高校生はお小遣いやバイト代を貯金すべき?お金を貯めるコツを解説
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高校生の貯金事情には、かなりの個人差があります。
「お小遣いは毎月全部使ってしまう」という高校生もいれば、「バイト代をコツコツ貯めている」という高校生もいるでしょう。
高校生は、お小遣いやバイト代をきちんと貯金すべきなのでしょうか。
この記事では、高校生が貯金をするメリットや平均の貯金額、お金を上手に貯めるコツを詳しく解説します。
高校生が貯金するメリット
高校生が貯金をするメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 欲しいものを欲しいときに買えるようになる
- お金を計画的に使えるようになる
- 無駄遣いが減る
高校生は、親に扶養義務があるため、貯金をしなくても生活ができなくなることはありません。
ですが、高校生のうちから貯金をすることで、お金の計画的な使い方が身につくというメリットがあります。
また、「欲しいものを買うために貯金をする」という高校生もいますが、「欲しいものがなくても普段から貯金をしておく」と、欲しいものができたとき、我慢せずすぐに買えるのもメリットです。
貯金する喜びを知れば、自然と無駄遣いも減りますよ。
高校生のみんなはどれくらい貯金してる?
実際、高校生は貯金をしているのか、どれくらいの貯金額があるのか気になりますよね。
Popteenが高校生を対象に行ったアンケート結果をもとに紹介します!
「貯金をしていない」という人は全体の20%ほどで、「貯金額を把握していない」という人を含めて貯金をしている人は80%ほどでした。多くの高校生が貯金をしているということが分かりますね。
貯金額は「1万円〜5万円未満」と答えた人が20%と1番多く、次に「10万円〜50万円未満」が15%でした。なかには貯金額が100万円を超えている人もいて、将来のためや夢の実現に向けて堅実に貯金をしている高校生が多いことが分かります。
調査時期:2023年10月11日(水)~2023年10月16日(月)
調査方法:インターネット調査
調査対象:高校生(1年〜3年生)
回答数:165人
高校生の平均貯金額はいくら?
一般的な高校生は、どのくらいのお金を貯めているのでしょうか。
SMBCコンシューマーファイナンスが2023年に行った調査によると、高校生の平均貯金額は166,039円でした。
高校生の主な収入源は「お小遣い」と「バイト代」です。
高校生のお小遣いの平均金額
SMBCコンシューマーファイナンスの同調査によると、高校生のお小遣いの平均金額は1ヶ月当たり4,361 円です。
また、「収入はお小遣いのみ」という高校生は、全体の52%に当たります。
高校生のバイト平均金額
SMBCコンシューマーファイナンスの同調査では、高校生のバイト事情についても調べられています。
お小遣い以外の収入がある高校生は、全体の25.5%です。
また、バイトによる高校生の平均収入額は、1ヶ月当たり7,029円となっています。
つまり、お小遣いとアルバイト代を合わせると、高校生は平均して月当たり11,390円の収入があるという計算になります。
高校生が計画的に貯金する方法
高校生も毎月しっかり貯金することで、さまざまなメリットが得られます。
それでは、具体的にどのような方法でお金を貯めていけばいいのでしょうか。
ここからは、高校生が計画的に貯金する方法を3つ紹介します。
毎月決まった額を貯める
何か欲しいものややりたいことがあり、目標を達成するためにお金を貯めたい高校生は、毎月決まった金額を貯金するのがおすすめです。
毎月いくら貯金するかを考えるときは、お小遣いの10%など無理なく続けやすい設定にするのが理想です。
あまりにも貯金に回しすぎると、ストレスがたまり、嫌になって途中で貯金をやめてしまう可能性があります。
銀行口座に貯める
高校生の貯金方法としては、貯金箱が定番です。
しかし、手元にお金があるとすぐに使ってしまうという高校生は、銀行口座に入れておきましょう。
銀行口座の開設に、基本的に年齢制限はありません。
15歳以上の高校生なら、親に手続きしてもらう必要もなく、自分自身で開設できるケースが多いです。
詳しくは、以下の記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
目標金額を決める
ただ漠然と貯金をしているだけだと、つまらなくなり、途中でやめてしまうかも知れません。
せっかく貯金をするなら、目標金額を決めるようにしましょう。
また、「新学期が始まるまでに1万円ためて新しいスクールバッグを買う!」「高校生のうちに10万円貯めて友達と卒業旅行に行く!」など、目標を達成したい時期についても決めておくと良いですね。
バイト代なしの高校生が貯金するにはどうしたらいい?
