デビットカードは高校生でも持てる!作り方とおすすめカードを紹介

デビットカードは高校生でも持てる!作り方とおすすめカードを紹介

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高校生でカードを持つなら、デビットカードがおすすめです。
デビットカードは高校生から作れて、ネット通販などでの買い物で使用できます。

この記事では、そもそもデビットカードとは何か、クレジットカードとの違いなどを紹介します。
高校生がデビットカードを持つメリットやデメリットのほかに、デビットカードを発行するカード会社も紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

デビットカードとは?

デビットカードとは?

まず、高校生でも持てるデビットカードの紹介です。

デビットカードとは、お店やインターネットで買い物をしたときのお会計で使用すると、銀行口座からお金が引き落とされるカードです。
銀行口座から即時引き落とされる仕組みのため、口座残高以上のお金を使いすぎる心配がありません。

デビットカードは何歳から作れる?

カード会社や金融機関にもよりますが、基本的にデビットカードは満15歳以上の人なら発行できます。
20歳未満の学生でも親権者の同意は不要な場合も多く、高校生も手に入れやすいです。

ただし、満15歳であっても中学生に発行していないところも多いため、デビットカードを申し込むときは事前に申し込み条件を確認しておきましょう。

デビットカードの種類は?

デビットカードには「国際ブランド」と「J-Debit」の2種類があります。

  • 国際ブランド…Visa、JCB、Mastercardがついたデビットカード。国際ブランドのマークがあるお店で使用可能。
  • J-Debit…金融機関のキャッシュカードに即時決済サービスがつく。J-Debitのマークがあるお店で使用可能。

J-Debitマークがあるお店は少ないため、高校生がデビットカードを持つ場合は、国際ブランド付きがおすすめです。

クレジットカードとの違いは?

デビットカードに似たものとして、クレジットカードもあります。
カードでのキャッシュレス決済といえば、クレジットカードを思い浮かべる高校生も多いでしょう。

デビットカードが「カードを通して、銀行口座にあるお金で買い物をする」というものです。一方でクレジットカードは「クレジットカード会社に料金を肩代わりしてもらい、あと払いで買い物をする」というものになります。

デビットカードとクレジットカードの主な違いは以下のとおりです。

デビットカードクレジットカード
支払い回数一括払いのみ分割払い・一括払いなどから選べる
支払い手続き自身の銀行口座から引き落とされて支払う支払うべき料金をカード会社が一時的に肩代わりしてくれる
引き落としのタイミング即時引き落とされる翌月・翌々月などの決まったタイミングで引き落とされる
限度額自身の銀行口座の残高内で利用できる設定された限度額の範囲内で利用できる
カード発行時の審査原則審査なし審査あり

クレジットカードは基本的に高校生は作れないのも、デビットカードとの違いのひとつです。

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デビットカードを利用できるお店は?

金融機関発行のデビットカードの多くがVISAやJCB、Mastercardなどの国際ブランドと提携しているため、基本的にクレジットカードが使えるお店で利用できます

VISAやJCB、Mastercardが利用できるお店は多いので、限定的なシーンでしかつかえないということはありません。

高校生がデビットカードを作るメリット

高校生がデビットカードを作るメリット

ここからは、高校生がデビットカードを持つメリットを紹介します。
これからデビットカードを作ろうか悩んでいる高校生は、ぜひ参考にしてみてください。

お金の使いすぎを防げる

デビットカードを使用すると、紐づけた銀行口座から即時引き落としになるため、残高以上のお金は使えないのが特徴です。

そのため、ついつい買い物し過ぎてしまうなど、お金の使いすぎを防止できます。
カードは欲しいけど、お金を使いすぎるのが心配という高校生におすすめです。

ネットショップで決済できる

デビットカードのメリットは、ネットショップでも利用できるということです。
高校生になると、ネット通販を利用することも増えると思いますが、毎回コンビニ支払いや代引きなどを選んでいるのではないでしょうか。

コンビニ支払いや代引きだと、商品料金にプラスして手数料がかかることが多数ですが、カード決済であれば無料もしくは他の支払い方法よりも手数料が安いことが多いです。
また、コンビニまで支払いに行く手間もなく、便利です。

ただし、どこでも使えるわけではなく、ネットショップによってはデビットカードでは正しく決済されないと注意書きされていることもあるため、利用前に必ず使えるか確認しておきましょう。

