絶対日焼けしない方法5選!顔や腕などパーツ別の対策すすめケアアイテムも紹介
目次【開く】
高校生のうちから日焼け対策をしないと、紫外線によるダメージが蓄積され、将来的にシミやシワにつながる可能性も!
そこで気になるのが「絶対日焼けしない方法」ですよね!
今回は肌にダメージを与えないために必要な日焼けしない方法について紹介します。
ズボラさんでも簡単に日焼け対策できる方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
日焼け対策が必要な理由
紫外線は波長の長さによってUV-A・UV-B・UV-Cと3つの種類があります。そのうちUV-AとUV-Bが日焼けする原因となる紫外線です。
このように、紫外線は屋外だけでなく屋内でも肌に届きダメージを与えます。
紫外線を浴びると「活性酸素」が大量に発生し、肌の弾力やハリを保つコラーゲンやエラスチンを破壊してしまいます。
そのため、きちんと日焼け対策をしないと、将来的にシミやそばかす、たるみなどを引き起こす可能性があるのです。
絶対日焼けしたくない人必見!日焼けしない方法5つ
紫外線によるダメージは将来に影響を与えるため「絶対日焼けしないぞ!」という気持ちで、若いうちから日焼け対策を行っていきましょう。
ここでは、焼かないために実践できる日焼けしない方法を5つ紹介します。
ただ塗るだけじゃダメ!日焼け止めは効果的に塗る
日焼けしない方法としてもっともメジャーな対策といえる日焼け止め。ですが、ざっと塗っただけで「日焼け対策をした」と満足するなど、正しい方法で使用しないときちんとした効果が発揮されません。
日焼け止めは正しい方法で塗って、最大限の効果を引き出しましょう。日焼け止めを顔に塗る正しい塗り方を紹介するので、こちらをチェックしてみてくださいね!
日焼け止めの塗り方〜顔編〜
顔に日焼け止めを塗るときは、中心から外側に向けて伸ばすのがポイントです。
また、1度だけだと塗り残しやムラが生じる可能性があるので、特にシミやそばかすができやすい顔は重ねづけしましょう。
日焼け止めの塗り方〜体編〜
体に日焼け止めを塗るときは、手に出して部位に塗りつけるのではなく、塗る部位に直線を描くように出してから手でクルクル伸ばすのがポイントです。
日焼け止めを効果的に使うポイント
塗り方以外にも日焼け止めをより効果的に使うために、以下のポイントを意識して使うと良いですよ。
【日焼け止めを効果的に塗るためのポイント】
- 日焼け止めを塗る前にしっかり保湿
- 塗る量は商品ごとに記載された規定量を守る
- 紫外線を浴びやすい部位(鼻・肩・背中上など)には重ねづけしておく
- 屋外にいる時間が長いときや紫外線量が時間帯にも重ねづけする
- 塗り忘れが多い部位(耳のうしろ・首・デコルテ・手や足の甲・脇・体の側面)も忘れずに
- 2〜3時間おきに塗り直す
- 塗り直すときは汗を拭いてから
また、日焼け止めを選ぶときは商品に記載されている「SPF」や「PA」といった表記をチェック、使うシーンに合ったものを選ぶことが大切です。
SPFはUV-B、PAはUV-Aを防ぐ効果を示す指標です。SPFは数値が高いほど、PAは+の数が多いほど高い効果が期待できます。
外出する時間が少ない場合はSPF10~20・PA+~++、 屋外で長時間活動する場合はSPF30~50・PA++~++++ が目安になります。
おしゃれしながらUVカットアイテムも活用
日焼けしない方法として、日焼け止めと合わせてUVカットアイテムを利用するのがおすすめです。
UVカットの帽子や日傘、サングラス、長袖のパーカーやカーディガンといったファッションアイテムをコーデに取り入れるほか、下地やファンデ、リップのようなコスメもSPFやPAが表記されたものを選びましょう。
【UVカットアイテムを選ぶポイント】
- 「完全遮光」と書いてあるものも100%か確認する
- 色は白よりも黒やネイビーといったダークカラーのほうがUVカット効果が高い
- 日焼け止め同様に、UVカットコスメはSPFとPAをチェックして使うシーンに合ったものを選ぶ
日傘や帽子は商品によって「完全遮光」と書いてありますが、遮光率99.9%でも完全遮光と表記している場合もあります。ですが、99.9%と100%では効果に差があるため、遮光率やUVカット率が100%のものを選ぶのがおすすめです。
ただし、ダークカラーのアイテムは日光を吸収して表面温度が上がりやすいので、夏の暑い時期は熱中症対策も重要です。暑い時期は接触冷感や吸水速乾性のある素材や通気性の良いものを選ぶのも良いでしょう。
雨の日や夕方以降も気を抜かない
紫外線が強い時期や時間帯はもちろん、それ以外のときでもきちんと対策することが大切です。
紫外線の強さは季節や時間帯、天候、地域によって大きく変わります。季節は夏の6〜8月がもっとも強く、時間帯は太陽が真上に来る12時前後、天候は曇りよりも晴れの日に紫外線は強くなります。
