雨の日の自転車で濡れない方法は?雨対策グッズを紹介!
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雨の日の自転車登校が憂鬱で仕方がないという高校生も多いのではないでしょうか。
ちょっとした雨でも自転車を漕いでるうちに濡れてきてしまうし、学校に着く頃には制服がビショビショなんてことも珍しくないでしょう。
そこで今回は、雨の日に自転車に乗っても濡れない方法について紹介します。
雨の日の自転車通学はどうしてる?
自転車通学をしている高校生は、雨の日はどのように対策しているのか、気になりますよね。
まずは、自転車通学の人の雨の日の登校例をいくつか紹介します。
バス通学に切り替える
家の近くのバス停から学校や最寄り駅まで行ける路線があるのなら、雨の日だけバス通学に切り替えることもできます。
ただし、雨の日はバスが混んでいるので、あまり快適とはいえないでしょう。
また、道路も渋滞しやすいので、時間通りにバスが来なくて遅刻してしまう可能性もあります。
雨の日にバス通学に切り替えるときは、時間に余裕を持って行動することが大切です。
車で送ってもらう
家の人に協力してもらえるなら、雨の日は車で学校や最寄り駅まで送ってもらうことも。
ですがバスで登校する場合と同じく、雨の日は道路が混んでいるので、早めに出発する必要があります。
自転車で強行突破
少しの雨なら、自転車で強行突破してしまうという人もいます。
ただし、「雨に濡れないように」と思って、スピードを出しすぎると危険です。
雨の日は路面が滑りやすく、転倒して怪我をしてしまったり、事故につながってしまったりするケースもあります。
また、少しの雨でも長時間自転車に乗っていると、制服や体がビショビショに濡れる可能性も。
傘を差しながら乗るのはNG!
雨に濡れたくないからといって、傘を差しながら自転車に乗るのは絶対にやめましょう。
手で傘を差しながら運転するのは違法なので、5万円以下の罰金に処される可能性があります。
自転車のハンドルに傘を固定するためのグッズも販売されていますが、危険なのでおすすめはできません。
風が強い日はもちろん、ビル風などが吹く場所では風に煽られて転倒やふらつき事故の原因になることも。
雨の日の自転車は、いつも以上に安全運転に気をつけていきましょう。
雨の日に自転車に乗っても濡れない方法
雨の日に傘を差さない場合、どのように雨対策をすれば良いのか悩みますよね。
続いては、雨の日に自転車に乗っても濡れない方法を紹介していきます。
雨具はカッパ以外もあるので、ぜひチェックしてみてください!
自転車用レインウェアを着る
雨の日の対策としてもっとも一般的な方法が、レインウェアの着用です。
レインウェアには、下記のようにいくつかの種類があります。
- レインポンチョ:袖がないアウタータイプ。四角い布の真ん中に穴を開けた構造で、着脱が簡単。リュックまでカバーできるが、下半身は濡れやすい。
- レインジャケット(レインスーツ):上下分かれているタイプ。動きやすいが、着脱が手間で蒸れやすい。
- レインコート:羽織るタイプのレインウェア。袖がついていて動きやすいが、蒸れやすい。
自転車通学に使うなら、リュックまで一緒にカバーできるレインポンチョが便利です。
ただし、丈が短いと下半身が濡れてきてしまうので、丈が長めのものを選ぶか、脚をカバーするアイテムを使いましょう。
顔が濡れないレインバイザー
顔が濡れないように、レインバイザーをかぶると良いでしょう。
レインバイザーとは、雨に濡れない素材で作られたサンバイザーのことで、一般的には透明になっています。
雨が吹きつけてきても視界がクリアなのが特徴で、雨の日も安全に自転車を運転することができるでしょう。
また、フードにレインバイザーが付いたレインウェアを選ぶのもおすすめです。フードが深く被れるタイプなら、顔も濡れにくく快適に運転できるでしょう。
レイングローブで手元も完璧
レイングローブは、雨専用の手袋のことです。
防水素材が採用されているので、雨の日も快適に運転操作ができます。
薄手のものと、防寒機能が付いたウィンターグローブがあるので、気温に応じて選ぶようにしましょう。
防水機能が優れているだけでなく、蒸れにくいように透湿性に優れた素材のものを選ぶのがおすすめです。
また、スマホ操作可能なタイプやリフレクター付きタイプなど、機能性が優れているものを選ぶのも良いでしょう。
足元はレインシューズやシューズカバー
どんなに丈が長いレインポンチョやレインコートを着ていても、足元は濡れてしまいます。
足元が濡れないためにも、レインシューズを履いたり、シューズカバーを使用したりすることが大切です。
レインシューズは長靴のことで雨が染み込まない構造をしており、シューズカバーは履いている靴に被せて雨を防ぐアイテムです。
また、雨の日の靴対策にははっ水スプレーもおすすめ!
