修学旅行におすすめのキャリーケースはどれ?大きさの目安や選び方も解説
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最近は、修学旅行にキャリーケースを持っていく中学生・高校生が多いです。いざキャリーケースを探し始めると、たくさん種類があってどれを買おうか迷いますよね。
この記事では、修学旅行におすすめのキャリーケースや選ぶ際のポイントを紹介します。ポイントを押さえて、お気に入りのキャリケースを見つけましょう!
修学旅行用キャリーケースの選び方
修学旅行に相応しいキャリーケースを選ぶときのポイントを見ていきましょう。
日数に応じた大きさ
キャリーケースのサイズの目安は、1泊×10Lとされています。ただし、これはあくまで目安の容量なので、荷物が多い人やお土産をたくさん買う予定の人は、「1泊×10L」にプラス10L以上余裕のあるサイズを選ぶのがおすすめです。
キャリーケースのサイズの目安については、以下を参考にしてください
- 1〜3泊…〜39L(Sサイズ)
- 3〜5泊…40〜59L(Mサイズ)
- 5〜7泊…60〜79L(Lサイズ)
- 7泊以上…80L〜(XLサイズ)
上記を参考にしながら、実際に持っていく荷物の量を見て必要なサイズを選んでくださいね。
キャリーケースの商品説明に目安泊数が表記されている場合もあるので、選ぶときの参考にしましょう。
シンプルなデザインがおすすめ
キャリーケースを修学旅行に持って行きたくても、特徴的な素材や派手なデザインは浮きそうで不安に感じますよね。
迷ったときは、シンプルなデザインを選ぶのがおすすめです。
シンプルなデザインのキャリーケースを選ぶ人が多いので、見分けがつかず間違える可能性も。ステッカーやネームタグ、バンド、バンダナなどをつけると、目印になります。
新幹線・飛行機利用の場合は重さとサイズもチェック
新幹線や飛行機を利用して移動する場合は、持ち込めるキャリーケースのサイズに上限があります。
【JR東海道・山陽・九州・西九州新幹線の場合】
持ち込む荷物の3辺合計(荷物の長さ×幅×高さの合計値)が160cmを超えたら、特大荷物スペースつき座席や特大荷物コーナーつき座席の予約が必要。
キャリーケースの3辺の合計が160cm以内の場合は、新幹線の荷物棚に置けます。
一方、JALの国内線の条件は下記の通りです。
【飛行機の座席数が100席以上の場合】
3辺の合計サイズが115cm以内(55cm×40cm×25cm以内)、重さが10kg以内
【飛行機の座席数が100席未満の場合】
3辺の合計サイズが100センチ以内(45cm×35cm×20cm以内)、重さが10kg以内
各辺のサイズが規定内であっても、3辺の合計を超える場合は機内に持ち込めません。
利用する会社によってルールは違うので、必ず事前に公式サイトで正確な情報を確認してください。
キャスターの種類にも注目
キャリーケースを選ぶときはデザイン性に目が行きがちですが、キャスターの機能性も重要です。
キャスターの種類は、主に「2輪キャスター」と「4輪キャスーター」の2種類があります。ほかにも、ストッパー機能がついたキャスターもあり、電車やエスカレーターに乗る際にキャリケースを固定できて便利です。
また、走行性を重視する人には、ダブルキャスターがおすすめです。車輪の数が多いので、安定してキャリーケースを運べます。走行中に大きな音が出るのが恥ずかしくて嫌な人は、衝撃を吸収する機能がついたダブルキャスターを選びましょう。
使い勝手が良いハードタイプがおすすめ
キャリーケースには、ハードタイプとソフトタイプの2種類があります。
ハードタイプのキャリーケースは、ポリカーボネートやアルミ合金など、頑丈な素材が特徴です。重量感はありますが、衝撃に強く、外から引き裂くことが難しいので盗難対策に向いています。飛行機に乗る人や、海外に行く人におすすめです。
修学旅行で使う場合、耐久性が高く長く使えるハードタイプを選ぶ高校生が増えています。
ソフトタイプのキャリーケースは、主にボディの素材はポリエステルかナイロンが主流で、ハードタイプに比べると軽くて持ち運びがしやすくて便利。柔軟性が高いので、少しオーバー気味の荷物でもギュッと押し込んでつめられます。
海外へ行くならTSAロックつきを選ぶ
修学旅行でアメリカへ行く人は、TSAロックがついたキャリーケースを買いましょう。
セキュリティーが厳しいアメリカでは、鍵をかけたまま荷物を預けると、無理やり壊して中身を確認される場合があります。アメリカ運輸保安局(TSA)が認可しているTSAロックであれば、職員が特殊なツールで鍵を開けられるので壊される心配が少ないです。
快適に使える機能性も重要!
