コンシーラーの使い方を解説!正しい順番・塗り方でクマや毛穴をカバー
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ファンデーションでは隠しきれない肌悩みがあるとき、コンシーラーでカバーしてきれいな肌にしたいですよね。
ただ、コンシーラーの種類は多く、それぞれの使い方がいまいちわからない人もいると思います。
今回はそんな人たちに向けて、コンシーラーの種類とそれぞれの使い方、肌悩み別の使い方、おすすめ品を一挙に紹介します!
コンシーラーの使い方や選び方で悩んでいる人はぜひ最後までチェックしてくださいね。
コンシーラーとは
コンシーラーはファンデーションやパウダーで隠しきれない肌の悩みをカバーしてくれるメイク用品です。
クマやそばかす、ニキビやニキビ跡を隠すのによく使います。
顔全体に塗らずに、主にポイントで肌悩みを隠したり、色むらを調整したりします。
カバー力が高いのが特徴ですが、その反面使い方や分量を間違えるとかえって肌悩みを強調させてしまうので気をつけましょう。
コンシーラーの種類
ここではコンシーラーの種類を使い方の特徴と一緒に紹介します。
スティックタイプ
楽天市場|ファンケル
スティックタイプのコンシーラーは質感が硬めでねっとりしているので、カバー力が高いです。
メイクをしっかりする人に向いています。
リキッドタイプ
楽天市場|エチュードハウス
リキッドタイプのコンシーラーは、水分が多く伸ばしやすいテクスチャーなので、広範囲をカバーするのに使いましょう。
厚塗り感が出ず、密着感があるのでよれにくいのも使いやすい特徴ですよ。
ペンシルタイプ
楽天市場|クリマレ
ペンシルタイプのコンシーラーは、先が細めなので隠したいところをピンポイントでカバーできるのがおすすめポイント。
指や筆に出す必要がないので、外出先の化粧直しでも大活躍です。
クリームタイプ
クリームタイプのコンシーラーは滑らかなテクスチャーなので、肌に密着してカバーします。
油分が多いため、乾燥しにくいのもポイントですよ。
パレットタイプ
楽天市場|セザンヌ化粧品
パレットタイプのコンシーラーは数色入っているのが特徴です。
市販のコンシーラーの色が合わず自分で混色したい人や、1度のメイクにいろんな色のコンシーラーを使いたい人はパレットタイプを選ぶと良いですね。
パウダータイプ
楽天市場|WinField Life Research
パウダータイプのコンシーラーはマットな仕上がりが好きな人におすすめです。
顔の皮脂が気になる人も、パウダーでカバーしながらさらっとした肌に仕上げられるので良いでしょう。
コンシーラーを使う順番
メイクの手順におけるコンシーラーの順番は、実は使うファンデーションのタイプによります。
ここではコンシーラーを使う順番をみていきましょう。
リキッドファンデ・クリームファンデの場合
リキッド・クリームタイプのファンデーションのときは、下地とファンデーションを塗ったあとにコンシーラーを使いましょう。
最後にセッティングパウダーを重ねると化粧が崩れにくくなりますよ。
パウダーファンデの場合
パウダーのファンデーションの場合は、下地を塗ったあとにコンシーラーを使い、パウダーファンデーションを重ねましょう。
パウダーファンデの上にコンシーラーを乗せると肌に密着せず浮いたり、不自然な仕上がりになったりします。
ファンデなしの場合
ファンデーションを使わない場合は、下地を塗ったあとに気になる場所にコンシーラーを使います。ナチュラルでヘルシーな仕上がりになりますよ。
パウダーを重ねると時間が経っても化粧が崩れにくいです。
BBクリームのみの場合
BBクリームのみの場合は、BBクリームを塗ったあとにコンシーラーを使います。
BBクリームに下地やファンデーションの機能が備わっているので、気になるところに少量使うのがおすすめですよ。
【目的別】コンシーラーの使い方
ここでは肌悩みの目的別にコンシーラーの使い方を紹介します。
シミ・そばかすを隠したい
1点の大きなシミを隠す場合は、スティックタイプのコンシーラーを使いましょう。
硬めのテクスチャーなのでシミをポイントで隠すことができます。
使い方のポイントとしては、塗ったあとは境目をチップなどでぼかすと肌に馴染んで良いですよ。