現金よりもお会計が楽

デビットカードがあれば、お会計の際にお財布からお金を数えて出す必要がありません。
「カードで」と差し出してすぐにお会計が完了するので、お買い物がスムーズになります

さらにキャッシュレスでお会計できれば、お財布の中身が小銭だらけになるということもありません。バッグが小さくて少しでも荷物を少なくしたいときや、現金をたくさん持ち歩きたくないときなどに便利ですよ。

留学・旅行など海外でも使用可能

デビットカードのメリットとして、海外でも使えることが挙げられます。
カードブランドにもよりますが、国際ブランドのデビットカードは海外でも利用できることが多いので便利です。

たとえば、高校生が海外留学するときに現金をあまり多く持ち歩きたくない場合、デビットカードがあればカード決済が可能です。
さらに、海外留学先でATMから現地のお金を引き出すこともできます。

デビットカード以外だと、家族にクレジットカードを持っている人がいれば、同じ金融機関から家族カードを発行できることもあります。

高校生で海外留学に行くとき、カードを持っていきたい場合は、デビットカードや家族カードのメリット、デメリットを調べてから選びましょう。

お金管理の勉強になる

高校生がデビットカードを持つメリットに、お金の管理の勉強になることも挙げられます。

デビットカードは利用すると即時口座からお金が引き落とされるため、口座残高以上は使用できません。
なので、返しきれないほどのお金を使いすぎることはありませんが、油断すると口座残高をゼロにするほど使い込んでしまう可能性はあります。

デビットカードは利用時に通知が届くように設定できるので、いくら使ったかをチェックすることができます。
また、利用明細書も出るので、毎月いくら使っているのかも確認可能です。

事前にカード利用はいくらまでと決め、デビットカードを使用したタイミングや利用明細書を確認できるタイミングで、今月はいくら使ったかをチェックすることで、お金の管理方法を学んでいけます。

高校生がデビットカードを使うときの注意点

高校生がデビットカードを使うときの注意点

ここまでデビットカードのメリットを紹介してきましたが、良いところだけでなく、デメリットもしっかり把握しておきましょう。

続いては、高校生がデビットカードを持つ前にチェックしておきたいデメリットを紹介します。

分割払い・リボ払いはできない

デビットカードはクレジットカードと違い、分割払いやリボ払いができないのがデメリットです。

分割払いやリボ払いにすれば、大きな買い物をしても月々の支払い料金を抑えられるので便利です。
しかし、デビットカードは1回払いだけなので、大きな買い物をすると月の支払い料金が高くなってしまうことも。

月々の支払い料金を抑えられないのはデメリットですが、見方を変えれば払いきれないお金を使うことはないため、使いすぎの防止になります。

クレジットカードと比較すると不便なシーンもあり

デビットカードはクレジットカードと比較すると、ポイントやキャッシュバックの付与が低かったり、お店やネットショップによっては利用できないところもあったり、不便なシーンもあります。

カードをお得に利用したい場合、デビットカードはおすすめしません。
高校卒業まで待ってからクレジットカードを作ったほうが、ポイントをお得にゲットできたり、支払い方法を選べたりでき、便利です。

分割払いやリボ払いができない、口座残高以上にお金は利用できないなどのデメリットもしっかり把握してから、デビットカードの利用を考えましょう。

キャッシングは利用不可

デビットカードはクレジットカードと違い、キャッシング利用はできません。
そのため、高校生がお金を借りることができないのも、メリットの一つです。

キャッシングはお金の前借りです。高校生のうちは借金して買い物をさせたくないという保護者も大多数でしょう。
デビットカードはその点、お金の借入ができないので、安心です。

不正利用の危険性も

デビットカードの情報が漏れたり盗まれたりすることで、不正利用される危険性もあります。

  • スキミング…特殊機器を使ってデビットカードが読み込まれて情報が盗まれる
  • フィッシング詐欺…偽サイトに誘導され、カード情報を入力することで情報が盗まれる

利用する際は、以下のような対策を行って不正利用されないように常に注意することが大切です。

【不正利用を防ぐポイント】

  • 決済確認メールを送信する設定にする
  • 利用明細をこまめに確認する
  • 口座を2つ作って「貯蓄用」と「引き落とし用」にお金を分けておく
  • デビットカードの利用限度額を設定しておく
  • 海外での利用を停止しておく
  • 怪しいサイトや店舗では利用しない
  • 読取機に通す前に後付けされた特殊機器がないかチェックする

