高校生におすすめの旅行先は?予算の平均や持ち物も紹介
目次【開く】
春休みやGWなどの長期休暇を利用して、友達と旅行に行きたいと考えている高校生も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、高校生におすすめの旅行先やスポット、平均予算や準備すべき持ち物などについて詳しく解説していきます。
これから友達との旅行を計画しているという高校生は、ぜひ参考にしてみてください。
高校生の旅行におすすめの行き先【都道府県ランキング】
まずは、高校生の旅行におすすめの行き先をいくつか紹介します。
沖縄県
沖縄県は、綺麗なビーチや南国グルメ、お土産物がたくさん買える国際通りなどがあり、リゾート気分が味わえて、高校生におすすめの旅行先です。
季節によっては、シュノーケリングも楽しめます。また、ジンベエザメの泳ぐ雄大な姿が見られる「沖縄美ら海水族館」も人気のスポットです。
北海道
北海道は、海鮮丼やスープカレー、ラーメン、チーズケーキなど美味しいグルメが勢揃いで、高校生の旅行にぴったりです。
また、札幌・函館の夜景はとても綺麗で、日本三大夜景の1つでもあります。
ほかにも、「旭山動物園」や小樽のクルーズなど、観光にぴったりなスポットもたくさんあります。
東京都
東京都は、伝統的な部分と革新的な部分の共存が楽しめる街です。
「浅草寺」や「東京タワー」、「スカイツリー」などの定番スポットを巡るのも楽しいですし、少し足を伸ばして千葉の「ディズニーリゾート」に遊びに行っても良いでしょう。
また、原宿や渋谷には、若者向けのおしゃれなショップがたくさんあり、歩いているだけで楽しめるはずです。
大阪府
粉もんやお笑いなど、独自の文化を楽しめる大阪も、高校生のグループ旅行にぴったりです。「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」はもちろん、ジンベエザメが見られる「海遊館」やグリコの看板が見られる「道頓堀」など観光スポットもたくさんあります。
吉本新喜劇でお笑いを観るのもおすすめですよ!
京都府
歴史が感じられる神社や仏閣が好きな高校生グループなら、京都は外せません。
「金閣寺」や「銀閣寺」、「清水寺」など、教科書でもお馴染みのスポットがたくさんあります。
また、抹茶を活用した美味しい和スイーツが堪能できるのも京都の魅力の1つです。
時期によっては、紅葉や桜などの風景も楽しめるでしょう。
福岡県
もつ鍋や明太子、博多ラーメンなどのご当地グルメを堪能できる福岡県も、学生旅行にぴったりのスポットです!
学業の神様である菅原道真を祀った「太宰府天満宮」もあるので、受験生はお参りしてみてはいかがでしょうか。
「キャナルシティ博多」や「阪急」、「ららぽーと福岡」などショッピングを楽しめるスポットもたくさんあるので、流行りのお店をチェックしたい高校生にもおすすめです。
石川県
北陸地方への旅行を検討しているなら、『小京都』ともいわれる金沢市がある石川県をチェック!
和の趣が感じられる「兼六園」や「近江町市場」と、さまざまなスポットがあり、街歩きを楽しめます。
「21世紀美術館」では、プールのなかに入っている写真など、インスタ映えする写真をたくさん撮影できますよ。
高校生の旅行先はテーマパークが人気!
高校生の旅行先といえば、テーマパークが定番です。
続いては、全国各地にあるテーマパークのそれぞれの特徴や魅力を紹介するので、参考にしてみてください!
東京ディズニーリゾート®(千葉県)
千葉県浦安市にある「東京ディズニーリゾート」は、2つのテーマパークと4つのディズニーブランドホテルなどがある一大テーマリゾートです。
ウォルト・ディズニー・カンパニーのライセンスを受けて、オリエンタルランドが所有・運営をしています。
キャラクターや世界観にちなんだアトラクションに乗って楽しめるのはもちろん、迫力満点なショーも魅力の1つで、1日中楽しめる高校生にも大人気のテーマパークです。
旅行なら、1日目はディズニーシー、2日目はディズニーランドといったように、2つのテーマパークをそれぞれ堪能するのも良いですね!
