高校生必見!成績が上がる&効率的な勉強法を解説

高校生必見!成績が上がる&効率的な勉強法を解説

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高校生になると、中学の頃よりさらに勉強が複雑に。
大学進学を考えているのなら、早い段階で受験勉強も意識しますよね。

勉強が得意で良い成績を取れる人もいれば、勉強にやる気が出なかったり勉強が苦手だったりする人も。

今回は、勉強が苦手な高校生必見!成績アップに繋がる効率的な勉強法を解説していきます。

高校生は1日どれくらい勉強してる?

高校生は1日どれくらい勉強してる?

高校生の1日の勉強時間は、学年によって異なります。

高校に入ったばかりで生活リズムが変化する高校1年生は、平均で平日2時間・休日4時間ほど勉強するのが良いでしょう。
平日は宿題や授業の復習をし、休日に予習をするというパターンがおすすめです。
高校生活に慣れてきた高校2年生の平均勉強時間は、平日3時間・休日6時間ほど。

3年生になり本格的な受験勉強が始まる前に、基礎をしっかり固めておく必要があります。
高校3年生になったら、平日5時間・休日8時間まで勉強時間を増やすのがベスト。
部活を引退する夏休みまでは無理のない範囲で勉強し、夏休み後からしっかり勉強時間を増やすことが大切ですよ

受験シーズンには、平日6時間以上・休日10時間以上勉強できるようになるのが理想です。

そのほか、こちらの記事では勉強スケジュールの立て方や効率的な勉強法についても解説しています。
気になる人はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。

高校生の勉強時間はどのくらい?勉強スケジュールを立てるポイントを紹介

高校生が勉強したくない・やる気が出ない原因

高校生が勉強したくない・やる気が出ない原因

「勉強しなきゃ」と思っても、なかなかやる気が出ないこともありますよね。
勉強をしたくないと思うのには、以下のような原因があります。

  • 勉強する環境が整っていない
  • 勉強のほかに楽しいことがある
  • 親に強制されると反抗したくなる
  • 部活に力を入れている
  • 勉強方法がわからない
  • 勉強する意味や目的を見出せない
  • 勉強が嫌い

勉強に対してやる気が出ないのは、「環境に原因がある」場合と「勉強法に原因がある」場合に分けられます。

それぞれ原因をしっかり把握し、適切な対処を取ることで、効率的に勉強できるようになりますよ。

【高校生の親向け】子供が勉強しない原因&親がとるべき対応方法

高校生におすすめの効率的な勉強法

高校生におすすめの効率的な勉強法

中学の頃より忙しく、大学受験を控えた高校生には、効率的な勉強法が必須になります。

おすすめの勉強法を紹介していくので、勉強法がわからないという高校生は参考にしてみてくださいね。

目標を決めてモチベーションアップ

何のために勉強しているかがわからないと、勉強のやる気は出ないものです。

「テストで〇番以内に入る」「苦手な科目で〇点以上取る」など具体的な目標を定めると、方向性が決まり勉強に身が入りますよ。

大学進学を考えている場合は、1・2年生の間から志望校を設定しておくのがおすすめです。
今の自分の学力に関わらず、行きたい学校を選びましょう。
憧れの大学が明確になるとモチベーションがアップします。

生活スタイルに合わせた勉強スケジュールを立てる

生活スタイルは人それぞれ。
誰かにとって最適な勉強スケジュールを立てても、自分に合うとは限りません。

学校の予定だけでなく、部活や習い事の時間などをトータルで考えて勉強スケジュールを立てましょう。
勉強スケジュールは「いつ」「何を」「どこからどこまで」やるかを考えると、スムーズに決まります。
限られた時間の中で効率的に勉強できるよう、無理のない内容にしてくださいね。

まずは基礎を徹底的に固める

定期テストも受験勉強も、基礎ができていないと問題は解けません。
勉強が苦手な人も得意な人も、まずは基礎を徹底的に固めるのが重要です。

基礎ができるようになったら、応用問題にチャレンジしましょう。
基本的な知識が身に付いていれば、難しい問題でもすらすら解けるようになりますよ。

勉強アプリでスキマ学習

登下校の時間やお風呂タイムなど、スキマ時間を上手に活用することで勉強の効率がアップします。

おすすめなのが、手軽に始められる勉強アプリ。英単語を覚えたり、講義動画を見られたりなどさまざまな種類があります。
中にはゲーム感覚で勉強できるアプリもあるので、勉強が苦手なタイプの高校生でも楽しみながら学習できますね。

