ヘアカラー後はお湯だけで洗うのがおすすめ!理由&長持ちさせるコツ

ヘアカラー後はお湯だけで洗うのがおすすめ!理由&長持ちさせるコツ

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美容院で綺麗に染めた髪。 できるだけ長く美しい髪色を楽しみたいですよね

そんなときは、ヘアカラー後にお湯だけで髪を洗うようにしましょう。
シャンプーを使わずお湯だけで洗うことで、色落ちを防ぎカラーを長持ちさせることができますよ。

今回の記事では、ヘアカラー後にお湯だけで洗った方がいい理由と、カラーを長持ちさせるコツを紹介していきます。

ヘアカラーで髪が染まる仕組み

ヘアカラーで髪が染まる仕組み

黒い絵の具に他の色を足しても、黒にしかなりませんよね。
では、なぜヘアカラーをすると、黒髪をさまざまな色に染めることができるのでしょうか。

ヘアカラーをするときは、塗料とアルカリ剤の含まれる1剤と、過酸化水素水が含まれる2剤を混ぜて使用します。

まず1剤のアルカリ成分で髪のキューティクルを開き、隙間にヘアカラーを浸透。
髪の内側に入り込んだ2剤がメラニン色素を分解し、髪を脱色させ色が入りやすい状態にしてくれます。
その後、髪の内部に入り込んだ塗料と過酸化水素水が結びつくことで、染めたい色を発色させることが可能になります。

つまりヘアカラーは、脱色と発色を同時に行うことで、内側から髪を染める仕組みです。

ヘアカラーで色落ちする原因

ヘアカラーで色落ちする原因

髪を内側から染め上げるヘアカラーですが、以下のような原因によって徐々に色落ちしてしまいます。

  • ヘアアイロンやドライヤーの熱
  • 紫外線ダメージ
  • パーマや縮毛矯正
  • シャンプー

スタイリングや髪へのダメージで色落ちするのは、なんとなく想像がつきますよね。

しかし、髪を綺麗にするために使うシャンプーで色落ちしてしまうのは、なぜなのでしょうか。

ヘアカラーをした髪は、キューティクルにより内側のカラー剤を閉じ込めている状態です。
シャンプーをすることでキューティクルが剥がれたり開いたりすると、カラー剤が取れてしまうことに。
特に、洗浄力の強い市販のシャンプーでは注意が必要です。

ヘアカラー後にシャンプーしないほうが良い理由

ヘアカラー後にシャンプーしないほうが良い理由

ヘアカラーをした後は、美容師さんに「シャンプーを控えてください」と言われることも。
これにはさまざまな理由があります。

  • 髪が濡れることで、カラー剤を閉じ込めているキューティクルが開いてしまう
  • シャンプーに含まれる洗浄成分がカラー剤を分解してしまう
  • 髪を洗うときの摩擦が刺激になる

アルカリ性の成分を使用するヘアカラーは、弱酸性である髪の毛をアルカリ性に傾けてしまいます。
髪がアルカリ性になると、キューティクルは傷みやすい状態に。
そこにシャンプーの洗浄成分や摩擦の刺激が加わることで、色落ちを助長してしまいます。

そのため、ヘアカラー後はシャンプーをしないほうが良いと言われるのですね。

ヘアカラー後はお湯だけで洗うのがベスト!

ヘアカラーをした後は、お湯だけで髪を洗うのがベストです。

ヘアカラー後1~2日の間は、シャンプーを使わないのが理想的だと言われています。
お湯だけで髪を洗うことで、キューティクルに与えるダメージを最小限に抑えることが可能に。
泡立てないだめ摩擦ダメージを防ぐこともでき、色持ちを良くする効果が期待できます。

ヘアカラー後48時間以降は、色落ちしにくいシャンプーを使ったり、正しいシャンプー方法で髪を洗ったりするよう気を付けましょう。
染めたての色が長持ちしますよ。

【ヘアカラー後48時間以内】お湯だけの洗い方

【ヘアカラー後48時間以内】お湯だけの洗い方

ヘアカラー後48時間以内は、お湯だけで髪を洗うことで色落ちを防ぐことができます。
お湯だけで洗う「湯シャン」の方法がこちらです。

  1. ブラッシングして髪の絡まりをほぐし、汚れやほこりを落とす
  2. 36~40℃のお湯で髪をしっかり濡らす
  3. 指の腹でマッサージしながら、4~5分髪を洗い流す
  4. しっかりタオルドライし、すぐにドライヤーで乾かす

【ヘアカラー48時間以降】シャンプーを使った洗い方

【ヘアカラー48時間以降】シャンプーを使った洗い方

ヘアカラーしてから48時間以降は、シャンプーを使って髪を洗いましょう。
正しい洗い方を続けることで、ヘアカラーがより長持ちしますよ。

  1. ブラッシングで髪の汚れを軽く取り、お湯でしっかり洗い流す
  2. シャンプーを手に取り、軽く泡立てる
  3. 髪の生え際や襟足・耳の後ろなど、頭皮に数箇所付ける
  4. 指の腹で揉み込むようにして優しくシャンプーを泡立てる
  5. すすぎ残しが無いよう洗い流す

ヘアカラー後に髪の色を長持ちさせるケア方法

ヘアカラー後に髪の色を長持ちさせるケア方法

せっかく髪を染めたのなら、できるだけ色を長持ちさせたいですよね。

正しいヘアケアをすることで、ヘアカラー後の髪を綺麗に保つことができますよ。

トリートメントで髪を補修

トリートメントをして髪のダメージを補修することで、キューティクルの状態を整え色落ちを防ぐことができます。
いつものトリートメントのほか、ヘアカラー用のトリートメントを使うのもおすすめですよ。