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪府)
大阪市此花区にある「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」は、「USJ」と略されることもある映画を主題とした大型テーマパークです。
セサミストリートやミニオンズ、ピーナッツなどの人気キャラクターに会えるほか、2014年にはハリー・ポッターシリーズをテーマとした「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」がオープンし、ハリポタファンも多く訪れています。
また、ジュラシックワールドやE.Tなどの人気映画の世界観を体感できるアトラクションも人気で、写真撮影スポットも多数ありますよ!
ハウステンボス(長崎県)
「ハウステンボス」は、長崎県佐世保市にある、オランダの街並みを再現したテーマパークです!
敷地面積は東京ディズニーリゾートの1.5倍で、単独テーマパークでは日本最大となっています。(2022年12月現在)
四季折々の花々が1年中楽しめ、イルミネーションも綺麗です。VR技術を駆使したアトラクションやグルメも充実しており、1日で遊び尽くすのは難しいかもしれません。
旅行で訪れるときは、2日通うのも視野に入れてみてくださいね。
富士急ハイランド(山梨県)
「富士急ハイランド」は、山梨県の富士山の裾野にあるアミューズメントパーク!
富士山を眺めながらさまざまなアトラクションが楽しめますよ。
特に有名なのは高さ79m、最高時速130kmのジェットコースター「FUJIYAMA」です。ほかにも、「ド★ドドンパ」や「ええじゃないか」など絶叫系のマシンが充実しているので、スリル満点な体験を楽しみたい高校生に特におすすめのスポットとなっています。
また、敷地内には「トーマスランド」と「リサとガスパール タウン」のテーマパークを併設されているので、キャラクター好きの人は、ぜひ足を運んでみてくださいね!
レゴランド®・ジャパン(愛知県)
「レゴランド®・ジャパン」は、2017年に愛知県名古屋市にオープンしたテーマパークです。
レゴブロックの世界観をテーマにしたアトラクションが楽しめるほか、見て触って学べる水族館「シーライフ名古屋」も併設されています。
レゴブロックを使ったワークショップもあるので、「レゴで遊びたい!」という高校生におすすめです。
高校生だけで泊まりの旅行はできる?
せっかく旅行に行くなら、「日帰りじゃなくて泊まりがいい」という高校生も多いでしょう。
未成年者だけのグループでの利用が制限されるケースもありますが、ほとんどのホテルでは認められています。
ただし、高校生だけでホテルに宿泊する場合は、必ず親権者の同意が必要です!
ホテルに宿泊する場合には、「宿泊契約」を結ぶ必要がありますが、未成年者は単独で契約を締結することはできないのです。
また、親権者の同意がない高校生がホテルと宿泊契約を結んだ場合には、民法第5条の2項の規定により、親権者は原則としてその契約を「取り消す」ことが可能になります。
つまり、ホテルに宿泊した後であっても、親権者はホテルに宿泊代金の返金を請求することができるのです。
そのようなリスクを回避するために、宿泊前に親権者による同意を求めるホテルが多いです。
高校生が宿泊する場合、親権者の同意書の提出を求められるケースと、電話での確認が必要なケースがあります。
宿泊前にホテルに確認しておくと、当日のチェックインがスムーズに済ませられるので、必ずチェックしておきましょう!
持ち物は何が必要?
高校生だけで旅行する場合、必要な持ち物は次のとおりです。
お金や証明書
高校生だけで旅行するときは、友人に迷惑をかけることがないように、十分な金額のお金を持っていきましょう!
万が一落としたときのために、2つの財布に分けて、別々の場所で保管しておくと安心です。
また、旅行先では学生証の提示によって学割が受けられるケースもたくさんあります。
何かあった時の身分証明にもなるので、学生証は必ず持っていきましょう。
お泊まりの用意
- 着替え
- 下着一式
- 普段使っているメイク道具
- 洗面用具
- 生理用品
- メガネやコンタクト
- スマホ・充電器
ホテルに部屋着がついている場合もありますが、リラックスして過ごしたいなら着慣れたものを持っていくのがおすすめです。
また、洗顔やメイク道具、化粧水や乳液なども普段使っているものを持っていく方が良いでしょう。
シャンプーやリンス、ボディソープなども備え付けのものがありますが、お気に入りのものがある場合は持っていきましょう!
女子高校生の場合、生理の予定でなくても、何が起こるかわからないので、生理用品は持っていておくことをおすすめします。
また、意外と忘れがちなのがスマホの充電器!ホテルで貸し出していることもありますが、基本的には持参すると安心ですね。
滞在日数はどのくらい?
