高校生のお昼ご飯事情を徹底解説!コンビニご飯の選び方や簡単お弁当レシピも紹介
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高校生になるとお昼ご飯は家からお弁当を持参する以外に、コンビニで買ったり、食堂で食べたりする人も増えますよね。
お小遣いのなかからお昼ご飯代を出す高校生も少なくないでしょう。
この記事では、高校生のお昼ご飯事情を解説!
高校生のお昼ご飯代はいくらか、節約ポイント、簡単に作れるお弁当のおかずレシピまで紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
高校生のお昼ご飯はお弁当派が多数
高校生のお昼ご飯は、お弁当派かコンビニや学食派か、どちらが多いのか気になりますよね。
2017年に農林中央金庫が行った現代高校生の食生活、意識と実態調査によると、約9割の高校生が親にお弁当を作ってもらっています。
また、コンビニや学校の売店でお昼ご飯を買う高校生の割合は、女子より男子のほうが多いようです。
参考:【第3回】現代高校生の食生活、意識と実態調査 – 農林中央金庫
高校生のお昼ご飯代はいくら?
お弁当派の高校生が多いなか、コンビニや学食でお昼ご飯を購入する人はどのくらいお金を使っているのでしょうか。
ここでは、高校生のお昼ご飯代の相場を紹介します!s
コンビニなら500〜700円
コンビニの場合、高校生のお昼ご飯代の相場は500〜700円程度です。
コンビニには500円以内で購入できるお弁当も多くあります。
しかし、運動部などエネルギー消費が激しい高校生はお弁当だけでは足らず、ホットスナックやサラダ、追加のおにぎりなどを購入してお昼ご飯代が高くなる傾向にあるようです。
学食なら500円
学食の場合、高校生のお昼ご飯代は500円程度です。
学食は高校生に食べてもらうことを想定しているため、もともと値段は安めで、量は多めに用意されていることが多いです。
ただし、食べ盛りの高校生のなかには1品だけでは足りず、サイドメニューを注文したり、売店のパンも購入したりする人もいるでしょう。
高校生必見!コンビニお昼ご飯の選び方
コンビニでお昼ご飯を購入する場合、栄養が偏らないように選び方が重要です!
ここからは、高校生必見のコンビニでお昼ご飯を選ぶときのポイントを紹介します。
ご飯派
幕の内弁当や焼き肉弁当などご飯メインの弁当には、タンパク質、糖質、脂質が含まれていて、栄養もとれます。
ですが、ビタミン、ミネラルが不足しがちなので、サラダを組み合わせて購入すると良いでしょう。
選ぶサラダは、野菜のみで作られたものがおすすめ。
パン派
サンドイッチやパンなどをお昼ご飯にする場合、タンパク質と脂質をメインに摂取することになります。
野菜を挟んだ惣菜パンもありますが、必要なビタミンやミネラルが足りない状態です。
パンをお昼ご飯にする時は、お肉や魚介類、野菜がたくさん入っているスープやサラダも購入して、足りない栄養素を補いましょう。
パスタ派
コンビニ弁当にはパスタ系もたくさんあります。
パスタをメインにする場合、糖質、脂質が含まれていますが、栄養はほとんど摂れていません。
野菜にツナや豆腐などが入ったサラダや副菜を加えれば、栄養バランスもとれるでしょう。
ダイエット中
ダイエット中は、お昼ご飯を抜いたり少なくしたりしがちですが、それでは1日に必要な栄養素をとることができません。
ダイエット中の高校生におすすめのお昼ご飯は、具だくさんのスープやサラダチキン、梅干しや鮭などのおにぎりです。
たとえばご飯系なら、おにぎりと味噌汁、惣菜、パン系ならサンドイッチ、スープ、サラダなどを組み合わせると良いでしょう。
バランスのいい食事をとりながら、健康的にダイエットしてくださいね。
高校生のダイエット方法は以下の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
高校生がお昼ご飯代を安く抑える3つの方法
たくさん食べる高校生は、お昼ご飯代が足りないと感じることもしばしばあるでしょう。
ここからは、お昼ご飯代を安く抑える節約方法を紹介します!
学食を利用する
学食はコンビニと比べて割安で、定食でも500円前後です。
比較的、量も多いため、お昼ご飯代を節約してお腹いっぱい食べたい高校生は、学食を利用しましょう。
ご飯は家から持っていく
コンビニで、お弁当を買うと高くなりがちです。
家でおにぎりなどの主食のみ持っていき、おかずだけコンビニで購入すると、お弁当を買うよりも安く済み、お腹いっぱい食べられるでしょう。
おかずも、野菜やお肉とバランスよく購入できます。
自分でお弁当を作る
手作り弁当はお昼ご飯を1番節約できる方法です。
お弁当を作るのが面倒であれば、前日のおかずや冷凍食品を詰め込むだけでも良いでしょう。
ご飯の量も自分で調節できるため、お腹いっぱい食べたいときは多めに、少食の人は少なめにと盛り付けることもできます。
お昼ご飯は自分で作れる!高校生向け簡単お弁当レシピ
お昼ご飯を自分で作って持っていくことで、節約するのも良いですよ!
お弁当を作って持っていくときは、食中毒などに注意し、次のポイントを守りましょう。
- 調理前はきれいに手を洗う
- 食材はしっかり火を通す
- おかずは冷やす
- 水分の多いメニューは味付けを濃いめにする
- お弁当に詰めるときは菜箸を使う
- お弁当は低温で保存する
ここからは、簡単にできる高校生向けのお弁当レシピを紹介します!