中学生・高校生に人気の勉強アプリ21選!おすすめはどれ?【2023年最新】

予習をして授業の理解度を深める

授業の前に自宅で予習しておくと、学習内容の理解が深まり効率的に授業を受けられるようになります。

とはいえ、予習の段階ですべて理解しておかなくてもOK。
基礎や重要なポイントのみを抑えておけば、授業の際にわからないところを集中して考えることができます。

復習は何度も繰り返す

新しく習ったことは、必ず復習するようにしましょう。
復習で大切なのが、1度で満足せず何度も繰り返すことです。

人は何かを覚えたとき、20分後にはそのうちの4割を忘れているとされています。
また、1ヶ月後にはほとんどすべて忘れてしまうことも。
授業で学んだことはその日のうちに復習し、次は3日後、その次は1週間後と、徐々にスパンを長くして復習を続けましょう。

重要ポイントは積極的にアウトプット

「勉強している」と一口に言っても、ただ教科書を読んでいるだけでは身に付きません。
覚えたことは積極的にアウトプットすることで、知識がしっかりと定着します。

英単語は実際に書き出してみたり、演習問題を解いてみたりすると良いでしょう。
とはいえ、学んだこと全てをアウトプットしていると、時間が足りなくなってしまいます。重要ポイントに的を絞って行うことで、無駄をなくした勉強ができますよ。

ノートは自分の言葉で書く

授業や教科書の内容を書き写すノート。
板書や教科書の内容をそのまま書き写すのではなく、自分の言葉に変換して書くと理解が深まりますよ。

見やすいノートにするのはもちろん、自分なりの図や見出しをつけてまとめ直すと便利です。
整理されたノートは、後で見返したときにも役立ちます。

模擬試験で弱点を発見

受験生である高校3年生は、模擬試験を積極的に受けるようにしましょう。

模擬試験は自分の実力を知り、弱点を発見することができます。
自分が何が得意で何が苦手なのか把握しておけば、苦手なポイントを重点的に復習することが可能に。
弱点をひとつひとつ潰していけば、点数の底上げが叶います。

【科目別】高校生におすすめの成績を上げる勉強法

【科目別】高校生におすすめの成績を上げる勉強法

ここからは、科目別に成績を上げる勉強法を紹介していきます。

科目ごとにポイントを抑えておくことで、効率的に勉強することができますよ。

英語

英語の問題を解くには、単語と文法を覚え基礎を身に付けることが重要です。

試験において配点の高い長文読解やリスニングをするうえでも、単語と文法がわかっていないと解くことができません。

高校1年生・2年生の頃は、とにかく単語を繰り返し覚えることに重点を置きましょう。
単語帳や勉強アプリを活用し、何度も見返すと定着しやすいですよ。

文法は丸暗記するよりも、ルールを理解し問題を解きながら覚えていくのが効率的です。
長文読解やリスニングは、問題を繰り返し解き英語に慣れるのが大切です。
本や映画などで生の英語に触れると、より英語力が向上します。

国語

国語は主に古文・漢文・現代文・漢字に分けられます。
この中で最初に取り組むべきものが現代文です。

現代文では読解力を身に着けることが何より重要なポイント。
小説や新聞・雑誌など、さまざまなジャンルの文章を読みましょう。
文章を読み取る力は、他の教科でも役立ちます。

古文や漢文は、特有の単語やルールを暗記し問題演習をこなしましょう。
漢字もそうですが、インプットだけでなくアウトプットを積極的に行うと、知識として定着しますよ。

数学

数学は、基礎をしっかり固めることが何より重要です。

授業の内容はその日のうちに復習し、わからない箇所があれば1つ前に戻って確認しましょう。
高校1年生の場合は、中学校の内容を振り返るのもおすすめです。
演習問題は、基礎から少しずつ難易度を上げていきましょう。
つまずいた単元はチェックしておくことで、自分の弱点がわかりますよ。

また、公式や方程式は、暗記するだけでは活用できません。
「なぜこの公式が必要になるのか」を理解することで、難問にも対処することができるようになります。

理科

高校理科は物理・科学・生物・地学の4科目に分かれます。
それぞれ効率的な勉強法が異なるため、科目に合わせたやり方を選ぶようにしましょう。

物理と化学は、数学と同様に計算問題が出題されることが多いです。
公式やルールなど基礎を固め、過去問や問題集で計算問題に慣れるようにしましょう。

生物と地学は暗記がメインです。
用語だけでなく、実験結果や図・グラフを一緒に覚えると理解が深まりますよ。
重要な語句や実験結果をまとめたノートを作るのも有効です。

