人の悪口を言わない人の特徴・心理は?言いたくなったときの対策も紹介
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人の悪口を言わないほうが良いのはわかっていても、つい愚痴と一緒に出てしまうことってありますよね。
だからこそ、周りに人の悪口を言わない人がいたら不思議に思うでしょう。
この記事では、人の悪口を言わない人の特徴や心理を紹介します。
言いたくないのに人の悪口を言ってしまうという人に向けての対策も最後に紹介しているので、参考にしてみてください。
人の悪口を言わない人の特徴は?
人の悪口を言わない人には共通点があります。
ここからは、人の悪口を言わない人の特徴を紹介します。
噂話をしない
人の悪口を言わない人は、まず噂話もしません。
本人がいないところでアレコレと話すのは、陰口になってしまうこともあるとわかっているからです。
周りが噂話をしていても自分は乗らないか、別の話を振って話題を変えることもあるでしょう。
人の良いところを見つけるのが上手い
人の悪口を言わない人の特徴として、人の良いところを見つけるのが上手いという点があります。
人の悪いところよりも先に、良いところを見つけるので悪口が出てこないのです。
「いつも進んで掃除してくれてる」「周りに目を配っている」「1人でいる人によく声をかけている」など、小さなことでも見逃さずに相手の良いところを見つけます。
第三者視点で考えられる
第三者視点で物事を考えられるのも、人の悪口を言わない人の特徴の一つです。
悪口をつい言ってしまうのは、主観で物事を捉えていることが多いです。
自分から見れば「あの人のここが悪い」と思っても、他の人の視点から見れば「別にそうでもなくない?」ということもあります。
人の悪口を言わない人は自分がイラッとしても「でもこういう考え方もあるよな」と第三者視点から思い改め、悪口を言わないのです。
いつも楽しそう
人の悪口を言わない人には、いつも楽しそうにしているという特徴もあります。
「何が楽しかった」「今度は何をして遊ぼうと思う」など、話す内容もポジティブなものが多いのが特徴です。
いつも楽しそうな人は、ネガティブなことを寄せ付けず、寄ってきても跳ね返すパワーがあります。
周りの陰口に乗らない
人の悪口を言わない人は、周りが陰口を言っていても乗ってきません。
もし「あなたもそう思うでしょ?」と同意を求められても、「どうかなぁ」「私はそう思わないかな」と同意はしないでしょう。
人の悪口を言わないでいると、周りもわざわざ話を振らなくなっていくので、結果的に陰口を言い合う環境から逃れているのです。
自己肯定感が高い
自己肯定感が高いのも人の悪口を言わない人の特徴です。
自己肯定感が高いと精神的にも余裕があるので、他者の欠点にも寛容である傾向があります。そのため、悪いところを見つけたとしても、それもその人の個性だと受け止められるのです。
人の悪口を言わない人の心理
次に、人の悪口を言わない人の心理を紹介します。
「なぜ人の悪口を言わないでいられるんだろう?」と気になる人は、チェックしてみてください。
自分が言われたら嫌だから
人の悪口を言わない人の心理として、自分が言われたら嫌だから言わないというのがあります。
もし、周りが自分の悪口を言っていたら、悲しくなったり、裏切られた気持ちになったりするでしょう。
自分が嫌なことは人にもしないというスタイルの人は、人の悪口を言わないのです。
自分の評判に関わると思っているから
人の悪口を言わないのは、自分の評判を下げたくないからという人もいます。
人の悪口を言っていた場合、周りから「あの人は悪口を言う人だ」と思われます。
悪口を言う人を良い人だと思う人は、まず、いません。人の悪口を聞くのが嫌な人からはマイナスの印象を持たれるでしょう。
悪口を言うことで自分も周りから「あの人は人を悪く言う」と陰口を叩かれるかもしれません。
そのため、最初から「私は人の悪口を言わない」と決めているタイプもいます。
人に興味がないから
人の悪口が言わない人の心理には、他人に無関心であることも含まれます。
誰にどう悪いところがあっても自分には関係ない、だから気にしないというタイプです。
人に興味がないあまり、周りが誰かの悪口を言っていても「そうなの?」とピンとこないケースもあるでしょう。
悪いところがあると思っていないから
悪いところがあると思っていないというのも、人の悪口を言わない人の心理の一つです。
人の悪口を聞いても、自分にとってはそれが悪いと思わないため、「あなたもそう思うよね?」と言われても同意できないのです。
人の良いところを見つけるのが上手いタイプは特に、この傾向にあるでしょう。
人の悪口を言わない人は友達が少ないって本当?
