美肌になるには食べ物が重要!肌にいい食べ物&飲み物のおすすめ10選
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私たちの肌は、毎日の食事からとる栄養素によってつくられています。
だからこそ、美肌になるには食べ物がとても重要なのです。
また、食べ物だけではなく飲み物にも栄養素は含まれていますよ。
この記事では、美肌になるために必要な栄養素の種類、肌にいい食べ物&飲み物のおすすめを紹介していきます。
美肌になるには食べ物が重要!
美肌になるには、日頃から正しいスキンケアを行うとともに、食事・睡眠・運動・ストレスなど、生活習慣を見直すことが重要です。
特に、私たちの肌をつくる栄養素は、毎日の食事(食べ物・飲み物)から体内に取り込みます。
暴飲暴食、栄養が偏った食生活、無理な食事制限によるダイエットなどは、美肌にとって大敵。
美肌を目指すなら、1日3回の食事で肌にいい食べ物&飲み物を選んで、肌に必要な栄養素をバランス良く摂取する必要があるのです。
美肌になるための生活習慣については、以下の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてみてくださいね!
美肌になるために必要な栄養素
美肌を目指すなら、肌にいい食べ物や飲み物を選び、肌が求める栄養素をバランスよく取ることが大切です。
続いては、美肌になるために必要な主な栄養素について、それぞれの役割を詳しく説明していきます。
肌を作り、弾力を与える「タンパク質」
まず積極的に摂取すべきなのが、美肌をつくるための材料とも言える「タンパク質」。
タンパク質は、肌だけでなく、髪の毛や臓器、筋肉などをつくるために必要な三大栄養素の一つです。
美肌はもちろん、健康を維持するためにも欠かせない栄養素なので、毎日の食事(食べ物・飲み物)から積極的にとるようにしましょう。
ターンオーバーを整える「ビタミンA」
美肌にとって重要なターンオーバーの周期を整えるのに欠かせない栄養素が「ビタミンA」です。
ビタミンAには肌や粘膜のうるおいを保ち、代謝をよくする効果が期待できます。
また、体内で活性酸素の働きを抑制する抗酸化作用もあり、アンチエイジングにも役立ちます。
ニキビを予防してくれる「ビタミンB群」
ニキビや吹き出物が気になるなら、「ビタミンB2」や「ビタミンB6」などの「ビタミンB群」を積極的に摂取しましょう。
ビタミンB群は、私たちの肌をつくる材料となるタンパク質(アミノ酸)の代謝をサポートする働きがあります。
また、皮脂の分泌も整えてくれるので、オイリー肌の方、ニキビができやすい方は、ビタミンB6をしっかりととるようにしましょう。
肌にハリとツヤを与える「ビタミンC」
ビタミンCも、美肌に欠かせない栄養素の一つです。
体内に取り込まれた後、肌のハリや弾力に欠かせないコラーゲンの産生を促してくれます。
水溶性のビタミンなので、摂りすぎたときに起こる副作用の心配もほとんどありません。
若返りのビタミンと言われる「ビタミンE」
ビタミンEは、優れた抗酸化作用を持つ栄養素です。
肌の老化の原因となる活性酸素の生成を抑えてくれるので、「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
脂溶性ビタミンで、ひまわり油や紅花油などにも含まれています。
腸を整えて美肌を目指せる「食物繊維」
便秘が続くと、肌荒れやニキビができてしまう可能性があります。
肌をキレイにするためには、腸をキレイにすることが大切なのです。
そこで必要になる栄養素が、食物繊維。
食物繊維は、小腸で消化・吸収されることなく大腸まで達する成分で、便秘を予防する整腸効果があると言われています。
美肌のためにも、積極的に摂取するようにしましょう。
美肌になるおすすめの食べ物5つ
続いては、美肌を目指すのに必要な栄養素が含まれた、おすすめの食べ物を紹介します。
ぜひ、毎日の食生活に取り入れてみてくださいね!
