バイト面接で落ちる高校生の原因・特徴とは?落とされるサインも紹介!
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自分なりに頑張っているつもりなのに、バイト面接を受けても不採用になり続けると、落ち込んでしまいますよね。
この記事では、バイト面接で落ちる原因とその対処法を高校生向けに解説します。
さらにバイト面接で落とされるサイン・受かるサインを紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
高校生がバイト面接で落ちる原因
高校生がバイト面接を受けても落ち続けるときは、自分自身に何か大きな原因がある可能性があります。
まずは、バイト面接で落ちる原因として考えられるものを紹介します。思い当たるものがないかチェックしてみてくださいね。
挨拶ができない
挨拶がちゃんとできることは、バイト面接の際に重要な点です。
挨拶できないと、ちゃんとコミュニケーションがとれない人に見えてしまうでしょう。
また、挨拶をしているつもりでも相手に聞こえなかったり、ぶっきらぼうだったりしては意味がありません。
敬語が使えない
バイト面接であなたが会うのは、もし働くことになったらあなたの上司・先輩にあたる人です。
特に高校生の場合、相手は年上であることがほとんどでしょう。
そんな相手にまるで友達に話すようなタメ口では、礼儀正しくない人、当たり前のマナーができていない人だと思われてしまいます。
時間にルーズ
バイト面接に遅刻するのは、もちろんNGです。
だらしなく不誠実な印象になってしまうでしょう。
体調不良や電車の遅延などでやむをえず遅れてしまいそうな場合は、謝罪と確実に行ける時間を連絡してください。
逆に、バイト面接は行くのが早すぎても印象が悪くなることがあります。
バイト先の人は面接のほかにも仕事を抱えており、早く行きすぎると迷惑になることもあるからです。
身だしなみが良くない
バイト面接のときは、服装や髪型といった身だしなみも大切なポイントです。
もちろん、気合の入ったおしゃれをする必要はありません。
しかし、Tシャツやパーカー、サンダルのようにあまりにもラフな服装や、髪がボサボサ、服がヨレヨレなど不潔な印象を与える格好では、良い印象にならないでしょう。
質問にちゃんと答えられない
バイト面接では、シフトやこれまでの経験、またあなた自身についてなど、さまざまな質問をされます。
そのときにきちんと答えられないと、落ちる可能性が高いです。
たとえば言葉に詰まってしまってなにも言えない、要点をまとめられず長々と話してしまう、的確に答えられず相手の知りたい情報を提示できないなどは、NG でしょう。
やる気を感じられない
バイト面接で落ちる確率が高い高校生は、受け答えの内容や態度から「やる気がなさそう」と思われてしまっているかもしれません。
志望動機にあなた自身の意思を感じない、バイト先のことをなにも調べていない、あなたからの質問(逆質問)がなにもないなどは、やる気がないとみなされやすいですよ。
シフトに入れない
バイト先は人手が欲しいタイミング働ける人を求めています。
そのため面接での態度や人柄が良くても、スケジュールが合わず必要とされる曜日・時間帯に働けない場合は、落ちるでしょう。
バイトに確実に受かるためには、シフトをはじめとする条件をしっかりとチェックし、合っているかどうか確認してから応募することも大切です。
バイト先の雰囲気に合わない
採用担当者があなたのことを良い人だと感じていても、バイト先の雰囲気に合わなければ落ちるでしょう。
たとえば、お客さんに大きな声で挨拶する飲食店には、大人しく物静かな人よりハキハキ元気な人のほうが合いそうですよね。
逆に静かに黙々と作業するバイト先なら、大人しく物静かな人のほうがなじめそうと感じるのではないでしょうか。
持ち物をちゃんと持ってこない
バイト面接では、履歴書のほか筆記用具や自分のスケジュールを確認できるものなどが必要になります。
また、事前にバイト先から持ち物の指定がある場合もあるでしょう。
これらの持ち物は、必ずきちんと持っていきましょう。
忘れ物があると、だらしない人、丁寧に準備できない人と思われてしまいます。
履歴書に不備がある
履歴書は、バイト先に自分の学歴やスキルといった詳細な情報を伝えるための重要な書類です。
そのため履歴書がきれいにかけていなかったり、書くべきところが空欄になっていたりすると、印象が悪くなります。
「だらしない、いい加減な人なのでは?」「バイトを頑張るつもりがないのでは?」と思われてしまうのです。
また記入に問題がなくても、履歴書がシワシワだったり、汚れがあったりしても印象は良くないでしょう。
