタが含まれていて、日焼け跡が残ってしまった顔や全身に美白効果が期待できると言われています。
また、日焼け跡が気になる人だけでなく、海外旅行やレジャーの前に打つことで日焼け防止の効果も期待できます。
セルフケアでは物足りないというときは、美白点滴を試してみるのも良いでしょう。
日焼け跡を消すには根気が必要!日焼けしたときはしっかり冷やして保湿しよう
一度ついた日焼け跡はなかなか簡単には消えてくれません。
なるべく日焼けしないように日焼け止めや日傘で紫外線対策をしておくことをおすすめします。
日焼け跡がついてしまったら、まずは日焼けした部分をクールダウンしてあげることが重要。
それからスキンケアを徹底したり、夏野菜を食べたり、美容サロンを頼ったりして徐々に日焼け跡を消していきましょう。