ダイエットしたい高校生必見!痩せるための習慣を解説
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高校生にとって、体型は気になるもの。「最近、太ってきた」「食べすぎて顔が丸くなった気がする!」となったら、ダイエットしたいですよね。
ですが、高校生がダイエットするなら、気をつけたいポイントがあります。
今回は、ダイエットしたい高校生におすすめのやり方や注意点を紹介!
ダイエットを始める前に、ぜひチェックしてみてくださいね。
【高校生の悩み】食べてないのに太るのはなぜ?
ダイエット前に覚えておきたいのが、太る原因です。
まずは高校生が太る原因について、紹介していきます!
体が成長したから
高校生は、一般的に子どもの体から大人の体へ変化する時期になります。
体の大きな変化として、女子高校生の場合、体に丸みを帯びてバストやお尻などに皮下脂肪がつきやすくなる人が多いのが特徴です。
皮下脂肪がつきやすくなる分、体重や体脂肪率が増加しやすくなります。大人の体型に近づく変化のため、一概に太っているとはいえないのですが、スタイルを気にしてダイエットを始める高校生もいるでしょう。
太ったと思っても、成長とともに体重が増えただけの場合も。
こちらの記事では平均体重や普通体重かチェックするための計算方法を紹介しているので、参考にしてみてください。
カロリーのとりすぎ
カロリーのとりすぎも、高校生が太る原因の一つ。ダイエットしても痩せないときは、カロリーの摂取量に注意しましょう。
カロリーとは体を動かすためのエネルギーの単位で、基本的に摂取カロリーが消費カロリーを上回ると脂肪として体内に蓄えられます。
また、同じ内容の食事でも食べる時間帯によってカロリー消費に違いがあります。
朝の食事は、日中の運動エネルギーに変わるので消費されやすいですが、夜は寝るだけなので基本的にあまりカロリーを消費せず、脂肪として蓄積されやすくなります。
そのため、ラーメンやフライドポテト、ジュースなど、カロリーが高めの食べ物は学校や部活動のある日中にとるのがおすすめです。
運動をしていない
高校生でも運動をしていないと、太る原因になります。
運動しないと消費カロリーが摂取カロリーを下回るのも太る原因ですが、そのほかに筋肉がつかないことも関係しています。
筋肉が多い人は、基礎代謝が高いです。基礎代謝とは、心臓を動かす、体温を維持するなど生きるために使われているエネルギーのことで、動いていないときも常にエネルギーを消費しています。
基礎代謝が高い人はエネルギーが効率的に消費されるので、太りにくいのです。ダイエットしたい人にとっては特に筋肉は重要ですね。
ストレスが多い
授業、テスト、受験、友達との人間関係など、高校生活ではストレスがたまることも多いでしょう。
このストレスも、実は太ってしまう原因になります。
ストレスがたまりすぎると、脳内からドーパミンが出て、摂食中枢が刺激されるだけでなく、食欲を抑制するための満腹中枢が鈍ってしまうのです。
気をつけていても自分で思っているより食べすぎてしまうことがあり、結果、いつの間にか太っていたなんてことも。
高校生におすすめのダイエット方法4つ
ここからは高校生におすすめのダイエット方法を紹介します!
筋トレをする
筋トレで筋肉量を増やすと、基礎代謝量がアップして、痩せやすく太りにくい体を作ることができます。
効率よく筋トレをするなら、大きな筋肉を鍛えるのがおすすめ。スクワットやバックランジなどの筋トレで、太ももやお尻の筋肉を鍛えましょう。
ただし、高校生はまだ体が成長途中の人もいるため、負荷の大きな筋トレは怪我につながることもあり、危険です。
無理はせず、器具を使わない自重トレーニングをしていきましょう。
お弁当を持っていく
ダイエットをするときは、カロリーをとりすぎないようにお弁当を持っていくと良いですよ。
普段、コンビニや学食で昼食をとるという人は、ラーメンやカレーといった高カロリーなメニューを選んでしまうことも多いのではないでしょうか。
たまにならいいですが、毎日の高カロリーなメニューは体に脂肪を蓄えてしまう可能性もあります。
家からお弁当を作って持っていくことで、カロリーを抑えられるのはもちろん、栄養バランスにも気を配ることができます!
