うなじの毛は剃らないほうがいい?剃るメリット・デメリットと処理方法を解説

うなじの毛は剃らないほうがいい?剃るメリット・デメリットと処理方法を解説

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ヘアアレンジを楽しむとき、うなじの毛は意外と気になる部分です。
髪をアップにするときなど、「剃ったほうがいいのかな?」と悩む高校生も多いでしょう。

この記事では、「うなじの毛は剃らないほうがいいの?」と気になっている高校生向けに、剃るメリットとデメリットを紹介します。
セルフでの処理方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!

うなじの毛は剃らないほうがいいのか

うなじの毛は剃らないほうがいいのか

「うなじの毛は剃らないほうがいい」という噂を聞いて、処理したいけどどうしようか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、うなじの毛は剃ってもOKです!

ただし、セルフで処理する場合、綺麗に剃れずにうなじの形が変になったり、肌を傷つけたりするデメリットもあります。
さらに、うなじの毛を全部剃ってしまうと首が太く見えることもあるのです。

もし、うなじの毛を剃るなら、メリットとデメリットをきちんと把握してから、正しい方法で処理しましょう。

うなじの毛を剃るメリット

うなじの毛を剃るメリット

うなじの毛を剃るか迷っている人のために、まずうなじの毛を剃るメリットを紹介します!

ワントーン明るく見える

うなじの毛を剃ってケアすると、髪をアップスタイルにしたときに首の肌色がワントーン明るく見えます。
顔のうぶ毛をケアすると、顔がワントーン明るく見えるのと同じ仕組みで、うなじの毛を剃ることで肌色が明るく見えるのです。

アップスタイルが綺麗に見える

うなじの毛があると、アップスタイルにしてもまとめきれなかった髪が飛び出て、綺麗に見えないこともあります。
うなじの毛を剃ることで、短い毛が飛び出ることもなく、また肌も綺麗に見えるため、アップスタイルが映えますよ。

首周りに自信が持てる

うなじの毛が目立っていると、コンプレックスに感じることもありますよね。
うなじを綺麗に剃れば、首周りに自信が持てるようになって、いろいろなヘアスタイルを楽しめるようになります。

うなじの毛を剃るデメリット

うなじの毛を剃るデメリット

うなじの毛は自分で処理するには難しい部分もあります。
ここでは、うなじの毛を剃るデメリットも紹介します。

綺麗に剃るのが難しい

うなじは自分の首の後ろにあるパーツのため、セルフで毛を処理することが難しい部位です。
綺麗に剃るのが難しいため、髪の毛まで切ってしまい、せっかくのヘアスタイルが台無しになることも。

また、しっかりと丁寧に剃るのも難しいため、剃り跡が目立ってしまう場合もあります。

肌を傷つける可能性がある

綺麗に剃るのが難しいうなじは、カミソリやシェーバーなどの刃で肌を傷つけてしまうこともあります。
せっかくうなじの毛を綺麗に処理できても、肌に赤みが出たり、ヒリヒリしたり、血が出てしまったりする可能性もあるのです。

肌を傷つけてしまった場合、状態が良くなるまでは毛を剃ることができません
数日後に大事なイベントがあるのに、肌を傷つけたせいで処理ができなくなってしまったなんてことがないように、気をつけて処理しましょう。

肌荒れや色素沈着のリスク

頻繁にうなじの毛を剃っていると、肌荒れや色素沈着のリスクも出てきます。

うなじ周辺の皮膚は薄く敏感です。何度も処理を繰り返すうちに肌が荒れやすくなったり、黒ずんでしまったりといったトラブルが起こる可能性もあります。
自己処理を行うときは、頻度にも気をつけましょう。

【剃る前にチェック】うなじの形の種類

セルフでうなじの毛の処理にチャレンジするなら、剃る前にうなじの形をチェックしておきましょう。
なりたい印象のうなじの形を目指してみてくださいね!

