【国内・海外】高校生のおすすめの卒業旅行先10選！予算や決め方も解説

卒業旅行の行き先に迷っているという高校生も多いのではないでしょうか。
国内旅行にするか海外旅行にするか、限られた予算のなかで卒業旅行の行き先を決めるのは簡単なことではありません。

この記事では、高校生におすすめの卒業旅行先や予算の決め方、注意点について分かりやすく解説します。

高校生の卒業旅行にかける予算

2023年10月にPopteenが行ったアンケートによると、「決まっていない」と答えた人を除き、卒業旅行は予算1〜10万円ほどで考えている高校生が多いようです。

また、10万円を超える予算を考えている高校生は、修学旅行の予算を決めている高校生のうち5%ほどと少ないことが分かります。

ただし、宿泊日数に応じてかかる予算が異なります。

1泊2日なら約3万円、2泊3日なら約5万円、3泊4日なら約7万円…と宿泊日数が増えるほど、卒業旅行に必要な予算も上がります。また、海外旅行の場合は、もう少し予算を高く設定する必要があるでしょう。

【国内】高校生におすすめの卒業旅行先5選

まずは、高校生の卒業旅行におすすめの国内の旅行先を5つ紹介します。

卒業旅行として、国内旅行を検討している高校生は、ぜひ参考にしてください。

高校生の卒業旅行は国内がおすすめ！人気の場所＆スポット15選

東京

高校生の卒業旅行で国内の旅行先を選ぶなら、やはり定番は東京です。
スカイツリーや浅草寺、上野動物園などの観光スポットを周遊するのも良いですし、千葉まで足を伸ばしてディズニーリゾート（ディズニーランド・ディズニーシー）に遊びに行くのもおすすめです。

また、東京は新幹線でも飛行機でもアクセスできるので、全国各地の高校生におすすめしたいのはもちろん、交通費を抑えて旅行したい東京近郊の高校生にもおすすめの旅行先です。

京都

「そうだ、京都に行こう」のキャッチコピーでお馴染みの京都は、国内外から観光客が訪れる人気スポット。

金閣寺や清水寺、平安神宮、八坂神社などの神社仏閣がたくさんあり、グルメや買い物も楽しめるので、高校生の卒業旅行にもおすすめです。
着物を着たり、舞妓さん体験をしたりして観光を楽しむのも良いですね。

大阪

関西随一の人気観光地といえば、大阪も忘れてはいけません。
大阪城や通天閣、ジンベエザメに会える海遊館など、人気スポットがたくさんあります。

なかでも高校生の卒業旅行でおすすめしたいのが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）です。
ハリウッド映画をテーマにしたテーマパークですが、マリオになって楽しめる「スーパー・ニンテンドー・ワールド」やハリ・ポッターの世界観を味わえる「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」も大人気。

1日中遊んでも飽きないので、旅のメインにぴったりです。

沖縄

国内でリゾート気分を味わいたい高校生には、沖縄旅行がおすすめ。
暖かい沖縄なら、卒業旅行シーズンにもシュノーケリングなどのマリンアクティビティが楽しめます。

もちろん、沖縄の魅力は海だけではありません。
国際通りで食べ歩きしたり、美ら海水族館に行ってみたり、さまざまな楽しみ方ができますよ。

北海道

広大な自然の中でゆったり過ごしたいという高校生の卒業旅行にぴったりなのは、北海道です。
温泉に浸かってゆっくりしたり、函館の夜景を堪能したり、さまざまな楽しみ方ができます。

もちろん、海鮮丼や札幌ラーメンなどのグルメを味わうのもおすすめです。
また、例年2月上旬には「さっぽろ雪まつり」が開催されているので、ちょっと早めの卒業旅行にいいですね。

【海外】高校生におすすめの卒業旅行先5選

せっかくなら、卒業旅行は海外に行きたい！という高校生も多いのではないでしょうか。
続いては、高校生卒業旅行におすすめしたい、海外の行先を5つ紹介します。

韓国

卒業旅行で海外に行きたい高校生におすすめなのが、韓国です。

韓国には、ファッションやコスメ、グルメなど、女子高校生に嬉しい魅力が満載。

成田空港からは直行便で2時間半でアクセスできるので、2泊3日でも十分に楽しめるでしょう。

また、都市圏にある大手ホテルのフロントは、日本語対応してくれるケースが多いので、韓国語や英語が苦手でも安心。

エステや美容皮膚科に興味があるなら、是非とも訪れてほしいエリアが江南（カンナム）。
江南にはさまざまなビューティスポットがあり、メディカルエステも受けられるので、1日で美肌になれちゃうかもしれませんよ。

台湾

親日国で、日本語が通じるお店が多い台湾も、高校生の卒業旅行先として人気があります。
成田空港から約3時間でアクセスでき、LCCを利用すれば航空券も安く手配できますよ。

