高校生におすすめの勉強できる場所15選!無料・有料で利用できる場所とは?

高校生におすすめの勉強できる場所15選!無料・有料で利用できる場所とは?

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テスト期間や受験前など、高校生にとって勉強に集中したい期間はたくさんありますよね。

しかし、自分の部屋には漫画やゲームなど誘惑が多く、ついついそちらに手が伸びてしまいがちで。いざ勉強を始めても「なんか集中できない」となってしまいます。

この記事では、高校生におすすめの勉強場所について、「お得に利用できる無料の場所」と「快適に勉強できる有料の場所」に分けて紹介します!

高校生が集中して勉強できる場所の条件

高校生が集中して勉強できる場所の条件

高校生が集中して勉強するためには、場所選びが重要です。

勉強におすすめの場所選びのポイントについて紹介します!

誘惑がない

家には漫画やゲーム、テレビなど誘惑が多いです。休憩と称してつい手を伸ばしてしまったり、ベッドやソファーにちょっとだけゴロンと寝転がりたくなりますよね。

少しだけ…と誘惑に負けてしまうと、思った以上に時間を潰してしまうことになります。

集中して勉強したいときは、こういった誘惑がない環境を選びましょう

静けさと適度な雑音がある

勉強をするときは静かなほうが良いような気がしますが、あまり静かすぎるとかすかな物音でも気になってしまい、かえって集中がとぎれやすくなります。

静かでありつつも、適度な雑音があるような場所がベストですね。

通いやすい距離

自宅外で勉強をする場合は、通いやすい距離にある場所を選びましょう

遠いと行き帰りだけで時間がかかってしまい、結果勉強する時間が少なくなってしまいます。また、行くのが面倒になっては元も子もありませんよね。

コスパの良さ

外で勉強する場合はコスパの良さも重要です。
公共施設であれば比較的安く、無料で使用できるところも多くあります。

また、施設の使用料が無料でも遠方で交通費が高くなっては意味がありません。勉強場所を選ぶときは交通費も意識しましょう

安全・安心な環境

自宅外で高校生が勉強をする場合は、安全・安心な環境であるかも重要なポイントです

勉強場所自体が安心であるか、帰り道は安全かをしっかり確認しておきましょう。

十分な勉強スペースがある

勉強をするときは教科書やノート・参考書・問題集、筆記用具や辞書を使うこともありますよね。それらをすべて机の上に乗せようと思うと、意外とスペースを必要とします。

物が落ちたり、必要なものを広げられないとイライラして集中力も切れてしまうので、十分な勉強スペースが確保できる勉強場所を選びましょう

Wi-Fi環境が整っている

高校生のなかで、スマートフォンやタブレットを使用する勉強方法が主流になってきています。動画を見たりするとデータ使用量が多くなってしまうため、Wi-Fi環境が整っていると快適かつ安心です

ただし、Wi-Fiにつながっているからといって、勉強中にYouTubeやサブスクアプリで動画を見るのは禁物ですよ!

快適な室温

集中して勉強するためには、室温も重要な要素になります

暑すぎたり寒すぎたりすると勉強集中できず、最悪の場合熱中症になったり風邪をひいてしまったりする可能性もあるのです。

自分が快適に過ごせるような室温をキープできる勉強場所を探しましょう。

【無料】高校生におすすめの勉強できる場所

【無料】高校生におすすめの勉強場所

高校生にとって、無料で利用できる勉強場所があるとありがたいですよね。

ここからは、無料で勉強できるおすすめの場所を紹介していきます。

自分の部屋

いつも過ごしている自分の部屋なら、1人だけで落ち着いて勉強に励むことができますよね。勉強に必要な道具も揃っているため、荷物を持って移動することもありません。

パソコンやタブレットを使った学習もできますが、周囲の目がない分、誘惑に負けて脱線しやすいというデメリットもあります。

メリット デメリット
  • リラックスできる
  • 移動する必要がない
  • 自分に合わせて室温調整ができる
  • 飲食自由
  • 誘惑が多い
  • 周りの目がないためサボりやすい

自宅のリビング

家族が過ごすリビングなら、適度に人の目があり勉強に集中することができます。ついサボってしまっても、家族に注意してもらえばすぐ勉強に戻れますよね。

ただし、これには家族の協力が不可欠!「今から勉強するから」と事前に伝えておくのがベターです。

メリット デメリット
  • 適度な雑音がある
  • 家族の目があるためサボりにくい
  • 慣れた環境で勉強できる
  • 飲食自由
  • 家族のしていることが誘惑につながる
  • テレビの音や家族の話し声が気になる

学校の空き教室

学校は高校生が勉強をするための場所なので、自主勉強をするのにピッタリ!

