高校生におすすめしないバイト10選!バイト自体しないほうが良いって本当?
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高校生になったらバイトしてお金を稼ぎたいと思っている人も多いですよね。
ですが、高校生にはバイトをおすすめしないという意見もあります。
この記事では、高校生はバイトをしないほうが良いのか、働くメリット・デメリット、おすすめしない仕事について紹介します。
バイトをしようか迷っていたり、どのバイトが良いか迷っている高校生は参考にしてくださいね!
高校生はバイトをしないほうが良いの?
高校生になると、服やコスメをたくさん買ったり友達と出かけたりするため、出費が増えますよね。お小遣いでは足りずバイトをしたいと思う高校生も多いです。
しかし、人によっては、バイトをおすすめしない場合もあります。おすすめしない理由はどんなものがあるのでしょうか。
高校生にバイトをおすすめしない理由
高校生にバイトをおすすめしない理由は、以下のとおりです。
- 学業との両立が難しい
- 給料が安い
- トラブルに巻き込まれる可能性もある
- 今しかできないことがある
高校生にバイトをおすすめしない1番の理由が、学業との両立が難しいからです。バイトをしている時間は当然勉強ができません。また、日々のスケジュールがキツキツになってしまい、体力面でも疲れが溜まり、授業や部活に集中することができなくなってしまいます。
また、高校生は大学生に比べ、時給が50~100円ほど安くなっています。夜も22時までしか働くことができないので、給料は思っているより安くなるでしょう。
さらに、家では家族が、学校では先生が守ってくれますが、バイト先では自分自身でトラブルに対処しなくてはいけない場合も。働いたことがない高校生だと、つらいと感じることも多いでしょう。
貴重な高校生活の3年間を、バイトでへとへとになって過ごすのはもったいないからおすすめしないという考え方もあります。お金を稼ぐために無理をするよりも、友達と過ごしたり部活を頑張ったりと、今しかできないことをたくさん経験したいと考えているなら、バイトはおすすめしません。
高校生がバイトするのはメリットもある!
高校生にバイトをおすすめしない理由がある一方、バイトをすることで得られるメリットもあります。
- 社会経験になる
- 人間関係が広がる
- 金銭感覚を身に着けられる
バイト先では学校では得られない経験をすることができます。責任を持ってバイトをすることで、社会に出たあとのイメージも掴みやすくなるでしょう。
また、学校では出会えない人と知り合うことができるのもバイトの強みです。学生同士はもちろん、さまざまな世代の人とコミュニケーションを取れるようになります。
苦労して稼いだ給料は、非常に価値のあるものだと実感できます。お金の大切さを知ることは、社会に出たあとにも役に立ちますよ。
このように、高校生がバイトすることにはメリットもたくさんあります。学業と両立しながら、貴重な高校生活を楽しむために働くのも良いですね。
バイトすること自体が必ずしも高校生にとって悪いことではありません。メリットを得るためには、バイト選びが重要になります。
高校生におすすめしないバイト10選
ここからは、高校生におすすめしないバイトを紹介していきます。
ただし、人によっては向いていたり、メリットがたくさんあります。高校生全員におすすめしないというわけではないので、自分に合っているかを意識して選んでくださいね。
居酒屋
居酒屋バイトは、落ち着いた環境で働きたい高校生にはおすすめしないバイトのひとつです。
居酒屋は基本的に忙しく、高校生には聞き慣れないお酒のメニューを覚えたり、酔っ払ったお客さんに絡まれるなど、トラブルも多く発生します。
ただし、お客さんとの距離が近く、仲間との絆も深まりやすい仕事でもあります。大変なバイトでも、幅広い世代の人と交流を深めたい高校生にはおすすめですよ。
ファストフード店
ファストフード店はお客さんがひっきりなしにくるので、人気店だと常に忙しく休む暇がなく動き回ることも。
土日はさらに忙しく、注文から提供まで覚えることもたくさん。テイクアウトの入れ間違いや注文の取り間違いでクレームにつながることも多いです。
ただし、マニュアルに沿ってテキパキこなせる高校生にはピッタリです。また、人数が多い職場も多く、シフトの融通が利きやすいというメリットもありますよ。
回転寿司
最近の回転寿司チェーンはお寿司だけでなく、揚げ物やサイドメニュー・デザートまで多くのメニューを覚える必要があります。また、忙しい店内で、臨機応変に対応しなくてはなりません。
しかし、さまざまな工程で機械が導入されているので、裏方的な作業が好きな人には適職でしょう。
牛丼店
牛丼店では何よりスピードが求められます。基本的に2~3人の少人数で対応し、時間帯によっては高校生でも1人でお店を回す可能性も。
そのため、ゆったりとした作業が好きだったり、お客さんや仲間とコミュニケーションを取りながら働きたい高校生にはおすすめしないバイトです。