ほかにも、持ち歩きやすさや荷物の取り出しやすさなど、修学旅行でキャリーケースを持ち歩くときに便利な機能性がついたものを選ぶことも重要です。
便利な機能性について紹介します。
エキスパンダブル(容量拡張)機能
専用ファスナーを開けることで、キャリーケースの大きさを拡張できる便利な機能です。行きより多く荷物をつめて帰れるので、場所をとるお菓子類のお土産をたくさん買いたい人におすすめです。
フロントオープンタイプ
フロントオープンタイプは、キャリーケースを倒してチャックを全開にしなくても、立てたまま荷物の取り出しができます。キャリーケースから荷物を簡単に取り出せるので、セカンドバックの荷物を減らしたい人におすすめです。
多段階キャリーシステム
キャリーケースの持ち手部分の長さを調整できるのが、多段階キャリーシステムです。調節可能な長さが2・3段階に決まっているものや、より細かく調整できるものがあります。
自分の体格より大きめのキャリーケースを選ぶときは、身長に合わせやすい多段階キャリーシステムがおすすめです。
ハンドルつき
初日や最終日は、自分で駅や空港からホテルまでキャリーケースを運ぶことが多いです。キャリーケースの横側にハンドルがついていると、階段やエスカレーターで楽に持ちあげられます。
キャリーケースを持って移動する場面が多い人は、ハンドルつきのキャリーケースが便利ですよ。
修学旅行におすすめのキャリーケース
続いては、修学旅行におすすめのキャリーケースを紹介します。
せっかくなら長く安全に使えるものを選ぶのがおすすめです。
hiromichi nakano(ヒロミチ ナカノ)『リーヴァ』/エース(ACE)【53L】
修学旅行におすすめなのが、キャリーケースの老舗ブランド・エース(ACE)の「hiromichi nakano『リーヴァ』」です。Mサイズは容量53Lで、3泊4日の修学旅行にピッタリのサイズ感です。ほかにはSサイズ(34L)もありますよ。
キャリーケースの中身も、花柄生地とパステルカラーの可愛いデザインに仕上がっています。
OUTDOOR PRODUCTS(アウトドアプロダクツ)/OD-0808-50【40〜45L】
アウトドアプロダクツは、アメリカ発祥の人気アパレルブランドで、性別関係なく持てるシンプルなデザインが特徴です。
「OD-0808-50」はエキスパンダブル機能がついているので、専用ファスナーを開けば容量を増やせます。帰りの荷物が増えやすい修学旅行にピッタリな機能です。
RIMOWA(リモワ)/BOSSA NOVA【75L】
リモワのキャリーケースの特徴は、リブ加工が施されていて頑丈な点です。
「BOSSA NOVABOSSA NOVA 」はハードタイプなため、耐久性があり長く使えます。容量が75Lで1週間程度の修学旅行にも持っていけるサイズなので、行き先が海外の人におすすめです。
AMERICAN TOURISTER(アメリカンツーリスター)/FRONTEC【38〜43L】
アメリカンツーリスターの「フロンテック」は、機能性に優れているのが特徴です。フロントタイプなので立てたまま、荷物の出し入れができます。また、充電用USBポートがついているので、スマホの充電もできて便利ですよ。
Sサイズの容量は38〜43Lで、2泊3日の修学旅行に向いています。
無印良品/バーを自由に調節できるハードキャリーケース【36L】
無印良品の「バーを自由に調節できるハードキャリーケース」は、キャリーバーの高さを1cm間隔で調整できます。歩きやすい長さに適時変えられるので、初めてキャリーケースを使う人でも扱いやすいですよ。
無印良品らしいシンプルなデザインなので、大学生や社会人になってからも長く使えます。
LEGEND WALKER(レジェンドウォーカー)/フレームタイプスーツケース【65L】
レジェンドウォーカーは、日本発のキャリーケースブランドです。「フレームタイプスーツケース」にはTSAロックがついているので、海外、特にアメリカへ修学旅行に行く人におすすめします。
容量が65Lと1週間程度の修学旅行にも持っていける大容量なのに、アルミニウム合金でできていて軽くて使いやすいのが特徴です。
DELSEY PARIS(デルセー)/chatelet Air 2.0【38L】
デルセーの人気シリーズの1つが、「chatelet Air 2.0」。容量が約3kgととにかく軽いのが特徴なので、荷物を軽くしたい人におすすめです。
色は、アンゴラ(ホワイト)、ブルー、チョコレート、ピンクの4色あります。2本のラインとワンポイントの飾りが可愛いデザインです。シンプルだけど、オシャレ感も演出できますよ。
修学旅行にキャリーケースは恥ずかしい?おかしい?
キャリーケースは大量の荷物を運ぶのに便利ですが、「ほかにキャリーケースを持ってくる人いるかな?」「このキャリーケース大きすぎないかな?」と、周りから浮かないか不安に感じる高校生も多いです。
自分のキャリーケースが周りから浮かないか不安であれば、友達にどれくらいの大きさのものを持ってくるか聞いてみましょう。
どうしてもキャリーケースを使うのが恥ずかしい、大袈裟だと思う人は、ボストンバッグを使う選択肢もありますよ。
ボストンバッグについて詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてくださいね。
キャリーケースで恥ずかしい思いをしないために
キャリーケースの扱いに慣れていないと、「上手に運べずに恥ずかしい思いをしないかな」「重たいキャリーケースをスマートに持てるかな」など不安に感じる人もいるでしょう。
また、キャリーケースの使い方を間違えると、マナー違反につながる可能性があります。以下の行動を意識しながら、キャリーケースを正しく使いこなしましょう。
- 周りの状況を気にしながら歩く
- エスカレーターに乗るとき、キャリーケースは自分の前か後ろに置く
- 大きいサイズのキャリーケースを運ぶときはエレベーターを使う
- 電車のなかではキャリーケースが動かないように気をつける
- 歩行中はキャリーケースを自分の体に近づけて使う
- キャリーケースを運んでいるときは、急に立ち止まったり方向転換をしたりしない
など
荷物が増えると、キャリーケースのコントロールが難しくなります。扱いやすいものを選んで、安全に荷物を運びましょう。
キャリーケースは中学生・高校生の修学旅行におすすめ!
修学旅行は、荷物に余裕があったはずなのに、帰りはパンパンになることが多いです。紹介した選び方を参考に、ピッタリな大きさのキャリーケースを見つけましょう。
お気に入りにキャリーケースで修学旅行を満喫してくださいね!