広範囲のシミやそばかすを隠すには、リキッドタイプのコンシーラーを使って薄く伸ばしましょう。自然にシミやそばかすをぼかすことができます。
どちらも色は肌より少し暗めのものを選ぶと、シミやそばかすと元の肌の色の違いが目立たないのでおすすめです。
クマを隠したい
クマのある目の下は乾燥しやすい場所なので、保湿力の高いリキッドやクリームタイプのコンシーラーがおすすめです。
気になる部分に乗せ、軽く指で馴染ませると良いでしょう。
クマは色によって使うコンシーラーの色を変えるのが大事です。
寝不足などでできる青クマは、反対色のオレンジを使うと元の肌の色に近づけられます。
色素沈着などが原因の茶クマは、ベージュや明るめのコンシーラーを使うと暗くなっている部分を明るくできますよ。
加齢などによる黒クマの場合は、肌より暗めのオークルなどを使いましょう。
小鼻をきれいに見せたい
小鼻をきれいに見せたい場合は、密着するタイプのスティックコンシーラーを使いましょう。小鼻を小さく見せたい場合は暗め、ツヤっときれいに見せたい場合は明るめのカラーを選ぶと良いですよ。
小鼻の赤みをカバーしたい人は、ブラシなどを使ってしっかりと密着させると良いです。色は肌の色に近いものを選ぶのがおすすめですよ。
皮脂の多い場所なので、軽く隠したい場合はパウダータイプを使うとよれなくて良いですね。
小顔に見せたい
顔に立体感を出して小さく見せたい場合は、暗めのコンシーラーを目頭のくぼみやフェイスライン、おでこの生え際、ノーズシャドウがわりに入れ、軽くぼかす使い方をすると良いですよ。
筆やチップでベタ塗りするのではなく、指で大まかにぼかすとナチュラルな仕上がりになります。
顔にツヤ感を与えたい
顔にツヤ感を出したい場合のコンシーラーの使い方は、頬の中心に少し明るい色を乗せると肌がパッと明るく見えます。
何かを隠したいわけではないので、テクスチャーが軽めで薄づきのリキッドタイプが肌に馴染んで良いでしょう。
ニキビ・ニキビ跡を隠したい
ニキビ・ニキビ跡を隠す場合は、隠したい場所に密着するのでスティックタイプのコンシーラーが良いでしょう。
使い方としてはコンシーラーを筆などでとったあと、隠したい場所に乗せます。肌との境目をチップや筆で伸ばして完成です。暗めの色を使うと良いですね。
ニキビやニキビ跡は炎症を起こしている場合もあるので、特にその場所は清潔な道具でメイクをすることを心がけましょう。
口元を明るく見せたい
口元を明るく見せたい場合は、少し明るいリキッドタイプのコンシーラーを下唇の輪郭に沿って下から上に入れたあと、ポンポンと馴染ませることでくすみを飛ばすことができます。
表情筋が動きやすい場所なので、あまり塗り込みすぎると崩れやすいので薄づきがおすすめですよ。
毛穴を隠したい
毛穴を隠したい場合は、テクスチャーが柔らかいクリームタイプのコンシーラーで凹凸をなくすと良いでしょう。
あらゆる角度から塗ることで、毛穴をしっかりと埋め絵うことができます。スポンジを使って伸ばすと広い範囲にも使いやすいです。
カバー力が高いので1度塗りでもしっかりと肌をきれいに見せてくれますよ。
コンシーラーの使い方の注意点
ここではコンシーラーの使い方の注意点をみていきましょう。
厚塗りしない
隠したい肌悩みがあると、カバーするためにコンシーラーをたくさん塗りがちですよね。
ただ、コンシーラーはカバー力が高いため、使い方や塗る量を気をつけないと厚塗り感が出て野暮ったい肌の印象になってしまいます。
まずは少量を取って、少しずつ重ね付けしていく使い方が良いでしょう。
肌悩みに合う色を選ぶ
肌悩みをカバーすると聞くと、明るい色のコンシーラーを選んで肌を明るく見せようとする人がいると思います。
ただ、肌悩みの色味が濃いと明るい色で隠れなかったり、元の肌と馴染まなかったりする場合があるので、自分の隠したい肌悩みによって選ぶコンシーラーの色は変わるということを覚えておくといいですよ。
肌悩み | おすすめのコンシーラーの色 |
青クマや眉毛の剃り跡のような青系の肌悩み | オレンジ |
ニキビ跡や小鼻の赤みなどの赤系の肌悩み | イエローや緑 |
シミや茶グマなどの茶色系の肌悩み | ピンクベージュ |
濃いシミやホクロなどの色が濃い・黒系の肌悩み | 自分の肌トーンの1つ下くらいのベージュ |