朝や放課後なら特に静かで、分からないところは先生に聞きに行くこともできます。

勉強が得意なクラスメイトに教えてもらうのも良いでしょう。

メリット デメリット
  • 勉強以外の物がないので集中できる
  • 先生に質問できる
  • 慣れた環境で勉強できる
  • 時間の制限がある
  • 土日は使えない
  • 友達が来たら集中できない場合もある

図書館

図書館は無料で勉強できるスポットとして高校生に人気ですよね。

特にテスト期間は学校帰りの高校生が多く勉強しています。周りが静かに読書しているため、自然と勉強が捗りますよ。

しかし、本来は本を読んだり調べ物をしたりする場所なので、問題集などを持ち込んで勉強する場所ではありません。自習を明確に禁止している図書館もあるほか、閲覧席と自習席が分かれていたりする場合もあるため、ルールを守って利用しましょう。

メリット デメリット
  • 周りが静かなので自然と集中できる
  • 調べものも可能
  • より集中しやすい自習室あり
  • 静かすぎて集中できないことも
  • 飲食が不可
  • 利用時間が限られている
  • 自習禁止の場合もある

塾の自習室

塾に通っている人は、自習室を使うのもおすすめです。周りも勉強をしに来た高校生ばかりなので、モチベーションも上がりますよ。

塾には行っていなくても自習室を使用できるパターンもありますが、有料の場合がほとんどです。

メリット デメリット
  • モチベーションが上がる
  • 分からないことは講師に聞ける
  • 塾に入っていないと無料では使えない

フリーの自習室

地域によっては無料で使えるフリーの自習室が用意されていたり、市の施設の中に自習室が設置されていることがあります。

普段自宅などで勉強しているけれど、お金をかけず違う環境で勉強したいときに利用してみてください。

メリット デメリット
  • いつもと環境を変えて勉強できる
  • 誘惑になるものがない
  • 食事ができないことが多い
  • 時間の制限がある

公民館などの公共施設

公民館などの公共施設が解放されている場合、無料で勉強場所として利用できます。

広いので友達と行っても迷惑になりませんし、ある程度会話をしても大丈夫です。

友達とみんなで借りて、教え合いながら勉強をすることもできますよ。

メリット デメリット
  • 会話や音楽、ラジオなどができる
  • 複数人で行っても安心
  • いつも借りれるわけではない
  • 利用時間が短い

公園

公園などあえて外で勉強してみるのもひとつの手です。お金もかからず、気分転換にもなりますよ。

自宅で勉強していて集中力が切れたときに利用するほか、屋外なので声を出しても周囲の迷惑になりません。単語帳を読みながら暗記するなど、英語勉強におすすめの勉強場所です。

しかし、雨の日や夜には利用することができません。また、夏の暑い日も熱中症の危険があるため避けましょう。

メリット デメリット
  • リフレッシュできる
  • 適度な雑音で集中できる
  • 誘惑が少ない
  • タブレットやパソコンは使えない
  • 天候によっては不可

電車・バスの中

電車やバスでの移動時間が長い人は、その間に勉強をしてしまうのもアリです。

「勉強のためのお金」はかかりませんし、時間を有効活用することができて一石二鳥ですね。

ただし、周囲の迷惑にならない程度の勉強にしておきましょう。

メリット デメリット
  • 時間の有効活用ができる
  • 誘惑がない
  • 本やノートは広げられない
  • 混み具合によっては不可

【有料】高校生におすすめの勉強できる場所

【有料】高校生におすすめの勉強できる場所

有料の場所を利用して勉強するという方法もあります。有料な分、ドリンクが飲み放題だったり、個室で集中できたり、コスパの良い場所を見つけて、勉強に集中しましょう!

カラオケ

カラオケは個室で遮音性も高いため、友達と集まって勉強をするのにも適している場所です。テーブルも広いので、みんなが勉強道具を広げてもストレスになりませんよ。

もちろん、1人でも快適な個室空間で勉強ができます。

カラオケで勉強するメリットとして、気分転換に歌ったり食事ができたりなど、すべてこの場所で完結できるということ。長時間勉強に集中したいときにおすすめです。

メリット デメリット
  • 個室なので会話ができる
  • テーブルが広い
  • 室温も自由に調節できる場合が多い
  • ドリンク飲み放題の場合が多く、食べ物も注文できる
  • カラオケ自体が誘惑になる
  • 椅子とテーブルの高さが勉強しにくい場合も

インターネットカフェ

インターネットカフェにも個室や半個室が用意されており、静かな空間で周りの目を気にすることなく勉強に集中することができます。

インターネットが使えたりコンセントを利用できるのもインターネットカフェの強みです。パソコンやタブレットを活用した勉強補法に向いています。

メリット デメリット
  • 個室で勉強できる
  • ドリンク飲み放題・食べ物も注文できる
  • 長時間利用できる
  • インターネットを利用した勉強ができる
  • パソコンや漫画など誘惑が多い
  • お店・席によってはテーブルが狭い