満足感たっぷり筑前煮
筑前煮は根菜類がたっぷりなので、満腹感を得られやすいメニューです。
冷めてもおいしく、お弁当にぴったりですよ。
多めに作っておいて1食分ずつ冷凍保存容器に入れておくと、詰め込むときに簡単です。
材料
- 鶏もも肉…250g
- こんにゃく…1枚
- れんこん…1節
- ごぼう…1本(細め)
- にんじん…1本
- たけのこ水煮…160g
- 干ししいたけ…4枚(あらかじめ水でもどす)
だし汁
- 水…100mL
- 酒…大さじ2
- みりん…大さじ1.5
- 砂糖…大さじ1.5
- 醤油…大さじ3
作り方
- こんにゃくは適当な大きさに手でちぎって下茹でする
- ごぼうは2cm幅に薄く切り、れんこんはいちょう切りにして水にさらす
- にんじんはお弁当に入りやすいように小さめの乱切りにする
- 水でもどしたしいたけは軸を切り落として、4等分にする
- たけのこは1cm幅のいちょう切りにする
- 鶏肉は3〜4cmほどのサイズに切って、油を引いた鍋に入れ、中火で炒める
- こんにゃく、ごぼう、にんじん、れんこん、しいたけ、たけのこを入れて炒める
- 水、酒、みりん、砂糖を入れて蓋をする
- 煮立ったら蓋を取り、醤油を加えて落とし蓋をし、弱火で20分ほど煮込む
- 煮汁がある程度なくなったら完成
彩りに茹でブロッコリー
お弁当のすき間を埋め、彩りの野菜として活躍するブロッコリー。
茹でるだけの簡単調理で、時間がないときは冷凍のブロッコリーでもOKです。
材料
- ブロッコリー…1株(ボウルに水を入れて20分ほどおいておく)
- 塩…小さじ1
- 水…1ℓ
作り方
- 鍋に水を入れ、中火で沸かす
- 水につけておいたブロッコリーの茎を持ち、花蕾(からい)を下にして振るように洗う
- ブロッコリーを小房に切り分ける
- 茎は根元を切り落としたあと、皮をむいて適当な大きさに切る
- 沸騰したお湯に茎、花蕾の順番に入れる
- 3分ほど茹でる
- 茹でたブロッコリーをざるにあげ、完全に冷ませば完成
レンチンで作れる鶏肉の煮物
火が怖かったり、料理に慣れていなかったりする高校生は、レンチンで作れるおかずに挑戦してみましょう!洗い物も少なくて済みますよ。
ここでは、レンチンで作れる鶏肉の煮物を紹介します。
材料
- 鶏もも肉…300g
- 焼肉のタレ…大さじ2
- しょうゆ…大さじ2
- 砂糖…大さじ1
- にんにく…チューブ1cm
- 小ネギ(小口切り) …お好みの量
作り方
- 鶏もも肉を1口大に切る(厚みがある部分は開いてから切る)
- 耐熱のボウルに小ネギ以外の調味料と鶏もも肉を入れ、もみ込む
- ボウルにふんわりとラップをし、電子レンジに入れて500Wで10分ほどチンする
- 鶏肉のなかまで火が通ったら、小ネギをちらし完成
鶏肉は生だと危険なので、必ず火が通っているか確認しましょう。
手軽に作れるにんじんしりしり
弁当のおかずにぴったりな、にんじんしりしりの作り方を紹介します。手軽に作れて、彩りにもなりますよ。
材料
- にんじん…1本
- ツナ缶(油を切っておく)…1/2缶
- みりん…小さじ2
- しょうゆ…小さじ1/2
- 細粒だし…小さじ2
作り方
- にんじんを千切りにするか、ピューラーで薄く削っていく
- フライパンに油を入れて熱し、にんじんを炒める
- 油がにんじん全体に馴染んだら、ツナと調味料を入れる
- 強火で水分が飛ぶまで炒めたら完成
ワンパンで作れるポークチャップ
甘酸っぱくて好きな人が多いケチャップを使ったポークチャップは、白いご飯にとても合うおかずです。フライパンひとつで簡単にできるポークチャップの作り方を紹介します。
材料
- 豚こま肉…200g
- 玉ねぎ…1/4
- まいたけ…1パック(しめじなどほかのキノコ類にしてもOK)
- 小麦粉…大さじ1
- ケチャップ…大さじ3
- 塩、こしょう…少々
- みりん…大さじ1
作り方
- 豚肉に小麦粉をまぶす
- 玉ねぎは薄切り、まいたけはお弁当に入れやすい大きさにほぐす
- フライパンに油をしき、玉ねぎとまいたけを入れて豚肉を上に乗せて蓋をする
- 途中かき混ぜながら弱めの中火で5分ほど蒸し焼きにする
- 全体に火が通ったら塩こしょう、ケチャップ、みりんを加え、混ぜ合わせたら完成
高校生のお昼ご飯はお弁当派が多数!自分でお弁当を作ってみよう
高校生のお昼ご飯はお弁当派が多数ですが、お弁当を作る時間がなくて学食を利用したり、たまには買い食いをしたくてコンビニに立ち寄ったりする人もいるでしょう。
意外とお昼ご飯代がかかってしまうという高校生は、家からご飯を持ってきたり、自分でお弁当を作ってみたり、節約にチャレンジしてみてくださいね!
お小遣いのなかからお昼ご飯代を出している高校生は、以下の記事も参考にしてみてください。