オタサーの姫とは?オタサーの姫の特徴やモテる理由も!
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「オタサーの姫」という言葉を聞いたことはありますか?
姫と聞くと「かわいい女性」や「モテる女性」をイメージするかもしれませんが、実際にオタサーの姫はとてもモテます!
「モテるなら、私もオタサーの姫になりたい!」と思うかもしれませんが、そこには危険な落とし穴も…。
今回はそんなオタサーの姫について、どんな女性のことなのか、イメージや特徴、モテる理由について解説します。
オタサーの姫とは?
オタサーの姫とは、オタクサークルに属する男性から特別扱いを受ける紅一点の女性という意味になります。
「オタサー」とは女性受けしにくい男性向けのサークル、いわゆる「オタクサークル」の略称です。
その男性ばかりの「オタサー」に紅一点女性が混ざることで、男性から特別扱いを受ける「姫」が誕生するのです。
そして、その女性のことを「オタサーの姫」と呼びます。
由来はオタクサークルにいる女性でしたが、現在はオタサーだけでなく、女性慣れしていない男性が多い団体や環境にいて、特別扱いを受けている女性のことを指すことも。
しかし、ただ女性が少ない団体に所属しているからといって「姫」にはなりえません!
オタサーの姫はその地味な外見を生かしたさまざまなテクニックを使って、周りの男性をつかず離れず引き従えているのです。
最近では、オタサーの姫を育成するアプリがリリースされたり、「オタサーの姫殺人事件」というコミックが発売されたり、「オタサーのヒメ」というお笑い芸人がいたりと、「オタサーの姫」という言葉が一般化しているんですよ。
オタサーの姫の心理
オタサーの姫は、サークルをはじめとする所属する団体で女性が一人であることを上手に利用します。
団体内に女性が一人しかいない状況で、かつ団体の男性の多くが女性慣れしていない人であれば、男性たちからの関心が自分に集まりやすいことを分かっているのです。
オタサーの姫は、そういった男性からの関心や注目を集めることを楽しんでいます。
そのため、より多くの関心を集めるべく思わせぶりな言動をしたり飽きたらすぐに相手にしなくなったりといった行動をとるのでしょう。
オタサーの姫の特徴
オタサーの姫の特徴というと、以下のようなイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
- ツインテール
- ニーハイソックス
- ロリっぽいかわいい服装
- 萌え袖
- 内股
- アヒル口
このように、女の子らしいかわいいイメージのほか、ぶりっ子というイメージが強いことも。
オタクウケしそうというイメージからか、語尾に「にゃん」とつけて喋りそうなど、「女に嫌われる女」のイメージが強いオタサーの姫。
しかし、世間のイメージと実際のオタサーの姫はちょっと違う部分があるようです。
それでは、本当のオタサーの姫にはどういった特徴があるのか、紹介します。
髪の毛は黒で外見は地味め
男性ばかりの学校や団体にいる男性は、派手で美人な女性よりも、少し地味であまり可愛くない子のほうに好意を抱きやすい傾向があります。
そこでオタサーの姫は、オタク男子に似合う地味めな外見をしていることが多いのです。
自分に釣り合った人に親近感を覚え、好意を抱きやすいことを心理学では「マッチングセオリー」と呼びます。
つまり、あまりに美人だと自分には釣り合わないのでは?と不安になってしまうため、地味な子のほうが近寄りやすいのです。
そのため、派手な化粧はせず、すっぴんまたはナチュラルメイクな人が多い傾向があります。
背は低めで童顔
また、背が低くて童顔な子もオタク男子に好かれやすいといえます。
元々、自信のない男性はロリータコンプレックス(ロリコン)になりやすいイメージですよね。「同じ年齢の女性では相手にしてもらえないのでは?」という不安から、自分でも渡り合える年齢まで対象を下げることから起こります。
大人っぽく色気のある女性は魅力的ですが、アプローチする勇気が持てないので、あえて背が低くて幼い顔立ちの子に好意を抱くのです。
その為オタサーの姫になる女性にもこのような特徴が多く見られます。
ぶりっ子な言葉遣い
オタサーの姫になるためには、男性が求める「かわいい女性」になる必要があります。
ぶりっ子は周りの女性に嫌われやすいですが、同性がいなかったり、少なかったりするので、堂々とかわいい子ぶれるのです。
また、通常女性は好きな男性の前では無意識にかわいく振る舞おうとしますが、オタサーの姫は周りにいる男性全てに好かれたいと思っているため、自然とみんなにぶりっ子な言葉遣いをするのです。
周りの男性みんなに優しい
男性だけで群れを作って生活してきたオタク男子は、女性に優しくされることに慣れていません。そのため、少し優しくされただけで舞い上がって好意を抱いてしまうのです。
しかし、オタサーの姫はみんなに優しいので、自分だけ特別でないことはわかっています。
そこで「姫はみんなのもの」とアイドルのように祭り上げて、誰かのものにならないように予防線を張ることもあります。
自分がモテるのを自覚している
オタサーの姫は、自分がどんな行動や態度をとれば男性が喜ぶかを計算して動いています。
もちろん、自分がオタサーだからモテていることも自覚しているので、そのコミュニティを崩さないように日々努力しているのです。
