「れいが笑ってくれるだけで嬉しい」救われた友達のコトバ〜向井怜衣、19歳の肖像〜前編

7月号のカバーガールは、

モデル以外にも女優やタレントとして映画やドラマ、

バラエティ番組など、活躍の場をどんどん広げているれいれい

 

そんなキラキラした姿の一方で、その中身はみんなと同じ、

悩んだり笑ったりするティーンエイジャーの女のコ

 

JK2で広島からひとり上京して以来、

Popteenは毎月の撮影を通して、

成長していくれいれいの姿を見守ってきた。

 

もうすぐ19歳(ラストティーン)の誕生日を迎えるいま

「思春期の葛藤」をテーマに臨んだ撮影の裏側と、

れいれいの思春期の実体験を語ってもらったよ。

 

思春期とは

自分の生き方を模索し、
親や周囲のオトナから心理的に自立していくまでの移行期間

高2の春。夢を追って上京した

振り返ると、POPに入りたてのころはホントにフツーのJK1で、
モデルの先輩たちを目の前に
「わぁ、すごい!! ホンモノがいるー!」って感じだった(笑)。

最初はとにかく周りに追いつくのに必死で、
礼儀とかもなってなかったと思う。

焦ったり不安だったりもしたけど、現場経験を積んで行く中で、
だんだんと「仕事ってこういう感じなんだ」ってわかってきた。

モデルになる、女優を目指す」って覚悟を決めたのは高2の春。

家族にも応援してもらって、
広島から上京してひとり暮らしをはじめた。

誰にも相談できなくなった

上京してからは、楽しいこともつらいこともたくさんあった。

つらかったのは、芸能活動をする中で壁にぶちあたったとき、

誰にも相談できなくなってしまったこと。

 

最初はママにも電話で相談していた。

 

だけど、感情が爆発してイライラをぶつけてしまったり、
なんでわかってくれんの?
と責めるように言ってしまったこともあった。

泣いて、喚いて、感情的になった。

 

するとママもすごくしんどそうにしていて、
私がつらいのに、なんでママの方がしんどそうにするの?
と、ますます苦しくなってしまった。

 

「私の気持ちなんて、話したところで伝わらない。誰にもわかってもらえない…」

話しても心配をかけてしまうだけ。
それなら親にも友達にも言わないほうがいい

 

そう思って、殻に閉じこもってしまった。

そうして一人で抱え込んでいたら、
ココロがぶっ壊れてしまった

 

逃げ出したくて、消えてしまいたくて、どうしようもなくなって
ひとりさまよって、気づいたらお台場の海にきてた。

一緒に泣いてくれる人の存在

そんなとき、突然スマホの着信が鳴った。

電話をかけてきてくれたのは、友達だった。

 

お願いだから、もう帰ってきて!

 

その声は、怒っているようにも聞こえたし、

泣いているようにも聞こえた。

 

声が震えていて、れいのことを本気で心配してくれているのが伝わってきた。

おウチに帰って、そのコとちょっと話して
お腹すいた?」とスイーツを一緒に食べた。

 

れいが「おいしい」と笑顔で言うと――

友達は、ぽろぽろ涙を流して

れいが笑ってるだけでうれしい」と言ってくれた。

 

別の日にはれいを旅行に連れ出してくれた友達もいた。

そこは自然がたくさんある場所で、

久しぶりに深呼吸ができた気がした。

たくさん話をして、たくさんの言葉をもらった。

 

つらいとき、苦しいとき。

無理に元気づけようとするんじゃなくて、

ただそばにいてくれる人がいる。

一緒に泣いて、一緒に笑ってくれる人がいる

その存在が、れいにとって大きな救いだった。

 

友達の存在に、救われた

怒ってくれて、話を聞いてくれて、一緒に泣いてくれる。

そんな友達が側にいてくれることが、ホントに嬉しかった。

 

こんな風に思ってくれるんだ。

私が笑うだけで泣いてくれるんだ、って。

 

れいも大切な人に何かあったとき、

助けてあげられる存在になりたいと思った。

 

後編へ続く……

 

Model_Rei Mukai、Photo_Tomoya nagatani(will creative)、Hair&Make_KOBA(PUNCH)、Styling_Yumiko Idogawa、Edit_Lily⭐︎(編集長)

 

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