デビットカード選びのポイント

デビットカード選びのポイント

デビットカードは数多いので、どれを利用するか悩みますよね。何を基準に選べば良いのか、選び方のポイントを紹介します。

国際ブランドと提携しているか

VISAやJCB、Mastercardなどの国際ブランドと提携しているデビットカードであれば、利用できる店舗が多いのでショッピングの際に便利です。

海外で利用したい場合は必ず国際ブランドデビットを選びましょう。特にVISAは高い世界シェア率を誇る国際ブランドなので、留学や旅行で使いたい高校生におすすめです。

年会費はいくらか

デビットカードを選ぶときは年会費がいくらかチェックしておきましょう

ずっと無料のものもありますが、1年目は無料で2年目以降有料になるもの、2年目以降有料でも、「23歳以下」「年間利用額が10万円以上」のように年齢や利用額などの条件によって無料になる場合もあります。

ポイント付与やキャッシュバックがあるか

デビットカードは、使用するとポイントが付与されたり、キャッシュバックがあったりすることもあります。

ポイント付与やキャッシュバックがないデビットカードもあるので、お得に利用するために申し込み前に調べておきましょう。

不正利用に気づきやすいシステムか

不正利用をされたときのことを考えて、気づきやすく・すぐに利用停止できる仕組みかもチェックしましょう。

利用限度額の設定や海外利用機能のオン・オフ切り替え、決済確認メールが届くなど、不正利用に対するセキュリティ機能が充実しているデビットカードが良いでしょう。

専用のアプリがあるデビットカードだと、気軽に利用履歴をチェックできるのでおすすめです。

高校生も簡単に作れる!デビットカードの作り方

高校生も簡単に作れる!デビットカードの作り方

ここからは、デビットカードの作り方を紹介します。
高校生がデビットカードを作るとき、親権者の同意がいらない場合がありますが、お金を扱うことなので事前に相談しておくのが安心です。

預金口座を用意する

まず、デビットカードを作る金融機関の預金口座を用意しましょう。
デビットカードの仕組みは銀行口座から即時引き落としなので、口座がないとカードを作れません。

既に預金口座がある場合はそのままその口座を、ない場合は新しく口座を作って、デビットカードに紐づけます。

預金口座の作り方は金融館によってはスマホからでも申し込み可能です。高校生は1人でも講座開設できるので、詳しくは金融機関で調べてみましょう。

高校生は銀行口座開設できる?必要なものや作り方を解説!

金融機関に申し込む

預金口座の用意ができたら、金融機関にデビットカードの申し込みをします。
デビットカードの申し込みも、高校生が1人で行えます。原則、審査なしです。

デビットカードの申し込み方法は金融機関によって異なりますが、基本的に銀行窓口や郵送、インターネットで可能です。

金融機関の公式アプリがある場合、そちらでもデビットカードの申し込みができる場合があるので、詳しくは申し込む金融機関でのやり方を確認してみてください。

デビットカードの申し込みに必要な書類

  • 住民票や健康保険証、マイナンバーカードなどの本人確認の書類
  • キャッシュカード(もしくは通帳)※
  • 印鑑※

※申し込み方法によっては不要なケースもあり。

自宅にカードが届く

デビットカードを申し込んだあとは、自宅にカードが届くまで待つだけです。

デビットカードが自宅に届くまでは時間がかかり、申込日から2〜3週間ほどかかります。
申し込み時の書類に不備があった場合はさらに時間がかかるので、注意してください。

即時発行ではないため、高校生でデビットカードがほしいという場合は必要な日に間に合うよう、早めの手続きがおすすめです。

高校生におすすめのデビットカード

高校生におすすめのデビットカード

最後に、高校生におすすめのデビットカードを紹介します。

既に預金口座を作っている金融機関でデビットカードを作るのも良いですが、まだ自分の預金口座がない場合はそれぞれの特徴をチェックして選ぶと良いでしょう。

りそなデビットカード

「りそなデビットカード」はりそな銀行から発行される国際ブランド付きのデビットカードで、Visaのマークがあるお店やネットショップなら利用可能です。

Visaマークがあるお店なら、海外でも使用でき、ATMで現地通貨も引き出せるので便利です。
高校生が海外留学するときや旅行時に持って行くと良いでしょう。

また、Visa Secure登録済みのカードのため、第三者による不正利用を防いでくれます。

りそなデビットカードは、ポイントがたまる「りそなデビットカード」、りそなデビットカードからアップデートできるポイント還元率が高い「りそなデビットカード」、マイルがたまる「りそばデビットカード<JMB>」の3種類あります。