松山の饒河街夜市で台湾グルメを堪能したり、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の舞台とも言われる九份（きゅうふん）の街並みを楽しんだり、さまざまな楽しみ方ができます。

グアム

「リゾート地に行きたいけど、予算や日数に余裕がない」という高校生におすすめしたいのが、日本から約3時間半で行ける南のリゾート地、グアムです。

卒業旅行シーズンの2〜3月も乾季で雨が少なく、ビーチリゾートを満喫できます。

時差も1時間しかないので、時差ボケの心配もナシ。
着いたらすぐにシュノーケリングなどのマリンアクティビティを楽しんじゃいましょう。

ハワイ

予算や日数に余裕があり、「せっかくなら海外旅行気分を思う存分満喫したい」という高校生におすすめなのは、ハワイです。

「常夏の島」と呼ばれるホワイでは、1年中ビーチリゾートを満喫できます。
日本からは少し遠くて、成田空港からは直行便で7〜9時間ほどかかりますが、その分「海外に来たー！」という気分を味わえるでしょう。

ハワイで日本人に人気のスポットが、オアフ島の「ダイヤモンドヘッド」。
山頂からはワイキキとホノルルを一望でき、ハワイ気分を満喫できますよ。

また、お土産は日本未進出のブランドショップも出店しているアラモアナセンターで買うのがおすすめです。

シンガポール

「ビーチで遊ぶより、ロマンチックな夜景を堪能したい」という高校生におすすめなのが、シンガポール。

たとえば、地上57階の屋上にプールが広がるマリーナ・ベイ・サンズは、シンガポールのランドマーク的な存在のホテルです。シンガポールでは、毎晩レーザーと噴水による光と水のショーが開催されていて、このホテルの屋上からも眺めることができます。

また、国内には他にも、28ヘクタールの広大な敷地で動物たちと出会えるシンガポール動物園や高さ25～50メートルもの幻想的な建造物スーパーツリーが有名な巨大植物園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイなど多数の観光スポットがあります。

成田空港からシンガポールまでは飛行機で約7時間半ほどかかりますが、時差は1時間しかないので、時差ボケの心配は不要です。

高校生必見！卒業旅行の計画の立て方

高校生が卒業旅行を成功させるためには、順を追って計画を立てることが大切です。
そこで続いては、卒業旅行の計画の立て方の手順を、詳しく解説します。

①旅行2〜3ヶ月前には計画を立て始めよう

高校生の卒業旅行のハイシーズンは、2〜3月です。

例年この時期には、高校生と大学生の卒業旅行の予約が集中するため、ホテルや航空券などの予約が取りにくくなります。

国内旅行でも海外旅行でも、最低でも1ヶ月前にはホテルや航空券を予約しておくようにしましょう。
そう考えると、計画を立て始める時期は、3ヶ月前がベストです。

また、ハイシーズンは予約が取りにくいだけではなく、宿泊料金や航空料金が高めに設定されているケースが多いです。
「早割」などを活用して旅行費用を安く抑えるためにも、早めに計画を立て始めるのがおすすめです。

②一緒に行くメンバーを決めよう

卒業旅行に行こうと決めたら、まずは何人で行くのか、誰と行くのかなど、一緒に行くメンバーを決めましょう。

高校生の卒業旅行は仲良しの親友と2人で行くのも良し、グループで行くのも良し、カップルで行くのも良しです。

卒業旅行は、人数によって楽しみ方も変わってきます。
行き先やプランを決めるときは、必ず全員の意見を聞くようにしましょう。

③大まかな予算を決めよう

卒業旅行のメンバーが決まったら、大まかな予算を決めていきましょう。

予算に応じて、国内旅行にするか海外旅行にするか、どんなホテルに泊まるのか、何泊の旅行にするのか、旅の内容が変わってきます。

グループで旅行に行く場合には、1〜2人で勝手に予算を決めてしまうことがないように、全員で話し合って考えましょう。

④行き先、日数を決めよう

卒業旅行の予算が決まったら、行き先と日数を決めましょう。
特に、海外旅行の場合はあまりにも日程が短いと十分に楽しめないことがあります。

ハワイやシンガポールなど、移動に時間がかかる旅行先の場合は、最低でも5日ほどの日程は空けておきたいですね。

⑤日程を決めよう

卒業旅行の行き先と日数を決まったら、具体的な日程を決めます。

ホテルの宿泊代金や航空券などの料金は、日程によって値段が異なることもあるので、予算に合わせて適切な日程を選びましょう。

土日や祝日よりも、平日に日程を組む方が、安く済むケースが多いです。

⑥宿泊先・移動手段を決めよう

卒業旅行の日程が決まったら、ホテルや旅館などの宿泊先を決めて、予約しましょう。
予約サイトなどを使って直接予約してもいいですし、旅行会社などで航空券とセットで予約するのもいいですね。

