日焼けの痛みはいつまで続く？寝れないほど痛いときの対処法とは？

海やプール、野外フェスなどで痛いくらい日焼けしてしまった経験がある人も少なくないでしょう。

痛みが出ると衣服に触れて痛かったり、眠れなかったりしますよね。

ここでは、日焼けの痛みはいつまで続くのかについて解説するとともに、日焼けが痛い場合はいつまで対処したら良いかなどについても詳しく解説していきます。

日焼けの痛みはいつまで続く？

日焼けの痛みはいつまで続くのでしょうか。

日焼けの程度によって変わってきますが、軽い日焼けならば、翌日には治まっているでしょう。

赤くなって熱を持って触れると痛みがでる日焼けであれば24時間から72時間は痛みが続くようです。

痛みは日焼けしてから6時間後くらいから出始め、24時間後が最も痛いと感じるケースが多いのだそう。

水ぶくれができて何もしないでも痛みを感じる日焼けの場合は、3～5日ほど痛みが続くことも。

日焼けの痛みがいつまで続くかは、日焼けの程度によって違うのです。

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ヒリヒリ日焼けが痛いときの基本的な対処法

日焼けでヒリヒリと痛いときは本当に辛いもの、一刻も早く痛みから解放されたいですよね。

顔や体の日焼けが痛いときの対処法には、どのようなものがあるのでしょうか。

基本的に日焼けは火傷なので、痛いと感じたら病院で適切な処置をしてもらいましょう。

それができない場合は、以下のような対処を試してみてください。

日焼けが痛いときの対処法①患部を冷やして保湿する

まずは、熱を持っている患部を冷水や氷水で冷やしましょう。

直接流水に当てても良いですが、刺激にならないように水圧弱くしてくださいね。

流水を当てて痛い場合や顔を冷やす場合は、柔らかい布などに冷たい水をしみ込ませて患部に当てると、肌への刺激が抑えられます。

冷やしたあとは、低刺激性のクリームなどでしっかりと保湿してあげることが大切です。

日焼けが痛いときの対処法②栄養をしっかり摂る

日焼けが痛いときは、お肌の活性化を促進すると言われているビタミンＢ群、ビタミンＣ、ビタミンＡを含む食品を積極的に摂取することをおすすめします。

これらは主に野菜類に豊富に含まれていますが、食品から摂りづらい場合はサプリメントで補う方法も良いでしょう。

また、ビタミン類と併せて水分をいつもより多めに摂ることを心がけるようにすると、より効果的。

なお、お肌の材料であるたんぱく質も忘れてはいけません。

肉や魚、卵なども摂取し、バランスの良い食生活を心がけることが大切です。

日焼けが痛いときの対処法③十分な睡眠を摂る

お肌の再生は、主に寝ている間に行われています。

質の良い睡眠をしっかりとることも、日焼けがヒリヒリと痛いときには重要なことです。

日焼けが痛いことで眠れないときは、後に述べますように痛み止めを服用する方法もあるので、参考にしてみてくださいね。

日焼けが痛いせいで眠れないときの対処法

寝れないくらい日焼けが痛いと感じたら、重度の火傷かもしれません。

できるだけ早いうちに病院で処置してもらいましょう。

病院に行けないけれど日焼けが痛いせいで寝れないときには、痛み止めを服用する方法もあります。

下でおすすめの薬を紹介しているため、ぜひチェックしてみてください。

また、痛み止めのなかには眠気を強くする鎮静剤が含まれているものもあり、寝つきを良くすることができるかもしれません。

ただし、一時的に痛みを抑えるだけで根本的な解決にはならないため、寝れないほど日焼けが痛いのであれば翌日必ず病院に行ってみてもらいましょう。

顔が日焼けして痛いときの対処法

顔の日焼けが痛いときに注意すべきは、肌への刺激を避けること。