男性受けするわざとらしいほどのぶりっ子は「相手にどう見られているかな」「引かれないかな」と不安になってなかなかできないものですが、経験の少ないオタク男子の前ならば安心して繰り出せます。
そんなかわいいしぐさやぶりっ子を見て、オタク男子たちはますますオタサーの姫に入れ込むようになるのです。
オタク系の話にくわしい
オタサーの姫はアニメやアイドルなど、オタク系の話にくわしい傾向があります。
そのためオタサーに所属していても違和感がなく、周囲の人とすんなりと打ち解けることができるでしょう。
多くの女性が知らないような話題にもついていけるため、サークル内の男性からも接しやすいと思われます。
女性よりも男性の友達が多い
オタサーの姫は、男性からチヤホヤされる立場にあることから、女友達よりも男友達のほうが居心地が良いと感じます。
そのため、必然的に女友達が少なく、男友達が多いという状況になるのです。
周りの男性は自分の機嫌を伺ったり、自分を優先してくれますが、女友達同士でそんなことはありませんよね。
「自分のことを大事にしてくれるのは男友達」と思っているケースが多いのです。
オタサーの姫がモテる理由
では、一見地味に見えるオタサーの姫が、これほどまでにモテる理由とはなんなのでしょうか?その理由をご紹介していきます。
「この子ならいけるかも?」と思わせる
美人な女性だと「俺なんて見向きもされないだろうな…」と最初から好意を抱きませんが、地味な女性ならばチャンスがあるかもしれないと思いますよね。
人は全く手が届かないものより、手が届きそうで届かないものに手を伸ばすものなので、オタサーの姫は「この子ならいけるかも」と思わせるギリギリのラインにいるのです。
共通の話題がある
オタサーの姫がモテるのは、オタサーにいる男性たちと共通の趣味などがあり、話題が豊富だからです。
コミュニケーション能力に欠けるオタク男子は女性と話すことに不慣れですが、共通の趣味を持っている女性ならば話題に事欠くことはありません。
また共通の趣味を持っていることで、その人に好感を持ちやすいのも理由の一つです。
甘え上手
オタサーの姫がモテるのは、甘え上手というのも大きな理由です。
男性に囲まれることに慣れているオタサーの姫は、自分が女であることを最大限利用しようとします。
女性に頼られ慣れていない男性にとって、甘えてくる女性はつい甘やかしてしまうものです。
そうやってオタサーの姫はどんどん甘えの経験値を増やしていくのです。
女性社会に身を置いていると女性だからといって甘やかしてくれる男性も多くないので、一般女性に比べて甘え上手だといえます。
男性慣れしていなそうに見えて慣れている
その地味な外見から、一見すると男性慣れしていないように見えるオタサーの姫ですが、実は一般女性よりその経験値は高いことが多いです。
彼氏を作ることなく複数の男性と行動を共にするオタサーの姫は、誰か1人のものにならないよう、上手に男性を転がしています。オタサーの姫とはそういうものなのです。
自己肯定感を上げてくれる
オタサーの姫はとても褒め上手で、普段褒められ慣れていない男性の自己肯定感を上げてくれます。
オタサーの姫は、男性が気にしていることや抱えている悩みを察知し「私はそういうところが好きだよ」と的確に褒めてくれます。
「この人は自分のことを分かってくれる」「こんな自分でも好きだと言ってくれる」という気持ちから、オタサーの姫に惹かれてしまうのです。
オタサーの姫になってはいけない理由
オタサーの姫のなかには、誰とも付き合っていないフリをしながら、サークル内の男性と次々に体の関係を結ぶ人もいます。最終的に男性同士の仲を険悪にさせ、サークル自体を崩壊へと導くオタサーの姫は「サークルクラッシャー」と呼ばれています。
サークルクラッシャーは忌避される存在で、「オタサーの姫がいると仲間の輪が崩れる」「オタサーの姫は周りのことを考えない」といったイメージもあるのです。
なので、すすんでオタサーの姫になろうとすると、「男に群がる女」「男漁りに来た女」と思われてしまう危険性があります。
また、本当に女性が自分1人という環境なら良いですが、周囲に同性の目がある場合は、女性から嫌われて孤立する可能性があります。
オタサーの姫になる方法
オタサーの姫にはなってはいけない理由を紹介しましたが、「それでもオタサーの姫になりたい!」という女性もいるかもしれません。
オタサーの姫になるには簡単です。まずは、今回紹介した特徴をすべてクリアしましょう。そして、男性が多く女性が少ない(できれば1人もいない)部活やオタクサークル、アルバイト先、職場に所属するのです。
ここで最初から「オタサーの姫になりたくてきた」というオーラが出ていると、趣味や部活、仕事を愛する男性たちに爪弾きにされます。
あくまでも「自分が本当に興味ある趣味や部活、仕事」探して参加することが大切です。
あとは、趣味や部活を楽しみつつ、普通に交流していればOKです。仲良くなっていくうちに、自然とオタサーの姫になっていくでしょう。
オタサーの姫の特徴を知って、モテる女を目指そう!
オタサーの姫とは何かわかっていただけましたでしょうか?
地味な外見とは裏腹な姫気質に振り回される男性のなかには、「姫のわがままに振り回されたい!」と思う男性も多いようです。
自分の容姿にイマイチ自信が持てなかったり、男性からチヤホヤされたい人は特徴やモテる理由を参考に、オタサーの姫を目指してみてはいかがでしょうか。