レンタル自習スペース

近年都市部で増えてきているレンタル自習スペース。お金を払うことで、勉強に適している空間をレンタルすることができます。

余計な誘惑がなく静かであるため、集中して勉強できるでしょう。

メリット デメリット
  • 誘惑が少ない
  • インターネットが利用できる
  • 料金が高い(1万円を超えることも)
  • 予約が必要な場合だと飛び込みで入れない

コワーキングスペース

コワーキングスペースとは、学生や社会人などさまざまな人が共同で利用できる作業スペースのこと。高校生が勉強に使ってもOKなスペースもありますよ。

オープンな空間ですが周りの人も作業に集中しているため、モチベーションが上がること間違いなしです。

メリット デメリット
  • 勉強のモチベーションが上がる
  • 誘惑が少ない
  • 料金が比較的高い(高校生料金がある場合も)
  • 周りの雑音が気になることも

ファミリーレストラン・カフェ

食事をするついでに、ファミリーレストランやカフェで勉強するのもおすすめです。

友達と話しながら勉強することもできますし、カップルの勉強デートにも良いですね。

最近ではフリーWi-Fiが使えるところも増えています。

メリット デメリット
  • フリーWi-Fiが使えることがある
  • 適度な雑音で集中しやすい
  • ドリンクバーを注文すれば飲み放題でご飯も食べられる
  • 勉強だけの利用は不可
  • 長時間は滞在できない

高校生が避けたほうが良い勉強場所

高校生が避けたほうが良い勉強場所

勉強をするとはいえ、どこでもして良いわけではありません。高校生が避けたほうが良い勉強場所も存在します。

友人の家

友人の家は自宅と違い新鮮な気持ちで勉強できるというのがメリットですが、実際は自分の部屋と同様に誘惑が多く、勉強に集中できる環境であるとは言えません。

自分の持っていない漫画やゲームが置いてあると、つい興味を惹かれてしまいますよね。

友達と勉強をするなら、お互いの家は選ばないのがベターです。

フードコート

テーブルや椅子が自由に使えるフードコートは、勉強をするのに便利なスポットだと思われがちです。

しかし、テーブルが狭かったり周りの雑音が気になってしまったりと、意外と集中できません。

また、フードコートは飲食をするための場所なので、勉強のために席を利用するのは良くありません。

食事をしに来たほかのお客さんの迷惑になってしまう可能性があります。

コンビニエンスストア

最近では、コンビニエンスストアの中に食事ができるスペースを設けている店舗が多くあります。

コンビニでの勉強は明確に禁止されてはいませんが、長時間利用するのはおすすめしません。

あくまでイートインスペースであるため、飲食目的以外では利用しないほうが良いでしょう。

高校生が自宅外の勉強場所を利用するときの注意点

高校生が自宅外の勉強場所を利用するときの注意点

高校生が自宅以外の勉強場所を利用するときの注意点について解説します。

自分が快適に勉強することも大切ですが、公共の場所ではほかの人の迷惑にならないように注意しましょう。

友達と勉強するなら完全個室で

自宅以外の場所で勉強をするのなら、周りの人に迷惑をかけないよう注意しなくてはなりません。

静かな図書館や自習室では、声を出して勉強をするのはNG。友達同士で教え合いながら勉強をするのも避けましょう。

友達と静かに勉強するなら良いですが、教え合いたいなら完全個室の勉強場所を選ぶことが大切ですよ。

飲食OKな場所か確認する

公共施設は飲食禁止になっていることも多いので、どこでなら飲食できるのか調べておくと安心です。

集中すると水分摂取や食事を忘れてしまう可能性もあるので、長時間勉強する場合はなるべく飲み物が飲める・食べ物が食べられる場所だと良いですね。

長時間滞在でお店に迷惑をかけない

ファミリーレストランやカフェを使用する際は、長い時間滞在しないよう注意しましょう。

本来飲食店は食事を楽しむ場所で、勉強する場所ではありません。店内が空いていて、食事をしつつ短時間勉強するくらいにとどめましょう。

特にランチタイムやディナータイムなどお客さんが多い時間帯は外したほうが良いですね。ほかのお客さんも利用するということを忘れずに。

勉強内容に合った場所を選ぶ

高校生が勉強場所を利用するときは、勉強内容に合った場所を選ぶことが大切です。

英語の発音や音読をしたいときは自宅がおすすめ。しっかり集中したいときは静かな自習室や図書館が良いですね。

友達と集まって勉強するのならカラオケやレンタルスペースを活用すれば、周りを気にすることなく勉強に集中できますよ。

高校生は自分に合った勉強場所を見つけよう!

高校生が勉強できる場所は、無料で使えるところや有料で使えるところなどさまざま。場所ごとにルールが決まっていることもあるので、勉強内容に合わせて場所を選ぶのがベストです。

一人で集中したい場合は図書館など静かな環境がおすすめ。友達やカップルで一緒に勉強したい場合は、カラオケやファミリーレストランなど会話ができる場所を選びましょう。

自分に合った勉強場所を見つけることで、集中して勉強をすることができますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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