高校生の40%が1日5時間以上スマホを使ってる!使用時間を減らすメリットや方法を紹介
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朝起きてから夜寝る前までスマホをついつい触ってしまうという高校生も多いですよね。
今どき高校生のスマホ使用時間はどれくらいなのでしょうか?
この記事は高校生のスマホ使用時間はどれくらいなのか、何時間に抑えるのが理想的なのかなどを紹介します!
スマホ依存症気味の高校生向けに、使用時間を減らす方法についても解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
今どき高校生のスマホ使用時間はどれくらい?
まずは、高校生のスマホ使用時間について、PopteenがZ世代を対象に独自に行なったインターネットアンケートの結果に加えて、内閣府の「青少年のインターネット利用環境実態調査報告書」をもとに紹介します!
高校生の1日の平均スマホ使用時間は「3時間46分」
今どき高校生のスマホ使用時間は、1日平均3時間46分ほどです。
授業や部活、習い事で忙しいイメージのある高校生ですが、意外と多くの時間スマホに触っているということが分かりますね。いつでも気軽に触れるからこそ、無意識のうちに使用時間が長くなってしまいやすいのです。
また、中学生の平均スマホ使用時間は2時間44分ほどなので、高校生になると1時間ほど増加していることが分かります。
参考:令和4年度 青少年のインターネット利用環境実態調査報告書|内閣府
高校生の約40%が1日5時間以上スマホを使用している!
Popteen独自アンケートによると、スマホの使用時間が1日1〜2時間程度と答えた高校生は全体の14%ほどにとどまり、少数派となっています。
そして、約40%の高校生が1日5時間以上スマホを使用していることが分かりました。
1日5時間以上ということは、睡眠時間や学校で過ごす時間以外、ずっとスマホを使用しているということも考えられますね。
「夜」にスマホを使用する高校生が多い!
高校生に「いつスマホを使っているか」というアンケートも行いました。
スマホを使用している時間帯について、「朝の時間・移動中・学校・放課後・夜・寝る前」といった選択肢があるなかで、38%もの高校生が「すべての時間帯でスマホを使用している」と答えています。
また、「夜」と答えた高校生は85%で一番多く、「学校で使っている」と答えた高校生が65%と一番少ない結果となりました。
授業中はスマホを使用できないことと、友達と過ごす時間はスマホを使っていないという高校生も多いようですね。
高校生のスマホに関する悩み1位は「つい使いすぎちゃう」
スマホに関する悩みを聞いたところ、多くの高校生が「ついつい使いすぎてしまう」と答えています。
「スマホの使用時間を親から決められているけど守れない」「気づくとスマホに触っている」「スマホ依存症になってる」など、良くないと分かっていても無意識にスマホを使ってしまうことに悩んでいる高校生も多いのです。
【高校生のお悩み】
- 暇さえあればいじってしまう(高校1年生・女子)
- 気づいたらインスタ見ちゃう(高校2年生・女子)
- 依存症から抜けられない(高校1年生・女子)
- 時間を守れない(高校1年生・女子)
- 長時間いじってしまう(高校3年生・女子)
高校生にとって理想のスマホ使用時間は?
1日24時間で、学校の授業が6時間、睡眠時間が7時間だと考えると残りの時間は11時間。食事や登下校、部活の時間などを考えると、さすがに1日5時間もスマホを使用しているのは長すぎですよね。
では、高校生にとって理想のスマホ使用時間はどのくらいなのでしょうか。
学校の授業や部活、自宅での勉強にバイト、食事に睡眠。高校生が1日にやるべきことはたくさんあります。その休憩時間にスマホを使うとなると、1日に1~2時間が理想的だと言えるでしょう。
ただし、人によって理想的なスマホ使用時間は異なります。無理にスマホ断ちしようとするとかえってストレスになったり、勉強でスマホを使ったりすることも。
自分にとっての理想のスマホ時間を考えるときは、まずは生活のなかで必要な時間を考え、そこから逆算してスマホを使う時間を決めていきましょう。睡眠や勉強、家族・友達との時間に何時間使うかと考えていけば、自然とスマホの使用時間が見えてくるはずです。
スマホの使用時間が長いとどうなる?
スマホの使用時間が長いと、身体的・精神的にさまざまな悪影響が起こります。
身体面では視力の低下や、めまいや吐き気・倦怠感・肩こりといったものから、骨粗しょう症やエコノミー症候群といった重大な病気を引き起こすこともあります。
精神面ではイライラして攻撃的になる、思考力や記憶力の低下、眠れず睡眠不足になるといったことが起こります。
このようなことが続くと、学校の成績が大幅に低下したり健康被害が出てるのにスマホがやめられない「スマホ依存症」になってしまうのです。
高校生におすすめ!スマホの使用時間を減らす方法
スマホの使用時間を減らすと、さまざまなメリットがあります。単純に自由に使える時間が増えるので、勉強をしたり友達と遊んだりと、貴重な高校生活で充実した時間を過ごすことができるでしょう。
また、しっかり眠れるようになるため疲れにくくなり、メンタルの安定や集中力アップといった精神的な面でもプラスの効果を得ることができますよ。
スマホ断ちをすれば、健康的で有意義な時間を過ごせること間違いなし!高校生におすすめのスマホの使用時間を減らす方法を紹介します。
スクリーンタイムをチェックする
スマホにはスクリーンタイムという機能があり、アプリやWebサイトをどれだけの時間使用しているか確認することができます。
ゲームやSNSなど何に時間を割いているか知ることで、どの部分を減らせば良いか分かりますよ。
通知を切る
通知が来るたびにスマホを開いていると、必然的に使用時間が長くなります。
LINEチェックのついでにSNSを見たりゲームをしたりと、いつの間にか長時間スマホを触っていたなんてこともありますよね。
アラームや電話など必要最低限なものだけ通知が来るようにすれば、何度もスマホを見ることがなくなります。
スマホ置き場を作る
家の中で、自分が普段いないような場所にスマホ置き場を作りましょう。台所やお風呂場、玄関など目につきにくい場所がおすすめです。
すぐ手に取れない場所にスマホを置くことでつい触ってしまうことがなくなり、スマホが気にならなくなります。
スマホ依存防止アプリを入れる
アプリストアにはスマホ依存防止アプリがたくさんリリースされています。
なかにはスマホを触らない時間だけ植物や魚が育つアプリもあり、楽しみながらスマホの使用時間を制限することができますよ。
新しい趣味を見つける
暇な時間があるとついついスマホを触ってしまうので、熱中できるような新しい趣味をみつけてみましょう。
読書やスポーツ、料理やファッション。家の中でも外でも、楽しめるものはたくさんあります。
スマホ断ちを機に、今まで興味のなかったことに挑戦してみるのもいいですね!
自分にご褒美をあげる
スマホの使用時間を減らそうと思っても、急に使わなくするだけではストレスが溜まってしまいますよね。
まずは少しずつ使用時間を減らし、前の週より触らない時間が増えたら自分にご褒美をあげるようにしましょう。スマホの使用時間を減らすモチベーションが維持できます。
スマホの使用時間が長い高校生は減らす努力をして時間を有意義に使おう!
高校生のスマホの使用時間は、平均3時間46分ほどでした。思っているよりも長く感じた人も多いのではないでしょうか。
高校生でいられるのは3年間だけ。この貴重な時間に、暇つぶしのようにスマホばかりいじっていてはもったいないです。
スマホの使用時間が長いと感じている高校生は、触れる時間を減らす努力をしてみるのも良いでしょう。