クッションファンデーションが向かない人とは?肌の特徴やデメリットを紹介
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簡単にツヤ肌に仕上げられるアイテムとして人気なのがクッションファンデーション。
「不器用な私でも簡単にツヤ肌を作れるのかな」「自分の肌に合わなかったらどうしよう」と、クッションファンデーションが自分に向いているか分からないと、なかなか手に取りにくいですよね。
今回は、クッションファンデーションはどんな化粧品なのか、向かない人の特徴、正しい使い方などを詳しく解説します。
おすすめのブランドも紹介するので、最後までチェックしてくださいね。
クッションファンデーションとはなに?
クッションファンデーションは、韓国発のコスメです。
基本的にクッションファンデーションだけで、下地メイクを完成できます。
保湿成分や美容液を豊富に含んでいるタイプもあるので、クッションファンデーションを塗るだけでスキンケアもできるタイプが多いです。
マットな質感のパウダーファンデーションとは違い、クッションファンデーションは水分を含んだタイプが多く、ツヤのある肌に仕上げたい人に向いています。
また、パフをポンポンと軽く肌にあてるだけで良いので、リキッドファンデーションと比べると手を汚さずに使えて便利です。
クッションファンデーションのデメリット
クッションファンデーションだけで、化粧下地やUVカット、コンシーラーなどのさまざまな役割を果たせます。
しかし、デメリットもあるため、なかにはクッションファンデーションが向いていない人もいます。
まずは、クッションファンデーションのデメリットを見ていきましょう。
マット肌に仕上げたい
クッションファンデーションは、光沢感のあるツヤ肌に仕上げるのが得意なメイクアイテムです。
そのため、マット肌に仕上げたい人には、クッションファンデーションは向いていません。
ツヤ感が引き立つ仕上がりになので、肌のテカリを抑えたい人は気になるのがデメリットです。
ファンデーションは薄づきにしたい
クッションファンデーションは、パフに染み込んだ液の量が一目で分かりにくいのがデメリットです。
つけすぎて厚塗りになってしまうことがあります。
ファンデーションを薄く仕上げたい人は、クッションファンデーションは向かないかもしれません。
コスメの手入れをあまりしない
クッションファンデーションは、顔に直接触れたパフをクッションにつけるため、皮脂や汗などの汚れた雑菌がクッションに移ってしまいます。
クッションファンデーションは基本、水分量が多いため、雑菌が繁殖しやすいです。
また、パフを汚れたまま放置しておくと、肌トラブルにつながったり、化粧ノリが悪くなったりする原因につながります。
パフを清潔に保つためには、定期的な洗浄が必要不可欠です。
こまめにパフの手入れをするのが面倒な人には、クッションファンデーションは向いていないでしょう。
コスパの良いファンデを使いたい
クッションファンデーションは、ほかのファンデーションに比べると消費のスピードが早く、コストパフォーマンスが悪いこともデメリットの一つです。
パフをクッションに押しつける力加減が分からず、必要以上につけすぎてしまうのが消費の早い原因に考えられます。
コストパフォーマンスの良いファンデーションを使いたい人には、パウダーファンデーションやリキッドファンデーションがおすすめです。
ファンデの残りを把握しておきたい
クッションファンデーションは、液がクッションに染み込んでいるので、あとどれくらい残っているのか分かりにくいのがデメリットです。
ある日、突然ファンデーションのつきが悪くなる可能性もあるので、常に詰め替え用や新しいものをストックするなど準備が必要になります。
クッションファンデーションが向かない人の特徴
クッションファンデーションが向かない人の肌質は、オイリー肌(脂性肌)です。
肌にツヤ感が出るクッションファンデーションは、皮脂の分泌量が多いオイリー肌の人が使うと油っぽさが目立ってしまうからです。
オイリー肌な肌質でもクッションファンデーションを使いたい人や、マット肌に仕上げたい人は、マットタイプやセミマットタイプをおすすめします。
クッションファンデーションのメリット
ここでは、クッションファンデーションのメリットを紹介します。
短時間でメイクができる
クッションファンデーションは、化粧下地やUVカット、コンシーラーの役割を果たしているものが多いので、短時間で簡単にベースメイクを完成させることができます。