お気に入りの靴に、はっ水スプレーをかけておくと、急に雨が降ってきたときにも安心でしょう。
雨の日の靴は以下の記事でも詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
カゴにはカゴカバーをつける
自転車のカゴに荷物を載せるなら、濡らさないためにカゴカバーをつけましょう。
カゴカバーをつけておくと、雨に濡れないだけでなく、荷物の転落防止やひったくり防止にもなって便利です。
被せるだけの簡易的なカバーもあれば、巾着の中に荷物を入れて紐やワイヤー、ゴムで口を閉じるタイプも。
もっとも雨よけ効果が高いのは、ファスナー型のタイプのカゴカバーです。カバーがカゴ全体を包み込み、カバンの口ようにファスナーを開け閉めして使います。
ただし、しっかりとしたカゴカバーは着脱が面倒というデメリットもあります。
時間がないときや、ちょっとした雨のときなら、被せるだけの簡易的なカゴカバーでも良いかもしれません。
小雨なら被せるタイプ、大雨の日にはファスナータイプなど複数のカゴカバーを使い分けてみてはいかがでしょうか。
駐輪中は自転車カバーをかける
雨の日には、駐輪中もカバーをつけておきましょう!
「高校の駐輪場には屋根があるから大丈夫」と思っている人も多いかもしれませんが、横殴りの雨に濡れることもあります。
自転車カバーをつけておくと、駐輪中にサドルやハンドルが濡れるのを防げますよ。
自転車のカバーには、先ほど紹介したカゴカバー以外に、サドルカバーや自転車全体を覆える自転車カバーなどの種類があります。
自宅の駐輪場に停めるときもカバーをつけておくことで、雨から自転車を守ってくれます。
ただし、濡れたままの自転車カバーを放置していると、なかが蒸れてしまうことがあるので気をつけましょう。
雨の日に自転車に乗るときの注意点
雨の日に自転車に乗る場合には、事故に遭わないように細心の注意を払いましょう。
雨の日に視界が悪くなるのは、自転車だけではありません。
車の運転手も歩行者も、みんな視界が悪くなります。
自分が見にくくなるだけでなく、相手からも見られにくくなることをしっかり認識しておきましょう。
特に、部活やバイトなどで帰りが遅くなる高校生は要注意です。
夜に自転車を乗るときはライトをつけるのはもちろん、反射材を使用するなど、車から見えやすくなる対策をしっかり取りましょう。
明るい色のレインウェアを着用するのもおすすめです。
また、雨の日は視界が悪いだけでなく、地面が滑りやすく、ブレーキが効きにくくなっています。
転倒するだけでなく、歩行者にぶつかって自分が加害者になってしまうケースもあるので、スピードを出しすぎないようにし、周囲にも注意して運転しましょう。
雨の日のあとの自転車のお手入れも重要!
自転車が雨に濡れてしまったら、必ずお手入れしましょう。
濡れたまま放置していると、部品が錆び付いてしまうことも。
- 濡れている部品を拭く
- チェーン用の洗浄剤で汚れを落とす
- チェーンに自転車用オイルを注油する
雨の日のあとにはチェーンのお手入れが大切です。濡れたまま放置して錆びさせると乗り心地が悪くなるため、しっかりお手入れしましょう。
チェーンのお手入れに必要なクリーナーやオイルは自転車専門店以外に、ホームセンターでも購入可能です。
濡れない対策をして雨の日も快適に自転車に乗ろう
雨の日に自転車に乗る場合、どうしても濡れてしまうので雨対策が重要ですよね。
レインウェアは定番の雨対策ですが、そのほかにも視界を良好に保つためのレインバイザー、足元が濡れないようにレインシューズやレインカバーとさまざまなアイテムがあります。
今回紹介した雨対策グッズを参考に、雨の日でも快適に自転車に乗りましょう!