汗をかかない方法があれば知りたい!高校生必見の汗対策を紹介

汗をかかない方法があれば知りたい!高校生必見の汗対策を紹介

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暑い季節や通学中、運動中には、誰でも汗をかくものです。
でも、たくさん汗をかくと服に汗ジミができたり、前髪がおでこに張りついたりするので、困っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、高校生におすすめの汗をかかない方法を詳しく紹介します。
汗をかきにくくなるための体質改善方法も紹介するので、汗っかきな人はぜひ試してみてください。

 

汗ってなんのためにあるの?汗について詳しく知ろう

汗ってなんのためにあるの?汗について詳しく知ろう

汗とは皮膚にある汗腺と呼ばれる器官から分泌されるもので、基本的に無臭、無色の液体です。
汗には、体温調節の役割を持つ「温熱性発汗」、精神的な刺激によってでる「精神性発汗」、辛いものや酸っぱいものを食べたときにでる「味覚性発汗」の3種類があります。

温熱性発汗

暑いとき、または運動をしたときに汗をかくことを「温熱性発汗」といい、上がった体温を下げる役割を持っています。

皮膚や筋肉から受け取った情報が脳に届くと、体温調節中枢から指令が出て汗がでます。すると、皮膚の上で汗が蒸発し、気化熱として体の熱を逃してくれるのです。

温熱性発汗では手のひら、足の裏以外の全身から汗をかきます。
また、体が温まる又は運動量が増えるほど、汗の量が多くなります。

精神性発汗

緊張したときや驚いたときに汗をかくのは、「精神性発汗」です。

精神性発汗はワキや手のひら、足の裏といった部位から汗が出ます。

体温の上昇ではなく精神的な刺激がきっかけで汗をかくため、暑さとはあまり関係がありません。
スピーチや面接、人との会話の最中といった場面で汗をかいてしまう人は、精神性発汗が原因であると考えられるでしょう。

味覚性発汗

「味覚性発汗」は食事中に汗をかくことで、辛いもの、酸っぱいものを食べたときに反射的に汗がでます。

鼻やおでこなどの部位に汗をかきますが、食べ終わると自然と汗がひくでしょう。
味覚への刺激がきっかけで起こるため、こちらも暑さとはあまり関係がありません。

汗っかきな高校生は試してみよう!基本の汗対策

汗っかきな高校生は試してみよう!基本の汗対策

ここでは、高校生におすすめしたい汗対策の基本を紹介します。

制汗剤を使う

制汗剤は、肌に直接塗ることで発汗を防ぐアイテムです。
スプレーやローション、クリームなどさまざまなタイプがあります。

スプレータイプはおでかけ中や運動後にさっと使うことができ、ローションタイプは広範囲に塗る場合に適しています。
またクリームタイプは肌に密着しやすく、高い制汗効果を期待できるでしょう。

 

汗拭きシートで拭く

汗を拭くときは、汗拭きシートを使うのがおすすめです。

汗拭きシートなら汗を取り除くだけでなく、清涼感のある使い心地やアルコールの気化熱で体温を下げる効果も期待できます。

高校生におすすめの汗拭きシートは「女子高校生に人気の汗拭きシート10選!特徴や選び方のポイントを解説」や以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

【2023年】ボディシート(汗拭きシート)のおすすめ!レディース・メンズ別に紹介

 

首回りを冷やす

汗を抑えるには、体内を循環する血液やリンパ液を冷やすのも効果的です。

特に首回りには太い血管やリンパ管が通っているため、冷たいペットボトルや保冷剤、ネッククーラーなどをあてておくと、血液やリンパ液を冷やすことができ、汗対策になります。

特に顔汗がひきやすくなるため、メイクをする前や、メイクを直すときには首回りを冷やしておくと良いでしょう。

 

自転車通学中の高校生が汗をかかない方法4つ

自転車通学中の高校生が汗をかかない方法4つ

通学中に汗をかくと、朝から服が濡れてしまったり、髪型やメイクが崩れてしまったりするので、気になりますよね。
特に自転車で通学している高校生は、汗対策に悩んでいる人も多いようです。
そこで、自転車通学でも汗をかかない方法を4つ紹介します。
基本の汗対策に加えて、こちらも試してみてはいかがでしょうか。

荷物はカゴや荷台に乗せる

リュックを背負ったまま自転車に乗ると、背中から熱を放出できなくなり、汗をかきやすくなります。

自転車通学中に汗をかかないためには、通学バッグは背負わずにカゴや荷台に乗せましょう。

自転車に簡単に荷台を取り付けられるアイテムもあるので、使ってみるのもおすすめです。

 

