盗撮から身を守ろう!高校生がやるべき対策&注意すべき場所
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駅構内や更衣室など、高校生が盗撮の被害に遭ったというニュースも多いですよね。
盗撮被害に遭わないためにも、日頃から対策をしておくことが大切です。
この記事では、高校生が盗撮されやすい場所や、盗撮されないための対策を紹介します。
要注意!高校生が盗撮されやすい場所
まずは、高校生が盗撮されやすい場所について紹介します。
家・トイレ・風呂・更衣室
薄着で過ごす場所や、着替えたり裸になるような場所は、盗撮されやすいです。
高校生に身近な場所だと、学校内の更衣室やトイレ内などに隠しカメラが設置されている可能性があります。
また、安心して過ごせるはずの自宅でも、自室やトイレ、風呂などにカメラが仕掛けられている可能性があるので注意が必要です。
駅構内
駅構内は高校生の通学時間の時間帯に合わせた盗撮が多い場所です。
特に、真うしろに立っていても違和感がないような、エスカレーター・エレベーター内・駅のホームは盗撮の可能性が高くなります。
商業施設
高校生が友達と一緒に、学校帰りや休日に遊びに行く商業施設内も盗撮で狙われやすい場所です。
買い物やおしゃべりに夢中になっていると注意が薄くなり、盗撮されていても気づきにくくなります。
駅構内と同様に、商業施設もエスカレーターやエレベーターでも盗撮される可能性が高いです。
電車・バス内
通学で公共交通機関を使う高校生も多いですが、電車やバスは盗撮犯に狙われやすいです。
特に混雑していると人と人との距離が近くなります。真うしろや横に立っていても違和感がなく、盗撮されても気づきにくいのです。
路上・公共の場所
通学・帰宅時など、普通に路上を歩いていても盗撮の被害に遭うケースがあります。歩きスマホしてるときなどは、特にうしろに注意が向かずに盗撮されても気づきにくくなるのです。
特に、階段・エレベーターを利用しているときは、高低差でスカートの中を撮影しやすくなったり、密室で近くに立っても違和感がないので盗撮されやすくなります。
ゲームセンター
高校生が友達と遊びに行くゲームセンターも、盗撮犯に狙われやすい場所のひとつです。
ゲームに夢中になっていると前側に意識が集中するので、うしろや横からの盗撮に気づけません。
また、プリクラの機械のなかも、置き型のカメラが置きやすいので盗撮が多い場所となります。
書店
書店も盗撮が多い場所です。本を選んでいたり、立ち読みをしているとうしろや横に人がいても違和感がないですよね。
また、通路が狭い書店だと真うしろに立ったり、すぐうしろを通ることも多いため、気をつけたほうが良いでしょう。
学校
ニュースでも取り上げられることがありますが、学校内も盗撮される可能性があります。
更衣室やトイレ内に置き型のカメラが置かれることが多いです。
また、文化祭や体育祭などのイベントごとでは、高校生以外にも学校内に一般の人が出入りできるようになります。置き型のカメラを設置されたり、イベントに集中している高校生を狙って盗撮されたりするため、注意が必要です。
盗撮に使われる小型カメラの種類
盗撮を防ぐにはまず、カメラに気がつくことが大切です。
盗撮には小型のカメラが使われることが多いです。
どういうカメラがあるのか、どこに隠されることが多いのかを知っておくだけでも、盗撮の対策になりますよ。
街中で注意したい小型カメラ
まずは、街中で注意したい隠しカメラを紹介します。
盗撮に使われやすいカメラは、「手に持っていても違和感がないもの」の形をしています。
誰でも購入できる市販品も多いため、「どんなものが販売されているか」をチェックしておくことも大切です。
市販されている小型カメラには、以下のようなものがあります。
- モバイルバッテリー型
- ペン型
- スマートウォッチ・腕時計型
- メガネ型
- ネックレス型
また、小型カメラ単体だと、指先程度の大きさのものが多く販売されています。
カバンに穴を空けて隠したり、服の胸ポケット、靴の足先部分など、巧妙に隠されている可能性が高いです。
スカートの中が見えるような位置にカバンや足先(靴)、スマホなどを差し込むような動きをしていないか注意しましょう。
部屋などで注意したい小型カメラ
続いて、室内で注意したい小型カメラを紹介します。
小型カメラだと指先程度の大きさのものも多いので、室内は隠されやすいです。
- 置き型時計の針の中心部分
- 間接照明・電気
- 火災報知器
- ネジ穴
- 荷物がけ用フック
- コンセントタップ
- 便座の裏側
- ゴミ箱
- 貼り紙の裏
- 置物
- 壁の穴
- スピーカー