人の悪口を言わない人は友達が少ないという噂があります。
まず、人の悪口を一切言わない人はほとんどいません。愚痴が悪口になることも、嫌いな人のことを悪く言ってしまうこともあるでしょう。
そのため、人の悪口を言わない人がいると「なんで?」と理解できず、何を考えているかわからない、実は腹黒いのではないかと警戒して深く仲良くなろうとしないことがあるのです。
また、悪口で盛り上がっているときに乗ってこなかったり、「そういうことは言わないほうがいいと思う」と盛り下げるようなことを言ったりすると、だんだんと人が離れていくこともあります。
ですが、人の悪口を言わないことで離れる人がいる場合、それは自分に合わないタイプの人だったということなので、深く気にする必要はありません。
友達が少なくても、自分と同じ感性の友達がいれば寂しくはないでしょう。
高校生で友達が少ないのが気になってしまう人は、以下の記事も参考にしてみてください。
人の悪口を言わない方法
つい人の悪口を言ってしまうけど、本当は言いたくないとき、どうすれば良いでしょうか。
ここからは、人の悪口を言わない方法を紹介するので、参考にしてみてください。
客観的視点を持つ
人の悪口を言わないようになりたいときは、客観的な視点を持つようにしてください。
自分が「悪いところだ」「あの人の欠点だ」と思っても、見方を変えるとそこまで気にしなくていいことかもしれません。
客観的な視点を持つのが難しいときは、周りの意見を聞いて取り入れていくようにしましょう。
周りに意見を聞くときのポイントは、自分と違う意見を持つ人に聞くこと、否定せずに聞くことです。
自分と同じ意見の人に聞いては、客観的な視点を取り入れることはできません。また、否定的に聞くと、相手も話しにくくなってしまうのでフラットな気持ちで聞いてみましょう。
口に出す前に考える
人の悪口を言わない方法として、口に出す前に一旦止まって考えることも効果的です。
言いたいことをすぐに口に出さないことで、悪口を言うのを止められます。
また、一旦考えることで客観的な視点で自分の言葉を見直すこともできるのです。
「こんなことを言って相手が傷つかないだろうか」「私が嫌なだけで周りの人にも伝えることだろうか」と、冷静になって考えてみましょう。
どうしても言いたいときはノートや自分だけが見られるSNSに書いて、人には言わない方法もあります。
ポジティブな人と関わる
周りに人の悪口を言う人がいれば、影響を受けて自分も悪口を言うようになるでしょう。
また、周りに同意を求められ、流されてしまうこともあるかもしれません。
人の悪口を言わないようになりたいときは、悪口を言うタイプの人とは距離を置き、ポジティブな人と関わるようにしてください。
ポジティブな人と関わることで、自分の考え方も変わっていきます。
人の悪いところよりも良いところに目を向けるようになったり、悪口を言うことよりも人生を楽しむことを優先したり、自分自身もポジティブになっていくでしょう。
人の悪口を言わないようにしたいときは広い視点を持つようにしてみよう
人の悪口を言わない人は、人の良いところを見つけたり、いろいろな視点で物事を見つめていたりといった特徴があります。
また、自分がやられたら嫌なことはやらないというタイプも、人の悪口を言わない人に多いでしょう。
人の悪口を言う環境は、決して良いとは言えません。自分も人の悪口を言わないようにしたいと思ったら、環境を変えることから始めてみましょう。
自分の言葉で相手はどう思うか考えてみてくださいね。