バイトに受かるためにはきれいな履歴書を使い、丁寧な字で、必要な情報を漏れなく記入してください。
間違ってしまったとき、履歴書には修正液や修正テープは使えません。
新しく書き直すか、二重線と訂正印で直しましょう。
証明写真のイメージが悪い
履歴書に貼る証明写真も、バイトの合否に関わります。
証明写真は本人確認をするだけでなく、ぱっと見たときの印象や人となりを判断するためのものなのです。
そのため、証明写真の表情があまりにも暗かったり、身だしなみや姿勢が悪かったりすると、良い印象を与えられずバイトに落ちる可能性が高くなります。
メール・電話のマナーができていない
採用選考の途中で、バイト先の人に電話やメールでコンタクトをとるシーンもあります。
その際、マナーが悪いと落ちる原因になるでしょう。
以下のような電話・メールをしてしまうと、マナーができていないと思われる可能性があります。
【電話の場合】
- 敬語が使えない
- 挨拶できていない
- 声が小さい・早口など聞き取りにくい
- 忙しいタイミングでの電話
【メールの場合】
- 誤字脱字が多い
- 長く分かりにくい文章
- 挨拶や署名がなく誰からか分からない
- なんの連絡か分からない件名
電話やメールをする前に、よく調べておきましょう。
とはいえ、バイト先の人がいつ忙しいのかは分かりにくいこともあるでしょう。
もし電話をかけてみて相手が忙しそうなら、都合の良い時間を尋ね、その時間にかけ直すと良いですよ。
バイト面接で落ちる高校生の特徴
バイトに落ちる
- 落ち着きがない
- 話し方や雰囲気が暗い
- 服装や髪型など清潔感に欠けている
- 座り方などの態度が悪い
- 声が小さい
- 敬語ができていない
高校生がバイト面接に落ちないための対策方法
ここからは、高校生がバイトに落ちないための具体的な対策方法を紹介します。
以下の記事とあわせて、参考にしてみてくださいね。
服装は制服orきれいめの私服
高校生がバイト面接を受けるとき、服装は制服が無難です。
真面目さと清潔感をアピールできるよう、きれいな状態の制服を着崩さずに着用しましょう。
また、私服でも問題ありません。
ただし、サイズ感の合っていない服、汚い服、カジュアルすぎる服はNGです。
シャツやブラウスに、きれいめのパンツやスカートなどがおすすめです。
色は白やベージュ、ネイビー、柄は個性的でなく、全体的にシンプルなものを選ぶと良いでしょう。
5〜10分前に行く
バイト面接は遅刻することはもちろん、早すぎる到着もNGです。
具体的には、面接開始時間の5〜10分前に到着すると良いでしょう。
遅刻しないように余裕を持って周辺に到着しておき、ちょうど良い時間を見計らってバイト先の人に声をかけてくださいね。
ハキハキ・丁寧に挨拶と受け答えをする
先ほど紹介した通り、バイト面接では挨拶をすること、丁寧な言葉できちんと質問に答えることが大切です。
- 入室するときは「失礼します。」
- 面接開始時は「〇〇です。よろしくお願いいたします。」
- 面接終了時は「ありがとうございました。」
- 退出時は「失礼します。」
このように、しっかりと挨拶しましょう。
また、普段友達と話すような砕けた言葉遣いはNGです。
受け答えに詰まる可能性があるので、使い慣れないような難しい言葉を無理に使う必要はありませんが、「〜です」「〜ます」と丁寧に話すことを心がけましょう。
質問の答えは自分の言葉で
バイト面接で聞かれることが多い質問と答え方を、事前に調べてシミュレーションしておくことは大切です。
しかし、答えのテンプレートを丸暗記して答えるだけでは、あなたの人柄ややる気を伝えることができません。
そのため、バイト面接に受かるためにはあなた自身の言葉で答えましょう。
特に志望動機や自己PRなどは、あなたの考えをちゃんと伝えられるよう、準備しておいてくださいね。
背筋を伸ばして笑顔
言葉や話す内容に注意を払っても、姿勢が崩れていたり、どんより暗い表情だったりすると印象が悪くなります。
また、体がソワソワと動き続ける、目線がキョロキョロとして定まらないといった様子は、落ち着きや集中力がない人に見えてしまうでしょう。
バイト面接中は、姿勢を正して背筋を伸ばし、朗らかな表情で相手を見ると良いですよ。
脚はそろえて座り、手は膝の上に置いておきましょう。
バイト先の情報をしっかりチェックしておく
バイト面接を受ける際は、働くことを想定してバイト先の情報を確認しておくと良いでしょう。
特に、求人に載っているような、勤務場所や時間といった基本的な情報を把握できていないと、やる気がないように見えてしまいます。
また、バイト先の情報をしっかり確認しておくことで、逆質問に備えやすくなりますよ。
【不採用サイン】バイト面接で落とされるサインとは?