ただし、それ以外の季節や時間帯もピーク時よりは弱くても紫外線を浴びるため、冬や雨の日、夕方以降の時間帯でも日焼けしないように対策が必要なのです。
屋内でも日焼けする!?カーテンを閉めてきちんと対策
UV-Aは窓ガラスをすり抜ける性質があり、屋内にいても日焼けします。
教室や家にあるカーテンやブラインドを閉めるだけでなく、できればUVカット機能付きのカーテンに変えると良いでしょう。
また、なるべく窓の近くにいないということも、立派な日焼け対策になります。家ではベッドや机を窓から離れた位置に変え、学校では窓からできるだけ離れた席に座るのがベストですが、無理な場合は休み時間中だけでも窓から離れましょう。
外出予定がない日でも日焼け止めを塗るほか、朝の洗顔後のスキンケアで保湿とUVケアをまとめてできる乳液を使うといった対策も大切です。
紫外線対策はインナーケアも重要
紫外線による肌へのダメージを和らげるためには、活性酸素を取り除いて酸化の働きを抑える「抗酸化物質」が含まれる食品を摂取することが大切です。
【抗酸化物質の種類とおすすめの食品】
- ビタミンA…レバー・さつまいも・チーズ・にんじん・ほうれん草・黄卵
- ビタミンC…パプリカ・じゃがいも・ブロッコリー・キウイフルーツ・いちご
- ビタミンE…アーモンド・卵・アボカド・かぼちゃ・うなぎ
- ポリフェノール…ブルーベリー・豆腐・ゴマ・そば・緑茶
- カロテノイド…緑黄色野菜・甲殻類・海藻類・柑橘系・黄卵・マンゴー・柿・とうもろこし
ほかにも「飲む日焼け止め」などのサプリメントで抗酸化物質を摂取する方法もあります。
こういったインナーケアは、日焼け止めやUVカットアイテムとあわせて行うと良いでしょう。
日焼けした肌を白くする方法はある?
日焼け止めに塗りムラがあったり、塗り忘れたところがあったり、時間がなくて塗り直せなかったりして、うっかり日焼けすることも。
「日焼け」には、紫外線を浴びたあと、数時間後から2〜3日後まで肌が赤くなる「サンバーン」と、数日後から数週間・数ヶ月後まで肌が色素沈着によって黒くなる「サンタン」の2種類があります。
サンバーンは軽いやけどを起こしている状態であるため、素早くケアをしてダメージを抑えましょう。
すぐに冷やして保湿
日焼けして赤くなった肌は熱を持っているため、熱を取り除いてあげることが大切です。
そのため、まずはタオルで包んだ保冷剤や水で濡らして絞ったタオルを使って、日焼けした部分をクールダウンさせましょう。
さらに、日焼け後の肌は紫外線によるダメージを受けて乾燥しやすいので、冷やして肌が落ち着いてきたらしっかりと保湿をして肌にうるおいを与えてください。
日焼け後の肌は敏感なため、手で強くこすったり刺激の強いケア用品を使ったりするのは避けましょう。
肌が落ち着いたら美白化粧品でケア
日焼けしたあとは「肌が黒くなっちゃう…」と心配して、すぐに美白化粧品を使ってケアしたくなりますが、美白ケアは赤みやひりつきが落ち着いてから行ってください。
美白化粧品は、メラニンの過剰な生成を抑える効果が期待できると厚生労働省の認可を受けた美白有効成分が入った医薬部外品のものを選びましょう。
【厚生労働省認可の主な美白有効成分】
- アルブチン
- ビタミンC誘導体
- トラネキサム酸
- プラセンタエキス
- リノール酸S
- コウジ酸
※美白ケア=メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐケア
ターンオーバーを促進させる
人間の肌は紫外線を浴びることでメラニンという色素を作り出し、一時的に色素沈着によって肌が黒くなります。
肌が生まれ変わる仕組みである「ターンオーバー」が正常に起こると、古い角質とともにメラニンも肌表面に押し上げられてはがれ落ちていきます。
しかし、紫外線によるダメージが蓄積されてメラニンが過剰に生成されることや、ターンオーバーが乱れることで正常に肌表面に押し上げられずとどまってしまうことで、しみになってしまうのです。
そのため、うっかり日焼けしてしまったときは、ターンオーバーを促進させて、肌を早く生まれ変わらせることが大切です。ターンオーバーを促進させるためには、バランスの良い食事や良質な睡眠をとるほか、適度な運動によって代謝を上げましょう。
ピーリングで角質ケア
ピーリングは肌表面にある余分な角質を除去して、ターンオーバーを正常化する効果が期待できるケア方法です。
クリニックでケミカルピーリングを受けられるほか、市販のピーリングアイテムを使えば自宅でもケアが可能です。
日焼けをしてすぐのデリケートな肌には刺激が強いため、肌の赤みやヒリつきが落ち着いてから行いましょう。
以下の記事では自宅で簡単にピーリングできるスクラブについて詳しく解説しています。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね!