加えて、専用のパフを使ってポンポンと肌に塗るだけなので、手を汚さずに使えて便利です。
カバー力が高い
クッションファンデーションは、リキッドファンデーションのようなカバーの力の高さが魅力の一つです。
カバー力が高いので、軽く肌につけただけで、そばかすやクマを目立たなくできますよ。
塗りムラができにくい
ファンデーションでそばかすやクマを隠したいですよね。
でも、ファンデーションを重ねすぎて、塗りムラができることはありませんか。
クッションファンデーションは、肌にポンポンと軽く叩き込みながら塗るため、塗りムラができにくいですよ。
ツヤ肌が作れる
クッションファンデーションを使って、ツヤ肌をつくりたいですよね。
クッションファンデーションは、水分をたくさん含んでいるので、ツヤ肌が作りやすいです。
そばかすやクマを滑らかにカバーするので、透明感のあるツヤ肌を演出します。
保湿成分や美容液が含まれているものも
保湿成分や美容液が豊富に含まれているクッションファンデーションが多いです。
メイクをしながらうるおいを与えることができます。
また、化粧下地の機能を果たしているタイプを使えば、ファンデーションと化粧下地の相性の悪さによるメイク崩れを避けられて便利です。
クッションファンデーションが向いている人の特徴
クッションファンデーションが向いている特徴や肌質は、ツヤ肌メイクに仕上げたい人や乾燥肌の人です。
クッションファンデーションは、水分量や保湿成分を豊富に含んでいるので、乾燥肌の人でもうるおいのある肌に仕上がりますよ。
クッションファンデーションの選び方
短時間でメイクができて便利なクッションファンデーションですが、肌に合わないものを使うと肌荒れなどのトラブルにつながる可能性があります。
ここでは、クッションファンデーションを選ぶときに押さえておきたいポイントを紹介します。
肌質に合わせる
自分の肌質に合ったクッションファンデーションを選びましょう。
オイリー肌や混合肌の人は、皮脂や汗を抑えてくれるパウダーが配合されているものや、テカリにくいマットタイプやセミマットタイプのクッションファンデーションがおすすめです。
乾燥肌の人は、保湿成分や美容液が多く含まれたクッションファンデシーションを使うことで、うるおいやツヤのある肌に仕上がるでしょう。
メイクの仕上がり感
使うクッションファンデーションのタイプによって、メイクの仕上がりが変わります。
クッションファンデーションには、「ツヤ」「マット」「セミマット」の3タイプあるので、自分が仕上げたい肌感に合わせて選びましょう。
【ツヤタイプの特徴】
- 肌を若々しく見せられる
- みずみずしく透明感のある肌
【マットタイプの特徴】
- 陶器のように滑らかな肌
- クールな雰囲気を出せる
【セミマットタイプの特徴】
- 程良いツヤ感を出せる
- マットタイプより抜け感が出せる
自分の肌色に合うもの
クッションファンデーションのなかには、複数のカラーが展開されているものも少なくありません。
以下のポイントを参考にしながら、自分の肌色に合ったクッションファンデーションを選んでくださいね。
- 普段過ごす場所と同じ明るさのところで色味を確認する
- パーソナルカラーを把握する
- 日焼けや肌荒れしにくいフェイスラインの色を基準にする
- 自分の肌色よりワントーン明るいものを選ぶ
自分の肌色に合ったものを選ぶことで、ナチュラルなメイクに仕上げることができますよ。
配合されている成分
クッションファンデーションを選ぶときは、配合されている成分を確認することも大切です。
クッションファンデーションには、高濃度の美白有効成分や、天然由来の保湿成分や整肌成分、皮脂抑制成分を含んだものがあります。
自分の肌に合うものか、求めている成分が含まれているかなど、商品の公式サイトや口コミを見て確認しましょう。
クッションファンデーションを使うときの注意点
クッションファンデーションを使うときの注意点を見ていきましょう。
厚塗りしすぎると肌が汚く見える
クッションファンデーションを厚塗りすると、シワが目立つ原因につながります。
肌の溝にファンデーションの液が溜まり、余計にシワを目立たせてしまうのです。
特にシワが気になる部分は、クッションファンデーションを薄づけしたり、肌を乾燥させたりしないために保湿成分の高いものをおすすめします。
毛穴が目立つときは下地でカバー
