有名な本を読んでみよう!多くの人に売れてる日本・海外の名作をまとめて紹介

有名な本を読んでみよう!多くの人に売れてる日本・海外の名作をまとめて紹介

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タイトルは知っているけれど、読んだことはないという本は意外とあるもの。今回は、多くの人が知っている有名な本とそのあらすじを紹介します。
日本の小説はもちろん、世界で知られている海外のベストセラーまで有名な本を幅広く紹介するので、なにを読もうか迷っている人は参考にしてみてくださいね。

日本の有名な本

日本の有名な本

まずは、日本の作品のなかから有名な本を紹介します。

「雨月物語」上田秋成

「雨月物語」は江戸時代に書かれた本です。日本や中国の怪異譚をもとにした小説が9篇収められ、幽霊や蛇の化身である女性、鬼になった僧侶、お金の精など人ならざる存在が多く登場します。
幾度か映像作品にもなっており、1953年の映画は複数の賞を受賞しています。


「銀河鉄道の夜」宮沢賢治

「銀河鉄道の夜」はジョバンニとカムパネルラの旅を描いた童話で、アニメや映画にもなっており、宮沢賢治の作品のなかでも有名なものの1つでしょう。
宮沢賢治オリジナルの言葉が多く登場し、彼ならではの世界観やさまざまな解釈を楽しめる作品です。


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「古事記」太安万侶(編纂)

「古事記」は、日本で現存するなかで最も古い書物とされています。歴史の授業でも触れられるので、多くの人が知っている有名な本と言えるでしょう。
古事記は日本の神話や飛鳥時代までの天皇のことが記された内容となっており、歴史書でありながら物語として楽しめるドラマチックさがありますよ。

「竹取物語」作者不明

平安時代に書かれた「竹取物語」は日本最古の物語として知られており、複数の外国語の翻訳版もあります。「かぐや姫」として絵本や映画にもなっており、日本の有名な本の1つです。
絵本のかぐや姫と、原作と言える竹取物語ではさまざまな違いがあるので、読み比べてみてはいかがでしょうか。

「雪国」川端康成

川端康成の「雪国」はノーベル文学賞を受賞し、日本だけでなく海外でも有名な本です。「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」という冒頭部分の名言は聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
雪国を訪れた男を主人公に、そこで暮らす女性たちとの大人の関係が描かれています。

世界で有名な海外の本

世界で有名な海外の本

ここからは、海を超えて日本でも知られている・売れている海外の有名な本を紹介します。

「ハリー・ポッターシリーズ」J.K.ローリング

イギリスの小説家J.K.ローリングの「ハリー・ポッターシリーズ」は、日本でもベストセラーとなった有名な本です。
映画や舞台、ゲームなど幅広く展開しており、知っている人が多いでしょう。
11歳の少年、ハリー・ポッターが魔法学校ホグワーツに入学する「賢者の石」から始まり、「秘密の部屋」「アズカバンの囚人」など多くの作品を経てハリーと友人たちの成長、悪の魔法使いとの戦いが描かれます。
映画版を観たことがある人も、原作小説は少し異なる部分もあるので、読んでみてはいかがでしょうか。

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「ライ麦畑でつかまえて」J.D.サリンジャー

アメリカの小説家J.D.サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」は、17歳の青年が主人公の名作青春小説です。
学校を放校になった主人公がニューヨークの街を舞台に放浪する様子とともに、社会の不条理に対する思いや兄妹愛が描かれています。

「グレート・ギャツビー」フィッツ・ジェラルド

「グレート・ギャツビー」は、アメリカの小説家フィッツ・ジェラルドの作品で、「華麗なるギャツビー」の題で映画やミュージカルにもなっています。
ロングアイランドに引っ越してきた青年・ニックを語り手に、お金持ちの紳士・ギャツビーの愛と悲劇的な運命を描いた作品です。


「百年の孤独」ガブリエル=ガルシア・マルケス

「百年の孤独」は、ノーベル文学賞を受賞したコロンビアの小説家ガブリエル=ガルシア・マルケスの作品です。
マコンドという街が生まれてから衰退するまでを、街の創設者一族の運命・禁断の婚姻とともに描いています。

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「老人と海」アーネスト・ヘミングウェイ

「老人と海」は、アメリカの小説家アーネスト・ヘミングウェイをピューリッツァー賞やノーベル文学賞受賞に導いた作品です。
主人公はキューバの年老いた漁師。巨大な魚と彼の死闘が中心に描かれたシンプルなストーリーですが、彼の生き様やさまざまな解釈を楽しめるでしょう。

「白鯨」ハーマン・メルヴィル

アメリカの小説家ハーマン・メルヴィルの「白鯨」は、アメリカ文学の代表的な作品の1つとされています。捕鯨船に乗る人々、そして彼らと白い鯨との死闘が描かれ、悲劇的な展開に多くの人が心を動かされました。
1956年の「白鯨」、2015年の「白鯨との闘い」など、幾度か映画化もしていますよ。


印象的なタイトルの有名な本

印象的なタイトルの有名な本

有名な本のなかには、作品の面白さはもちろん、インパクトのあるタイトルも含めて多くの人の記憶に残っているものもあります。

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」フィリップ.K.ディック

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」はアメリカのSF作家フィリップ.K.ディックによる作品で、死の星となった地球のサンフランシスコを舞台にしています。
人間のふりをするアンドロイドを探し、破壊することを目的とする男を主人公に、人間とアンドロイドの違いとはなにか、人間とはなにかを描いた作品。

「人間失格」太宰治

「人間失格」は太宰治の代表作の1つとして知られており、アニメ、映画などの映像作品にもなっています。
気が弱く自分自身をさらけ出せない男を主人公に、彼の苦悩や破滅へと向かう運命を描いています。
「恥の多い生涯を送って来ました」「飲み残した一杯のアブサン」など、名言や印象的な一説も多い有名な本ですよ。

「たったひとつの冴えたやり方」ジェイムズ・ティプトリー・Jr.

アメリカのSF作家ジェイムズ・ティプトリー・Jr.の「たったひとつの冴えたやり方」は、宇宙を舞台にした作品です。
物語は、16歳の少女が宇宙船に乗って旅立つところから始まります。彼女は旅のなかで寄生生物に取り憑かれてしまうのですが、それを友人として旅を共にすることになるのです。

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「月は無慈悲な夜の女王」ロバート・A・ハインライン

ロバート・A・ハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」もまたアメリカのSF小説であり、ヒューゴー賞を受賞した作品です。
舞台は、月が地球の植民地となっている世界。月の独立を目指し地球政府に立ち向かう人々の運動や闘いが描かれています。

聞いたことはあるけど、読んだことない!?有名な本を読んでみよう

今回は、日本・海外の有名な本をまとめて紹介しました。タイトルは知っているけれど、なんとなくあらすじは知っているけれど、読んだことがない本があったのではないでしょうか。
次にどんな本を読もうか迷ったときは、以下の記事と合わせて参考にしてくださいね。

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