どんどん人が嫌いになる原因は?人嫌いになってしまう人の特徴と克服する方法を紹介

どんどん人が嫌いになる原因は?人嫌いになってしまう人の特徴と克服する方法を紹介

人間関係で悩むことは誰にでもあるもの。決まった嫌いな人がいるというわけではないけれど、「人が嫌い」と思ってしまい、人付き合いが億劫になるということもありますよね。

この記事では、どんどん人が嫌いになるのはどうしてなのか、その原因を紹介します。

人を嫌いになりやすい人の特徴や、人嫌いを克服する方法も解説しているので、参考にしてみてください!

どんどん人が嫌いになる原因

どんどん人が嫌いになる原因

どんどん人が嫌いになるのには原因があります。
ここでは、人嫌いになる原因を解説します。自分に照らし合わせて、どうして人を嫌いになってしまうのか考えてみましょう!

嫌なところばかり目につく

どんどん人が嫌いになってしまう人は、他人の嫌なところばかり目につきやすくなっています
周囲の人のちょっとした言動や行動が不快に思えたり、些細な欠点でも気になりすぎてしまったり、以前は気にならなかったのに、人の嫌なところばかり目がいくこともありますよね。

嫌なところばかり目につくと、だんだんと相手のことが嫌いになってしまうのです。

自分を守ろうとしている

どんどん人を嫌いになる原因は、自分自身の心を守ろうとしているからかもしれません。

過去に人に裏切られたり、理不尽な理由で嫌われたりといった、傷ついた経験があると、自分を守るために他人を警戒し、どんどん嫌いになっていってしまうということがあります。

一度嫌な思いをすると、たとえ周囲がいい人ばかりでも、「もしかしたら」と疑ってしまうこともあるはず。
過去の経験のせいで、「またあんな嫌な気持ちになるくらいなら1人でいたほうがマシ」と思い、人嫌いになってしまうのです。

ストレスが溜まっていて余裕がない

ストレスや疲れが原因でイライラして、心に余裕がなくなると、人と関わることが面倒に思えることもありますよね。
気持ちに余裕がないと、些細なことでも他人に対してマイナスな印象を持ちやすくなり、周囲の人を嫌いになることも。

大好きだった友達や家族、恋人に対しても、ストレスが溜まっていて心に余裕がないと、ついイライラしてしまい、嫌になることもあるでしょう。

人を嫌いになりやすい人の特徴

人を嫌いになりやすい人の特徴

前述のとおり、どんどん人を嫌いになるのには、さまざまな理由があります。
では、いったいどのような人が人を嫌いになりやすいのか、ここでは人嫌いになりやすい人の特徴を紹介します。

自己評価が低い

自分に自信を持てず、自己評価が低い人は人嫌いになりやすい傾向があります
自分に自信がない人はつい他人と自分とを比べてしまいがち。「自分なんてダメだ…」と感じて、周囲の人に劣等感を抱きやすいです。

また、自分に自信が持てないと、どんなに人に優しくされても好意や親切にまで疑心暗鬼になってしまいます。
「本音では馬鹿にしているんじゃない?」「何か裏があるに違いない」「私を利用しようとしているのかも!」などとマイナス思考に陥りやすく、人を避けてしまうのです。

考え方が極端

誰かに少しでも優しくされると「あの人は私のことが好きなんだ!」と思い、ちょっとでも嫌なことをされると「あの人に嫌われた…」と思ってしまうような、極端な考え方の人は人を嫌いになりやすいです。

極端な思考になりがちな人は、良いことがあるとプラスに働きますが、嫌なことがあると一気にマイナスに傾きます
たとえ好きな人相手でも、自分がされたくないことをされたら、嫌いに変わりやすいです。

先入観で人の印象を決めつけがち

他人に対して先入観や思い込みが強い人は、第一印象で人嫌いになりやすいです。

たとえば、「髪を染めている子はギャル」「吊り目の人は冷たい」など、先入観で人への印象を決めつけて、そのまま固まってしまうと、なかなかその評価は変わらないでしょう。

ルックスのいい人や人気者など、周りからチヤホヤされている人には「実は裏がある」「見た目がかわいいだけで頭は空っぽ」など、妬むような先入観を持つこともあります。

完璧主義で真面目すぎる

完璧主義で真面目な人も、他人のことを嫌いになってしまいがちです。

自分が日頃から頑張りすぎるため、周囲の人のダメな部分や足りない部分にどうしても目がいってしまい、「私はこんなに頑張っているのに、なんでみんなは頑張れないの!?」と悩んでしまうのです。

また、周囲の人のダメなところが目につくと、「自分がフォローしなきゃ!」と思ってしまうのも完璧主義な人の特徴の一つ。
結果、ストレスが溜まって、人に対してネガティブな感情を抱きやすくなってしまうのです。

言いたいことが言えない

つい自分の本音を隠して、言いたいことが言えない人も、人を嫌いになりやすいです。

言いたいことが言えない人は、周囲の人に意見に従うことが多いですが、なかには納得できない意見もあります。
自分とは違う意見でも、反対することができず、嫌々ながら従うことになるので、不満を抱きやすいです。

周囲への不満が溜まっていくと、だんだん人嫌いになってしまいます。

自分本位である

自分本位で「自分が輪の中心にいないと気が済まない!」という人も、人嫌いになりやすいです。

「私はこうしてほしいのにしてくれない」などと自分本位の考え方をし続けていると、自分の望みを叶えてくれない人や、自分を褒めてくれない人、自分を大事にしてくれない人に対して不満を抱きます。