豚肉
豚肉は、肌の弾力に欠かせないタンパク質とビタミンB群を同時に摂取できる食べ物です。
なんと、ビタミンB群は牛肉の約10倍も含まれていると言われています。
しゃぶしゃぶにして、ヘルシーに食べやすいのもメリットです。
人参
人参は、体内でビタミンAに変化するβ‐カロテンを豊富に含む野菜です。
「ビタミンA」には、ターンオーバーの周期を整えてくれる効果があります。
煮たり蒸したりして食べても美味しいですし、すりおろしてジュースにしてもOK。
食物繊維も含まれているので、便秘改善の効果も期待できますよ。
ブロッコリー
ブロッコリーは、人参と同じく体内でビタミンAに変わるβ‐カロテンを豊富に含む野菜です。
ビタミンB2やビタミンC、食物繊維も同時に摂取することができます。
さらに、カルシウムやカリウム、鉄などのミネラルも豊富に含んでいるのが魅力です。
ナッツ類(アーモンド・ピーナッツなど)
「若返りのビタミン」と言われるビタミンEを積極的に摂取したいなら、ナッツ類を食べるのがおすすめ。
アーモンドやピーナッツなどのナッツ類には、ビタミンEやタンパク質、食物繊維やビタミンB群など、美肌に欠かせない栄養素が豊富に含まれています。
味も美味しくて、おやつ感覚で食べられちゃうのも魅力的。
納豆
ネバネバでご飯のお供にぴったりな納豆も、美肌に良い食べ物の一つ。
大豆由来のタンパク質が摂取できるのはもちろん、食物繊維やビタミンB2、ビタミンEも豊富に含まれています。
また、納豆に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンに構造が似ていて、女性ならではの体の不調や肌荒れなどを防ぐ効果も期待できます。
美肌になるおすすめの飲み物5つ
続いては、美肌になるおすすめの飲み物を紹介します。
白湯
白湯には、胃腸の調子を整える効果が期待できます。
便秘がちで肌荒れが気になる人は、白湯を飲むようにすると良いですね。
おすすめの飲むタイミングは、朝。
朝起きた時に白湯を飲むことで、血液の巡りが良くなり、活動のスイッチが入ります。
また、胃や腸なども温まるので、栄養が吸収されやすくなるのもメリットです。
トマトジュース
トマトジュースには、抗酸化作用に優れたリコピンが豊富に含まれています。
また、ターンオーバーを整えてくれるビタミンAや食物繊維が含まれている点も魅力です。
味も美味しくて飲みやすいですよね。
ただし市販のトマトジュースには、塩分が多く含まれている可能性もあるので、飲み過ぎには注意しましょう。
また、加熱すると吸収率が高まるので、スープにするなど料理に使うのもおすすめです。
豆乳
豆乳は、大豆由来のタンパク質を効率的に補給できる飲み物です。
それだけでなく、ビタミンAやビタミンEといった美肌に欠かせない栄養素も含まれています。
また、豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似たような働きをすることがわかっています。
生理前の肌荒れなど、女性特有の悩みの改善にも効果が期待できますよ。
ただし、豆乳はカロリーが高いので、飲み過ぎには注意しましょう。
1日あたりの上限量は、コップ2杯が目安です。
緑茶
緑茶に含まれるポリフェノールの一種カテキンは、優れた抗酸化作用を持つ成分です。
しわやシミ、たるみを防ぐ効果が期待できます。
さらに、緑茶にはビタミンB1やビタミンB2、ビタミンCなど、美肌に欠かせない成分も豊富に含まれているので、普段の食事の際に積極的に飲むことをおすすめします。
なお、緑茶には玉露や煎茶、番茶など様々な種類がありますが、おすすめはカテキンの含有量が多い煎茶です。
温かいまま飲むのが苦手なら、冷蔵庫で冷やしてから飲むと飲みやすいですよ。
飲むヨーグルト
飲むヨーグルトには、牛乳由来のタンパク質やターンオーバーを整えてくれるビタミンA、肌荒れを防ぐビタミンB群などの栄養素が豊富に含まれています。
発酵食品なので、乳酸菌やビフィズス菌が含まれており、腸内環境を整えて便秘を改善してくれる効果も期待できます。
ただし、甘くて美味しいものはカロリーも高くなりがちなので、飲むなら無糖タイプがおすすめ。
美肌を目指す食事のポイント
ここからは、美肌になる食べ物をどうやって食べるのがいいのか、調理方法や食べ方について紹介します。
蒸し調理がおすすめ
美肌を目指すなら、野菜やお肉は焼いたり揚げたりするではなく、蒸して調理するのがおすすめ。
蒸し調理なら、油を使わないのはもちろん、食材の中にある余分な脂も落としてくれるので、ヘルシーに食べられます。
サプリメントも取り入れてみる
普段の食事から、美肌に必要な栄養素をすべて取り入れるのは大変なことです。
「栄養が足りてないかも」というときには、サプリメントで補うのもおすすめ。
ただし、サプリメントだけで栄養が摂れるわけではなりません。あくまでも、足りない栄養を補う目的で服用しましょう。
食べ過ぎは禁物
いくら肌に良い食べ物でも、食べすぎはよくありません。
栄養が偏ると、体に不調が起きたり、生活習慣病の原因になることもあります。
たとえば、「便秘を解消したいから」と食物繊維が含まれる野菜ばかり食べていると、お腹がゆるくなってしまうかもしれません。
食事は寝る3時間前までに済ませる
食べ物の消化には、およそ2〜3時間かかります。
そのため、夕食のあとすぐに眠ろうとしても、睡眠の質が低下してしまう可能性が高いです。
美肌のためには、質の良い睡眠が欠かせません。
食事は、寝る3時間前までに済ませるようにしましょう。
美肌になるには食べ物が重要!しっかりインナーケアをしていこう
美肌になるためには、スキンケアを頑張るだけでなく、内側からキレイになることも大切です。
ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素をバランスよく取り入れて、しっかりインナーケアしてみてくださいね。