高校生の通学自転車は何がいい?自転車の種類11選からおすすめを紹介
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高校生になれば自転車通学をスタートする人も多いですよね。
高校入学前に新しい通学用自転車を購入する場合、事前に選び方をチェックしておきましょう。
この記事では、自転車の種類から高校生の通学におすすめのタイプを紹介します。
自転車の選び方も解説しているので、新しく通学用の購入を検討している高校生は参考にしてみてくださいね。
自転車の種類11種【高校生向け】
まずは、自転車の種類を紹介していきます。
自転車の種類ごとに、おすすめのシーンや特徴を解説していますので、高校生の通学自転車に適したものをチェックしてみてくださいね。
シティサイクル(ママチャリ)
シティサイクルは、ママチャリの愛称で知られる自転車です。
カゴ・スタンド・ライトがついており、乗り降りもしやすいため、実用性に優れています。
値段も安いものが多く、手軽に購入できるのも嬉しいポイント。
ちょっとした移動や買い物はもちろん、通学にも使えるシティサイクルは、高校生がどの自転車を買おうか迷ったときにおすすめの種類です。
シティサイクルの値段は2〜5万円ほどとなっています。
折りたたみ自転車
折りたたみ自転車は、その名のとおり自転車をコンパクトに折りたためる自転車です。
折りたたむと家のなかに持ち込めるサイズになるので、自転車置き場が外にない人におすすめの種類です。
もちろん持ち運びもできるので、電車で少し遠い公園やサイクリングスポットに向かい、そこで自転車に乗るという楽しみ方ができるのも、折りたたみ自転車の魅力の一つ。
ただし、長距離を走るのには向いていないため、高校生が通学自転車として選ぶ場合は走行距離に注意しましょう。
折りたたみ自転車の値段は2~10万円となっています。
ロードバイク
ロードバイクは、舗装された道でスピードを出すことに特化した種類の自転車です。
もともとはレース用に開発された自転車であり、軽いフレームと細いタイヤが特徴の1台となっています。
ハンドルは空気抵抗を減らすドロップハンドルタイプで、グリップの部分が下を向いているため、前傾姿勢で自転車に乗ることになります。
通学の距離が長い高校生や、速いスピードでサイクリングがしたい人におすすめの自転車です。
ロードバイクの値段は5~10万円ほどとなっています。
マウンテンバイク
マウンテンバイクは、山道などの荒れた道でも快適に走れるよう設計されています。
頑丈なフレームと太いタイヤが特徴で、舗装されていない道でも安定して走れる種類の自転車です。
マウンテンバイクには地面からの衝撃を吸収するサスペンションというパーツがついているものが多く、デコボコした道を走っても体にかかる負担が少ないという特徴があります。
自然のなかで自転車に乗りたい人や、通学路が舗装されていない高校生は検討の価値ありですよ。
マウンテンバイクの値段は5〜8万円ほどとなっています。
BMX
BMXは「Bicycle Motocross」の略で、オートバイの競技である「モトクロス」に憧れたアメリカの子供たちから発祥したといわれています。
ジャンプやスピンなどのパフォーマンスを楽しむ自転車で、小さなタイヤと頑丈なフレームが特徴です。
長距離を走ることが目的ではないので、高校生の通学自転車にはあまり向いていません。
また、ブレーキが標準装備されていないものが多い種類であることに注意が必要です。
パフォーマンスだけでなく移動手段としても使いたい人は、ブレーキが装着できるタイプか確認をしておきましょう。
BMXの値段は5~10万円ほどとなっています。
電動アシスト自転車
電動アシスト自転車は、搭載されたモーターが漕ぐのを楽にしてくれる自転車です。
自分の脚力とモーターの力で走るため、ひと漕ぎで大きく前進することが可能です。
