手汗を止める方法を紹介!専用クリーム、効果的なツボ、根本的な改善方法も
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手汗が止まらないと気持ち悪く感じますし、書類を濡らして不便だったり、手をつないだときにぬるっとして恥ずかしかったりすることもあるでしょう。
この記事では、手汗を止めるさまざまな方法を紹介します。おすすめのクリームのほか、病院に相談するという選択肢、手汗をかきやすい体質の改善にも触れるので、参考にしてみてくださいね。
手汗をかく原因
まずは、手汗をかく原因について解説します。
人間の汗は、汗腺と呼ばれる器官で作られ排出されています。
汗腺は体中のさまざまなところに分布しており、手のひらは汗腺が多いところ。そのため、暑さや運動で体温が上がったときや、緊張したときにはたくさん汗をかくことがあるのです。
しかし、周囲の人よりもたくさん汗をかいている気がする、なんでもないときにも手汗をかいているという場合は、自律神経の乱れがあるかもしれません。
自律神経のうちの1つである交感神経には汗をコントロールする役割があり、乱れると大量の手汗をかいたり、暑くない・緊張していないときにも手汗をかいたりすることがありますよ。
手汗を止めるのにおすすめのクリーム
まずは、手汗を止める効果が期待できるクリームを紹介します。拭いても洗い流しても手汗が気になる人は、このようなアイテムを使って対策してみましょう。
テサラン
テサランは手汗対策専用の制汗クリームで、汗腺の出口を引き締めて手汗を止める効果が期待できます。においの原因となる菌の増殖を抑えるので防臭効果もあるでしょう。
無添加で、植物性のエキスを多く使用しており、肌が敏感な人も使いやすいクリームです。
ロエグア 手汗止めクリーム
ロエグア 手汗止めクリームは、汗腺を収縮させて手汗の抑制を目指すアイテムです。
手汗をかいてしまった場合も流れにくく、効果が長続きしやすい。伸びが良くサラサラとした使い心地があるのも、ロエグア 手汗止めクリームの特徴です。
NOI MORNING DEO 薬用デオドラントクリーム
NOI MORNING DEO 薬用デオドラントクリームは、汗臭さの原因となる菌の繁殖を防ぐとともに、発汗の制御も期待できるアイテムです。
無添加で肌に優しく、手はもちろん、足や脇といった汗が気になりやすいさまざまな部分に使用できますよ。
テサラット
テサラットは無理に発汗を抑えず、手汗を吸着することでサラサラな手を目指せるハンドクリームです。手汗を拭きとるか、もしくは洗い流してから、手全体に馴染ませて使用します。
首や脇、足、おしりなど手以外の部位にも使えますよ。
SARATE
SARATEには結晶化することで汗腺を塞ぎ、手汗を止める効果が期待できる成分が含まれています。肌に密着しつつもサラサラとした仕上がりで、パラベンや合成着色料・香料などは不使用のため、安心して使用できるでしょう。
手汗を止める方法
ここからは、クリームを塗る以外の手汗を止める方法を紹介します。
制汗シートで拭く
制汗シートは汗を抑える成分が含まれたアイテムです。ひんやりとした使い心地のものが多く、肌の温度を下げられるのも制汗につながります。
汗やベタつきをオフできるのも嬉しい効果の1つでしょう。
以下の記事もあわせて、参考にしてみてくださいね。
ツボを押す
テスト中などで制汗クリーム・シートといったアイテムを使えない場合は、手汗を止めるツボを押してみましょう。
手足を止めるのに効果的なのは、手のひらのちょうど中心部にある労宮(ろうきゅう)と呼ばれるツボ。労宮を5秒押す、5秒離すのを繰り返してみてくださいね。
病院に行く
手汗があまりにも多く日常生活に支障がある、暑くもなく緊張もしていないのに手汗が出て止まらない人は、多汗症の可能性が考えられます。
このように手汗に悩まされている人は、病院で医師に相談することも検討してみてください。
薬の処方や、注射・手術といった手汗を止めるための治療が受けられる可能性がありますよ。
根本的に手汗を止めるには
最初に紹介した通り、手汗が止まらない人は自律神経の乱れがあるかもしれません。
その場合、クリームやツボ押しで一時的に手汗を止めることはできても、自律神経の乱れが改善しなければ、根本的な対処にはならないでしょう。
最後に、手汗を止めるために自律神経を整える方法を紹介します。
以下の記事とあわせて、参考にしてみてくださいね。
ストレス解消
日常生活のストレスを解消・発散せずに溜め続けると、自律神経が乱れやすくなります。
ストレスが溜まると、手汗以外にもめまいや肩こり、お腹の不調、心の不調などを招くことも。
ストレス解消には体を動かしたり、趣味を楽しんだり、のんびりと過ごして体を休めたりといったさまざまな方法があります。以下の記事を参考に自分に合ったストレス解消方法を考えてみましょう。
睡眠習慣の見直し
寝る時間が足らない。寝るタイミングが日によってバラバラ。寝る直前までスマホやテレビを見てしまう。このような習慣がある人は、睡眠習慣のせいで自律神経が乱れているかも。
仕事で忙しい社会人、勉強で忙しい中学生・高校生などはつい寝るのが遅くなってしまうかもしれませんが、 6〜8時間ほどの睡眠時間を確保できるよう心がけてみてください。
ぐっすりと眠るために、寝る前のスマホはやめましょう。代わりに、入浴やストレッチでリラックスするのがおすすめです。
もし日中ほとんど運動をしないという人は、軽く運動をする習慣をつけると、より熟睡できるでしょう。
睡眠の質を向上させる方法は以下の記事でも紹介しているので、こちらも参考にしてくださいね。
手汗を止めるにはクリームやツボ押し、自律神経を整えるのが効果的!
手のひらは汗腺が多く、汗をかきやすいところ。
制汗クリーム・シートを使ったり、ツボを押したりすることで、手汗を止める効果が期待できます。生活のなかで困るほど手汗をかく人は、医師に相談しすることも検討しましょう。
ただし、根本的に手汗を止めるには自律神経を整える必要がある場合も。ストレスの解消や、睡眠習慣の見直しも心がけてみてくださいね。