靴紐のおしゃれな結び方を紹介!丸紐と平紐の違い・ほどけないためのコツも解説
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日々履いているスニーカーや革靴、靴紐をおしゃれな結び方にして、気分を変えるのはいかがでしょうか?
この記事では、スニーカーや革靴のおしゃれな靴紐の結び方を紹介します。靴紐の種類や、せっかく結んだ靴紐がほどけないコツも解説するので、参考にしてみてくださいね。
靴紐にも種類がある!丸紐と平紐の違いとは
靴紐には丸紐・平紐といった種類があります。
結び方や靴ごとに適した靴紐を選ぶことで、おしゃれな結び方がよりやりやすくなるでしょう。
丸紐は断面が丸いもの、平紐は断面が平なものを指し、穴に通しやすく細かい結び方もやりやすいほうが良いときは丸紐・足にフィットさせすっきりとした印象にしたいときには平紐がおすすめ。
靴紐は素材もさまざまで、ガーリーな印象になりやすいリボン、伸縮性に優れ脱ぎ履きしやすいゴムなどがありますよ。
基本的な靴紐の結び方
素敵な靴でも靴紐の結び方がだらしないとおしゃれに見えませんし、踏んづけてしまう可能性も。
まずは、基本的な靴紐の結び方をマスターしちゃいましょう。
オーバーラップ
オーバーラップは最もベーシックな靴紐の結び方の一つで、スニーカーと革靴どちらの靴紐でもできる結び方。
バッシュやランニングシューズといったスポーツシューズにもおすすめですよ。
オーバーラップのやり方は、以下の通りです。
② 靴紐の端を反対側の穴に上から通す
③ 2を右側・左側と交互に繰り返す
④ 足首側の穴まで靴紐を通しきったら、結ぶ
ハイカットスニーカーの場合は、全ての穴に靴紐を通すと脱ぎにくかったり、足を動かしにくく感じたりすることもあるので、一番上の穴は空けておいてもOKです。
アンダーラップ
ベーシックで、さまざまな種類の靴で使える靴紐の結び方としては、アンダーラップも挙げられます。
アンダーラップのやり方は、以下の通りです。
② 靴紐の端を反対側の穴に通す
③ 2を右側・左側と交互に繰り返す
④ 足首側の穴まで靴紐を通しきったら、結ぶ
ほとんどオーバーラップと同じ方法でできるので、こちらにも挑戦してみてください。
シングル
シングルは見た目がすっきりとした印象に仕上がる靴紐の結び方。
革靴や、きれいめのスニーカーにぴったりですよ。
シングルのやり方は、以下の通りです。
② つま先側の靴紐を左右交互の穴に通していく
③ 足首側の穴まで靴紐を通しきる
最初に穴から出ている靴紐が同じ長さだと、アンバランスになってしまいます。
足首側の紐は少し短めにすると良いでしょう。
パラレル
パラレルは革靴の靴紐によく見られる結び方で、ストレートとも呼ばれる結び方。
パラレルのやり方は、以下の通りです。
② 片方の靴紐はつま先側から2番目・もう片方は3番目の穴に通す
③ 2番目の穴に通した靴紐を、反対側の2番目の穴に通す
④ 3番目の穴に通した靴紐も、反対側の3番目の穴に通す
⑤ 靴紐が水平になるように足首側まで通していく
シングルと同じくすっきりとした仕上がりになりますよ。
おしゃれな靴紐の結び方
ここからは、ひと工夫を加えてさらにおしゃれな印象になる靴紐の結び方を紹介します。
リボン
かわいいスニーカーコーデにしたいときには、リボンが印象的な結び方はいかがでしょうか。
靴紐が×の形になるようにクロスさせ、真ん中の重なっているところに靴紐を巻きつけると、小さなリボンのように見えます。
応用してみましょう。
また、靴紐の片方を最も足首側の穴に、もう片方を最もつま先側の穴に通し、双方が中央に向かうように通していけば、ちょうど足の中央で結べるようになります。
