高校生はレンタルスペースを借りられる?レンタルルームとの違いも徹底解説!
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体育祭の打ち上げや誕生日会など、高校生でもみんなで集まってワイワイ楽しみたいときってありますよね。
でも個室のあるお店は料金が高かったり、誰かの家に集まるのも難しかったりなど、場所選びに迷ってしまうことも。そんなときは、時間単位で借りられるレンタルスペースが便利です!
ただし、高校生だけでレンタルスペースが借りられるのかが気になるところですよね。この記事では高校生がレンタルスペースを借りられるのか、注意点などを解説します!
高校生でもレンタルスペースを借りられる?
条件によってレンタルスペースは高校生でも借りることが可能です。
レンタルスペースの予約サイトやスペースの運営者によってルールが異なり、高校生の登録や利用が禁止されている場合もあります。
高校生だけでの利用は完全にNGというスペースもありますが、なかには条件次第で借りられるという場合も。
【高校生だけで利用する条件】
- 親権者が予約しなくてはいけない
- 親権者の同意書が必要
- 親権者の同伴が必要など
- 利用時間の制限(夜間利用禁止)
ほかの条件を設けているスペースもありますが、基本的に高校生だけで利用するときはこのような条件が多いので、予約サイトや運営のルールを必ず確認しましょう。
人気レンタルスペース予約サービスの利用規約は以下のとおりです。
レンタルスペース予約サービス | 高校生・未成年の利用について | 参考 |
スペースマーケット | 未成年者の登録・利用は親権者の同意を得なくてはいけない。親権者の同意証明が必要なほか、「未成年者のみでの利用不可」のスペースもある。 | スペースマーケットヘルプセンター|未成年の利用について(ゲスト) |
インスタベース | 満20歳未満は予約・利用できない。利用する場合は親など20歳以上の責任者が予約し、利用する際も同席が必要。 | 未成年の利用はできますか? インスタベースヘルプセンター |
スペイシー | 18歳未満は会員登録ができない。 未成年のみでは利用不可で保護者・責任者の同伴が必要。 | サービスの利用に年齢制限はありますか? スペイシーヘルプセンター |
カシカシ | 未成年でも親権者様が同意があれば登録・利用が可能。 スペースによって未成年のみの利用に条件が定められている場合がある。 | 未成年者のみでも利用できますか?|レンタルスペースサイト「カシカシ」 |
※2023年6月現在の情報
あくまでもこちらは一例です。また、予約サービスの利用規約とは別に、レンタルスペースの運営が設けているルールも必ずチェックしてください。
調べても「未成年だけで借りられるか」を明記していない場合もあるので、予約前にスペース運営に直接問い合わせておくと安心です。
そもそもレンタルスペースってなに?
レンタルスペースとは、時間・日単位で必要な時間だけ借りられるスペースのこと。種類もさまざまで、利用者の用途に合ったスペースを借りて、自由に活用することができます。
高校生だとパーティースペースやマンションの一室などを借りて、グループで打ち上げやパーティー、動画鑑賞、推し活などを楽しむ人も多いようです。
それ以外にも、会議室で打ち合わせ、撮影スタジオで動画撮影、カフェやレストランで結婚式の二次会、ダンススタジオでレッスンなど、さまざまなレンタルスペースがあり、幅広い用途で使えます。
レンタルルームとレンタルスペースは違う?
「レンタルルーム」という言い方もよく目にしますよね。レンタルルームもレンタルスペースの一種で、時間・日単位で借りられるマンションやビルの部屋のことを指します。
女子会や誕生日会などパーティースペースとして使えるような部屋を指すことが多いですが、「ラブホテルのような使い方を目的とした時間貸しの部屋」を「レンタルルーム」と呼ぶこともあります。
雑居ビルの空室を利用した部屋で、主に男女カップルが利用するためラブホテルと同様に風営法が適用され、18歳未満の利用はできません。
高校生に人気のレンタルスペースの使い道
続いては、高校生におすすめのレンタルスペースの使い道を紹介します。
打ち上げ・パーティー
文化祭や体育祭の打ち上げ、卒業式後のパーティーなど、大人数で集まるときは「レンタルパーティースペース」が最適です。
スクリーンやモニターなどの設備があるところなら、思い出動画をみんなで鑑賞したり、ゲームを楽しんだりもできますよ。
誕生日会・鑑賞会
友達グループで集まるときは、マンションの一室を借りられる「レンタルルーム」がおすすめです。
キッチンやテーブル、ソファー、テレビなど「誰かの部屋」のような設備が整っていて、みんなでワイワイたこ焼きパーティーや鍋パーティーなども楽しめます。
テレビのほかにスクリーンがある部屋なら、動画鑑賞や推し活会を開くのも良いですね。
勉強会
高校生が数人で勉強会を開くときも、マンションの一室の「レンタルルーム」や小さな「貸し会議室」を借りるのも良いでしょう。
家や図書館で勉強したほうがお金がかかりませんが、余計な誘惑がなく集中できること間違いなしです。
また、飲食できるレンタルスペースなら勉強会後にご飯を食べたりするのも良いですね。
ダンスレッスン