- コーヒーメーカー
- ケトル
など、普段じっくり見ない場所や、死角になる場所に小型カメラが設置されやすいです。
特にトイレは、「誰かの忘れ物かな?」「ゴミが置いてあるのかな?」と思うようなものがあり、実はそこに隠しカメラが仕込まれている可能性もあります。また、トイレにあっても違和感がない、置物やゴミ箱、荷物がけ用のフックなど、さまざまな場所をチェックするのが良いでしょう。
高校生必見!盗撮を防ぐ対策方法
盗撮犯が悪いのは当たり前なのに、被害に遭わないように注意をしながら生きていかなくてはいけないのは大変ですよね。
しかし、盗撮にも利用される小型カメラは、規制もなく誰でも買うことができてしまいます。盗撮被害に遭わないようにするためには、自分で自分の身を守るしかないのが現状です。
盗撮を防ぐために高校生ができる対策について紹介します。
異変に気づけるように周囲に気を配る
歩きスマホをしたりイヤホンをしたりせず、周囲に気を配ることが大切です。
盗撮被害の多いエスカレーターや階段では、登るときにちらっとうしろを振り返ることで抑止力にもなります。
また、エスカレーターに乗るときは前を向くのではなく、横向きで乗って後ろの人の行動が見えるようにするのも良いですよ。
スカートの下にスパッツを履く
スカートを履く際は、下着が見えないようにスパッツを履いておくのが良いですよ。
高校生はどうしても制服でスカートを着る場合が多いので、盗撮の被害にも合いやすくなってしまいます。
スパッツを着用していることによって、カメラを向けられても下着は映らないで済みます。
ただし、タイツや短いスパッツだと、下着が透けて見えたり足の見える部分が多くなってしまう場合もあるので、なるべく「下着っぽく見えないデザインのもの」を選びましょう。
男女共用トイレは避ける
男女共用のトイレは、当然ですが男性も出入り可能です。そのため、女子トイレよりもカメラが仕掛けられやすくなります。
被害を抑えるためには、なるべく女性専用のトイレなどを利用するのが望ましいです。
同様の理由で、電車の車両や漫画喫茶なども女性専用を利用するようにしましょう。
ただし、女性専用だからといって必ずしも安全ではないので、常にカメラがないかなど注意しておくことが大切ですよ。
カメラがないかまずチェックする
日頃から、トイレや更衣室など、衣服を脱ぐ場所では怪しいものがないかチェックする癖をつけておきましょう。
怪しいとものがあれば、タオルやハンカチをかけておいたり、置いてあるものをひっくり返したりするのも良いですね。
常に警戒していると、疲れてしまうかもしれませんが、盗撮はさまざまな場所で起こるので信用しすぎるのもよくありません。
習慣のひとつにできれば一番良いですね!
盗撮されたときの対処方法
盗撮の対策について紹介しましたが、気をつけていても盗撮の被害に合ってしまう可能性があります。
実際に盗撮の被害に合ってしまった場合の対応を紹介しますね。
固定カメラを見つけた場合
まず、固定されているカメラを見つけた場合です。
固定されているカメラを見つけたら、まずはタオルやハンカチなどを被せましょう。盗撮の被害拡大を抑えられます。
そして、設置されているカメラは壊したりせずに警察に届け出ましょう。
盗撮している犯人がカメラを回収しにきて鉢合わせてしまう場合もあるので、まずは安全を確保して逃げることを優先してくださいね。
街中で盗撮された場合
次に、駅や街中などで、スカートのなかなどを盗撮されていることに気付いた場合です。
こういった場合、周りの人に助けを求めるのがひとつの方法です。
警察に通報することも大切ですが、まずは自分の安全の確保を優先しましょう。
また、盗撮の被害に合ってしまったら気が動転してしまう可能性もあるので、犯人の特徴や場所と時間をメモに残しておくと良いかもしれません。
高校生におすすめの盗撮対策アイテム
盗撮対策のアイテムとして盗撮発見器があります。
赤い光でカメラのレンズを見つけるタイプと、電波などを感知して見つけるタイプがあり、ものによっては両方の機能がついています。
小型で持ち運びやすいので、高校生でも通学中や学校内の更衣室・トイレなどで使いやすいでしょう。
高校生が盗撮の被害に遭わないよう対策法や対処法を頭に入れておこう!
高校生が盗撮されやすい場所や盗撮の対策について紹介しました。
高校生は盗撮で狙われやすいので、盗撮の被害に合ってしまう前に対策をしておきましょう!
また、被害に合ってしまった場合も落ち着いて行動できるように、対処法も頭に入れておくと良いですよ。
盗撮の被害者側が対策して生活しないといけないのは悲しいですが、大きな被害にならないようにするためにも日頃から注意する習慣をつけておきましょう!