【高校生必見】バイトの履歴書の書き方!志望動機から職歴までまるっと解説

【高校生必見】バイトの履歴書の書き方!志望動機から職歴までまるっと解説

バイトに応募するとき、必ず必要になるのが履歴書です。

初めて履歴書を書く場合、「どのように書けば良いかわからない」と悩んでしまう高校生も多いでしょう。

そこで今回は、「履歴書の書き方がよくわからない」という高校生向けに、履歴書の書き方を解説します。

高校生の履歴書の書き方【基本】

高校生の履歴書の書き方【基本】

まずは、履歴書を書くときの基本的なポイントを4つ紹介します。

黒の油性ボールペンで丁寧に書く

履歴書は、黒の油性ボールペンで丁寧に書きましょう。

ただし、消しゴムで消せるボールペンはNGです。

読みやすい色で、面接官が読めるように丁寧にハッキリと書く必要があります。

間違えたときは書き直す

履歴書では、基本的に修正液や修正テープは使いません。

間違えてしまったときは、書き直すのがマナーです。

心配なときは、鉛筆で薄く下書きしてから書くと良いでしょう。

使用する鉛筆はHやHBなどの薄いものにしてくださいね。

嘘を書かない

履歴書には、本当のことを書かなければ意味がありません。

年齢、住所、電話番号、学校名、資格など、いずれの項目についても嘘を書かないようにしましょう。

履歴書に嘘を書いていることがバレた場合、バイトをクビになるだけでなく、損害賠償を請求されてしまう可能性もあります。

なるべく空欄を作らない

バイトの履歴書を書くときは、なるべく空欄を作らないようにしましょう。

ただし、何もない箇所は、嘘を書く必要はありまえん。素直に「なし」と書けばOKです。

たとえば高校生の場合、職歴欄には「なし」と書いても問題ありません

高校生がバイト用の履歴書を書くポイント

高校生がバイト用の履歴書を書くポイント

続いては、高校生がバイト用の履歴書を書くポイントを解説します。

日付の書き方

履歴書の日付欄には、以下のいずれかの日付を記載しましょう。

  • 面接日
  • 郵送・メールに添付して応募先に送る日付

空欄のまま提出するのはNGなので、書き忘れないように注意してください。

学歴の書き方

学歴欄には、小学校の卒業〜高校在学中までの学歴を書きます。
小中学校の卒業年月、高校入学の年月を間違えないように記入しましょう。

また、学校名は省略せず、「○○県立」「○○市立」など頭から正式名称で書くこともポイントです。

職歴の書き方

これまでにアルバイトの経験がある場合には、以下の4つを職歴欄に記入しましょう。

  • 始めた年月
  • 辞めた年月
  • 店名
  • 職種

【記入例①】飲食店でホール勤務をしていた場合

職歴
20×× × 株式会社〇〇 入社(アルバイト)
飲食店〇〇 ▲▲店ホールスタッフとして勤務
20×× × 一身上の都合により退職
以上

 

【記入例②】派遣で単発のアルバイトをしていた場合

職歴
20×× × 株式会社〇〇派遣に登録(アルバイト)
イベントスタッフ、クレジットカード勧誘、試食販売などに従事
20×× × 一身上の都合により退職
以上

もちろん、アルバイト経験がない場合は、「なし」とだけ記載すればOKです。

また、最後に右下に「以上」と書くことも忘れないでください。

志望動機の書き方

志望動機は、面接に進めるかどうかを左右する重要なポイントです。
なぜそのバイト先に応募しようと思ったのか、自分なりの理由を書きましょう。

そのバイト先ならではの理由だと、なお良いです。

 