>りそなデビットカードをチェックする

ゆうちょデビット

ゆうちょ銀行の「ゆうちょデビット」はVisaデビットカードで、Visaマークがあるお店やネットショップ、海外でも利用可能です。
月の利用料金に応じたキャッシュバックがついており、タッチ決済もできるのが特徴となっています。

ゆうちょデビット会員WEBで利用履歴も確認できるので、お金の管理にも便利です。
また、利用限度額の設定も可能で、お金の使いすぎが心配な高校生も安心して利用できます。

キャッシュカードとデビットカードをセットにした一体型カードにもできるので、1枚で銀行口座からの引き出しや預け入れ、キャッシュレス決済が可能です。

>ゆうちょデビットをチェックする

SMBCデビット

三井住友銀行の「SMBCデビット」は国際ブランドVisaの加盟店で利用でき、海外でも活躍します。
海外のATMで現地通貨の引き出しもできるので、高校生が海外留学するときに持って行くのも良いでしょう。

また、Androidを使用している高校生は、Google Pay™に設定すると、iD加盟店でも使えるようになります。

三井住友銀行アプリでデビットカードの利用履歴が確認できるほか、設定した利用金額以上を使うと通知が届くように設定もでき、使い過ぎ防止に役立ちます。
デビットカードの利用範囲を制限もできるので、海外からの不正利用が心配な高校生はそちらの設定を利用するのもおすすめです。

>SMBCデビットをチェックする

三菱UFJデビット

「三菱UFJデビット」は三菱UFJ銀行から発行される、国際ブランドのVisaもしくはJCBのどちらかを選べるデビットカードです。
選んだブランドのマークがあるお店やネットショップで利用可能で、Apple payやGoogle Pay™の設定をするとスマホで決済もできるようになります。
(※Apple payはJCBデビットカードのみ)

スマホからどこで買い物したか利用履歴が確認できるので、高校生が自分のお金の使い方をチェックしたいときに便利です。

>三菱UFJデビットをチェックする

Sony Bank WALLET

ソニー銀行の「Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)」は、国際ブランドのVisa加盟店で利用できるデビットカードです。
Visa対応店であれば海外でも利用可能で、現地通貨をATMから引き落とすこともできます。

また、Sony Bank WALLETはキャッシュカードと一体型のカードのため、ソニー銀行の預金口座から引き出しや預け入れも可能です。
提携しているコンビニATMで利用できるのも魅力の一つ。

キャッシュバックもあるので、現金での支払いよりも少しお得に使えます。

>Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)をチェックする

デビット付キャッシュカードVisaデビット

「デビット付キャッシュカードVisaデビット」はGMOあおぞらネット銀行が発行するデビットカードで、Visaのマークがあるお店やネットショップで利用可能です。

キャッシュバックがあり、利用料金の0.6〜1.2%を現金還元されるため、現金支払いよりもお得に買い物ができるのもデビット付キャッシュカードVisaデビットの特徴です。

1日の利用限度金額を設定できるので、高校生でお金を使いすぎないように気をつけたいときに便利です。
タッチ決済対応マークのあるお店であれば、カードをタッチするだけで支払いができます。

>デビット付キャッシュカードVisaデビットをチェックする

楽天銀行デビットカード

楽天銀行の「楽天銀行デビットカード」は、Visa、JCB、Mastercardと3種類の国際ブランドから選べるデビットカードです。
国内ではもちろん、海外でもブランド加盟店で利用できるほか、現地のATMで現金を引き出せます。

デビットカードの利用料金に応じた楽天ポイントの付与もあるため、楽天ポイントをためている高校生におすすめです。

また、公式アプリでデビットカードの利用履歴を確認できたり、安心して使えるようにセキュリティ機能がついていたりと、使いやすさも追求されているのが特徴です。

>楽天銀行デビットカードをチェックする

高校生も持てるデビットカードで便利にお買い物をしよう

デビットカードは高校生も持てるカードで、お店やネットショップでキャッシュレス決済が可能です。
高校生1人でも、申し込む金融機関の預金口座があれば作れますが、お金が絡むため、事前に保護者に相談するようにしましょう。

デビットカードによってもポイント付与やキャッシュバック、使えるお店の違いなどがあるので、申し込み前にそれぞれメリットやデメリットをチェックしてみてくださいね。

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