高校生のバイトの探し方!おすすめの仕事&選び方のポイントを解説
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「バイトしたいけど、そもそもどうやって探せばいいのか分からない」「バイト探すときは何を基準に選んだらいいの?」など、初めてのバイトする高校生だと分からないことだらけですよね。
この記事では、初めてバイトを探す高校生向けに「バイトの探し方」を徹底解説します!高校生でも働きやすいおすすめバイトも紹介するので、選ぶときの参考にしてくださいね。
高校生のバイト探しの方法
まずは、高校生がバイトを探す方法について紹介します。
求人サイトやアプリで探す
自宅にいながらスマホひとつでバイトを探せる簡単な方法として、求人サイトや求人アプリの活用があります。求人サイトや求人アプリは、バイトしたいエリアや職種、条件などを絞って検索できるため、ピンポイントに探せるのが嬉しいポイント。
検索画面の「詳細条件」や「こだわり条件」などの項目で「高校生可」にチェックを入れて、そのほかの条件も設定してから検索しましょう。
最初から「高校生可」に絞ることで、「このバイトいいな!」と思ったら実は高校生不可で応募できないという事態を防ぐことができますよ。
代表的な求人サイトやアプリには「タウンワーク」「バイトル」「インディード」などがあります。検索しやすさや見やすさを基準に好きなサイトを利用しましょう。
1つのサイトだけでなく、同じ条件で複数サイトを検索するのもおすすめです。ほかのサイトには掲載していない新しい求人情報を見つけることができるかもしれませんよ。
企業の公式サイトから探す
もしもバイトしたいお店が決まっているのであれば、企業の公式サイトでバイト情報をチェックすることもできます。
チェーン店のバイト募集ページから、身近なお店の求人情報をチェックして応募しましょう。
「〇〇(チェーン店名)バイト」と検索すると、公式サイトの求人ページをすぐに見つけられますよ。詳しい業務内容や働いている人のインタビューなど、求人サイトには載っていない詳細な情報を得ることができるのでおすすめです。
バイト情報の貼り紙から探す
近所のお店や商業施設の掲示板には、バイト情報が貼り出されていることがあります。
貼り紙はお店にとって一番簡単に早く求人情報を出せる方法です。そのため、まだ求人サイトやアプリに載っていない求人情報に出会うことも少なくありません。
お気に入りのお店で働きたいなら、店頭をチェックしてみるのも良いでしょう。
「高校生可」もしくは応募条件に年齢が書いてあるので、高校生でも応募できるかチェックしてくださいね。
無料配布の求人誌から探す
駅やコンビニエンスストア、スーパーなどで、無料の求人誌が置かれているのを見たことがありませんか。その求人誌からバイト探しをするのもおすすめです。
自分の住んでいる地域にある駅やコンビニエンスストア、スーパーなら、近隣の求人情報を得られるでしょう。
求人サイトや求人アプリで検索をかけると、自分が設定した条件以外の求人情報は出てきませんが、求人情報誌ならそのほかの求人情報も目に入るため、思いもしていなかったバイトと出会うこともありますよ。
求人誌によって、「高校生歓迎」の求人情報がまとめられている特集ページがあるほか、求人ごとに「高校生歓迎」などの項目があるので、そこをチェックしましょう。掲載情報が少なく、高校生が応募できるか分からない場合は、電話で問い合わせてみるのも良いですね。
知り合いに紹介してもらう
すでにバイトをしている友人や、コネクションがある知人などから紹介してもらう方法もあります。
通常、公になっている求人情報から勤務地や時給、条件などさまざまな情報は手に入りますが、どうしてもバイト先の雰囲気や働いている人同士の仲などは分からないものです。
しかし、すでにバイトをしている友人やコネクションがある知人から話を聞けば、生の情報を得られます。
ただし、知人の紹介の場合、トラブルに巻き込まれてしまう可能性もあります。「求人情報には載っていないけど短時間で稼げる」と甘い言葉で誘われたら、実態は闇バイトという話も多いです。
また、チェーン店などでのバイトだったとしても、知人の紹介なので辞めにくいということも。
単発や短期バイトなら人材派遣会社などに登録する
日雇いや単発のバイトをしようと考えている人は、人材派遣会社などに登録しておきましょう。
人材派遣会社などは、登録した人のところへメールや電話で仕事の情報を届けてくれます。
届いたバイト情報のなかから、自分がやりたいと思う仕事を選択できますよ。
ただし、登録するには定期的にバイトに出られることが条件の場合もあるため、最初に条件を確認しておいてくださいね。
高校生のバイト探しのポイント
高校生がバイトを探す際に意識しておきたいことはいくつかあります。まずは、高校生のバイト探しのポイントについて見ていきましょう。
高校生可かどうか
バイトを始めるときは「高校生可」や「高校生OK」と記載のあるバイトを選びましょう。
時給やアクセス、勤務時間が希望に沿っていても、高校生可でなければ採用されにくいです。