MW型

MW型

MW型は、アップスタイルの髪型によく似合ううなじの形です。
襟足を長めに残して、真ん中を両サイドの1/3くらいの長さになるように残しましょう。うなじの形が「M」と「W」に見えることから、MW型と呼ばれています。

MW型はスッキリと大人っぽい印象に見えるのが特徴です。

W型

W型

W型は、MW型のM型の部分がない形になります。可愛くナチュラルな仕上がりに見えるので、ツインテールやポニーテールなどの髪型にも似合う形です。

ヘアラインに沿って処理することでナチュラルなうなじに仕上がるので、初めてうなじの毛を剃る人にもおすすめ!

U型

U型

U型は、W型よりももっとやわらかく、可愛らしい印象に見えるうなじの形です。頭を後ろから見たときにU字に見えるのでU型と言います。

両サイドの襟足を完全に剃ることで清潔感のある印象になりますが、極端なU字になってしまうと不自然に見える可能性も。少しずつ処理して、理想の形を目指しましょう。

直線型

直線型

直線型は、ショートヘアにぴったりなうなじの形です。マッシュや前下がりのボブなどのヘアスタイルに似合い、スタイリッシュで中性的な印象に仕上がります。
反対に、アップスタイルにはあまりおすすめできない形です。

両サイドの襟足を剃って一直線を作るので、あまり真っ直ぐにしすぎると不自然になるので注意しましょう。

ヘアサロンで髪を短くしてもらった場合は、そのまま美容師さんが直線型に仕上げてくれる場合もありますよ。

自分でうなじの毛を剃る方法

自分でうなじの毛を剃る方法

ここでは、セルフ処理したい人のために、うなじの毛を剃る方法を紹介します!

①うなじの形を決める

まずは、なりたいうなじの形を決めましょう。
紹介したMW型やW型、U型、直線型から理想の形を選びます。目指しているヘアスタイルを思い浮かべて決めましょう。

理想のうなじの形が決まったら、次に剃る準備を始めます!

②合わせ鏡を用意する

首の後ろにあるうなじをしっかり確認して剃るためには、合わせ鏡が必要です。
毛が見えやすいように明るい場所に移動して、手鏡と置き鏡をそれぞれひとつずつ用意しましょう。

うなじの毛を剃るならお風呂上がりがおすすめです。毛が柔らかくなって剃りやすくなるだけでなく、肌を清潔にしてから剃ることで雑菌が入るリスクを減らすことができます!
ただし、お風呂から上がってすぐは肌も柔らかくなっているため、少し時間を置いてから剃るほうが良いでしょう。

③うなじが見えるように髪を結ぶ

うなじが髪の毛で隠れていると、余計な部分まで剃ってしまい、現在のせっかくのヘアスタイルが台無しになる可能性も。
うなじが見えるように、しっかり髪を結びましょう

髪が長い人は特に、高い位置で髪を結ぶようにしてください。
うなじがちゃんと見える位置で髪を結ぶと処理しやすくなります。

結べるほど髪が長くない人は、ヘアピンでしっかり留めて、見えやすくすると良いですよ。

④剃るラインを描き、シェービング剤をつける

剃る準備ができたら、理想のうなじの形をイメージしてラインを描きます。
髪の毛とうなじの境界線に水性のペンやテープで印をつけるようにラインを描くと、綺麗に剃りやすくなります。

ラインが引けたら、うなじにシェービング剤を塗りましょう。シェービング剤を塗ると肌との摩擦を抑えることができます。
肌にとって摩擦は大敵。肌トラブルを防ぐためにも、シェービング剤は必ず使うようにしましょう!

シェービング剤は普段ムダ毛を処理するときと同じアイテムで問題ありませんが、透明タイプのものだと剃る部分が見えやすくて、より綺麗に仕上げやすくなりますよ!