一方で、券売機がある店舗だとお客さんとのやりとりも少なく、仲間と息が合えばテキパキと作業をこなしやすいバイトでもあります。また、まかないがあるお店も多く、美味しいご飯が食べられるのも大きなメリットです。
コンビニ
コンビニはレジや品出し・掃除などすることが多いうえ、高校生にとって馴染みのない公共料金の支払いやタバコの銘柄など覚えることもたくさんあります。
単調な作業に集中したいタイプだと、パンクしてしまうかもしれません。逆に1つの職場でさまざまな作業を経験したい高校生には良いですね。
また、店舗数も多いので家の近くや学校の近くなど、働きやすい場所で働けるのもメリットでしょう。
コールセンター
多くのお客さんの話を聞くコールセンターでは、返答に困る質問や厳しいクレームにも対応しなくてはなりません。慣れていない高校生からすると、精神的にきつくなってしまう可能性もあります。
高校生が働くなら、クレーム対応やテレアポなどではなく、注文受注などの仕事を選ぶのが良いでしょう。時給が高い場合も多く、電話の受け答えの仕方も学べます。
電話の受け答えは就活や会社勤めをして必要になるため、高校生のうちに身につけられるのも大きなメリットでしょう。
ガソリンスタンド
屋外で働くガソリンスタンドは、夏は暑く冬は寒い職場です。においや汚れが付くこともあるので、体力勝負が苦手な高校生にとっては大変なバイトになるでしょう。
車の知識が得られるので、車好きな高校生にはおすすめです。
イベントの裏方スタッフ
イベントの裏方スタッフは勤務時間が長く、特に設営系では重たいものを運んだりと体力も必要になってきます。短期間であることも多く、バイト同士で交流を深めにくい環境です。
体力に自信のある男子高校生や、短期間で働きたいという人はチャレンジしてみるのも良いですね。
引っ越し作業員
引っ越し作業員は重たい荷物を運ぶため、なんといっても体力勝負!ぎっくり腰になったり、思わぬ怪我をしたりする可能性もあります。体力に自信がない高校生はやめておいたほうが良いでしょう。
筋肉自慢の男子高校生なら、筋トレにもなって一石二鳥ですね。
クリーニング店の受付
クリーニング店は店舗が狭いため、スタッフが自分1人ということも多いです。分からないことがあっても誰かに聞くことができないため、すぐに仕事内容を覚える必要があります。
週に1~2回ほどしかバイトに入れないという高校生には厳しいでしょう。
バイトにたくさん入れて仕事をすぐ覚えられる高校生なら、1人で周囲に気を使わずに働ける環境が心地よいと感じる場合もあるようです。
後悔しない高校生のバイト選びのポイント
バイトを「良い経験」にするためには、バイト選びが非常に重要です。
バイト選びでチェックしたいポイントをまとめました。
店舗周辺の治安・環境が良い
店舗周辺の治安や環境が良い職場だと客層も良く、仕事中に絡まれることが少ないです。高校生も安心して働くことができますよ。
夜まで働く場合は、治安の良い場所にあるバイト先を選びましょう。帰りが遅くなっても安全です。
スタッフの人数が多い
スタッフの人数が少ない職場は1人あたりの仕事量が多く、なんでもできるようにならなくてはいけません。
スタッフの人数が多ければお互いに助け合い、分からないことはすぐに聞くことができます。テスト期間など長期のお休みがほしいときも休みやすいです。
「未経験者歓迎」の職場
忙しいバイト先では、即戦力になる経験者が求められています。まだ社会経験のない高校生では、すぐに仕事を覚えてバリバリ働くのは難しいですよね。
「未経験者歓迎」とされている職場なら、高校生にも1からゆっくり仕事内容を教えてくれます。覚えることが多くても、余裕を持って仕事を覚えることができるでしょう。
自分の体力に合った仕事内容
体力や筋力が必要とされている引っ越し作業員やイベントの裏方スタッフなどは、普段運動をあまりしない高校生にとってなかなかハードな作業になります。
あまり体力に自信がない高校生は、あまり動かずに作業できるバイトを選ぶと良いでしょう。
自分の体力に合った仕事内容を選ぶことで、無理なく働くことができます。
SNSや掲示板の情報を信じすぎない
SNSや掲示板に書かれているバイト情報は、良い部分のみが書いてあり高校生にとってデメリットになるようなことは書かれていない場合が多いです。
「短時間で簡単に高収入」などと書かれているものの中には、「闇バイト」と呼ばれる危険な仕事が含まれている可能性があります。
闇バイトに引っ掛からないよう、求人や職場の情報をしっかりチェックしましょう!
高校生のバイトは自分に向いている仕事を選ぼう!
高校生のうちはバイトをおすすめしないという意見もあります。しかし、高校生のうちにしかできないこと、やらなきゃいけないことをおろそかにせずに、バイトするのも良いでしょう。
ただし、自分に向いていないものや、休みづらくシフトに無理に入らないといけないようなバイトは高校生にはおすすめしません。
高校生の3年間という貴重な時間をバイトだけに費やさないよう、無理なく楽しみながら働きましょう!