夜行バスに乗るときにおすすめの服装!選び方のポイントや注意点
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一晩中座った状態で過ごす夜行バスで快適に過ごすためには、服装選びが重要です!
今回は、夜行バスに乗るときにおすすめの服装を紹介します♡服装の選び方や注意点についても紹介するので、夜行バスを利用する前にしっかりチェックしておきましょう。
夜行バスの服装選びのポイント
夜行バスに乗るときは、できるだけゆっくり体を休めることが大切です。そのためには、服装選びに気をつけましょう。
夜行バスの服装選びのポイントについて紹介します。
締めつけ感のないゆったりした服を選ぶ
長時間同じ姿勢をとっている夜行バスでは、エコノミー症候群になるリスクがあります。
エコノミー症候群とは、脚がうっ血状態になったことにより血栓が生じ、血栓が肺に詰まってしまう病気のこと。締めつけ感のある服を着ていると血流が悪くなり、より血栓が詰まりやすくなってしまいます。
そのため、以下のようにできるだけ締めつけ感のない、ゆったりとした服を選ぶようにしましょう。
- ワイドパンツ
- ジャージ
- スウェットパンツ
- ワンピース
- ロングスカート
タイトめなデニムパンツやスキニーなどのボトムスは避けましょう。エコノミー症候群のリスクを高めるだけでなく、寝ている間に窮屈さや圧迫感を感じてしまいます。
学校や仕事が終わったあとそのまま夜行バスに乗る場合でも、ボトムスだけはリラックスできるものに履き替えると良いですね。
シワになりにくい素材
夜行バスで長時間座ったままでいると、服にシワがついてしまいます。
目的地についてからその服のままお出かけする場合は、できるだけシワになりにくい素材のものを選ぶのがおすすめです!
<シワになりにくい服の素材>
- ポリエステル
- ナイロン
- ポリウレタン
- ウール
逆に、シワになりやすい素材を選ばないように注意しましょう。
<シワになりやすい服の素材>
- 綿
- 麻
- レーヨン
ミニ丈のボトムスは選ばない
夜行バスに乗る際は、ショートパンツやミニスカートなど、ミニ丈のボトムスは選ばないようにしましょう。
冬場は足元が冷え、寝づらくなってしまいます。夏もエアコンの冷気で、思っている以上に脚が冷えてしまうことに。
また、ミニスカートだと、寝ている間に服がめくれあがってしまう可能性があります。
ミニ丈のボトムスを履く場合は下にレギンスを履いたり、ブランケットなどを持っていく・貸出品を借りるなどの対策をとりましょう。
体温調節がしやすい服装
バスの車内は常にエアコンが効いており、自分で好きに調節することはできません。冷房や暖房の効き過ぎで寒さや暑さを感じることもあるため、体温調節がしやすい服装を心がけましょう。
おすすめは、脱ぎ着しやすい羽織るタイプの上着を持っていくこと。簡単に着脱できれば周りの迷惑にもならず、自分も快適に過ごすことができますよ。
サッと履きやすい靴
夜行バスでは、靴を履いているより脱いでいたほうがリラックスすることができます。そのため、狭い座席の足元でサッと脱ぎ履きしやすい靴を履いていくのがおすすめです。
足の締めつけをなくすことで、エコノミー症候群の予防にもつながりますよ。
着脱しやすい靴なら、短い休憩の際にもすぐ履くことができます。スリッポンやサンダルのように、手を使わずに履ける靴がベストです。
パンプスやブーツを履いて行く場合は、車内で履き替えるサンダルや折りたたみスリッパを用意しておきましょう。バスによっては、アメニティとして使い捨てスリッパが用意されていることもあるので、事前に確認しておくと安心です。
ツバのある帽子も便利
夜行バスに乗るときは、ツバのある帽子も便利です。
帽子を深く被れば照明や外の光を遮ることができるため、暗い状態で眠ることが可能に。顔が隠れるので、すっぴんや寝顔隠しにも使えます。
目的地に着いたあとも、ファッションアイテムの一部として被っていれば荷物になりません。夏場は日焼けや熱中症対策にもなってくれますよ。
夜行バスにおすすめの服装
夜行バスではゆったりとした服装がおすすめですが、部屋着やパジャマで過ごすわけにはいきませんよね。
ラフだけど、外に出ても恥ずかしくない服装がベストです。夜行バスでの移動に適したアイテムを使い、楽ちんな夜行バスコーデを組みましょう。
スウェットパンツ
スウェットパンツはウエスト部分が紐やゴムになっており、ギュッと締めつけられることがありません。生地が柔らかくゆったりとしたシルエットなので、長時間履いていても楽に過ごすことができますよ。
きれいめトップスを合わせたり、全身をワントーンでまとめたりすると、部屋着っぽくなるのを防ぐことができます。
オールインワン
パンツタイプのオールインワンは、裾がめくれ上がる心配がありません。1枚でコーデが決まるため、トップスとボトムスの組み合わせを考えなくてもいいというメリットもあります。
特にトレンドのゆったりシルエットは、夜行バスに乗る際にピッタリです。