乾燥・ヨレに気をつける
肌への密着度が高いコンシーラーは、時間が経つと乾燥してひび割れが発生したり、肌が乾燥から守ろうと皮脂をたくさん出してメイクがよれたりすることがあります。
乾燥肌の人は保湿力の高いリキッドタイプのコンシーラーを選ぶと良いでしょう。
メイク下地やファンデーションを保湿力の高いものと併用するのもおすすめです。
おすすめコンシーラー10選
ここではプチプラのものを中心におすすめのコンシーラーを紹介します。
セラムフィット フルカバー ソフトスティック コンシーラー/バイユア
バイユアの「セラムフィット フルカバー ソフトスティック コンシーラー」はスティックタイプのコンシーラーです。
使い方は簡単で、そのままスティックの部分を肌悩みに塗るだけでOK。高密着でよれにくいのが嬉しいですね。
レッドトリック アイコンシーラー/ヴィセリシェ
ヴィセリシェの「レッドトリック アイコンシーラー」は、クマを隠すのにおすすめのコンシーラーです。
クマのカバーに効果的な2色のコンシーラーが入っています。
使い方は、最初にクマの部分に赤いコンシーラーを塗り、そのあとにベージュを乗せます。2色重ねることでより自然にクマを隠せるのがポイント。
カラーミキシングコンシーラー/キャンメイク
キャンメイクの「カラーミキシングコンシーラー」は3色入りのパレットタイプのコンシーラーです。自分の好きな色を作って肌に乗せることができます。
色展開もライトカラー・ナチュラルカラー・ダークカラーの3色あるので、どんな肌色の人でも自分に合う色を探すことができますよ。
カバーパーフェクション チップコンシーラー/ザセム
ザセムの「カバーパーフェクション チップコンシーラー」はハイカバーのチップコンシーラーです。
厚塗り感はないのに、肌悩みをしっかりと隠す優れたアイテム。細めのチップなのでピンポイントで肌に乗せられるのも良いですよ。
ファンシーラー/アンドビー
アンドビーの「ファンシーラー」はベージュとオレンジの2色が入ったクリームタイプのコンシーラーです。
ファンデーションの伸びの良さとコンシーラーのカバー力を兼ね備えています。
チップと筆が一体になっているアクセサリー付きなので、清潔に使えるのが良いです。
リキッドコンシーラー/フーミー
フーミーの「リキッドコンシーラー」はピンクやグリーンなど6色展開しているチップタイプのコンシーラーです。
肌の色を均一にするコントロールカラーとしての使い方もありますよ。
ウォータープルーフ処方なので、汗や水にも強いです。
薬用コンシーラー アクネプロテクター/オンリーミネラル
オンリーミネラルの「薬用コンシーラー アクネプロテクター」はパウダータイプのコンシーラーです。ミネラルの薬用成分、酸化亜鉛とイオウを配合しています。
さらっとした肌に仕上げたい人におすすめです。石鹸で落とせるのも嬉しいポイントですね。
サイレントグロウ コンシーラー/エクセル
エクセルの「サイレントグロウ コンシーラー」は3色入りのパレットコンシーラー。硬めに練ったテクスチャーだから、密着感があります。
付属のブラシは両サイドにブラシ毛がついています。サイズが大小違うので使い方をそれぞれ分けられて良いですよ。
スポッツカバー ファウンデイション(カバー)/資生堂
資生堂の「スポッツカバー ファウンデイション(カバー)」は少し硬めのクリームタイプのコンシーラーです。
カバー力に優れていて密着度が高いです。使い方は筆などで少量取って肌に乗せましょう。
油分と粉体で作られているため、水分量の多いファデーションとは相性が悪いので気をつけましょう。
マスクフィットオールカバーコンシーラー/ティルティル
ティルティルの「マスクフィットオールカバーコンシーラー」は、片方がチップ、片方がスティックになっているコンシーラーです。
スティックの部分は広範囲をカバーしたいとき、チップの部分はポイントで隠したいときに使うと良いですよ。1本で2役使えるのでお買い得ですね。
コンシーラーの使い方をマスターしよう!
今回はコンシーラーの種類から悩み別のそれぞれの使い方、おすすめアイテムを見ていきました。
使い方や種類を覚えて、自分の悩みに合う最良のコンシーラーを使ってメイクを楽しみましょう!