感覚がなくなるほど冷やしたり、刺激性の高い保湿クリームを塗ったりするのは避けましょう。

冷やすときも、柔らかい布に冷たい水を含ませたもので顔を冷やすほうが、肌への負担を抑えられます。

なお顔の日焼けが痛いときに付ける保湿クリームは、低刺激性のものを選ぶと良いでしょう。

背中が日焼けして痛いときの対処法

背中の日焼けが痛いときは、着ている服に触れただけで痛みを感じてしまいます。

ゆったりしたワンピースや体を締め付けないフレアースカート、フィットネスウエアなどを着用するのが良いでしょう。

着脱が楽なことも、選ぶ重要なポイントになりますね。

また、肌触りの良いポリエステルやナイロンなどの生地をおすすめします。

寝るときはうつぶせに寝るようにして、日焼けしてしまった背中を刺激しないようにしましょう。

日焼けが痛いときの対処はいつまでしたら良いの？

ここまでで紹介した対処法は、いつまで続けたら良いでしょうか。

冷やすのは痛みを感じなくなってくる頃まで、保湿は継続して続けたほうが良いと言われています。

また、痛みを感じなくなってきても、ビタミン類や水分、たんぱく質が豊富に含まれるものを食べ、睡眠をしっかりととることは心がけてくださいね。

日焼けの赤みを消す方法はある？

ここからは、日焼けの赤みを消す方法について紹介します。

もとの肌が白い人は、日焼けしたら赤くなってしまうことが多いので、ぜひチェックしてみてください。

日焼けの赤みを消す方法①柔らかい布で患部を冷やし、保湿する

日焼けが赤くなるタイプの女性は肌が弱く、日焼けで赤みと痛みを伴うケースが多いようです。

まずは、タオルや布に冷たい水を含ませて患部を冷やしますが、肌触りの良い布を選んで肌に刺激がないようにしましょう。

冷やすときも強く押し当てたり擦ったりせず、優しく当てておくことがポイントです。

低刺激のクリームで保湿する際も、優しく塗りましょう。

クリームが痛い場合は、柔らかく伸びやすいテクスチャーのミルクやジェルタイプがおすすめです。

日焼けの赤みを消す方法②ビタミン・水分・睡眠をしっかり取る

日焼けの赤みが気になる際も、肌の活性化に良いとされるビタミン類をはじめ、肌の材料になるタンパク質などの栄養素を積極的に摂取しましょう。

また、紫外線のダメージを受けた肌を休めるために、睡眠もしっかりと取りましょう。

さらに、肌にしっかりと水分が行き渡るよう、水分もこまめに補給してあげると良いですね。

日焼けの赤みを消す方法②メイクでカバーする

日焼けの赤みを消したい場合は、メイクでカバーする方法もありますが、化粧品が刺激となってしまう可能性もあるのであまりおすすめはできません。

どうしても化粧で日焼けの赤みをカバーしたいときは、化粧品は刺激の少ないものを選ぶことをおすすめします。

日焼けの赤みを消す方法③専門医のいる医療機関を受診する

赤みが引かず炎症を起こしそうならば、できるだけ早い段階で専門医のいる医療機関を受診しましょう。

炎症を起こしてしまう前に、専門医のいる医療機関で適切な処置をしてもらって、専門の薬を処方してもらうことで、適切に治していけるうえ、気持ちも安心できます。

日焼けが痛いときにワセリンや冷えピタは有効？ロキソニンは？

では、日焼けが痛いときにワセリンや冷えピタは有効なのでしょうか。

また、日焼けの痛みがあるときにロキソニンは効くのでしょうか。

ここからは、日焼けが痛いときにワセリンや冷えピタ、ロキソニンが有効なのかについて解説していきます。

日焼けが痛いとき、ワセリンは保湿に効果あり

日焼けが痛いとき、ワセリン自体に鎮痛の効果はありませんが、保湿効果が期待できます。

洗顔後の保湿に、化粧水などで肌を整えたあとにワセリンを塗ると、高い保湿効果があるようです。

日焼けが痛いときに冷えピタはＮＧ！

日焼けが痛いときに冷えピタを貼ると、患部が冷えて良さそうだと思いませんか？

しかし、冷えピタは皮膚の表面をふさいでしまうだけでなく、貼った部位にかなり強い刺激を与えてしまうため、症状が悪化しかねません。

冷えピタの注意事項にも、肌に傷口ややけど、日焼けによる熱傷がある場合は使用しないと、しっかりと記載されているようですね。

日焼けが痛いときに冷えピタを貼るのは、避けたほうが良いでしょう。

日焼けの痛みにはロキソニンも

日焼けの痛みを市販薬で抑えるには、ロキソニンを飲むのも良いでしょう。

日焼けそのものの症状ではなく、日焼けの痛みを緩和するものとして有効のようです。

日焼けの痛みでどうしても眠れないときや、集中できないときには市販薬の力を借りてみてくださいね。

日焼けが痛いときに有効な薬はどれがおすすめ？

日焼けが痛いときに飲む薬はどれが良いのでしょうか。

ここからは、日焼けが痛いときにおすすめの薬を紹介します。

市販薬を使う場合は、用法容量を守って使用するようにしてください。

また、自分の判断で分からない場合は市販薬は使用せず、病院で診察してもらうようにしてくださいね。

パンパス軟膏【第2類医薬品】

森下仁丹株式会社の「パンパス軟膏」は、「酸化亜鉛」が炎症を抑えて保護し、「フェノール」「イソプロピルメチルフェノール」が患部を殺菌･消毒して日焼けややけどが化膿するのを防ぎます。

さらに「サリチル酸」が角質を軟化して「ヨークレシチン」が血行を良くするので、治りを早める効果も期待でききるでしょう。

柔らかく伸びる軟膏なので、日焼け跡にも塗りやすいタイプの皮膚薬です。

アッチＱＱ【第2類医薬品】

小林製薬の「アッチQQ」は、３つの有効成分を配合したシャーベットが、日焼けなどのやけどによる赤みを和らげてくれます。

日焼けの炎症を抑える、 局所収れん・保護剤「酸化亜鉛」で炎症を鎮め、殺菌剤「イソプロピルメチルフェノール」が患部を殺菌し、 局所麻酔剤「リドカイン」がヒリヒリした痛みを和らげてくれます。

ひどい日焼けでは使うのは避けて、ピリピリと痛いときや赤みが気になるときに使用するようにしましょう。

キップパイロールＨｉ【第2類医薬品】

キップ薬品株式会社の「キップパイロールHi」は、軽度のやけどやひび・あかぎれ、日焼けによる炎症を抑えることで広く使用されている市販薬です。

「イソプロピルメチルフェノール」「フェノール」「サリチル酸」の3種類の殺菌有効成分が配合されており、殺菌力が高いのが特徴です。

日焼けはもちろん、ジュクジュク・カサカサな肌のトラブルにも効能があるので、常備薬として重宝されているようです。

日焼けには患部をよく冷やし、そのあと直接うすく塗るのも良いですが、公式サイトによると「ガ ーゼ等にのばして患部に貼るのもよい」とも書かれています。

日焼け後のケアが心配な場合はこちらを持っておくと良いかもしれません。

日焼けが痛いときは早めの対処が大切！自己判断せず病院にかかろう

日焼けが痛いときはそのままにせず、なるべく早く対処することが大切です。

日焼けの程度によって痛みが続く期間は変わりますが、長いと3〜5日ほど続くこともあります。

痛みが強い場合は自己判断せずに、病院で診察し薬を処方してもらいましょう。

すぐに病院に行けない場合は、日焼けしたところをよく冷やし、刺激しないように保湿してくださいね。

日焼けが痛くて眠れないときは、市販薬を飲むのも一つの手です。

用法用量を守って飲みましょう。

日焼けで痛い思いをしないように、まずはしっかりと紫外線対策をしましょう。

日焼けをしない方法については、こちらの記事で詳しく紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。

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