ここで蝶結びをすれば、まんなかにリボンがついたような結び方に。
花
靴紐を最後に結ぶときは蝶結びにすることが多いでしょう。
しかし、ちょっとした工夫で花のように見せることもできるんです。
靴紐を花の形にする結び方のやり方は、以下の通りです。
② 2回目の結び目に右の輪を通す
③ 左の輪も反対側から通す
④ 両サイドの輪を引っ張って形を整える
平紐でもOKですが、丸紐のほうがきれいに仕上がりやすいでしょう。
ハッシュ結び
おしゃれな靴紐の結び方としては、クロスを重ねたハッシュ結びもおすすめ。
ハッシュ結びのやり方は、以下の通りです。
② 反対側斜め上の穴に、靴紐を上から通す
③ 真下の穴に下から靴紐を通す
④ 反対側斜め上の穴に、靴紐を上から通す
⑤ 2〜4を左右交互に繰り返していく
ダブルクロス
ダブルクロスはスニーカーにぴったりなおしゃれな靴紐の結び方で、ハイカットのスニーカーにもおすすめです。
ダブルクロスのやり方は、以下の通りです。
② 反対側斜め上の穴に、靴紐を下から通す
③ 靴紐をクロスさせて、一つ下の穴に上から通す
⑥ 2〜3を繰り返していく
丸紐だとふっくらと立体感が出るので、すっきりさせたいときには平紐を選びましょう。
ディスプレイ
靴紐の結び目を隠すことでよりすっきりとまとまった印象にしたいときには、ディスプレイという結び方にしてみましょう。
その名の通り、スニーカーや靴紐が店頭でディスプレイとして並んでいるときによく見られる結び方ですよ。
ディスプレイのやり方は、以下の通りです。
② 反対側の穴に靴紐を上から通す
③ 上まで靴紐を通して結んだら、ベロの裏側に隠す
インソールが外せるタイプの靴なら、少しはがして下に靴紐を入れて隠しちゃうのもありです。
ジッパー結び(ファスナー結び)
靴紐を隠す結び方としては、ジッパー結びも良いでしょう。
ジッパー結びのやり方は、以下の通りです。
② 靴紐の両端を、1の靴紐の下に潜らせる
③ 靴紐をクロスさせて反対側の穴に通す
④ 靴紐の両端を、4の靴紐の下に潜らせる
⑤ 3〜4を繰り返す
⑥ 上まで靴紐を通して結んだら、ベロやインソールの裏側に隠す
はじめのうちは、細めの丸紐で行うとやりやすいでしょう。
おしゃれな靴紐の結び方がほどけないコツ
外出中に靴紐がほどけてしまったら、立ち止まって結び直す必要がありますし、もし気づかなかったら靴紐を踏んで汚したり、転んだりする可能性もありますよね。
ここでは、靴紐がほどけない結び方やコツを紹介します。
蝶結びを結ぶ
靴紐を足首側まで通して蝶結びをしたら、左右の輪を持ちもう一回結びます。
こうすることで、靴紐がほどけにくくなりますよ。
蝶結びの輪を少し大きめにするとやりやすいので、長めの靴紐で行うと良いでしょう。
イアン・ノット
イアン・ノットはほどけない靴紐の結び方としては定番で、アスリートもスポーツシューズを結ぶときに使っているのだとか。
イアン・ノットのやり方は、以下の通りです。
② 左右の靴紐で輪を作る
③ 輪を重ねる
④ もう一方の輪に縁を通すように左右に引く
⑤ 形を整える
結ばない靴紐を使う
靴紐のなかには、クリップのようなパーツがついており結ばなくても良い靴紐もあります。
絶対に靴紐をほどきたくないときは、こちらのタイプを選ぶのも良いでしょう。
結び方にこだわって靴紐をおしゃれに!
靴紐の結び方にはさまざまな種類があり、きれいに結ぶことでいつもと違ったおしゃれな雰囲気になります。
今回は靴紐の簡単な結び方、ほどけない結び方など幅広く紹介したので、足元のおしゃれにこだわりたい人はぜひ挑戦してみてくださいね。
また、以下の記事ではおすすめのスニーカーを紹介しています。
こちらも参考にしてみてくださいね。