パーツ別!日焼けしない方法&おすすめケアアイテム
最後に、体のパーツごとの日焼け対策方法とおすすめのUVケアアイテムを紹介します。
【顔】ベースメイクやUVカットアイテムをフル活用!
日中マスクをつけて過ごすこともありますが、紫外線対策をせずにマスクをつけて過ごしていると、マスクから上の部分だけ日焼けします。しっかりと顔の日焼け対策を行いましょう。
顔は日焼け止めやUVカット効果のあるファンデーションや下地を使うのと合わせて、帽子やサンバイザー、日傘といったアイテムで紫外線を防ぐことも大切です。
【目】サングラスや帽子でUVカット!
肌の紫外線対策はバッチリでも、目の対策はしていない人も多いですよね。
高校生のうちに紫外線を長時間浴びてダメージが蓄積されると、将来目の病気のリスクが上がるといわれています。そのため、早いうちから目の紫外線対策もきちんと行っておきましょう。
目を紫外線から守るためのアイテムは、サングラスやUVカットメガネのほか、つばの長い帽子や日傘もおすすめです。また、コンタクトをつけている人は、UVカットの機能がついたものを選ぶと良いでしょう。
【唇】UVカット&保湿もできるリップでカバー
唇の紫外線対策にはUVリップを使用し、日焼け止め同様にこまめに塗り直しましょう。
色付きリップなら保湿と紫外線ケアを同時に行えるだけでなく、塗り直しも楽なのでおすすめです。
【髪】専用のUVカットオイルもあり!
肌だけではなく髪の毛も紫外線ダメージを受けます。
日焼けしたり、うるおいがなくなってぱさついたりといった影響があるため、ドライシャンプーやヘアオイルにUVカット効果がプラスされたものを使用するほか、帽子や日傘で対策しましょう。
また、日焼け対策だけでなくうるおいケアも忘れずに行ってくださいね。
【首】日焼け止めを必ず塗ってアイテムでもカバー!
首は日焼け止めを塗り忘れやすい部分です。しっかりと日焼け止めを塗っておくほか、首のうしろをカバーする日除けつきの帽子やネックカバーといったアイテムも使うと良いでしょう。
【腕】日焼け止め+アームカバーやカーディガンで対策
腕は、日焼け止め+UVカット機能つきのアームカバーや長袖のカーディガンで日焼け対策を行いましょう。
夏に長袖のカーディガンを着ると暑いですが、アームカバーであれば着脱が楽なので温度調節もしやすく、シャツの袖から風も通るためおすすめです。
手の甲は意外と対策できていない人も多く、自転車通学の場合は特に日焼けしやすいので注意が必要です。
手の甲まで覆えるアームカバーをつけるほか、こまめに日焼け止めを塗るようにしましょう。
【脚】塗り直しやすいスプレータイプの日焼け止めが◎
脚はロング丈のボトムスを履いていればカバーしやすい部分ではありますが、スカートの場合は日焼け対策がしにくいので、日焼け止めで対策が必須です。
こまめに塗り直しやすいように、スプレータイプの日焼け止めがおすすめですよ。
おすすめの日焼け止めスプレーはこちらの記事でたっぷり紹介しています!
日焼けしない方法で紫外線対策を徹底しよう!
夏だけ日焼け対策をしている人も多いですが、冬でも曇りの日でも、屋内でもケアをしなければ紫外線を浴びて肌がダメージを受けます。そのため、1年を通して日焼け対策をすることが重要なのです。
将来後悔しないためにも、若いうちから今回紹介した日焼けしない方法を実践して、紫外線対策を徹底しましょう!
参考:
紫外線環境保険マニュアル-環境省
紫外線防止用化粧品と紫外線防止効果-日本化粧品工業連合会編
抗酸化物質-eヘルスネット
活性酸素と酸化ストレス-eヘルスネット
抗酸化ビタミン-eヘルスネット
カロテノイド-eヘルスネット