高校で身長が伸びる人の特徴とは?身長を伸ばすにはなにをする?

高校で身長が伸びる人の特徴とは?身長を伸ばすにはなにをする?

成長に伴い、伸びてきた身長。 しかし高校生になると、まだまだグングン伸びている人もいれば、以前ほどは伸びていない人もいますよね。 この記事では、高校で身長が伸びる人の特徴を紹介します。 身長が伸びるか伸びないか知りたい人向けに伸びなくなる時のサインも登場するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

高校で身長が伸びる人の特徴

高校で身長が伸びる人の特徴 個人差があるものの、高校で身長が伸びる人には以下のような特徴があることが多いです。

両親の身長が高い

身長がどれくらいまで伸びるかは、両親からの遺伝の影響が大きいと言われています。 そのため両親の身長が高い人は身長が伸びやすく、両親が小柄な人はあまり身長が伸びないとされているのです。 もちろん、両親が小柄でも身長が伸びて背が高くなる人もいますし、その逆もありえます。 しかし、一つの要因として考えることができるでしょう。

よく寝る

身長が伸びるのは、骨そのものが成長して伸びるからです。 骨の成長には成長ホルモンが関わっています。 そして成長ホルモンは、寝ている間に多く分泌されると言われているのです。 そのため、夜更かしをすることが多かったり、ぐっすり眠れなかったりする人よりも、よく寝る人のほうが身長が伸びやすいと言えます。

運動をする習慣がある

成長ホルモンが分泌されるのは、睡眠中だけではありません。 運動をすると、体への刺激によって成長ホルモンの分泌を促すことができるのです。 そのためまったく運動をしない人よりも、習慣的に運動をする人のほうが身長が伸びやすいでしょう。

骨端線が開いている

これは自分の目では認識できないものですが、骨端線が開いている人は身長が伸びると言われています。 骨端線とは骨の両端にある軟骨のことで、その軟骨が骨に置き換わっていくことで身長が伸びていきます。 レントゲンを撮ると骨端線は黒い線となって写り、一見、骨の間に隙間が開いているように見えます。 そして軟骨が骨に置き換わっていくと、骨端線は見えなくなっていくのです。 このことから、「成長するための軟骨がある」=「骨端線が開いている」と表現され、骨端線が開いているほど、今後身長が伸びると言えます。

身長が伸びなくなるサイン

身長が伸びなくなるサイン ここまで高校で身長が伸びる人の特徴を紹介してきました。 しかし大きく身長が伸びる第二次性徴は、女子なら8〜12歳、男子なら10〜13歳頃と言われています。 つまり、高校生のなかにはまだまだ身長が伸びる人もいれば、すでに成長のピークが過ぎている人もいるのです。 身長が伸びなくなる具体的なサインは、
【女子の場合】
  • 胸が膨らむ
  • 脇毛が生える
  • 生理が来る【男子の場合】
  • ひげが生える
  • 声変わりする
といったものが挙げられます。 これらはある程度成長し、大人の体に近づいた段階で見られるものです。 そのため、このようなサインがある高校生は、大きく身長は伸びない可能性があるでしょう。

高校生の平均身長はどれくらい?

高校生の平均身長はどれくらい? 続いては、高校生の平均身長について紹介します。
年齢 女子の平均身長 男子の平均身長
15歳 159.2cm 169.3cm
16歳 158.0cm 168.9cm
17歳 158.4cm 171.5cm
18歳 156.0cm 171.1cm
高校生でこれ以上身長が伸びない人も多いです。しかし、「身長が伸びる人の特徴」に多く当てはまる場合や、伸びなくなるサインがまだ出ていないという人は、もっと伸びる可能性があるかもしれませんね。 参考:令和元年国民健康・栄養調査報告-厚生労働省
日本人の平均身長はどのくらい?中学生や高校生の平均身長も紹介

高校生が身長を伸ばす方法

高校生が身長を伸ばす方法 高校で身長が伸びる人の特徴に当てはまらないから、もう伸びないサインが出ているからと、あきらめることはありませんよ。 睡眠や運動、食事などの生活習慣を見直すことで骨の成長を促せば、高校生も身長を伸ばすことができるでしょう。 最後に、高校生向けに身長を伸ばす方法を紹介します。 以下の記事とあわせて参考にしてみてくださいね。
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睡眠時間をしっかり確保

最初に紹介した通り、身長を伸ばすのに重要な成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されます。 そのため、夜更かしなどはできるだけせず、しっかりと睡眠時間を確保しましょう。 高校生には8〜10時間ほどの睡眠が必要と言われています。 朝、家を出る時間から逆算して、布団に何時に入るべきか考えてみましょう。
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睡眠の質を上げる

成長ホルモン分泌のピークは深い眠りに落ちてから30分ほどのタイミングです。 そのため、睡眠の質が悪くてぐっすり眠れなかったり、こまめに目が覚めてしまったりしては成長ホルモンがあまり分泌されません。 睡眠の質を上げるには、
  • 寝る前にスマホやパソコンを見ない
  • 夕食は寝る3時間ほど前に済ませる
  • 湯船に入ってリラックスする
  • 寝室の環境や寝具・寝巻きなどを快適にする
といったことを心がけましょう。
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運動をする

先ほど紹介した通り、運動による刺激で成長ホルモンが分泌されるので、身長を伸ばしたい高校生は運動もすると良いでしょう。 ただし、きつすぎる運動はかえって身長が伸びるのを妨げることがあるので、軽い筋トレやジョギング、ラジオ体操などがおすすめです。 また、ジャンプをすることで縦方向の負荷を与えることも、骨の成長に効果的と言われています。 そのため縄跳びやトランポリン、バスケットボール、バレーボールのように、ジャンプする動きのあるスポーツをするのもおすすめです。

身長を伸ばす食べ物を食べる

身長を伸ばすためには、骨を丈夫にするカルシウムと、体を作り成長ホルモンの分泌を促すタンパク質をとるのが大切です。 そのため身長を伸ばす食べ物としては、
  • 牛乳
  • 大豆製品
  • 小松菜
などが挙げられます。 また、ニンニクやうなぎに含まれるアルギニンも、成長ホルモンの分泌につながります。 キノコや卵に含まれるビタミンDは、カルシウムの吸収を助けます。 このように、高校生が身長を伸ばすためには、カルシウムやたんぱく質を中心にさまざまな栄養を取れるよう、バランスの良い食事をとることが大切です。

高校で身長が伸びる人の特徴を知って、伸ばす方法を試そう!

高校で身長が伸びる人の特徴は、両親が高身長であること、骨端線が開いていることが挙げられます。また、睡眠や運動習慣にも特徴が見られますよ。 女子は12歳頃、男子は13歳頃に第二次性徴を迎え身長が伸びにくくなるとされていますが、睡眠習慣や食べ物に注意することで高校生も成長が期待できますよ。