わらび餅のカロリーや糖質は高い?ダイエット中の食べ方を紹介
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夏の定番おやつといえば、プルプルとしたお餅にきな粉がマッチしたわらび餅。
ひんやり美味しくて、つい食べすぎてしまう人もいるのではないでしょうか?
この記事では、わらび餅のカロリーやダイエット向きの食べ物化などについてくわしく紹介します。
ダイエット中の人やわらび餅が好きな人は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
市販のわらび餅のカロリーは?
わらび餅には、本わらび粉が原材料のものと、わらび餅粉が原料のものの2種類あります。
本来わらび餅は、本わらび粉を使用したものを指しますが、本わらび粉は希少価値が高いため、一般的にスーパーなどで購入できるのはわらび餅粉が使用されたものです。
そこでまずは、わらび餅粉を使用した市販のわらび餅のカロリーを見てみましょう。
市販のわらび餅は、100gあたり169kcalほどです。
ご飯100gのカロリーが大体160kcalあるので、それと同じくらいのカロリーがあるのですね。
ただし、紹介したわらび餅のカロリーは、あくまでわらび餅を何もつけずにそのまま食べたときのカロリーです。
一般的にはそのまま食べるのではなく、きなこや黒蜜をかけて食べますよね。
きなこと黒蜜のカロリー
基本的にわらび餅に付属するきな粉はおよそ10gほど、黒蜜は20gほどの量だと言われています。
今回はその量に基づいたカロリーを見てみましょう。
食材 | カロリー |
きなこ(10g) | 44kcal |
黒蜜(20g) | 36kcal |
それぞれ40g程度のカロリーがあるため、きな粉や黒蜜をかけて食べる場合は単純に80kcalほどプラスされます。
きなこや黒蜜は比較的カロリーの高い食べ物。
わらび餅につけすぎると太る原因になるため、ダイエット中は注意が必要ですよ。
市販のわらび餅の糖質は?
ダイエットは、カロリーだけでなく糖質量にも注意する必要があります。
そこで、市販のわらび餅の糖質量を見ていきましょう。
食材 | 糖質量 |
わらび餅(100g) | 29.43g |
きなこ(10g) | 1.41g |
黒蜜(20g) | 8.97g |
何もつけないわらび餅の糖質量は29.43gです。
きなこと黒蜜をかけた場合は、39.81gと10gも糖質が増えてしまいます。
糖質が多いとダイエットに悪影響な理由を知っていますか。
人間は糖質を多量に摂取すると、血糖値が急上昇します。
急上昇した血糖値を下げるために、インスリンというホルモンが大量に分泌されますが、インスリンには、血中の糖を脂肪として溜め込む性質もあるのです。
そのため、糖質を過剰摂取して血糖値を急激に上げてしまうのは、ダイエット中には避けたいことなのです。
わらび餅のカロリーとほかのおやつのカロリーを比較
では、わらび餅のカロリーはほかのおやつと比べてどのくらいなのでしょうか。
以下の表は各おやつの100gあたりのカロリーと糖質量です。
おやつ | カロリー | 糖質量 |
わらび餅(100g) | 169kcal | 29.43g |
わらび餅(きな粉+黒蜜)(130g) | 249kcal | 39.81g |
大福(100g) | 242kcal | 50.37g |
たいやき(100g) | 232kcal | 40.35g |
ホットケーキ(100g) | 266kcal | 41.08g |
ドーナツ(100g) | 375kcal | 52.4g |
ショートケーキ(100g) | 308kcal | 28.59g |
シュークリーム(100g) | 197kcal | 8.88g |
ポテトチップス(100g) | 554kcal | 30.3g |
ほかのおやつと比べると、わらび餅単体のカロリーは低めですが、きな粉と黒蜜がかかるとほぼ同じくらいになります。
スナック菓子や洋菓子は比較的カロリーが高くなりがちなので、それと比較するとわらび餅は低カロリーに感じるかもしれませんが、ダイエット中は控えたほうが良いでしょう。
ダイエット中のわらび餅の食べ方
わらび餅は、おやつのなかでは特別カロリーが高いわけではありませんが、ダイエット中はなるべく控えたほうが良い食べ物です。
ですが、やっぱり食べたいときもありますよね。
ここでは、ダイエット中のわらび餅の食べ方について紹介します。
きなこのみをかける
黒蜜をかけずに、きなこだけをかけて食べればカロリーを抑えられるでしょう。
わらび餅はそれ自体にほんのり甘味があるため、黒蜜をかけずに食べても甘みを感じますよ。
ちなみに、きなこにもカロリーがありますが、きなこの主な成分はタンパク質です。
糖質は少ないため、きな粉だけであればかけて食べても良いでしょう。
朝や昼に食べる
朝や昼はこれから活動する時間です。
そのため、わらび餅を食べた後にエネルギーを消費することができます。
しかし夕方や夜に食べると、その後にエネルギーを消費できずに余分なカロリーを脂肪として蓄えてしまうのです。
そのためダイエット中は、夕方や夜の時間帯にわらび餅を食べるのは避けましょう。
食べる量を調節する
市販のわらび餅を買ってくると、ついつい1パック全部食べてしまいがちですが、そうするとカロリーオーバーになってダイエットが失敗する可能性が高くなります。
そのため、取り分けて少量ずつ食べるのがおすすめです。
1パック買ったら数回に分けて食べるように意識しましょう。
わらび餅を手作りする
さらに低カロリーにしたい場合は、わらび餅を手作りするのも良いでしょう。
わらび餅粉を使用するのではなく、サイリウム(オオバコパウダー)を使って作る方法です。
【材料】
・サイリウム(オオバコパウダー)…小さじ2
・水…250ml
・顆粒低カロリー甘味料…大さじ1
・きな粉…大さじ2
① サイリウム(オオバコパウダー)と甘味料、顆粒低カロリー甘味料を鍋に入れ、泡立て器で混ぜる
② ①に水を入れて混ぜる
③ ②を中火で熱し、沸騰したら泡立て器で混ぜながら3分ほど加熱する
④ とろみがついたら火からおろす
⑤ バットにラップを敷き、④を流し入れ、粗熱をとる
⑥ ⑤の上にラップをかけて、冷蔵庫で30分ほど冷やす
⑦ 固まったら食べやすい大きさにカットする
⑧ きな粉をまぶす
サイリウムは、食物繊維豊富で満腹感が得られるため、ダイエットに適した食材です。
どうしてもわらび餅が食べたい場合は、手作りしてみても良いでしょう。
わらび餅のカロリーは100gあたり169kcal!ダイエット中は食べ方に気をつけよう
わらび餅のカロリーは100gあたり169kcalほどです。
ただし、きなこや黒蜜をかけると80kcalほど追加され、ほかのおやつと比較してもあまり低カロリーなおやつとは言えません。
ダイエット中にどうしても食べたくなったときは、きなこのみをかけて食べたり、食べる時間を工夫したり、手作りしたりして食べるのがおすすめですよ。