高校生が貯金をするなら、バイト代などお小遣い以外の収入があることが望ましいです。
しかし、校則が厳しかったり、受験勉強が忙しかったりして、どうしてもバイトができない高校生もいるでしょう。
バイト代なしの高校生におすすめしたいのが、メルカリやヤフオクで不用品を売り、臨時収入を増やすという方法です。
使いかけのメイク道具や、試験対策のための参考書も売ることができるので、何か売れそうなものがないか探してみてください。
また、テストで良い点数が取れたらお小遣いの臨時収入を交渉するという方法もあります。
高校生だからこそ使える方法は、積極的に使っていきましょう。
高校生におすすめ貯金アプリはどれ?
楽しく貯金を続けたい高校生におすすめなのが、貯金アプリの活用です。
ここからは、高校生向けの貯金アプリを3つ紹介するので、参考にしてみてくださいね。
貯金アプリfinbee
「貯金アプリfinbee」は、日本初の銀行口座と連動した自動貯金サービスです。
自分で決めたルールに沿って、楽しく貯金できるので、高校生でも長く続けることができるでしょう。
例えば、「毎週日曜日に1000円貯金」「1日5,000歩歩いたら500円貯金」など、目標額と期日、貯金額は自分で好きに設定できます。
アプリのダウンロードやサービスの利用料は無料なので、まずはお試し感覚で使ってみてもいいですね。
超シンプル「貯金箱」
「超シンプル「貯金箱」」は、貯金箱の残高を管理できるアプリです。
貯金箱は基本的に中身が確認できないものが多いので、「あれ?いくら入れたっけ?」「今いくらあるんだっけ?」とわからなくなってしまう高校生も多いでしょう。
貯金箱にお金を入れるとき、このアプリに金額を入力すれば、貯金箱の中にいくらあるのかがひと目でわかります。
また、貯金額の増加だけでなく減少にもt対応しているので、「貯金箱からお金を取り出して少し使ってしまった」というときにも入力すれば、残高を管理できますよ。
目標額を設定すれば達成率も確認できるので、モチベーションアップにもつながるでしょう。
アプリのダウンロードは無料で、アプリ内課金ありです。
貯金メモ 毎日使えるシンプルなアプリ
「貯金メモ 毎日使えるシンプルなアプリ」は、毎日の貯金を簡単に記録できるアプリです。
貯金の記録だけでなく、出費の記録もつけることができます。
目標額を設定すれば、あといくらで達成できるかを簡単に表示してくれるので、モチベーション維持にも役立つでしょう。
月単位、年単位でのチャート表示機能もあるので、どのくらいのペースで貯金できているかもひと目でわかるのがポイントです。
アプリダウンロードは無料ですが、アプリ内課金があります。
高校生から貯金を始めてみよう!
高校生のうちから計画的に貯金をすることは大切です。
コツコツと続けて貯金が貯まれば、欲しいときに欲しいものを買えるようになります。
お金の使い方を考えるいいきっかけになり、無駄遣いを減らすことにもつながるかもしれません。
実際に、10万円以上の金額を貯めている高校生もいるようです。
それだけのお金があれば、友達との旅行にもいけそうですよね。
最近では、高校生が簡単に使える貯金アプリもたくさんあるので、上手に使いながら貯金を始めてみましょう。