家から学校までの距離が長い高校生は、毎朝自転車通学するのも大変なので、電動アシスト自転車を検討するのも良いかもしれません。
バッテリーは充電式となっており、充電が切れるとモーターの重さが加わる分、通常のシティサイクルよりも重くなるのがデメリット。
この種類の自転車を選ぶときは、充電残量のチェックはもちろんのこと、購入するときは充電が切れている状態でも走れる重さかの確認もしておくと安心です。
電動アシスト自転車の値段は10~15万円ほどとなっています。
ミニベロ
ミニベロはシティサイクルやロードバイクに比べてタイヤが小さく、おしゃれなデザインが多い自転車です。
サイズもコンパクトで軽量なため、小回りが利きやすく、発進のスムーズさや上り坂の走りやすさにも優れています。
ただし、タイヤサイズが小さい種類の自転車のため、長距離には向いていません。おしゃれでも、通学自転車には不向きでしょう。
短距離の移動がメインの人にはおすすめの種類の自転車ですよ。
ミニベロの値段は2~3万円ほどとなっています。
クロスバイク
クロスバイクは速度と安定を両立させたい人におすすめの自転車です。
マウンテンバイクとロードバイクの中間的な種類の自転車であり、舗装されていない道も走りやすいので、速度も出しやすい1台となっています。
ロードバイクほど前傾姿勢にならないため、ドロップハンドルが苦手な人でも挑戦しやすいですよ。
通学自転車として乗る場合は、スピードの出しすぎに注意してください。
クロスバイクの値段は3~7万円ほどとなっています。
シクロクロス
シクロクロスは、もともとスポーツ用の自転車で、舗装されていない道である「オフロード」の短距離レースに使われていました。
荒れた道でも対応できる太いタイヤや、泥や雪が詰まることを想定したブレーキが搭載されているのが特徴です。
タイヤの種類をロードバイクのものに変えることも可能なので、シクロクロスとロードバイクの両方に興味がある人におすすめの自転車ですよ。
シクロクロスの値段は15~20万円ほどとなっています。
ビーチクルーザー
ビーチクルーザーは、砂浜でも安定して走れるよう設計されたアメリカ発祥の自転車です。
太いタイヤとバイクのような広めのハンドルが特徴で、砂浜でも走れることから特にサーファーに愛用されています。
ブレーキの種類はハンドル操作以外に、ペダルを逆回転させて自転車を止める「コースターブレーキ」を搭載しているものもあるので、購入するときはチェックしてみてください。
高校生の通学自転車にはあまり適していませんが、街中でも走れるミニベロのようなタイプも販売されているので、おしゃれで個性的な自転車を探している人にはおすすめですよ。
ビーチクルーザーの値段は3~5万円ほどとなっています。
ピストバイク
ピストバイクは競輪などの自転車競技に使われる自転車です。
ピストバイクはレース中、急に停車すると事故に繋がる可能性があるため、ブレーキが搭載されていません。
ですが、日本ではブレーキのついてない自転車で公道を走ることは禁止されているため、一般向けに販売されているピストバイクにはブレーキが搭載されている種類が多いです。
スピードを出すことに特化しているため必要最低限の機能しかついておらず、スタイリッシュなフォルムをしているのも魅力的なポイント。
ピストバイクは高校生の通学自転車として選ぶよりは、街乗り用として購入するのが良いでしょう。
ピストバイクの値段は6~10万円ほどとなっています。
高校生の自転車の選び方
ここからはたくさん種類がある自転車のなかから自分に合うものを見つけるための、選び方のポイントを紹介します。
どの自転車にしようか迷っている高校生は参考にしてみてくださいね。
用途に合わせて選ぶ
自転車を選ぶときに、一番大切なのは用途です。
自転車には種類ごとに活躍するシーンが異なります。
ここではシーンごとにおすすめの自転車を紹介していくので、チェックしてみてくださいね。
街乗り
