【高校生向け】浴衣の人気色や似合う髪型、必要なもの、簡単な着付けも解説
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夏祭りやデートで浴衣を着れば、いつもとちょっと違うおしゃれに。
しかし、浴衣を着る機会があまりない人には、選び方や着こなしが分からないことも多いでしょう。
この記事では高校生に人気の浴衣の色のほか、浴衣に合う髪型、着付けの必要なもの・やり方を紹介します。
以下の記事と合わせて、ぜひ参考にしてみてくださいね。
https://popteen.co.jp/media/22582/
高校生の浴衣の人気色・柄
まずは、どんな浴衣を着るか決めるにあたって、人気の色や柄をチェックしてみましょう。
似合う浴衣の選び方やどこで買うかは以下の記事で詳しく紹介しているので、こちらも参考にしてみてくださいね。
くすみカラー
浴衣も洋服と同じく、近年ではくすみカラーの浴衣が人気です。
くすみのあるピンクや水色、グリーンなどは、落ち着いた印象でかわいさと大人っぽさを演出できます。
白・紺
白や紺は、浴衣の色としては定番と言えるでしょう。
特に白は爽やかで夏にぴったりのイメージになりますし、清楚な雰囲気で男子からも好印象なので、浴衣デートの日にもおすすめ。
花柄
高校生の浴衣は、朝顔やひまわり、牡丹、椿などの花柄があしらわれたものが人気です。
繊細な線で描かれた華やかなものから、ポップにデフォルメされたかわいい印象のものもあるので、なりたいイメージに合わせて柄を選ぶことができますよ。
レトロ
大正・昭和時代を思わせるようなレトロな柄・色使いの浴衣も人気です。
レトロな柄としては、麻の葉模様や格子柄などが挙げられます。
また、紺とオフホワイト、くすみグリーンとベージュ、深めの赤とアイボリーといった色の組み合わせは昔懐かしい雰囲気を演出しやすいので、レトロ浴衣にしたい高校生はこのような色使いのものを選んでみましょう。
浴衣に合う高校生の髪型
浴衣を着るときも、基本的には自分の好きな髪型でOKです。
しかし、せっかくなら浴衣姿をよりきれいに見せる髪型にしたい人もいるでしょう。
ここからは高校生におすすめの、浴衣に合う髪型を髪の長さ別に紹介します。
ロング
浴衣のとき、髪が長い人はアップにしてうなじを見せると、大人っぽくきれいな印象になりますよ。
定番は、ポニーテールやシニヨンです。
ヘアアレンジに慣れている人は、フィッシュボーンにしたり、編み込みやくるりんぱを取り入れたりしてみましょう。
うまくヘアアレンジできたら、浴衣に合わせて和風の髪飾りをつけて可愛く仕上げましょう。
ミディアム
ミディアムの人も、うなじが見えるアップスタイルがおすすめです。
https://popteen.co.jp/media/10245/
ロングの人ほど髪が長くなくても、きれいにまとめることができますよ。
ただ髪をまとめるだけでなく、後れ毛を出すことでこなれた雰囲気になるので、以下の記事を参考にチャレンジしてみましょう。
https://popteen.co.jp/media/14704/
ボブ・ショート
ボブやショートの人は、髪が短くてまとめるのが難しいこともありますよね。
そんなときは、小さいハーフアップや編み込みでアレンジするのがおすすめです。
以下の記事では髪が短くてもできるヘアアレンジを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
https://popteen.co.jp/media/8755/
また、ボブやショートなら、カチューシャやヘアピンなどをつけるだけでも華やかになりますよ。
高校生が浴衣を着るときに必要なもの
浴衣を着るには、浴衣と帯があれば良いというわけではありません。
ここからは、浴衣の着付けに必要なもの、そして出かけるときにあったほうが良いものを紹介します。
専用の肌着
浴衣を着るときは、和服用の肌着を用意しておくと良いでしょう。
和服用の肌着は薄手のワンピースのようになっているものが多く、着ることでブラやショーツが透けるのを防げます。
また、浴衣の裾が割れて気崩れるのを防ぐこともできるのです。
もちろん、いつものキャミソールとペチパンツなどの上からでも浴衣は着ることができますが、専用のものを用意することでよりきれいに着ることができますよ。
腰紐(2本)
腰紐とは、着付けの途中でウエストを締める紐のことです。
浴衣を着付けるときは、一度ウエストの部分で折り返して「おはしょり」を作ります。
おはしょりを作るときに1本、帯を締めるときにおはしょりが崩れないように上から抑えるのにもう1本で、腰紐は合計2本必要ですよ。
伊達締め
伊達締めとは、帯の前にウエストを締めるやや細めの帯です。
腰紐の上から伊達締めをつけ、最後に帯を締めることできれいに着付けることができますよ。
夏用の伊達締めには、お腹が暑くなりすぎないように通気性の良い素材のものがあります。
また、締めすぎてお腹が苦しくならないゴム製のもの、マジックテープで留められて簡単に締められるものもありますよ。
帯板
帯板とは、帯の中に仕込むことでシワや着崩れを防ぐアイテムです。
帯が硬くしっかりした生地であれば必須ではありませんが、柔らかい生地ならあったほうがきれいに着付けられますよ。
帯板にも、通気性の良い夏用のものがあります。
分厚いものを選ぶとお腹に汗をかいて蒸れてしまうので、快適なものを選びましょう。
下駄
浴衣でのお出かけの際は、下駄を履くのが定番です。
あえてサンダルやスニーカーを合わせる浴衣コーデもありますが、和の雰囲気を突き詰めるならやはり下駄がおすすめです。
下駄を履くときは、基本的に足袋は不要です。
素足で粋に履きこなしましょう。
下駄は鼻緒が太め・柔らかいものを選ぶと痛くなりにくいですよ。
バッグ
浴衣で出かけるときは、リュックやショルダーバッグのように肩にかけるタイプのバッグだと着崩れやすくなるので、避けるのが無難でしょう。
手で持てる小さなバッグがおすすめです。
浴衣のバッグには、カゴバッグが人気ですよ。
和風の布地も取り入れたデザインのものなら、浴衣と相性ばっちりでしょう。
高校生もできる!浴衣の着付け
最後に、簡単な浴衣の着付け方法を紹介します。
(裾が短すぎると子供っぽくなるので、くるぶし〜少し上くらいにするのがおすすめ)
② 浴衣を体に巻きつけるようにして、前を合わせる
(このとき、右手側を体に近く・左手側を外側にする)
③ 腰紐を締め、ウエスト部分を留める
④ おはしょりがまっすぐになるよう整える
⑤ 腰紐・伊達締めを締める
⑥ 帯を締める
すでにリボンができている作り帯であれば、帯を体に巻きつけ、リボンを背中に挿すだけでOKです。
着付けに自信がない人は、作り帯を選びましょう。
浴衣を着るときに多くの人が不安になるのが、手順2のときに「どっちが上?」ということです。
浴衣は「右前」(右の襟が体側・左の襟が外側)が正解です。
男女とも同じですよ。
逆に着付けると死装束を意味し、縁起が悪いと言われているので注意しましょう。
浴衣姿を垢抜けさせるには、首の後ろに少しスペースを作り、うなじを見せるようにするのがおすすめです。
手順3の前に、背中側の布をお尻に向かって少し引っ張ってみてください。
高校生は浴衣で夏のお出かけを楽しもう!
浴衣は、日本の夏のおしゃれの定番です。
今回は、浴衣の人気色やおすすめの髪型、着付けに必要なもの、着付けの方法などを紹介しました。
今回の内容を参考に、浴衣デビューしてみてはいかがでしょうか。