何もしてないのに嫌われる人の特徴は?嫌われてると思ったときの対処法も紹介

何もしてないのに嫌われる人の特徴は?嫌われてると思ったときの対処法も紹介

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人から嫌われるとき、普通は何か思い当たる理由がある場合が多いです。
ですが、「何もしてないのに嫌われた…」と悩んでいる人もいるのでは?

自分では何もしてないつもりでも、実は無意識のうちに「人から嫌われる行動」をとっているのかもしれません。

この記事では、嫌われる人の特徴を紹介します!嫌われたと思ったときの対処法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

嫌われる人の性格の特徴

嫌われる人の性格の特徴

まずは、嫌われる人の特徴を性格からみていきましょう。

自分の思い通りにならないと気が済まない

自分の思い通りにならないと気が済まない性格の人は、人から嫌われやすいです。

たとえば、友達と遊びに行く先を決めているとき、自分の希望とは違った場所に決定しかけると「絶対そこつまらないよ」「こっちのほうが楽しいよ」「そこに行くなら私は行かない」など、否定的な意見を言ったり、不機嫌な態度をとったりされると、友達も困ります。

どんなことも、必ず自分の思い通りになるとは限りません。
自分の意見を通そうとして周りの意見を否定したり、不機嫌な態度で相手の意見を変えようとしたりすると、「面倒な人だな」「なるべく付き合いたくないな」と人が離れていくかもしれませんよ。

すべて自分が正しいと思っている

人から嫌われる人の性格の特徴として、自分が正しいと思っていることも挙げられます。

なんでも自分が正しいと思っていると、人の意見を受け入れることはまずありません。
「あなたの言っていることもわかるけど、私のほうが正しい」「あなたの意見は間違ってる」と、常に自分の意見で話を進めようとしてしまうでしょう。

実際は、絶対に1人の意見が正しいことはありません。
間違っていることも必ずありますが、それを認めずに「私は正しい」と思い込んでいると、人から嫌われていく原因となります。

感情的である

怒りっぽかったり、すぐに落ち込んでしまったりと、感情的な性格の人も、人から嫌われることがあります

感情的な人は、自分で感情のコントロールがうまくできないので、周りが気を使うシーンが多いです。

怒っている相手にはなだめたり、落ち込んで泣いている相手には親切に話を聞いたりと、なにかとケアすることが多いと、だんだんと周りも疲れていってしまいます。
また、感情のままに八つ当たりされることがあると、相手もイライラが溜まるでしょう。

その結果、「あの人と付き合うと面倒だ」と嫌われてしまうのです。

ネガティブ思考が強い

嫌われる人の性格の特徴として、ネガティブ思考が強いことも挙げられます。

ちょっとしたことでもすぐに不安になるため、「私ってダメだな…」とマイナス発言をしがちです。
マイナス発言を聞いた人はフォローする側に回りますが、ネガティブ思考が強いとその言葉を素直に受け入れられないでしょう。

いくらフォローしても「でも」「だって」と自己否定ばかりしていると、周りもだんだん「何を言ってもダメだ」と離れていきます。

ダメなところがあっても、周りからのフォローが入るということは良いところもあると考えるようにしましょう。

八方美人

実は八方美人も、嫌われる人の性格の特徴の一つです。

八方美人は、誰からも嫌われないように要領良く人付き合いをする人のことを指します。
嫌われないように立ち回るため、一見すると人から嫌われることがないように思われます。

ですが、嫌われないようにするために誰の意見にも同調しやすいため「前と言っていることが違う」「私の意見に賛成してくれたのに、反対意見にも賛成している」など、どっちつかずの人にも見られやすいのです。

誰にでも良い顔をしようとすると、必ずボロが出ます。
そのため、自分ではうまく立ち回っているように思ってもどこかで人を傷つけていて、「何もしてないのに嫌われた」という状況ができてしまうことも。

なんでも人のせいにする

トラブルが起きたとき、なんでも人のせいにする性格の人も、人から嫌われやすいです。

誰のせいでもないトラブルでも、「あいつのせいだ。私は悪くない」という態度でいると周りにはマイナス印象を植え付けます。
さらに、明らかに自分が原因でトラブルが起きた場合でも「私のせいじゃない」と周りのせいにしがちな人は、嫌われやすいです。