街中をおしゃれに走りたい人には、ミニベロがおすすめです。
ミニベロはおしゃれなだけでなく、小回りが利きやすいため狭い道でも走りやすい自転車です。
発進も楽なので、信号の多い街でもスムーズに移動できますよ。
通学
通学路が長距離でない場合はシティサイクルがおすすめです。
カゴにスクールバッグが入れられ、値段がお手ごろなのも嬉しいポイント。
学校までの距離が長い人は、ロードバイクやクロスバイクを選ぶと疲れにくいですよ。
サイクリング
サイクリングがしたい人におすすめの自転車は、ロードバイクやクロスバイクです。
特に本格的に走りたい人はロードバイク、趣味として軽く楽しみたい人はクロスバイクを選ぶといいでしょう。
予算で選ぶ
自転車はどの種類においても、値段に大きな幅があります。
そのため自転車を購入するときは、最初に大体の予算を決めておくと、あまり悩まずに済むのでおすすめですよ。
校則をチェックする
高校によって、通学自転車の種類を校則で定めている場合があります。
事前に校則をチェックし、どのような自転車の種類が良いかみておきましょう。
校則に書いていない場合でも、スピードが出やすい自転車は通学路や学校敷地内で車や他の生徒とすれ違うときに危険なため、先生から注意を受ける可能性があります。
安全性も考えて、選ぶと良いでしょう。
また、自転車通学の場合、ヘルメットを着用すると安全です。
おしゃれなヘルメットやかっこいいヘルメットなど、さまざまな種類のヘルメットがあるので、チェックしてみてくださいね。
高校生の通学自転車を選ぶポイント
高校生の通学自転車を選ぶときは、次の3つのポイントをチェックしましょう。
丈夫さ
通学自転車は毎日乗るものなので、丈夫さが重要です。
自転車のタイヤも種類があり、通学用にはパンクにしにくいタイプを選ぶのがおすすめです。
たとえば、チューブの中にジェルやウレタンが入っているノーパンクタイヤなら、パンクの心配せずに毎日乗れます。
ノーパンクタイヤ以外にも、パンクに強いタイヤはあるので、購入するときは店員に聞いて確かめてみましょう。
走りやすさ
長距離を走ったり、通学路に坂道が多かったりする高校生が特にチェックするべきポイントが、走りやすさです。
ペダルが重く、走りにくい自転車では、毎日通学するのも大変です。
通学用には電動アシスト自転車や変則ギアがついている自転車を選ぶと、漕ぎやすく、毎日乗るのも楽でしょう。
また、夜走りやすいように、暗くなると自動で点灯するオートライト搭載だと安心です。
使いやすさ
高校生が自転車で通学する場合、荷物を乗せるカゴの大きさやブレーキの効きやすさもチェックしましょう。
高校生はスクールバックの他に、サブバッグを持ち歩くことも多く、自転車はカゴ付きのものを選ぶと良いです。
手に持って自転車に乗るとハンドルが思わぬ方向に傾く可能性があり、危険なため、必ずカゴに入れるようにしましょう。
肩にかけても、ずれ落ちる可能性があるのでカゴを利用するほうが安心です。
ちょうど良い大きさのカゴがない場合は、スクールバックをリュックにすると良いですよ。
高校生におすすめの通学用大容量リュックは、以下の記事で紹介しています。
高校生の通学自転車の種類は安全性にも注意して選ぼう
自転車にはたくさん種類がありますが、高校生が通学用として選ぶならおしゃれさだけでなく、安全性もみていきましょう。
シティサイクルやロードバイクなどを通学自転車に選ぶ場合、同じ種類でもカラーやデザイン、値段は異なるので、譲れないこだわりを加えて絞り込んでいくと、きっと自分好みの自転車に出会えますよ。
自転車通学をスタートするときは、ぜひ今回紹介した内容を参考に、好きな自転車を見つけてみてくださいね。
女子高校生に人気の自転車や、自転車に乗るときに必要なヘルメットは、次の記事でも紹介しています。
また、以下の記事では雨の日に自転車に乗るときの対処法を紹介しているので、自転車通学の高校生は要チェック。