⑤毛の流れに沿ってカミソリで剃る

ここまで準備ができれば、カミソリで毛を剃っていくだけ!
毛を剃るときには、生えている毛の流れに沿って剃るようにしましょう。

うなじの毛を剃る場合は、片手で行うことになるため、T字型のカミソリよりもL字型のカミソリがおすすめです。描いたラインを目安に、カミソリを滑らせていきます。

うなじの毛を処理するときに重要なのは、力を入れずにゆっくり、優しく剃ることです。

剃る毛の量が多いため、少しずつ少しずつ剃っていかないと失敗することも。また、力を入れて剃ると肌を傷つけてしまう可能性があります。

特に、髪の毛との境界線を剃るときは、慎重に整えていきましょう。

⑥ワセリンなどで保湿する

うなじの毛を剃り終わったら、保湿を忘れずに行いましょう!

カミソリの刺激でダメージを負った肌はかなりデリケート。乾燥しやすくなっていたり、肌荒れや炎症などが起きやすくなっています。

ワセリンなどで保湿することで、肌トラブルを抑えることができます。

保湿はいつものスキンケアと同じように、ルーティンに組み込むと良いでしょう。
毛を処理した直後は特に、丁寧に保湿してくださいね。

保湿ケアまで終わったら、うなじのセルフ処理の完了です!

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うなじのセルフ処理の注意点

うなじのセルフ処理の注意点

うなじの毛をセルフ処理するときは、以下の点に気をつけましょう。

  • 髪の毛まで剃らないようにする
  • 少し産毛を残す
  • スキンガード付きのカミソリを選ぶ
  • 同じ箇所を何度も剃らない

うなじの毛は、産毛を少し残すことでナチュラルに見えますよ。
剃りすぎを予防するために、剃るために描いたライン沿いにサージカルテープを貼ると良いでしょう。

また、肌を傷つけないようにスキンガード付きのカミソリを選ぶと安心です。さらにシェービング剤を使うと肌への負担を減らせますよ。

カミソリを使うときの注意点は、同じ箇所を何度も剃らないことです。同じ箇所をカミソリで何度も剃ると、肌荒れやケガの原因になります。

うなじの毛を剃るときは、毛の流れに沿って、1ヶ所につき1回カミソリの刃を滑らせるようにしましょう。
剃り残しが出てしまったら、その部分にだけシェービング剤を追加して剃ると良いですよ。

うなじの毛は脱毛サロンや美容院で処理できる

うなじの毛は脱毛サロンや美容院で処理できる

うなじの毛をセルフ処理できますが、自分で剃るのはなかなか難しいですよね。
綺麗に理想の形に仕上げたいなら、脱毛サロンや美容室で処理してもらうのもおすすめです。

脱毛サロンでうなじの毛を処理する場合、腕や脚の脱毛と同じように、脱毛機を使って施術を行います。

脱毛サロンで使う脱毛機は、毛根に光を当ててダメージを与えるので、毛が生えにくくなります。

毛が生えるスピードが遅くなるため、「ちょっと気になるな」と思ったときに少しだけ処理すれば良いので、うなじのセルフケアもしやすくなりますよ!

美容室で処理してもらうなら、ヘアカットやスタイリングをお願いするときに「うなじも処理してほしい」と伝えましょう。

美容室では、バリカンなどを使って処理してくれます。カミソリは使わないため、うなじの毛が太い人は、処理後のブツブツが気になるかもしれません。

実は、カミソリを使って処理をしてくれるのは、理容室です。うなじの毛を理想の形に剃ってほしいときは、理容室を利用しましょう!

うなじを綺麗にしたいときはセルフ処理かプロに頼もう!

うなじを綺麗に処理すれば、いろいろなヘアスタイルを楽しむことができます。

セルフで処理するなら、きちんと手順を守って行うようにしましょう。
保湿ケアをしっかりとして、肌荒れしないように気をつけることも大切!

より綺麗に、安全に仕上げたい場合は、脱毛サロンや美容室でプロに処理してもらうのもおすすめです。

うなじの毛を綺麗に処理して、アップスタイルやいろいろなファッションを楽しんでくださいね!