嫌われる人の言動の特徴

嫌われる人の言動の特徴

ここからは、人から嫌われる人の特徴を、行動面から紹介します。

人の話を聞かない

嫌われる人は、人の話を聞かないことが多いです。

たとえば、作業でミスが起きないように「これはこうしなきゃダメだよ」と注意を受けても、話を聞かずに自分が思ったやり方で進めてしまいます。
その結果、ミスが起きると周りからの信用も落ちていき、「あの人は人の話を聞かないから付き合いたくない」と嫌われることがあります。

自分の話ばかりする

会話中、自分の話ばかりすることも、人から嫌われる人の特徴の一つです。

誰かが話していても、すぐに「私もこういうことがあって〜」と会話泥棒をする人は、話していて気持ちが良いものではありません。

頻度が少なければ周りも気にしませんが、いつも自分の話ばかりしていて、人が話していても自分の話に持ってくるタイプは、嫌われやすいです。

否定から入る

人から嫌われる人の言動の特徴として、否定から入りがちということもあります。

何を言っても否定されると、話しているほうもネガティブな気持ちになります。
「あの人と話していてもつまらない」と思われて、嫌われることがあるのです。

「でも」「だって」が口癖の人は、自分が否定ばかり口にしていないか気にしてみましょう。

また、人の話に対しても否定から入っていないか、注意が必要です。
たとえば、「このケーキ美味しそう!」とテンションが上がっている人に対して、「え?でもカロリー高いし太るよ?それでも食べるの?」と答えたら、相手を嫌な気持ちにさせてしまいます。

自分の言葉で相手がどう思うかを考えてみると、少しずつ言い方も変わっていきますよ。

人を馬鹿にすることが多い

人を馬鹿にする言動が多いと、嫌われやすいです。
馬鹿にするつもりがなくても、無意識に人を下に見るような発言をしていないか、注意してみてください。

「これくらい普通できるよ?」「なんでこんなこともできないの?」と、冗談のように笑って言っても、相手を傷つけている可能性があります。

馬鹿にされていると感じたら、仲良くはできませんよね。
結果、自分では何もしていないつもりでも、実は普段の言動から嫌われていたということもあるのです。

興味がないことは無視する

興味がないことには無視したり、反応が薄くなったりする人がいますが、これも嫌われる人の特徴の一つです。

好きなことを話しているとき、相手のテンションが明らかに下がっていたり、話を無視されていたりすると、いい気持ちはしないですよね。

相手の話に興味がないときは無視するのに、自分の話が無視されると怒るタイプは「自分だけはいいの?」と嫌われていく原因となります。

何もしてないのに嫌われているときの対処法

何もしてないのに嫌われているときの対処法

「嫌われる原因がわからない」と、何もしてないのに嫌われていると感じるときは、なにかしらの対処が必要です。
ここでは、何もしてないのに嫌われてるときの対処法を紹介します。

味方を見つける

何もしてないのに嫌われていると感じるときは、まず味方を見つけましょう

味方を見つけておくことで、困ったことがあっても相談できたり、孤立したりすることを避けることができます。

味方を探すときは、信頼できる人・自分のことをよく知っている人にしましょう。
味方に見えて実は敵だったということがないように、自分も相手のことをよく知っている相手が望ましいです。

言いたいことをハッキリ言ってくれる相手だと、相談したときに答えも得やすいですよ。

嫌われている理由を知る

味方を見つけたら、今度は「なぜ嫌われているのか」を考えてみましょう。

「何もしてないのに…」と思っても、実は気づかないうちに周りを不快にさせる行動をとっている可能性があります。

  • 誰か傷つけていないか?
  • 自分本位の行動をとっていないか?
  • 周りに対して否定的になっていないか?

など、気になることを味方に相談してみてください。

もし、どこが悪いか指摘され、こうしたほうがいいとアドバイスを受けたときは、素直に受け取り、反省しましょう

人の話に興味を持つ

人と接するときは、相手の話に興味を持ってきくようにしてみましょう。
興味がないことだと無意識に反応が薄くなりがちです。人によっては態度が悪く見えてしまうので、意識して興味を持って話を聞くことをおすすめします。

自分の話を興味を持って聞いてくれる人には、好印象を抱きやすいです。
話す内容に興味が持てなくても「この人は何が好きなんだろう?」と人に興味を持って、聞いてみてくださいね。