また、ホテルや旅館の手配ができたら、航空券や新幹線のチケットも合わせて予約しておくことをおすすめします。

⑦予算をしっかり考えよう

卒業旅行の宿泊先と移動手段を決めたら、もう一度予算について考えましょう。
旅行にかかる代金は、宿泊代金と交通費だけではありませんよね。

テーマパークの入場料金やアクティビティの体験料金など、旅行中にはさまざまなお金がかかります。

予算を決めておかなければ、卒業旅行の具体的なプランを考えることができません。

⑧旅のプランを考えよう

最後に、卒業旅行でどんな過ごし方をするのか、旅行プランを考えていきます。

どこにいきたいか、何がしたいか、全員で意見を出し合って、旅のプランを考えていきましょう。
ここで注意しておくべきなのが、予定を詰め込みすぎないこと。

せっかくの卒業旅行で「あれもこれもしたい」という気持ちはわかりますが、予定を詰め込みすぎると当日になって時間が足りなくなり、焦ってしまいます。

フリーの時間も用意しておき、余裕のあるプランを立てておくことが大切です。

旅行のプランが決まったら、全員で「旅のしおり」を作っても楽しいかもしれませんね。

高校生が卒業旅行に行くときの注意点

続いては、高校生が卒業旅行に行くときの注意点について解説します。

親権者の同意書を忘れずに用意

高校生だけのグループでホテルなどに宿泊する場合、親の同意書が必要になります。

ホテルによって書式が異なるケースがあるので、事前にプリントアウトしておき、親に署名をもらっておきましょう。

また、海外旅行の場合は、入国時にも親の同意書が必要なケースもあります。

飲酒・夜遊びは厳禁

高校生活の思い出作りということで、卒業旅行ではハメを外してしまう人も多いです。
しかし、いくら卒業間近だとはいえ、まだ身分は高校生。

飲酒や夜遊びなど、法に触れるような行為は絶対にやめましょう。

最悪の場合、進学や内定が取り消しになってしまうこともあります。

スマートフォンは常に持ち歩く

旅先ではぐれてしまうことも想定し、スマートフォンは肌身離さず持ち歩きましょう。
特に海外旅行の場合は、1人になってしまうと言葉も通じず、非常に焦ってしまいます。

スマートフォンにはあらかじめ旅行会社やホテルのフロントの連絡先を登録しておき、充電も切らさないように注意してくださいね。

家族にも旅のプランを共有しておく

高校生が卒業旅行に行くときは、滞在先のホテルだけでなく「どこのテーマパークに、何時ごろ行くのか」など、旅の細かいプランも家族に共有しておきましょう。

自分の子供がどこで何をしているのかわからないのは、親にとって不安なことです。

体調不良の時は、無理をしない

卒業旅行シーズンの2〜3月はまだまだ肌寒く、インフルエンザや風邪が流行する時期です。

出発前はもちろん、旅行中にも体調に異変を感じたら、無理をせずに休みましょう。

国内旅行の場合は、旅先でも病院を受診できるよう健康保険証を持っていくことをおすすめします。

また、海外旅行の場合にも、ホテルのフロントなどで現地の病院を紹介してもらえるケースがあります。

海外旅行保険に入っておけば、医療費の負担を減らすことも可能です。

持ち物管理はしっかりと

海外旅行はもちろん、国内旅行であっても、人の集まる場所では置き引きなどの犯罪が横行しています。

財布やスマートフォンなど、大切なものを失くしてしまわないように、持ち物は各自でしっかり管理しましょう。

また、置き忘れなどが発生しないよう、お互いに声を掛け合うことも大切です。

喧嘩をしないように

卒業旅行は、高校生活最後の思い出です。
せっかくの機会なので、なるべく喧嘩をしないように気をつけましょう。

旅行には、トラブルがつきもの。
友達がトイレに行っていて電車に乗り遅れてしまったり、予約していたはずのアクティビティの予約が取れていなかったり、思わず「もう！」と怒ってしまうそうになる場面があるかもしれません。

それでも、卒業旅行は楽しむことが一番大事。
少しのトラブルは目を瞑って、お互いにやさしい気持ちで過ごせるといいですね。

高校生活最後の思い出に卒業旅行を楽しもう！

高校生活最後の思い出に、仲良しの友達と卒業旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。
国内旅行なら、1泊〜2泊の短めの日程でも、しっかりと思い出を残すことができます。
また、予算に余裕があるなら、海外旅行に行ってみるのもいいですね。

さまざまな旅行先があるので、友達と話し合いながら計画を立てるのも楽しいでしょう。
ただし、卒業旅行シーズンはホテルや航空券が取りにくくなるので、予約は早めに済ませてくださいね。
最高の旅行プランを立てて、卒業旅行を思いきり楽しんじゃいましょう。