自転車のメンテナンスをしっかり行う

自転車通学で汗をかかないためには、自転車のメンテナンスも大切です。

タイヤの空気が抜けている、ペダルの不調、チェーンのたるみなどがあると、自転車を漕ぐのが重くなります。

自転車を漕いでいて、以前より重くなった、変な音がするという場合は、自転車に不調がある可能性が高いため、早めに修理にだしましょう。

タイヤが柔らかくなっている場合は、空気入れを使って空気を補充すると走りやすくなります。

 

早めの時間帯に登校する

気温は朝早い方が低く、昼に向かって高くなっていきます。
そのため、早い時間に家を出発すれば、涼しい時間に自転車を走らせることができ、汗をかきにくいでしょう。

また遅刻ギリギリに急いで登校していると、焦って自転車を漕ぐので汗をかきやすくなります。
早めの時間帯に登校すればゆっくりと自転車を漕げるので、自転車通学で汗をかかないためには、早めに登校するのがおすすめです。

自転車を漕ぐスピードを調整する

焦って自転車を漕ぐと汗をかきやすいので、ゆっくりと漕ぐと良いでしょう。
でも、朝は忙しく、通学時間に余裕を持てない高校生も多いですよね。

そのような場合は、自転車を漕ぐスピードを調整することをおすすめします。
最初はいつも通りのスピードで自転車を漕ぎ、学校に近づいてきたら徐々にスピードを落とします。
体をクールダウンでき、汗だくにならず学校に到着できるでしょう。

大量の汗をなんとかしたい!汗っかきな体質は改善できる?

大量の汗をなんとかしたい!汗っかきな体質は改善できる?

汗腺は、血液中にある血しょうをろ過して水分を取り出し、汗をつくっています。
しかし汗腺のろ過機能が衰えているとうまく血しょうをろ過できないため、通常の汗よりもベタついた汗がでます。
ベタついた汗は蒸発しにくいため体温調節がうまくいかず、もっと汗をかいてしまう可能性もあるでしょう。

汗っかきな体質の改善には、汗腺の機能を鍛えたり、体を冷やしてくれる食べ物を食事に取り入れるのもおすすめです。

有酸素運動をする

汗腺を衰えさせない、また衰えた汗腺を鍛えるには、有酸素運動がおすすめです。
よく汗をかくほど、汗腺のろ過機能が高まるためです。
汗ばむ程度のウォーキング、ジョギングなどを行いましょう。

冷房の設定温度は27度にする

冷房の温度設定が原因で、汗腺が衰えることもあります。
冷房の設定温度が低すぎると部屋が常に冷えて、日常的に汗をかかなくなるため、汗腺の働きが鈍くなってしまうのです。
そこで、冷房の温度は、27度にしておくのが良いでしょう。
現在冷房の温度が27度以下の人は、3週間ほどかけて徐々に温度を上げていくのがおすすめです。

手足高温浴・半身浴をする

汗腺を鍛えるには、手足高温浴か半身浴をするのも良いでしょう。
手足高温浴は、肘下と膝下をお湯につけておく入浴方法で、手足にある汗腺の働きを活発にさせる効果が期待できます。
手足高温浴をするときは、40〜43度ほどのお湯を張り、湯船のなかに椅子を置いて座るとやりやすいですよ。
半身浴はお湯を36〜38度ほどに設定し、みぞおちくらいまでの深さに張りましょう。
手足高温浴、半身浴のいずれも10〜15分ほど行い、入浴前後には水分補給をしてください。

汗を抑える食品を食べる

きゅうり・トマト・ナス・ピーマン・ゴーヤといった食品はクールベジタブルと呼ばれ、食べることで体を冷やす効果を期待できます。
クールベジタブルを食べると、体の余分な水分と熱を放出するため、体が冷えて、汗をかきにくくなるでしょう。
逆にトウガラシやショウガは体を温める食品のため、汗をかきたくない人は食べすぎないように気をつけてください。

自律神経を整える

緊張などの精神的な刺激で汗をかいてしまう精神性発汗は、誰にでも起こり得るものです。
ですが、暑くなく、また緊張しているわけでもないのに大量の汗をかく場合は、自律神経が乱れているかもしれません。
ストレスや不規則な生活で自律神経が乱れると、体が汗の量をコントロールしづらくなり、なんでもないときにも大量の汗をかいてしまうのです。
自律神経を整えるには就寝時間を一定にする、また寝る前にはスマホやパソコンを使わないようにして、リラックス状態で眠ると良いでしょう。

汗をかかない方法を実践して、爽やかな高校生活を送ろう!

汗には体温を調節するという重要な役割がありますが、顔や背中にたくさん汗をかいてしまうのは気になりますよね。
汗をかきやすい高校生は、ぜひこの記事を参考に、汗拭きシートや制汗剤などのアイテムを使ったり、運動や食事で体質改善を目指したりすることで、汗対策をしましょう!

また、次の記事では汗が服にしみない方法を紹介しています。汗ジミが気になるとき、参考にしてみてくださいね!

背中や脇の汗ジミ対策!服に汗がしみない方法を紹介

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