社会

社会は地理・歴史・公民の3分野。
暗記科目の代表格であり、用語を多く知っていることで解ける問題が増えます。

効率的に覚えるためには、単語だけでなくその背景や理由を繋げて覚えること。
「なぜそうなのか」がわかると、理解が深まり他の単語も覚えやすくなります。
覚えたあとは何度も反復して、記憶として定着させましょう。

毎日ニュースや新聞を見るのもおすすめです。
世界各国の情勢や政治的問題がわかるため、公民だけでなく地理の勉強にも繋がります。

高校生の勉強へのモチベーションをアップさせる方法

高校生の勉強へのモチベーションをアップさせる方法

勉強に集中するためには、勉強法を改善するだけでは足りません。
環境を整えることで、勉強へのモチベーションをよりアップさせることができますよ。

さっそく実践して、勉強を捗らせましょう。

机の上は勉強道具以外置かない

勉強机の上には、勉強道具以外は置かないようにしましょう。

手に届くところに誘惑があると、集中力が切れて勉強を中断したくなってしまいます。
スマホや漫画・ゲームなどは、自分から見えない位置に置いておくのがおすすめです。

また、机の上が散らかっていると気が散ってしまうため、常に整理整頓しておくことを心がけてくださいね。

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学習椅子は身長や体型に合ったものをチョイス

学習椅子のサイズが体に合っていないと、腰や肩に痛みを感じやすくなり長時間座れなくなってしまいます。
自分の身長や体型に合ったものをチョイスして、正しい姿勢で座れるようにしましょう。

座ったときに足の裏が床に着くか、腰と背もたれの間に隙間ができないかをチェックし、違和感なく座れる状態にするのが大切です。
高さや奥行きを変えられる学習椅子だと、身体の変化に合わせて調節することができますよ。

お気に入りの文房具でテンションを上げる

文房具を自分のお気に入りのもので揃えれば、使うたびにテンションが上がって勉強時間が楽しみなものになります。

好きなキャラクターのシャーペンや推しカラーで統一したノート・ファイルなど、ワクワクするデザインの文房具を集めましょう。
もちろん機能性も忘れずに。
使っていてしっくりくる、自分に合った文房具を選ぶことも重要ですよ。

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勉強に集中できる場所を見つける

自分の部屋だとなかなか勉強に集中できないという人は、どこか違う場所で勉強するという手もあります。

自宅のリビングや学校の図書館など、普段よく使う場所も勉強場所にすることができます。
地域の図書館や公民館・塾の自習室などは、静かで集中するのにピッタリです。

カラオケやネットカフェ・レンタルスペースなどを使うのもおすすめ。
お金はかかりますが、周りの目を気にせず勉強することができますよ。
公共の場所を使う場合は、お店や周りの人の迷惑にならないよう気を付けましょう。

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疲れたときは気分転換してメリハリをつける

長時間勉強をし続けていると徐々に集中力が下がり、脳にストレスがかかってしまいます。

疲れたと感じたときはしっかり気分転換して、メリハリをつけることが大切です。
おすすめはヨガやストレッチ。
軽く体を動かすことで血流が良くなり、その後の集中力がアップします。

眠たくなってきたら、15~20分程度のお昼寝をするのも良いでしょう。
頭がすっきりして、勉強に集中できるようになりますよ。
好きな音楽を聴いたり、甘いものを食べたりするのも気分転換にピッタリです。

気分転換は、時間を決めてスパッと切り替えられるものにしましょう。
SNSや動画を見たり、漫画やゲームをするのはNG。
少しの休憩のつもりが、いつの間にか長時間経っているということになりやすいです。

勉強が苦手な高校生も環境を整えて勉強法を改めてみよう!

勉強が苦手な高校生は、環境や勉強法に原因がある可能性があります。
まずは勉強に集中できる環境を整え、モチベーションを上げることから始めましょう。

また、勉強はただ暗記したり、問題を解き続ければいいというわけではありません。
科目ごとに適した勉強法を取ることで、効率的に成績をアップさせることができますよ。
勉強法を改めて、自分史上最高の成績を狙いましょう!

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