レンタルスペースのなかには本格的な「ダンススタジオ」もあるので、ダンスレッスンに利用するのもおすすめです。
大型ミラーがあるので本格的なレッスンも可能で、大きな音を出したり激しく動いても問題なく、思いっきりダンスを楽しめます。
練習風景を録画したら、アイドルの練習動画っぽい雰囲気になりますよ。
また、ダンスだけでなく歌や演技の練習にも最適です。
撮影
本格的な動画や写真の撮影ができる「撮影スタジオ」も時間単位でレンタル可能です。
コスプレ写真やダンス動画、YouTube撮影などさまざまな用途で利用できます。
高校生がレンタルスペースを借りるときの注意点
最後に、高校生がレンタルスペースを借りるときの注意点を紹介します。
「高校生だけでOK」か確認
レンタルスペース予約サイトやスペース運営のルールで、高校生だけでも借りられるかをチェックしましょう。
年齢などを偽って予約したり、高校生だけで利用できないスペースだったりした場合、バレて当日に利用できなくなる可能性もあります。
親権者の同意や同伴が必要な場合もあるので、利用したいレンタルスペースに問い合わせてから予約するのが良いでしょう。
用途に合ったスペースを借りる
レンタルスペースごとに適した用途があるので、内容に合った適したスペースを借りましょう。
貸し会議室はミーティーングなどを行う用途で利用するもので、食事禁止や大音量で音楽をかけてはいけないなど、用途に合ったルールが設けられています。
パーティースペースよりも安いレンタルスペースを見つけたとしても、用途があってなかったらNGです。逆にパーティーに必要な設備がそろっていなくて、用意が大変になったりお金が余計にかかることもありますよ。
掃除してゴミは持ち帰る
基本的にレンタルスペースは、使用後に自分たちで掃除するほか、ゴミも持ち帰らなくてはいけない場合もあります。
利用時間内で掃除まで終わらせなくてはいけないため、終了時間前に余裕を持って片付けを開始しましょう。
また、清掃・ゴミ出しを依頼できるレンタルスペースもありますが、オプション料金がかかります。
時間を守る
レンタルスペースによっては、終了時間5分前には退室しなくてはいけないというルールを設けている場合もあります。
2時間予約をとっている場合、終了時間ギリギリまでみんなでワイワイ楽しむことはできません。
5分前には退室できるよう、15分前から片付けを開始するなど予約している時間内で終わらせられるように行動する必要があります。
楽しく過ごしていると時間を忘れてしまいやすいので、アラームをかけたりして時間を守るように心がけましょう!
備品の破損や紛失に注意
大人数での集まりでテンションが上がると、調子に乗って羽目を外してしまうことも。
レンタルスペースの設備や備品を破損すると賠償金を支払う必要があります。参加する全員にそのことを伝えてトラブルを起こさないように釘を刺しておきましょう。
また、レンタルスペースは前の利用者がものを壊したままにしたり、備品を紛失したりしている場合もあります。
自分たちがやったと思われてしまう可能性もあるため、最初に入ったときに汚れや破損、備品の紛失などが確認できたら、写真を撮って予約したサイトやスペース運営に連絡しましょう。
大騒ぎせずマナーを守る
マンションの一室などのレンタルスペースを借りると、周囲の部屋は賃貸で人が住んでいる場合もあります。
個室だからと大騒ぎすると周囲からクレームが入ったり、場合によっては通報されたりする可能性もあるので注意しましょう。
お酒は絶対NG
当たり前ですが、高校生・未成年がお酒を飲むのはNGです。
レンタルスペースは個室で人目がないですが、ゴミやニオイ、防犯カメラなどでお酒を飲んでいるとバレる可能性もあります。
途中退去や罰金の支払いのほか、警察への通報や親権者に連絡が行く場合もあるので、個室だからといって羽目を外さないようにしましょう。
防犯カメラがある場合もある
前述したとおり、レンタルスペースにはトラブル防止の目的で防犯カメラが設置されている場合もあります。
リアルタイムで見られている可能性があることや、何か起きたときに防犯カメラを見られる可能性があるということを意識して行動しましょう。
各種料金をチェック
予約するときは「最低利用時間」も必ずチェックしておきましょう。
最低利用時間とは「この時間以上じゃないと予約できない」というもので、「最低利用時間=5時間」のスペースだと最低でも5時間以上から予約可能で、1時間だけ使いたい場合は利用できません。
また、「1時間あたりの料金」だけではなく、それ以外の料金がかかることもあります。利用人数が定められてるスペースだと、それ以上の人数で利用する場合は1人ごとに追加料金がかかる場合もあります。
また、何日前までなら無料でキャンセルができるのか「キャンセル料」についてもチェックしておくと安心です。
高校生でも借りられるレンタルスペースはある!ルールを守って楽しもう
レンタルスペース予約サイトや個人・団体が運営するレンタルスペースごとにルールがあり、高校生でも借りられるところもあります。
体育祭や部下際の打ち上げ、誕生日会など個室でワイワイ楽しみたいときは、レンタルスペースを利用するのもひとつの手です。
レンタルスペースを利用するときは、事前に高校生だけで借りられるのかを確認しておくと安心です。
さらに利用規約や料金についても細かく確認しておき、トラブルを起こさないようにルールを守って楽しみましょう!