推しが好きすぎて辛い!リアコになったときの原因と対処法を紹介
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アイドル、タレント、ミュージシャン、YouTuber、アニメや漫画のキャラクター、Vtuberなど、今や誰にでも「推し」がいるのが当たり前の時代になっていますよね。
推しがいる事で人生に幸せがもたらされる反面、好きな気持ちが大きくなりすぎて辛い…という人も少なくないのが現実です。
この記事では推しが好きすぎて辛い、どうしたら良いかわからないという人に向けて、辛い原因や対処法を紹介します。
推しが好きすぎて辛い原因と対処法
ここでは推しが好きすぎて辛い気持ちになってしまう原因とそれらの対処法を紹介します。
本気で好きになっても恋が叶わない
推しが好きすぎて辛い原因の一つに、好きになっても恋が叶わないという事が挙げられます。
どんなに好きでも自分だけに構ってくれるわけではないですよね。
そもそも次元が違う人を推している場合、物理的に出会う事が不可能なこともあります。
こんなに好きで、推しのためにいろんなことを頑張っているのに、恋人になれないという現実を見たとき、好きすぎて辛いなと思ってしまうのです。
対処法①:別の恋が見つかるまで好きでいる
そもそも、迷惑をかけないならリアコすることはダメな事ではありません。
リアコとはリアルに恋するという意味で、ガチ恋とも言われる事があります。
気持ちを抑えたり、叶わないからと距離を置くことを考えるだけで辛い人は、こんなに人を好きになれることは幸せだなと割り切って、好きな気持ちを尊重しましょう。
もしかしたら、推しがいる事で充実しているあなたを素敵だなと思って、好きになってくれる人がいたり、推し活のなかで出会った人を好きになる事があるかもしれません。
対処法②:他に熱中できることを探す
どうしても恋人になりたくて、これ以上気持ちが大きくなってしまうと生活にも支障をきたすという人は、他に熱中できることを探しましょう。
人を好きになる気持ちは素晴らしいことですが、それが原因で自分が不幸せになってしまうと本末転倒です。
推しが好きすぎて辛いと思えるくらい何かに熱中できる人なら、他に熱を注げる趣味を見つけられるはず。
そうすれば、推し活と趣味の両方を楽しめるようになり、自然と推しへの気持ちも落ち着いてきます。
ここで注意したいのが、「他の推しを見つける」という趣味だと、同じことの繰り返しになる可能性が高いです。
特に今の推しはファンが多いから、まだ結成したばかりのグループを応援すれば、もしかしたら繋がれるかもと非現実的な考えになってしまうこともあるでしょう。
推し活で時間が取れずできなかった趣味を、思い切ってこの機会に始めてみましょう。
他のファンを見ると嫉妬してしまう
推しが好きすぎて辛い原因の一つに、他のファンを見て嫉妬する事が挙げられます。
普段一人で応援しているのに、SNSやライブの現場に行くと他にもファンがいることで、敵対心が沸いてしまうのです。
一般的に、自分と応援している人が被ることに嫌悪感を抱くことを「同担拒否」といいます。
対処法:SNSをできるだけ見ない
SNSで推しの情報を探していると、他のファンの意見やマウントのような投稿を見つける事があるので、嫉妬する人はできるだけ見ないように自衛しましょう。
SNSの種類にもよりますが、該当するキーワードの投稿は見れないように設定する事ができるものもあります。
推しのことを考えたいのに、他のファンのことで気持ちがモヤモヤしてしまうのはもったいないですよ。
また、ライブで他の同担がいることはどうしても避けられません。
そんなときは嫉妬するのではなく、この人達の応援があるから推しが活動を続けられているのだと思いましょう。
タレントやアーティストが活動するには、自分だけの応援ではどうしても力不足です。
その人たちがいなかったら自分が推しに出会う事ができなかったかも、と思えるようになれば、少しは同担を許容できるようになりますよ。
現実の恋愛ができない
推しが好きすぎて辛い原因の一つに、現実の恋愛ができな事が挙げられます。
自分にとって推しは完璧なので、他に恋人候補がいたとしても推しと比べて「推しの方が良いな」と思ってしまいますよね。
また、推し活に忙しくて恋愛に割く時間がもったいないと考える人もいるでしょう。
しかし推しと現実的に恋愛関係になるのは難しいため、恋人がいたらいいのに…と辛くなってしまうのです。
対処法:推しがいることを言い訳にせず行動する
推しがいることは恋愛ができないことと関係ありません。
なぜなら、推しと恋愛をすることは不可能だからです。
現実に目を背けてのちのち後悔したくないなら、推し活をしながら恋人を作る努力をしましょう。
少しでも近くに気になっている人がいるのであれば、積極的に話しかけてみたり、まだ誰とも出会っていない人は、出会いの場に足を向ける必要があります。
それでもやっぱり推し活をしていた方が楽しいな、と思うのであれば今は恋人を作るよりも、自分の趣味に没頭する期間ということです。