ここまでバイト面接に受かるためのポイントを紹介してきましたが、さまざまな理由で落ちる可能性もあります。結果が分かるまでハラハラしながら待つのはしんどいと感じるでしょう。
しかし、バイト面接中の相手の様子から、自分は落とされるのか推測できる方法があります。
もちろん100%の確率で合否が分かるわけではありませんが、以下のサインを参考にしてみましょう。
質問されない
通常、バイト面接で「採用したい」と考えている場合、「いつからシフトに入れる?」「週何日くらい入れる?」など具体的な質問をたくさんされます。
しかし、バイト面接中にあまり質問されなかったのであれば、履歴書や態度などで何か良くない要素があり、「不採用だな…」と思われた可能性があります。
とにかく人手が足りなくて、採用前提で考えているからこそあまり質問をしてこないという可能性も。履歴書や電話での連絡の際にある程度情報を伝えている場合も、面接ではあまり質問されないこともあるので、「質問が少なかった」と気にしすぎる必要はないでしょう。
受け答えに対する反応が悪い
「シフトにどれくらい入れますか?」などの質問に返答したあとに、「うーん…」「あ、そうなんだ…」と反応が悪かった場合は、落とされるサインの可能性があります。
面接官が想定している採用基準に満たしていない返答が返ってきた場合など、「思った感じと違うな」と思われているかもしれません。
働くことを想定した話がない
バイト面接の際に採用後に働くことを想定した話が出なかったら、落とされるサインの可能性があります。働くことを想定した話とは、シフトの決め方や通勤経路・方法、仕事内容についてなどです。
バイト面接は採用する側はもちろん、面接を受ける側も「ここで働くかどうか」を考える場でもあります。お客としてお店に訪れたときとは違う裏側を見ることができる貴重な機会です。
そのため、面接官も働くことを想定して、「急に休むときは自分で代わりの人探してもらいます」「接客だけじゃなくこういう業務もやってもらいます」などの話をしてくれます。そのうえで「それでも大丈夫そうですか?」と確認してくれる場合が多いです。
バイト面接の段階で「この人は不採用だな」と思われている場合は、面接を受ける側に働くことを想定した話をする必要がないので、こういった具体的な話がなく終わってしまう可能性があります。
面接時間が短すぎる
バイト面接の時間があまりにも短すぎる場合は、落とされるサインといえるでしょう。
バイト面接は30分前後が基本だといわれています。しっかりと仕事内容の説明などがあるような場合は1時間ほどかかるほか、短い場合は10分ほどで終わる可能性もあります。
忙しいお店の場合は短時間で終わる場合もあるので、必ずしも面接時間が短いから落とされるとは限りません。ほかの落とされるサインにも当てはまるうえでに、すぐに面接が終わった場合は不採用の可能性もあるでしょう。
【合格サイン】バイト面接で受かるサインとは?
最後にバイト面接で受かる合格サインを紹介します。こんなバイト面接だった場合は、受かる可能性が高いといえるでしょう。
具体的な質問・仕事内容の話が出た
落とされるサインとは真逆で、時間をかけてさまざまな質問をされたり、具体的な仕事内容を説明されたりした場合は、受かるサインといえるでしょう。
仕事場の説明をされた
「店舗とは別に事務所がある」「裏にゴミ捨て場がある」「ここがキッチンです」など、仕事場を案内しながら説明された場合は、受かるサインと考えられます。
本来なら職場の裏側はあまり見せたくないものですよね。採用を考えていない人には見せないことが多いです。しかし、バイト採用後に行われるような案内があった場合は、採用される可能性が高いといえるでしょう。
働いている従業員を紹介された
面接後に働いている従業員とすれ違った際や、仕事場を案内された際などに「こちら〇〇さんです。面倒見が良いベテランさんで〜」など紹介してもらったら、受かるサインの可能性が高いです。
採用する側はもう「採用する想定」で考えているのかもしれません。
高校生がバイト面接に落ちる原因はさまざま!受かるポイントを押さえよう
バイト面接に落ちる高校生は、面接中のやり取りのほか、履歴書や証明写真、条件に合っていないなどさまざまな原因が考えられます。
バイトに受かるためには、身だしなみや言葉遣い、態度、到着時間などさまざまなポイントを押さえると良いでしょう。
今回の記事を参考に、バイト面接を頑張ってくださいね。