ポップコーンのカロリーは意外と低い?手作りでカロリーオフする方法も解説!
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映画館やテーマパークで定番のポップコーン。
近年は動画配信サービスも普及し、自宅で映画気分を味わうことも多いため、ポップコーンを食べる機会が増えたという声もあります。
そんなときに気になるのが、ポップコーンのカロリーではないでしょうか。
この記事では、ポップコーンのカロリーを味付けごとに紹介するほか、ほかのおやつと比べてどのくらいのカロリーか、ポップコーンのカロリーを抑える方法などについて解説します。
おやつによくポップコーンを食べるという人は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
ポップコーンのカロリーは100gあたり「472kcal」!
ポップコーン100gのカロリーは472kcalほどです。
ポップコーン1粒は約0.2g。ポップコーン1粒のカロリーは1kcal未満です。
1人分のポップコーンの重さを20gと想定した場合、ポップコーン1人分のカロリーは約94kcalほどといえます。
参考:食品成分データベース – 文部科学省
ほかのおやつとカロリーを比較
では、ほかのおやつと比べてポップコーンはカロリーが高いほうなのでしょうか。
ここからはほかのおやつのカロリーを紹介します。
一般的なおやつのカロリーは下記のとおりです。
お菓子 | 100gあたりのカロリー |
ポップコーン | 472kcal |
ポテトチップス | 554kcal |
チョコレート | 558kcal |
クッキー | 361kcal |
ポテトチップスやチョコレートと比べると、ポップコーンはカロリーが低いようです。
ですが、大幅にカロリーが低いわけではないため、ダイエット中は食べすぎに注意しましょう。
また、ポップコーンはカロリーが低い以外にも、おやつにぴったりな理由があります。
ポップコーンの原料であるとうもろこしは、食物繊維が豊富なだけでなく、ポリフェノールもたくさん含まれているので抗酸化作用が期待されます。
参考:カロリーslism
ポップコーンの原材料と作り方は?
ポップコーンの原材料はとうもろこしです。
ポップ種という品種のとうもろこしを乾燥させ、油で炒めることで膨らみます。
油を使うことにより、ポップコーンのカロリーは原材料のカロリーより少し高くなります。
【味付け別】ポップコーンのカロリー
ポップコーンにはさまざまな味付けのものがありますよね。
ここからは、それぞれの味付けごとのカロリーを紹介します。
味付けなしのポップコーン
味付けなしのプレーンポップコーンのカロリーは100gあたり472kcal程度です。
ポップコーン1人分(20g)あたりのカロリーは94kcalほどです。
参考:食品成分データベース – 文部科学省
塩味のポップコーン
塩味のポップコーンのカロリーは100gあたり480kcalほど。
味付けなしのポップコーンと大きくは変わりません。
ポップコーン1人分(20g)あたりのカロリーは96kcalほどです。
参考:カロリーslism
キャラメルポップコーン
キャラメルポップコーンのカロリーは100gあたり510kcalほどです。
1人分(20g)あたりのキャラメルポップコーンのカロリーは、約102kcalほどです。
味付けなしや塩味のポップコーンと比べてカロリーが高くなるのは、キャラメルに砂糖やバター、生クリームなどを使用するからです。
参考:カロリーslism
バターポップコーン
バターポップコーンのカロリーは100gあたり485kcal程度です。
1人分(20g)あたりのカロリーは97kcalほど。
バターポップコーンは、ベーシックなポップコーンに、溶かしバターをかけたもののため、キャラメルポップコーンほどではありませんが、カロリーは高くなります。
参考:カロリーslism
コンビニのポップコーンはどのくらいのカロリー?
続いてはコンビニ各社で販売されているのポップコーンのカロリーを見ていきましょう。
今回はセブンイレブン・ローソン・ファミリーマートで販売しているポップコーンのカロリーをご紹介します。
コンビニで販売しているポップコーンは50~80gほどのものが多いようですね。
味付けによってカロリーに差があるため、ダイエット中はきちんと確認しておきましょう。
ポップコーンのカロリーを抑える食べ方
塩ポップコーンはほかのおやつと比べてカロリーが低めと紹介しました。
ですが、大幅にカロリーオフできるわけではないため、気になる人もいるかもしれません。
ここからは、ポップコーンのカロリーを抑えて食べる方法を紹介します。
ポップコーンを手作りする
ポップコーンを食べたいけどカロリーが気になるという人は、手作りポップコーンに挑戦してみましょう。
通常、ポップコーンを作る際は、熱を通す時にバターやサラダ油を使用します。
カロリーを抑えるためにノンオイルでポップコーンを作ろうとすると、ポップコーンの豆がちゃんとはじけない可能性があります。
また、油が少なくするとポップコーンの豆のはじけ方にムラができてしまうことも。
少しでも手作りポップコーンでカロリーオフしたいなら、サラダ油ではなくオリーブオイルを利用したり、電子レンジを利用して手作りポップコーンを作ってみましょう。
また、味付けは塩味にするのがおすすめです。
ノンオイルポップコーンの作り方
ポップコーンをノンオイルで作ることで、ポップコーンのカロリーを抑えましょう。
材料
- ポップコーンの豆 適量
- 水 適量
レシピ
- 耐熱容器にポップコーンの豆をいれて、ひたひたの水を入れる
- 塩を入れて、お皿で蓋をする(密閉にならない程度)
- 電子レンジで600w5分加熱する
ポップコーンのカロリーを抑えるのであれば、断然塩味がおすすめです。
少しカロリーが高くなりますが、キャラメル味のノンオイルポップコーンを作るときは、電子レンジで加熱したあとの熱々のうちにキャラメルを絡めましょう。
ノンオイルポップコーンが簡単に作れるおすすめ商品
曙産業の「チンしてキャラメルポップコーン」は、電子レンジで簡単にノンフライのポップコーンを作ることができる商品です。
ポップコーンの豆20gが約3分でポップコーンになる優れものです。
なんだか使ってみたくなるキュートな見た目もポイント。
キャラメルやバターなど材料を一緒に入れてレンジでチンすれば、簡単に味付けできます。
ポップコーンの糖質は?
ここまではポップコーンのカロリーを紹介しましたが、ダイエット中は糖質も気になりますよね。
ポップコーンの糖質は、100gあたり50gほど含まれており、一人分である20gに含まれる糖質量は10g程度です。
ポテトチップスやチョコレートも100gあたり50gほどの糖質が含まれているため、糖質は高めといえます。
人間は、糖質を摂取すると血糖値が上がり、上がった血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンは脂肪を溜め込む性質もあるため、ダイエット時はなるべく糖質を抑えて血糖値の上昇を緩やかにしたいのです。
ポップコーンは、ほかのおやつよりもカロリーは低いですが、糖質は高めのため、ダイエットに適しているとは言い難いかもしれませんね。
ポップコーンに含まれる栄養素
ダイエットには向かないポップコーンですが、いくつかの栄養素も含まれているのです。
ここからはポップコーンに含まれる栄養素について紹介します。
食物繊維
ポップコーンには食物繊維が含まれています。
食物繊維はお腹の調子を整えてくれるため、便秘の解消効果が期待できるほか、糖尿病、動脈硬化の予防、大腸癌の予防などの効果も確認されているのです。
さらに、血糖値の急激な上昇を抑えて脂肪を溜め込みにくくなる働きもありますよ。
ポリフェノール
ポップコーンには、ポリフェノールが含まれていることも分かっています。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、体内にある活性酸素の発生を防ぐ働きがあります。
これによって、糖尿病や高脂血症といった生活習慣病にかかりにくくなるほか、美肌作用も期待できるのです。
鉄分
ポップコーンには、鉄分も含まれています。
鉄分は血液中の酸素を全身に送る役割があるため、摂取すると貧血を防いでくれるでしょう。
ビタミンE
ビタミンEもポップコーンに含まれる栄養素の一つです。
ビタミンEは抗酸化作用があり、体内の脂質の酸化を防ぐ働きがあります。
また、動脈硬化や血栓予防、血圧低下悪玉コレステロールの減少などの効果も期待でき「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
ポップコーンにダイエット効果はある?
ポップコーンは、ダイエットの敵という考え方もありますが、ダイエットに嬉しい効果もあります。
その効果を発揮するのが、ポップコーンに含まれる食物繊維です。
食物繊維は水分を吸収して膨らむ性質があるため、腸を刺激しやすく排便を促してくれます。
また、腹持ちも良いことから食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。
ポップコーンを食べ過ぎるのは太る原因になりますが、適度に食べる分にはダイエットに良いという見方もできますね。
ポップコーンのカロリーはほかのおやつよりも少し低い!塩味がおすすめ
ポップコーンのカロリーは100gあたり472kcal程度です。
ほかのおやつと比べると少し低めですが、カロリーを大きく抑えるほどではありません。
さまざまな味付けがありますが、ダイエット中のおすすめは塩味です。
ただし、糖質はほかのおやつと同量くらい含まれているため、食べ過ぎは禁物ですよ。
さらにカロリーを抑えたい場合は、今回紹介した手作りのノンオイルポップコーンを作ってみてくださいね。