ダイエット中は筋肉をつくる「タンパク質」や腸の動きを助ける「食物繊維」、代謝に必要な「ビタミンB群」などを意識してとるようにしましょう。
【タンパク質が多い食材】
- 鶏ささみ、豚ロースなどの肉類
- スルメや焼きたらこなどの魚介類
- 乳製品
- 大豆製品
- 卵
など
【食物繊維が多い食材】
- わかめなどの海藻類
- サツマイモなどの芋類
- 白菜やキャベツなどの野菜類
- しいたけなどのキノコ類
- 玄米
- バナナ
など
【ビタミンB群を含む食材】
- 玄米
- マグロ(赤身)
- カツオ
- 豚レバー
- あさり
- ホタテ
など
7時間以上睡眠をとる
実は、ダイエットには睡眠も大きく関わっています。
寝ている間、体は成長ホルモンが分泌されますが、このホルモンが脂肪を分解してくれるのです。さらに、筋肉も大きくしてくれるため、ダイエット中はしっかり睡眠をとりましょう!
ダイエット中の睡眠時間は、7時間以上がおすすめです。
たっぷり眠ることでストレスも軽減され、食欲を抑えるホルモン・レプチンも分泌されて食べすぎ予防にもなりますよ。
水をたくさん飲む
太りやすい人は痩せている人に比べて、水分量が少ないといわれています。
水を飲むと体内の老廃物が流れて排出されるため、代謝がアップします。また、体温を一定に保つ働きがあるともいわれており、体を冷やさないようにすることでも代謝を良くしてくれるでしょう。
お水は常温がおすすめです。1度にたくさん飲むのではなく、こまめに飲むようにしましょう。特に水分不足になりやすい朝や運動後、入浴後には飲むと良いですよ。
高校生がダイエットをするときの注意点
痩せたいと始めたダイエットも、無理をすると体に毒です。
ここからは、高校生がダイエットをするときの注意点を紹介します!
体を壊さないように、ダイエットするときは次のことに注意してみてくださいね。
ご飯を抜かない
ダイエットといえば炭水化物を抜く、ご飯を一食減らすという方法もありますが、体に良くないのでやめましょう。
ご飯を抜くと体を動かすエネルギーが足りなくなります。足りなくなったエネルギーは筋肉を分解して作られるため、体力が減っていくのです。
筋肉量が減ると、基礎代謝が落ち、太りやすい体に。また痩せようと思ってご飯を抜けば、悪いループが続いてしまいます。
必要な栄養素もとらないことになるため、ダイエット以外に肌荒れなどのトラブルがでる可能性も。
健康的に痩せるためにも、ご飯を抜くダイエットはやめましょう。
短期間で減量しない
「今すぐ痩せたい!」「1ヶ月で10kg痩せたい!」など、短期間での減量を目指す人も少なくないでしょう。
しかし、高校生は成長期なので、急な減量はおすすめしません。
また、短期間で一気に痩せると、体は危険を感じて脂肪を蓄えようとすることも。
ダイエット計画は1ヶ月に1kgなど、スローペースでいきましょう。
じっくり取り組むことで、少しずつ体も変化していき、ダイエット後には太りにくくなっているでしょう。
生理がとまるまでやらない
無理なダイエットを続けるとホルモンバランスが崩れて、生理がとまることもあります。
短期間で体重を一気に落とすなど、極端なダイエットは生理不順の原因にもなるのです。
いくら痩せたくても体に悪い影響が出るのはNG。もしも生理がとまったら、すぐにダイエットをやめるようにしましょう。
○○だけダイエットはNG
高校生は必要な栄養素をとるのが大切です。そのため、特定の食品だけを食べるダイエットや過度な糖質、脂質制限をするダイエットはしないようにしましょう。
もし、食べすぎたと感じた場合は減らすのではなく、野菜中心のメニューにするなど、摂取カロリーをコントロールするのがおすすめです。
モチベーションを維持する
高校生がダイエットを成功させるコツは、モチベーションを維持すること!
長期スパンでダイエットしていると「なかなか体重が減らない」「理想の体型にならない」「もうダイエット疲れた」とモチベーションが下がることも。
途中でやめてしまっては、ダイエットは成功しません。
モチベーションを維持するためには、毎日自分の姿を写真に撮ったり、アプリを使って食事や体重を記録したりすると、変化がわかりやすくてやる気にもつながりますよ。
また、「今日はおやつを我慢する」「1週間で200gの減量を目指す」など、達成しやすい小さな目標を立てるのもおすすめです。
「あの人は痩せてるのに、自分は太い…」など、人と比べる行為もモチベーションが下がる原因になるので、「自分は自分!」と自分ができたことを褒めていくようにしましょう!
高校生のダイエット成功の秘訣は運動と食事!無理は禁物
高校生になるとモデルみたいに痩せたい、周りより太っているなど、ダイエットしたい気持ちも出てきやすいです。
ですが、無理なダイエットは体を壊す可能性があるので注意しましょう!
高校生のダイエット成功の秘訣は、運動と食事の組み合わせです。
無理のない目標設定をし、適度に運動をして、食事もカロリーオーバーにならないようにすれば、少しずつ痩せていくでしょう。
時間をかけて、ゆっくり痩せていくのを目指してくださいね!