周囲の人への不満が募って「誰も自分を大事にしてくれない!」と思うと、どんどん人を嫌いになるかもしれません。

1人が好き

1人でいるほうが好きで集団行動が苦手という人は、たくさんの人と関係性を築くだけでもストレスを感じがちです。

1人が好きな人の多くは、好きなことを自由に楽しみたいため、他の人と交流するエネルギーや時間が惜しく、自分の自由な行動を邪魔されると他人と関わるのが嫌になることもあるでしょう。

そのような状況が続くと、どんどん人を嫌いになってしまうかもしれません。

どんどん人を嫌いにならないための対処法

どんどん人を嫌いにならないための対処法

「周囲の人をどんどん嫌いになっていく」「本当は仲良くしたいのに、人を嫌いになってしまう」と悩んでいる人は少なくありません。
ここでは、人を嫌いにならないための対処法を紹介します!

相手の価値観を理解する

人を嫌いになる原因として、「他人に先入観を持ってしまう」「自分本位になってしまう」ということがあります。
どんどん人を嫌いにならないためには、自分本位な考え方や先入観を捨て、相手の価値観や考え方を理解することが大切です。

友達の意見がどうしても理解できなかったり、周囲の人の言動を不快に思ったりしたときは、相手がなぜそのような行動をしたのか、どのような考え方でその言動をとったのかを考えると、冷静な判断ができるようになるはず。

もし、周囲の人がとった行動を許せなくても、相手の立場や気持ちを理解しようと努力し、その言動の理由や背景を考えれば、相手を必要以上に嫌いになることなく、建設的な解決策を見つけられるでしょう。

長い目で見る

人の嫌いな部分を見つけても、長い目で見るようにしてみましょう。
今は嫌いな部分があっても、時間が経てば相手の性格や価値観が変わって嫌いな部分がなくなるかもしれません。もしくは、自分の許容範囲が変わり、嫌いだった部分が大丈夫になることもあります。

どんどん人を嫌いになってしまうと悩んでいる人のなかには、焦って自分の考え方を変えようとする人もいるかもしれません。
ですが、嫌いな部分をすぐに好きになることは難しいでしょう。

無理に自分の気持ちを曲げても、心の底では「嫌い」と思う部分が残っているので、人付き合いが苦痛になる可能性が高いです。

嫌だなと思ううちは、無理に関わる必要はありませんいつか嫌いな部分が変わるかもしれない、平気になるかもしれないと考えて、気持ちを楽に持ちましょう。

無理に関わらない

人を嫌いになりたくないと思うあまりに、無理に人との関わりを持とうと頑張ってしまうこともあるかもしれませんが、これはNG。
たとえば遊びや食事に誘われたとして、人と関わりたくないのに無理に付き合うと、それがストレスになって、かえってどんどん人を嫌いになってしまうかもしれません。

特に苦手だと感じるタイプの人、嫌いになる明確な理由がある人と無理に関わろうと頑張りすぎてしまうとストレスになりやすく、さらにつらい思いをすることも。

誰しもすべての人と仲良くすることはできません。苦手な人と距離を置いて、一緒にいて楽しいと感じる人と関わるようにするのも人嫌いにならないための対策の一つです。

良いところを見つけてみる

どんどん人を嫌いにならないようにするために、人の良いところを積極的に探して見つけるようにしてみてください。

嫌いな部分がある人でも、良いところを見つけると印象が変わることがあります。

たとえば、「お節介で付き合いにくい」と思っていた人に「相談事は全部真剣に聞いてくれる」など良い部分を見つけると、「お節介で付き合いにくいけど、困っているときに頼りになる」と印象も変わりますよね。

人の良いところを見るようにすると、多少嫌いなところがあっても受け入れやすくなります。

嫌いな人を気にしないようにする方法

嫌いな人を気にしないようにする方法

どんどん人を嫌いにならないように気をつけても、どうしても苦手な人がいる人も多いでしょう。
近くに嫌いな人がいると、気になって仕方ないかもしれません。ですが、嫌いな人のことばかり考えているのは、時間がもったいないです。

なるべく嫌いな人を気にしたくないときは、以下の方法を試してみてください。

  • 関わるのは必要最低限にして、適切に距離をとる
  • 「相手と自分は違う人間だから理解できなくても仕方ない」と割り切って考える
  • 嫌いな人のことを考える時間は無駄だと考え、好きなことをする時間や好きな人と接する時間を大事にする

世の中にはいろいろな人がいるのが当たり前。嫌な人もいれば、あなたを大切にしてくれる人もいます。
なるべく嫌いな人のことを考える時間を減らし、好きな人や一緒にいて安心できる人と過ごす時間を大切にしましょう。

どんどん人を嫌いになるときは無理に付き合おうとしないで

人付き合いの悩みは誰しもが抱えるもの。たとえどんどん人を嫌いになってしまったとしても、無理に人と付き合おうとせず、まずはそんな自分自身を受け入れて、長い目で見るようにしましょう。

時間が経てば、嫌いな人への印象も変わるかもしれません。
もし、嫌いなままでも、相手のことをずっと考えている時間はもったいないです。

好きな人や安心できる人と過ごす時間を大切にしながら、少しずつ人と接することを楽しむようにしていきましょう。