「高校生歓迎」と書いている場合は採用される可能性が上がるうえ、仕事を丁寧に教えてくれたり、同年代のバイトの仲間がいたりすることもあるのでおすすめですよ。
また、応募条件に「18歳以上」と書いてあっても、高校生は不可という場合もあるため、18歳の高校生でも働けるかどうか確認しましょう。
最寄り駅や自宅から近いか
バイト探しをするときは、バイト先の場所にも注目しましょう。
高校生の場合は、自宅や自宅の最寄り駅から近いところを選ぶのがおすすめです。
平日なら学校帰りにバイトをすることになりますが、自宅から遠いと帰宅時間が遅くなってしまうでしょう。
「それなら学校から近いところでも良いのでは?」と思うかもしれません。
しかし休日にシフトに入ることを考えると、必ずしも学校終わりにバイトに行くというわけではないため、バイトのためにわざわざ学校近くまで通うのが面倒になるケースもあることから、あまりおすすめしません。
給料(時給)はどのくらいか
高校生に限らず、バイトをするときに気になるポイントは時給ですよね。
学費や交通費などの足しにしたくて、稼ぎたい額が決まっている人は、時給がどのくらいかチェックしましょう。
時給が分かったら、1週間で入れるシフトを考えて、1ヶ月で稼げる金額をシミュレーションしておくとなんとなく予定が立てられますね。
ただし、シフトはバイト先と相談して決まるため必ず自分の意向通りにシフトに入れないこともあります。
また、最低賃金は地域によって違うためあらかじめ調べておくと安心ですよ。
シフトの融通がきくか
高校生は学校生活が最も重要。高校に通っていれば試験期間や受験、学校行事などがありますよね。
そんなときに大切なポイントは、シフトの融通がきくかどうかです。
バイトによっては必ず固定で入らなければいけなかったり、シフトを減らすのが難しかったり、一度シフトを減らしたら増やせなかったりすることもあります。
試験期間や受験期、学校行事の際にはシフトを減らせるかは、事前に面接時に確認しておきましょう。
SNSでの募集には要注意
SNSで「簡単な作業のみ!高時給で楽に稼げる」などという求人も多くありますが、こういったバイトは闇バイトの可能性もあります。
「高時給」という言葉にひかれてしまうかもしれませんが、トラブルに巻き込まれないように怪しい募集には応募しないようにしましょう。
バイト探し中の高校生におすすめの仕事一覧
まずは、バイト探し中の高校生におすすめの仕事を紹介します。
コンビニ
コンビニは、各地に点在しており、自宅近くにあるという高校生も多く、バイト場所として最適です。
自宅近くにあれば、休日でも通いやすいでしょう。
コンビニはレジ対応、商品の陳列、宅配便の受け取りなど覚える仕事が多いので、はじめは大変です。
しかし、できることが増えていくとモチベーションも上がっていくでしょう。
カラオケ
歌が好きな高校生は、カラオケのバイトがおすすめです。
カラオケバイトはフロント対応以外に、フードやドリンクを作ったり、部屋に運んだりと動き回る仕事内容もあります。
メディアとコラボするカラオケ店でのバイトでは、コラボ内容ごとに覚えることも増えるでしょう。
同年代のカラオケ好きとも出会えるので、趣味の友達ができるかもしれません。
飲食店
飲食店でバイトする高校生は多いです。ファミリーレストランやファストフード店、うどん・そば店、ラーメン店、回転寿司チェーン店など、飲食店の種類もさまざまです。
チェーン店の場合、仕事がマニュアル化されていることが多く、覚えやすいというメリットがあります。
飲食店はホールとキッチンに分かれて採用するパターンと、ホールとキッチンの両方を担当するパターンがあるので、ポジションに希望がある場合は事前に相談しましょう。
イベントスタッフ
イベントスタッフは、イベント会場のセッティングや訪れたお客様の対応などをします。
イベントの裏側が見られるので、イベント好きな高校生におすすめのバイトです。
イベントスタッフはイベント毎に単発で採用されることが多いので、働きたいときは常に情報を探すようにしましょう。
スーパーマーケット
スーパーマーケットも、チェーン店が多く、マニュアルが用意されているところも多数あり、高校生のバイトにおすすめです。
スーパーマーケットはほとんどの場合、レジ、売り場担当と募集ポジションが分けられているので、なんの仕事がしたいかを考えて応募しましょう。
売り場担当は、鮮魚、精肉、惣菜、青果、ベーカリーなどスーパーによって異なります。
デリバリー
デリバリーのバイトは、バイクの免許を持っていないと思うかもしれませんが、自転車で配達するお店もあるので、免許を持っていない高校生でも応募可能です。
自転車での配達は体力勝負、地図を覚える記憶力などが必要です。
バイトしながら体を動かしたい高校生には最適の仕事でしょう。
書店
本好きの高校生におすすめのバイト先は、書店です。
書店は高校生不可のところが多いので、応募する前に必ず高校生可かどうかを調べておきましょう。
仕事内容はレジ対応のほかに、本の陳列、店内掃除、本を宣伝するポップの作成などがあります。