タオルドライ後にヘアオイル

シャンプー後にトリートメントをするだけでなく、入浴後に洗い流さないヘアオイルを使うのも効果的です。

髪の毛をコーティングしてくれるヘアオイルなら、摩擦や紫外線からヘアカラー後の髪を守ってくれますよ。
シャンプーをした後、タオルドライをしてヘアオイルをつけましょう。
ドライヤーの熱によるダメージも、ヘアオイルがカバーしてくれます。

プールに入る際は要注意

プールの水は消毒のために、塩素系の成分が含まれています。

塩素は強い酸化作用を持っており、髪の色素や塗料を脱色してしまう可能性があります。
プールに入る際は水泳キャップを被ったり、出たあとにしっかり髪を洗い流したりするよう気を付けましょう。
プールに行った後にヘアカラーをするというのも一つの手です。

紫外線から髪を守る

ヘアカラーは紫外線によって酸化し、色落ちしてしまう可能性があります。

紫外線の強い夏は、帽子を被ったり日傘を使ったりして、紫外線から髪を守りましょう。
髪用の日焼け止めスプレーを使うのも有効ですよ。

ヘアカラーを長持ちさせるおすすめシャンプー

ヘアカラーを長持ちさせるおすすめシャンプー

美容院でヘアカラーをしたときは、一緒にサロンシャンプーを購入するのがおすすめです。

しかし、自宅で染めた場合などは、サロンシャンプーを手に入れることはできませんよね。
ヘアカラーの色落ちを防ぐためには、マイルドな洗浄成分のシャンプーを選ぶのが大切です。
ダメージ補修効果や保湿効果のあるシャンプーだと、ヘアカラーで傷んだ髪をケアすることができますよ。

また、カラー剤の含まれた「カラーシャンプー」を使用するという手もありますね。
今回は、ドラッグストアでも買える、ヘアカラーを長持ちさせるおすすめシャンプーを紹介します。

パンテーン ミラクルズ カラーシャイン

人気シリーズのパンテーンから販売されている、色落ち防止シャンプーです。

高級美容液を配合し、優しくキューティクルを傷つけにくい洗い心地を実現。
色落ちだけでなく、ヘアカラーによるダメージを補修する効果も期待できます。

いち髪 カラーケア&ベーストリートメントinシャンプー

カラー褪色抑制処方のいち髪シャンプーは、つるんとした泡でシャンプー時の摩擦を予防。

ダメージを補修しつつ、色落ちを防ぐことが可能です。
「純・和草プレミアムエキス」配合で、次回のヘアカラーに向けた土台作りをすることもできますよ。

ロイド カラーシャンプー ムラサキ

ブリーチした髪を綺麗に保ちたい人には、ロイドのカラーシャンプー ムラサキがおすすめです。

紫色のカラー剤が配合されているため、髪の黄ばみを抑えて色を長持ちさせてくれますよ。
リッチモイスチャー処方で、髪のキシみを防止できるのも嬉しいポイント。

ダイアン カラーシャンプー ピンク

天然由来成分配合・ノンシリコンなのにきしまないと人気のダイアンからも、カラーシャンプーが販売されています。

暖色系に染めた髪も黄色くならず、綺麗なピンク色をキープ。
ノンシリコンタイプなので、次ヘアカラーするときにも影響が出にくくなっています。

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ヘアカラー後の気になるQ&A

ヘアカラー後の気になるQ&A

ヘアカラーをした後に、色落ちについて気になるポイントについてまとめました。

これをチェックしておけば、初めて髪を染めるときも安心ですよ。

セルフヘアカラーで洗い流すときはどうするの?

自宅でセルフヘアカラーをしたときは、シャンプーを使ってしっかりカラー剤を洗い流しましょう。

髪にカラー剤が残ったままだと、服や枕カバーに色が移ってしまうことがあります。
また、カラー剤のアルカリ成分を洗い落とすことで、髪のダメージを防ぐことが可能です。

ヘアカラー後にどうしてもシャンプーしたいときは?

ヘアカラー後にどうしてもシャンプーしたいときは、弱酸性のシャンプーを使用しましょう。

弱酸性のシャンプーは、ヘアカラーでアルカリ性に傾いた髪を元に戻す働きがあります。
ダメージを受けにくく、色落ちを防ぐことができますよ。
特にアミノ酸系のシャンプーは洗浄力がマイルドなので、より色が落ちにくくなります。

色落ちを防ぎながら髪の調子を整えたいなら、湯シャン+トリートメントがおすすめです。
髪の汚れの8割はお湯だけで洗い流せるため、汚れが気になる人も安心。
トリートメントは弱酸性なので、髪のコンディションを整えてくれますよ。

ヘアカラー後に汗をかいたら色は落ちる?

カラー剤は染めた後に水に溶けにくい成分に変化するため、汗で落ちることはありません。

しかし、汗を放置することで色が落ちやすくなったり、シャンプーの回数が増えるために色落ちしやすくなることがあります。
汗はこまめに拭きとるようにしましょう。

また、ヘアマニキュアやカラースプレーなどは汗で落ちることがあるので、注意してください。

ヘアカラー後はお湯だけシャンプーで長持ちさせよう!

ヘアカラーで染めた髪は、シャンプーや紫外線・スタイリングにより色が落ちていきます。

できるだけ長持ちさせたいなら、ヘアカラー後はシャンプーを控え、お湯だけで洗うようにしましょう。
正しいヘアケアを続けることで、綺麗な髪色を長期間キープすることができますよ。ケア方法をチェックして、いろいろな髪色を楽しみましょう。

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