恋人がいないことをネガティブに考えず、好きなだけ時間とお金をかけられることを幸せだと再認識し、推し活を継続しましょう。
推しに振り向いてもらいたくて大金を使ってしまう
推しが好きすぎて辛い理由に、お金をたくさん使ってしまう事が挙げられます。
一部のオタクのなかでは、ライブやイベントにたくさん行ったり、グッズを多く買う人が偉いという風潮があります。
そのため、貢いだお金=推しへの愛だと考える人もいるのが現実です。
また、握手会やスーパーチャットなど、推しにお金をかける事で自分を覚えてもらいたいという人もいるでしょう。
これらは「認知」と呼ばれ、推しに自分のことを知ってもらうことで承認欲求を満たす行為です。
恋愛ができなくても、せめて自分がどれだけ好きかを知って欲しいとお金をたくさん使い、思っていた反応が得られず辛くなってしまうのでしょう。
対処法:人と比べず自分のペースで推し活をする
大金を使って辛くなる一番の理由は、お金を使っている人の方が推しに好かれていると考えてしまうからです。
そのため、他のオタクやファンがどれくらいお金を使っているかを見れない状況を作る事が大事ですよ。
具体的にはSNSをミュートやブロックしたり、配信のコメント欄を見ないようにしたりしましょう。
お金を使っても幸せなら良いですが、辛いとおもっているのであればそれは自分が推し活に使える額を超えている可能性があります。
生活が不安定になると、推し活を続けられなくなる可能性もあるのでとても危険ですよ。
大金を使っている人は、そのタイミングでは推しに感謝されるかもしれないですが、一番大切なファンは長く応援してくれるタイプの人たちです。
義務感でお金を使うのではなく、自分のペースで推し活に投資するように心がけるのが大事です。
辛いだけじゃない!推し活がもたらすメリットを紹介
ここまで推しが好きすぎて辛いという、推し活におけるデメリットを挙げてきましたが、もちろんメリットもたくさんあります。
ここでは、推し活がもたらす幸せなメリットを紹介しますよ。
日々のモチベーションになる
推しがいる人は、推しがいるという事実だけで日々のモチベーションになります。
推しの出ている映像や音源を聴くだけで、幸せな気持ちになって毎日頑張ろうと思えるのです。
ライブやイベント、新しい巻が出るなど、少し先の予定がある場合、それを楽しみに勉強や仕事が辛くても乗り越える事ができますよ。
自分磨きを頑張れる
推しがいる人は、推しに会いに行くときにキレイでいたい!と自分磨きにも力が入ります。
ライブやイベントなど推しに会いに行く機会がある人は、できるだけ素敵な自分で会いに行きたいですよね。
推しがいることで、普段から自分磨きをするモチベーションになります。
また、会いに行くイベントがなくても、推しのアクリルスタンドやぬいぐるみなどを持って写真を撮りに行くおしゃれな推し活もとても流行っています。
可愛い写真を残すため、自分の身なりにも気を使うようになり、自然と垢抜けていきますよ。
新しい知見が広がる
推し活をしていると、新しい知見に出会い、興味の幅も広くなります。
推しが好きなもののことをよく知りたいと思うのは、オタクあるあるですよね。
推しの話していたお店の話やゲーム、趣味、音楽など、今まで出会わなかったジャンルのものも、推しを知りたい一心で探求するでしょう。
そこで新しく知ったものを、推しと同じくらい好きになることもあります。
人を好きになることは、その人の周りのことも好きになるということです。
推し活をしていると、推し以外にも興味関心が湧いて、人生が豊かになりますよ。
共通の趣味の友達ができる
推し活をすると、共通の趣味を持った友達と仲良くなります。
今まであまり関わりのなかった人とも、推しているグループやジャンルが一緒というだけで一気に仲良くなれますよね。
周りにあまり推しのことを知っている人がいない場合、その人はとても貴重な存在になります。
推し活を通して、イベントや推しの概念があるカフェに行ったり、地方遠征のために旅行をしたりと、共通の趣味のある友達ができますよ。
ストレス発散や気分転換になる
推しがいると、辛い気分やイライラしているときに、気持ちを切り替える手段の一つになります。
どうしても大変なときでも、誰かに頼ったりするのも難しい事がありますよね。
そんなときでも、推しの映像や作品を見ると、嫌な気持ちを軽減させる事ができますよ。
推しが好きすぎて辛いときは、適度に距離をとりながら推し活を楽しむ!
推しが好きすぎて辛い人は、何かしら辛くなっている原因があります。
気持ちの問題なので、劇的な対処法はなく、時間が解決してくれる事がほとんどです。
好きな気持ちはとても素敵なものですが、辛くなって推しを応援できなくなってしまうのは元も子もないですよ。
人と比べず自分のペースで推し活を楽しめるように、少し距離をおいて他のことをしてみるのも長く応援する秘訣です。
この記事を参考にして、推しが好きすぎて辛い人は、自分に合う対処法や考え方を見つけてみてください。