感謝や謙虚な気持ちを忘れない

何もしてないのに嫌われてると感じるときは、周りに感謝の気持ちを伝えているか、謙虚な姿勢でいるかを意識してみてください。

人間関係でうまくやっていくには、感謝や謙虚な気持ちを忘れないことが重要です。
小さなことでも感謝を伝えるようにするだけでも、良好な人間関係を築く一歩になりますよ。

また、「自分が絶対に正しい」という姿勢は人を遠ざけやすいです。
謙虚な気持ちを持ち、自分以外の意見も受け入れ、「相手の意見も正しいかもしれない」と考えてみましょう。

ポジティブ思考で接する

人と接するときは、ポジティブ思考でいきましょう。

ネガティブ思考でいると、ついつい否定の言葉を使いがちです。
前述のとおり、否定から入ることは人から嫌われることが多いので、避けるほうが良いでしょう。

ネガティブ言葉をポジティブ言葉に変えるだけでも、否定の言葉は出にくくなりますよ。

学校で嫌われてると思ったときの行動

学校で嫌われてると思ったときの行動

高校生や中学生が、学校で嫌われていると感じたときも、まずは信頼できる味方を見つけるようにしましょう。
クラスメイトや先生など、信頼できる味方がいたら「最近嫌われているような気がする」と相談してみてください。

そのときに「こういうところに気をつけたらどうかな?」とアドバイスされたら、素直に聞いて直すようにすることが大切です。

ただし、アドバイスを聞いて実行しても、嫌われていると感じる状況がすぐに変わるとは限りません。
つらい思いをするかもしれませんが、根気よく行動を続けることで少しずつ状況も変化していきますよ。

もし、いじめなどに発展した場合は、すぐに先生や保護者に相談してください。
「自分は嫌われているから仲間外れにされても仕方ない…」と考えてはいけません。
嫌われている=いじめてもいい対象ではないので、必ず先生や保護者に相談するようにしてくださいね。

嫌われている人との付き合い方

嫌われている人との付き合い方

もし、周りに嫌われている人がいる場合、どのように接すればいいか迷いますよね。
気をつけることは、嫌われている=悪い人ではないということです。

ここでは、嫌われている人との付き合い方を紹介するので、参考にしてみてください。

偏見を持たないようにする

嫌われている人がいても、「皆から嫌われているからこの人は悪い人だ」と偏見を持たないようにしましょう

相性が良い人、悪い人がいるので、誰かにとって相性が悪く嫌われている人でも、自分にとっては違う可能性があります。
ですが、最初から偏見を持っているとマイナスイメージを強く持ってしまい、本当は相性が良い人でも悪く見えてしまうかもしれません。

自分と合う人かどうかをきちんと判断するためにも、周りの話を鵜呑みにしないようにしましょう。

合わないときは距離を置く

嫌われている人が、自分にも合わないと感じた場合は無理せずに距離を置きましょう

嫌われて孤立しているのが可哀想だ、距離を置くのは良くないと思って無理にそばにいると、自分のメンタルが削られていきます。
相手も無理にそばにいられても嬉しくないでしょう。

用事があれば話す、グループで話しているときは無視をしない、必要がなければ自分からは話しかけないなど、付き合っていても疲れない適切な距離を見つけましょう。

いじめはしない

もし、周りに嫌われている人が自分にとっても合わない、嫌いだなと思ってもいじめはいけません
仲間外れにしたり、その人の悪口を周りに言ったりするのはやめましょう。

自分に合わず、付き合いたくない人でも、傷つけていい相手ではありません

前述の通り、適切に距離を置きつつ、無視はしないようにしましょう。
必要最低限のコミュニケーションは大切です。

何もしてないのに嫌われるときは自分の行動を振り返ってみよう

何もしてないのに嫌われてる人の特徴を紹介しましたが、自分に当てはまる部分はあったでしょうか。

もし、「嫌われているかも。どうにかしたい」と思ったら、信頼できる相手に相談してみてください

ですが、必要以上に嫌われることを恐れることはありません。
人には合う人と合わない人がいるので、何もしてないのに嫌われているのは単純に「気が合わなかっただけ」という可能性もあるからです。

相談しても特に悪いところがない場合は「気が合わなかったんだな」と思いましょう。
自分に原因がないときは嫌ってくる人のことを気にしすぎるより、自分のことを大事にしてくれる人のことを大切にしてくださいね。