クッションファンデーションを使うと、毛穴が目立って気になるという声があります。
クッションファンデーションをつけたときに、毛穴が目立つ理由は以下の通りです。
- 肌が乾燥している
- 化粧下地を使用していない
- 過剰に皮脂が分泌されている
上記のような状態で肌につけると、クッションファンデーションの粉や皮脂の汚れが毛穴に詰まりやすくなります。
その結果、「毛穴落ち」や「毛穴浮き」の状態になり、毛穴が目立ってしまうのです。
また、クッションファンデーションを上手に塗れていないときも、毛穴が目立ちますよ。
化粧下地を塗ることで肌の凹凸をカバーできるので、クッションファンデーションの粉が毛穴に入るのを防ぎます。
日頃から丁寧なスキンケアをして、肌の調子を整えておくのも忘れないでくださいね。
化粧水や乳液を塗って肌にうるおいを与えることで、毛穴が目立つ原因となる皮脂の分泌を抑えられますよ。
正しい使い方で塗る
クッションファンデーションを正しく使えば、キレイなツヤ肌に仕上げることができます。
以下の手順でクッションファンデーションを使いましょう。
- 化粧水と乳液で肌を保湿する
- スキンケア後のベタつきや油分、汚れをティッシュオフする
- パフの3分の1程度にファンデーションを染み込ませる
- パフをスライドさせずに、ポンポンと軽く叩いて肌にのせる
- 目元や小鼻など細かい部分はパフを折って尖らせて使う
- そばかすやクマなど気になる部分をコンシーラーで隠す
- フィニッシュパウダーで仕上げる
間違った使い方をすると、厚塗り、肌のテカリ、メイク崩れの原因につながるので気をつけてくださいね。
また、塗るときの順番は以下を意識しましょう。
- 頬
- おでこ
- 目元
- 鼻まわり
- 口まわり
顔の中心から外にかけて、叩き込むようにクッションファンデーションを塗るのが、メイク崩れしにくいポイントです。
おすすめのクッションファンデーション5選
おすすめのクッションファンデーションを5選紹介します。
自分の肌質に合ったものを選んでくださいね。
マスクフィットクリスタルメッシュクッション(TIRTIR)
「TIRTIR」は、韓国発のコスメブランドです。
TIRTIRの「マスクフィットクリスタルメッシュクッション」は、従来のクッション形状とは異なり、新たにメッシュフィルタリング網が使われています。
ムラなく肌に塗りやすいので、クッションファンデーションを初めて使う人にもおすすめです。
クッションファンデーション(セザンヌ)
高品質・低価格の商品を提供するのが「セザンヌ」です。
セザンヌの「クッションファンデーション」は、肌への密着度が高く、崩れにくいのが特徴。
セザンヌのクッションファンデーションのみを使ってメイクした場合は、簡単に石鹸で落とすことができます。
1,000円前後と手頃に買える価格なので、クッションファンデーションを試したい人におすすめです。
ナチュラルラディアント ロングウェア クッションファンデーション(NARS)
「NARS」は、アメリカで誕生したコスメブランドです。
「ナチュラルラディアント ロングウェア クッションファンデーション」は、紫外線によるダメージや、乾燥などによる環境ストレスから肌を守るサポートをします。
イエロー系からピンク系まで6色展開なので、自分の肌に合った色を見つけられるでしょう。
シピシピ フィットスキンクッション(CipiCipi)
「CipiCipi」は、人気美容系YouTuberのふくれなさんがプロデュースするコスメブランドです。
「シピシピ フィットスキンクッション」は、肌の赤みやニキビ跡などの気になる部分を少量でカバーしてくれます。
パフがしずく型なので、目の下や小鼻などの塗りにくい部分にもフィットしやすいです。
カラー&カバークッション(ケイト)
「ケイト」は、自分を自由に表現したい人に向けた商品を展開するコスメブランド。
「カラー&カバークッション」は、ピンク系のカラーファンデーションです。
カラー&カバークッションを塗ることで、肌の毛穴や凹凸をカバーし、滑らかなツヤ肌に仕上げることができますよ。
クッションファンデーションが向かない人はマットタイプを選んでみて!
クッションファンデーションが向かない人は、オイリー肌の人です。
肌のテカリが気になってしまうため、もしクッションファンデーションを使う場合は、マットタイプをおすすめします。
そのほかにも、この記事で紹介したポイントを押さえながら、自分に合ったクッションファンデーションを探してくださいね。