【記入例】レストランのホールスタッフのアルバイトの志望動機

こちらのお店は家からも近く、家族と頻繁に利用しています。
店員の方がいつも親切に対応してくれて、お料理も美味しいので、大好きなお店です。

初めてのアルバイトなので、自分の大好きなお店で働きたいと思い、こちらに応募しました。

お客様にお食事時間を楽しく過ごしていただけるよう、笑顔での接客を頑張りたいと思います。

志望動機の書き方はこちらの記事でも詳しい解説しています。例文もたくさん載っているので、ぜひ参考にしてくださいね。

【高校生向け】バイトの履歴書に書く「志望動機」の書き方&例文

 

自己PRの書き方

自己PRは、自分の良さをアピールする部分です。
これまでのアルバイトで培った経験や、学業・趣味などの経験にもとづく内容だと説得力があるでしょう。
経験からの自己PRが書きにくい場合は、自分の長所を自己分析して書いても構いません。

【記入例①】

・私の長所は、何事にも忍耐強く取り組めるところです。中学時代はソフトボール部に所属し、レギュラーになるために誰よりも早く朝練に行っていました。

その結果、1年生のうちからレギュラーに抜擢され、県大会に出場できたのが何よりの思い出です。

未経験の職種ではありますが、忍耐強く取り組み、一日も早く仕事を覚えたいです。

【記入例②】

・私は、人見知りをせず、誰とでもすぐに打ち解けられる性格です。

友人には「一緒にいると元気が出る」と言ってもらえることも多く、この性格が私の強みだと考えています。

接客のお仕事では、毎日多くのお客様と関わることができるので、一人一人に笑顔で対応したいと思います。

高校生が面接で使える長所短所の一覧!伝え方や例文も紹介

資格の書き方

免許や検定など、持っている資格がある場合は、漏れなく履歴書に記入しましょう。
取得した年月日も正確に記入するようにしてください。

また、取得見込みの資格がある場合は、「○年○月に受験予定」など記載してOKです。

 

【記入例】

免許・資格
20×× × 実用英語技能検定2級 合格
20×× × 原動機付自転車免許 取得

 

免許や資格は、省略せずに正式名称で記載しましょう。

「英検」は「実用英語技能検定」、「漢検」は「日本漢字能力検定」です。

また、検定は「合格」、免許は「取得」と記載するようにしてください。

もちろん、記載するべき免許や資格がない場合は、「なし」と記入してOKです。

バイトの履歴書に書くと有利な資格はある?

バイトの履歴書に書くと有利な資格はある?

免許や資格を持っているとバイトの就職に有利なケースもあります。

たとえば、ピザやファーストフード店のアルバイトの場合、「普通自動車二輪免許」を持っていれば、「デリバリーもしてくれるかも」とプラスに評価してくれるでしょう。

そして、新聞配達や郵便配達のバイトの場合、そもそも原付以上の免許を持っていないと応募もできません。

また、TOEICや英検、漢検などの資格は、塾講師や家庭教師のアルバイトをするうえで大きな武器になります。

他にも、外国人のお客様が多いお店(百貨店・飲食店など)では、「英語が話せる」というだけで採用が決まってしまうかもしれませんよ。

 

もちろん、その仕事に直結するような資格でなくても、履歴書に書くことでプラスに働くケースも珍しくありません。
「資格を取得するために、コツコツと頑張ることができる人」という評価を得られやすくなるからです。

頑張って取得した免許・資格は、積極的に記入するようにしましょう。

高校生の履歴書の書き方をマスターしてバイトに応募してみよう!

初めてアルバイトに応募するときは、緊張してしまいますよね。
履歴書には、自分のこれまでの経歴(学歴)や取得資格などを漏れなく記入する必要があります。
自己PRや志望動機など、少し時間をかけて考えなければならない欄もあるので、締め切りがある場合には早めに準備するようにしてくださいね。

また、書き直しは聞かないので、少し多めの枚数を準備しておくと安心です。

履歴書の記入は、アルバイト応募への第一歩です。

憧れのバイト生活を始めるためにも、しっかり、丁寧に記入することを心がけてみてください。

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