引越し業者
引越しっ業者のバイトは時給が高いところも多いので、お金を稼ぎたい高校生におすすめです。
引越しの荷物は重いものもあり、体力が必要です。さらに、時間との勝負でもあるため、スピーディな動きも求められるでしょう。
慣れるまでは大変なことも多いですが、仕事を覚え、周りから頼られるようになったときは自分の自信につながるでしょう。
ガソリンスタンド
高校生におすすめのバイトの一つに、ガソリンスタンドがあります。
ガソリンスタンドの仕事はイメージ通り、来店してきた車にガソリンを入れたり、洗車したりすることです。
ガソリンスタンドは危険物取扱資格を持っていると、時給が上がることがあります。
危険物取扱資格は高校生でも勉強すれば取得できるので、資格があると時給が上がるときは受験を検討してみましょう。
単発・短期バイト
高校生におすすめのバイトとして、単発バイトや短期バイトも挙げられます。
先に紹介したイベントスタッフも単発バイトの一つですが、そのほかにも通販の荷物の検品や梱包作業、商品のラベル貼りなどの仕事もあります。
短期バイトには、郵便局での郵便物の仕分けやプールの監視員、年末年始の神社でお守りの授与など、多岐にわたります。
特定の時期にしか求人募集がでない単発・短期バイトもあるので、他の人とちょっと違ったバイトをしてみたいという高校生は夏休み前や冬休み前、もしくはクリスマスやハロウィンなどのイベント前に単発・短期バイトを探してみると良いですよ。
そのほかにも以下の記事で高校生におすすめのバイトを紹介しているので、チェックしてみてくださいね。
バイト探しする高校生向けQ&A
初めてのバイトを経験する高校生はたくさんいます。分からないことや疑問に思うことはいっぱいありますよね。
ここからは、バイト探しをする高校生が知りたい疑問について答えていきます。
バイトをしている高校生はどのくらいいる?
株式会社マイナビの2020年の調査によると、バイトをしている高校生は推計約61万人で、割合は19.4%という結果が出ました。
バイト未経験の高校生は62.9%ほどのため、5人のうち2人は高校3年間のうちにバイトを経験しているということになります。
学校によっては校則でバイトが禁止されているところもあるため、禁止されていない学校内では、もっと多くの割合でバイトをしている人がいるように感じるかもしれませんね。
参考:高校生のアルバイト調査(2020年)-マイナビキャリアリサーチLabx
高校生のバイト代の平均はどのくらい?
高校生のバイト代の平均は、1ヶ月30,000円程度のようです。
時給はそれぞれ異なるため、単純計算はできませんが、大体3時間のシフトに週3回入ったときの金額が30,000円くらいです。
なかには10,000円未満という人や、100,000円以上という人もいます。
バイトをする理由が欲しいものを買うためなのか、社会勉強のためなのか、学業の足しにするためなのかによって、稼ぎたい額も変わってきますね。
高校生はどのくらいシフトに入れる?
労働基準法第32条では、18歳未満の1日あたりの労働時間は8時間まで、1週間の労働時間は40時間を超えてはいけないことになっています。
また、労働基準法第35条によると、1週間に1日もしくは4週間で4日以上の休日を取ることが定められています。
従って、上記の定めに従ってシフトを組めば問題ありませんが、バイト先によってシフトに入れる回数は異なります。
どのくらいバイトに入れるかは、応募前や面接のときに確認しておくと良いでしょう。
高校生バイトのシフトなどについては、以下の記事でくわしく解説しています。
気になる人はぜひチェックしてみてください。
初めてのバイトっていつから開始するべき?
高校生になって初めてバイトする場合、いつから始めるか悩む人もいるでしょう。
いつと決まった日付はありませんが、2022年にマイナビが行った調査によると学年は「高校1年生」、時期は「夏休み」に開始する高校生が多いようです。
高校1年生になったばかりの頃は、学校に慣れる必要もあるため、バイトを始める余裕がないかもしれません。
学校にも慣れて長期休暇になる夏休みに合わせ、バイト探しを始めるのでしょう。
また、夏休みなどの長期休暇には単発バイトや短期バイトの募集があるため、学校が休みの間だけ働いて、お金を稼ぐ高校生もいます。
参考:高校生の初めてのアルバイト先は?いつから始めた?アンケートをもとに解説-マイナビバイトTIMES
高校生がバイト探しをするときは、学校との両立を考えよう!
高校生のバイト探しで重要なポイントは、学業と両立できるかどうかです。
学校帰りに通えるか、シフトの融通はきくか、休日も通いやすいかなど、学校生活と並行しても無理がないかしっかりと確認しましょう。
バイト探しをするときは、求人サイトや求人アプリ、求人情報誌、店頭の貼り紙などから自分に適した方法を試してみてくださいね。
バイトの面接についてくわしく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみましょう。