帰宅部の割合はどれくらい?部活に入らない帰宅部のメリット・デメリット解説

帰宅部の割合はどれくらい?部活に入らない帰宅部のメリット・デメリット解説

高校生になって迷うのが、部活に入るかどうかですよね。

部活は高校生らしい「青春」のイメージがありますが、なかには部活に入らない「帰宅部」という選択肢もあります

この記事では、特定の部活に所属しない帰宅部について、どれくらいの割合なのか、メリット・デメリット、放課後の何をするのかなど徹底解説します!

帰宅部になろうか迷っている高校生は参考にしてくださいね。

帰宅部とは?

帰宅部とは?

帰宅部とは、学校で特定の部活に所属せずに、帰宅する生徒の呼称です

正式な部活としては存在しませんが、授業終わりに帰宅することが主な活動となるため帰宅部と呼ばれます。

帰宅部の割合はどれくらい?

帰宅部の割合はどれくらい?

スポーツ庁の「平成29年度運動部活動等に関する実態調査報告書」によると、高校生の帰宅部の割合は、公立高校で16.1%・私立高校で27.6%、全体でみると高校生のおよそ19%が帰宅部を選んでいます

1/5ほどの高校生が部活に入らず帰宅部になっていると考えると、意外と多い印象ですよね。

高校生の帰宅部の割合は、過去のデータと比較すると増加している傾向にあります。部活に限らず、趣味や習い事などに集中する高校生が増えているのかもしれませんね。

参考:平成29年度運動部活動等に関する実態調査報告書(平成30年3月)|スポーツ庁

帰宅部のメリット

帰宅部のメリット

続いては、高校生が部活に入らず帰宅部を選ぶメリットを紹介します!

放課後の時間を自由に使える

帰宅部だと部活にとられる時間がない分、放課後の時間を自由に活用できるというのは大きなメリットです。

自由にスケジュールを入れられるので、友達と遊んだりバイトしたり、習い事したり好きなように時間を使えますね。

人間関係のストレスが起こりにくい

自由に交友関係を築きたい高校生にとって、部活内での人間関係のストレスがないということは帰宅部の大きなメリットの一つでしょう。

部活に所属していると、同級生はもちろん、先輩・後輩や他校の高校生、顧問など、どうしても部活仲間との関わりが増えますよね。

苦手な人が同じ部活に所属していたり、トラブルが起きて人間関係がギスギスしたりする可能性があり、ストレスがかかってしまいます。

お金がかからない

ユニフォーム代や用具代、大会の遠征費や合宿代意外など、部活は意外とお金がかかります。

帰宅部ならそういった費用がかからないだけでなく、放課後にアルバイトをすればお金を稼ぐことが可能です。

帰宅部のデメリット

帰宅部のデメリット

続いて、高校生が帰宅部を選んだ際のデメリットを紹介します!

高校生活で部活の思い出ができない

部活は学生のうちにしか楽しめないもので、高校生活の大きな思い出になりますよね。

放課後の練習だけでなく、大会や合宿も含めると高校生活の間のかなり長い時間を部活に割くため、さまざまな思い出が残ります

帰宅部だとそういう経験ができないのは、大きなデメリットと言えるでしょう。

出会いの場がひとつ減る

高校生にとって部活は、同じ部活に所属する同級生だけではなく、先輩や後輩、他校の生徒など多くの高校生同士の関りが持てる出会いの場となります

帰宅部だと同級生との関りは持てても、先輩後輩の関係や、他校の高校生とのかかわりを持つことは難しいです。

部活の先輩と付き合ったり、卒業後もずっと仲良くできる仲間と出会えたりする可能性もあります。帰宅部になったら恋愛や友情における大切な出会いの場がひとつなくなってしまうのです。

高校生のうちに上下関係を経験する機会がない

部活に所属していると先輩後輩の関りが経験できますが、帰宅部だと上下関係はほとんどなくなってしまいます

大学生や社会人になってからも上下関係はつきまとうので、高校生のうちに経験して学んでおきたいことでもあります。

しかし、帰宅部だと高校生のうちに部活における上下関係を学ぶことはできないのです。

放課後の時間が余りすぎる可能性がある

帰宅部だと放課後の時間は自由に使えるというメリットがありますが、何かやりたいことや没頭できることがない場合はダラダラと過ごしてしまいがちです。

しないといけないことがない状態は精神的にも気楽で良いですが、高校生活が終わるタイミングで後悔してしまうこととも

せっかく帰宅部になったからには、放課後に高校生にしかできないことに挑戦してみましょう!

帰宅部は放課後に何をする?

帰宅部は放課後に何をする?

放課後の時間が余りがちな帰宅部の高校生が何をしたら良いのか、おすすめの過ごし方を紹介します。

せっかく自由に使える時間が多いので、今しかできないさまざまなことに挑戦して時間を有効に活用しましょう!

勉強

高校生にとって勉強は1番と言えるほど重要ですよね。帰宅部であれば放課後の時間を勉強時間にあてることができます。

授業で習った内容の復習や、次の授業の予習をしておくことで、授業でつまずくことが減りますよ。

帰宅部だと放課後にカフェや図書館で勉強することもできますね。普段と違う場所だとやる気がでやすいのでおすすめです。

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習い事

放課後の時間を習い事にあてるのもおすすめです。習い事であれば学校では学べないようなことを学べます。

ダンスや音楽、スポーツなど社会人になっても続けられるものだとやりがいもありますね!

将来的にも役に立つ可能性があるのでやっていて損はないですよ。

バイト

お金を貯めたい人や、興味のある仕事がある高校生はアルバイトをするのもおすすめです。

貯まったお金は自由に使えて、欲しいものが買えたり、行きたい場所に行けたりしますし、卒業後に就職を考えている高校生にとっては良い社会経験になること間違いなしですよ。

気になる職種がいくつかある人は高校生の間にアルバイトで経験しておくのもいいですね。

高校生OKのバイト探し!おすすめの仕事や注意点を解説

趣味

帰宅部になったら、趣味に没頭するのもおすすめです。

部活をしているとなかなか趣味に時間がとれないですが、帰宅部だと時間がたくさんあります。

自分の好きなことである趣味に没頭できれば自由な時間も充実するでしょう!

せっかく自由時間が多い帰宅部なので、没頭できる趣味探しから始めてみるのも良いですね。

おすすめ趣味一覧!1人でも友達とも楽しめる新しい趣味を見つけよう

遊ぶ

もちろん帰宅部になったら放課後に遊ぶのも良いですよね。

放課後の時間帯だと空いているお店が多く、高校生の平日料金で安く楽しめるスポットも多いです。

帰宅部だと友達と遊ぶスケジュールを合わせやすいのも嬉しいポイント。

部活をしているとあまり行く時間がないので、自由に遊びに行けるのは帰宅部の特権です!

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起業

高校生でも親の同意があれば起業は可能です。
早いうちから起業意識を高めておくことで、周りより一歩リードした状態になれますよ。

いきなり起業を始めるのではなく自己分析から初めて、どんなことをしたいのか考えてみましょう!
高校生のうちの経験が起業につながることもあるのでいろいろなことに挑戦する姿勢が大切です。

高校生も起業できる!起業家になるための準備や注意点を紹介

帰宅部はメリットがたくさん!放課後に好きなことをして充実した高校生活を送ろう

高校生が帰宅部を選ぶ際のメリット・デメリットや放課後に何をするかについて紹介しました。

帰宅部には自由な時間が増えたり人間関係のストレスが減るなどのメリットがあります。

自由に使える時間を有効に活用して充実した高校生活を送りましょう!

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