高校生だけの旅行の場合は、1泊2日〜2泊3日程度の日程がおすすめです。
長期間の旅行になるとホテル代金や遊ぶお金などの予算が増えてしまうだけでなく、親も「高校生だけで長期間も旅行して大丈夫?」と心配してしまいます。
なので、高校生のうちは短い期間で旅行計画を立てていくと良いですよ!
高校生が旅行で使うお金はどのくらい?
観光庁が行った「旅行・観光消費動向調査」による、10代が旅行で使ったお金は次のとおりです。
期間 | 10代女性 | 10代男性 |
---|---|---|
2022年1〜3月 | 39,194円 | 36,596円 |
2022年4〜6月 | 53,829円 | 38,816円 |
2022年7〜9月 | 58,150円 | 54,311円 |
7〜9月の間は夏休みがあるため、2泊3日する高校生が増えるようです。
そのほかの期間は1泊2日で旅行を楽しむ高校生が多く、「2泊なら50,000円以上」「1泊なら40,000〜50,000円程度」になると考えられます。
ただし、これは平均した金額なので、旅行の予算は自分のお小遣いや貯金、バイト代などをあわせてみて、無理のない範囲で決めましょう。
旅行にかかるお金は事前に必要なのが、「宿泊費」「交通費(新幹線や飛行機など予約が必要な乗り物を利用する場合)」です。
旅行当日に必要なお金は「交通費」「飲食費」「チケット代(入場料、入園料など)」「グッズ代」「お土産代」などになります。
旅行の途中で「お金が足りない!」とならないように、それぞれ事前に予算を決めて、使い込みすぎないように注意しましょう!
旅行代を安く抑えるにはどうすればいい?
旅行の予算がオーバーしてしまいそうなときは、「滞在日数を少なくする」か「学割を利用する」など対策をとりましょう!
まず、おすすめなのが、滞在日数を少なくすることです。
2泊3日の予定を1泊2日に変更すれば、旅行代を安く抑えることができるでしょう。
また、近場の旅行先なら、交通費を浮かせることができます。
どうしても日数を減らしたくない、遠くのスポットに旅行したいという場合は学割を利用するという手段もありますよ。
大手の旅行代理店などでは、学割が使えるパッケージ旅行の商品が販売されているので、旅行代を安く抑えたいときはチェックしてみましょう!
高校生の卒業旅行はいくら?
高校を卒業するとき、友達や彼氏彼女と卒業旅行を計画する高校生は多いでしょう。
卒業旅行のシーズンは、2月〜3月の間。
ちょうど自由登校や卒業後の長期休み期間にあたるため、日帰りだけでなく、2泊3日くらいの宿泊旅行も計画できます。
前述のとおり、2泊するなら卒業旅行の予算は50,000円以上と考えておくと安心です。
卒業旅行シーズンには各旅行代理店が学生向けの旅行プランを用意していることが多く、もう少し予算を安く抑えられる可能性もあります。
複数の旅行代理店でプランを見比べて、自分たちの予算に合ったものを選びましょう。
旅行にクレジットカードを持っていきたいときは、こちらの記事を参考にしてみてください。
高校生の旅行、友達同士で行く?カップルで行く?
高校生の旅行は、クラスや部活の一緒の、同性の友達同士で行くのが一般的なようです。
少人数のほうが行動しやすいことから、旅行人数は2〜4人が多い傾向です。
高校生になるとカップルで旅行したいという人もいると思いますが、保護者の同意が得られにくく、なかなか難しいようです。
高校生カップルが旅行する場合は日帰り旅行にして、帰りがあまり遅くならないようにすると良いでしょう。
高校生の旅行は国内・テーマパークがおすすめ!学割を活用しよう
高校生で旅行する場合は、予算的にも国内がおすすめです!特に高校生の間ではテーマパークが旅行先で人気です。
テーマパークやホテル、旅行代理店のプランによっては、学割が使えることもあるので、旅行代を安く抑えたいときは探してみてくださいね。
予算が限られていても、日数が短くても、仲の良い友達と高校生の間に旅行に行けたら、最高の思い出ができます。
夏休みや冬休みなど、長期休暇に合わせて友達と楽しい旅行計画を立ててみてくださいね!