ロングスカート・ワンピース
ロングスカートやワンピースは着ていて楽なだけでなく、コーデが部屋着のようになるのを防いでくれます。できるだけシワになりにくい素材を選びましょう。
スカートは足元が冷えやすいため、下にレギンスを履くのがおすすめです。
カーディガン
簡単に着脱できるカーディガンは、夜行バスでの体温調節に役立ちます。到着したあとは肩掛けやたすき掛けにしてコーデにアクセントにもなりますし、柔らかい素材ならバッグにしまっても邪魔になりません。
同じ羽織ものでも、パーカーは寝るときにフードが邪魔になる可能性があります。フードを被って眠るのであれば、前開きのパーカーもアリですよ。
【男女別】服装選びで注意したいポイント
夜行バスの服装を選ぶ際は、男女それぞれ注意したいポイントがあります。
移動中や就寝時に快適に過ごせるよう、しっかりチェックしておきましょう。
女性は締めつけないインナーを着用
女性にとって気になるのが、どんなインナーを着用するかですよね。
ワイヤー入りのブラは締めつけ感があるため、ノンワイヤーブラやカップ付きインナーを着用するのがおすすめです。ホールド力の高いナイトブラなら、日中も使えますね。
男性はボトムスの素材やベルトに注意
男性の場合は、ボトムス選びが重要です。デニムなどの硬い素材は避け、ゆったりとした柔らかい素材のパンツを選びましょう。
パンツを履く際に使うベルトも、お腹周りを締めつけてしまいます。ウエストがゴムや紐になっているボトムスを選ぶのが大切です。
夜行バスに乗る前・降りた後に着替える場所
夜行バスに乗っているときとそれ以外で、服装を変えたいという人も少なくありません
夜行バスに乗る前や降りた後に、着替えることができる場所を紹介します。
バスターミナルの更衣室
「バスタ新宿」や「渋谷マークシティ」など大型のバスターミナルには、更衣室が設置されていることがあります。着替えをするための専用スペースであるため、周りに気を遣わずに着替えることができます。
利用するバスターミナルの施設を事前に調べておきましょう。
スパ施設
温泉やサウナなどが揃ったスパ施設なら、着替えるついでにお風呂に入ったりゆっくりメイクをしたりすることができるので一石二鳥です。
広々とした空間で着替えることができますが、スパ施設を利用するための入館料がかかります。「着替えたいだけ」の場合は少しお高く感じますが、お風呂に入ったりゆっくりメイクしたいのであればおすすめですよ。
ネットカフェ
24時間営業のネットカフェは、いつでも手軽に個室を利用することができます。ただし、監視カメラが設置されていることも多いので、区切られた空間だからといっても着替えるときは注意が必要です。
お店によってはシャワーを使える場合もあります。寝ている間にかいた汗を流すこともできますよ。
トイレ
どこにでもあり無料で使えるトイレですが、着替えのためのスペースではありません。
「着圧ソックス脱ぐ」「ロングスカートの下に履いているレギンスを脱ぐ」など、用を足すついでに脱ぎ着できるものだけにとどめましょう。
トイレを利用する本来の目的とは違う「着替え」のために長時間トイレにこもらないようにしてくださいね。
夜行バスに乗るときにメイクはどうする?
夜行バスに乗るときは、できるだけすっぴんで乗車するのがおすすめです。メイクをしたまま寝ると肌に負担をかけてしまうだけでなく、バスの座席や備品にメイクがついてしまう可能性もあります。
バスの車内や降りたあとにしっかりとクレンジングや洗顔をするのは難しいので、事前にメイクを落としておくのが良いでしょう。バスに乗った後は水を使えないため、メイク落としシートを使ってください。オールインワンタイプのスキンケアを持っていくと、メイク落とし後の肌を手軽にケアすることができますよ。
どうしてもメイクを落としたくない人は、眉毛だけなどポイントメイクに留めておきましょう。
夜行バスに乗るときに髪型はどうする?
夜行バスに乗るときは、邪魔にならず崩れにくい髪型にするのがポイントです。
頭を座席につけて寝るため、後ろで結ぶのはやめましょう。お団子やゆるい三つ編みなど、崩れやすいアレンジも避けたほうがいいですね。
髪はおろしたままにするか、フィッシュボーンなどのキッチリ編み込むスタイルにするのがおすすめです。
ヘアセットをしたいときは、夜行バス車内で行うのはNGです。社内のコンセントでヘアアイロンを使うことはできませんし、匂いのするヘアスプレーも周りの迷惑になってしまいます。休憩時のパーキングエリアや夜行バスを降りたあとにパウダールームやネットカフェに行ってから、ゆっくり髪を整えてくださいね。
夜行バスを降りたあとに寝癖が気になる場合は、キャップやニット帽を被って隠しましょう。
夜行バスは快適に過ごせる服装を選ぼう♪
長時間乗ったままでいる夜行バスでは、快適に過ごせる服装を選ぶことが何より大切です。締めつけないゆったりとした服装なら、ぐっすり眠れて翌日も元気に過ごせますよ。
服装だけでなく、メイクや髪形も注意が必要です。夜行バスに乗ってから焦ることがないよう、事前に対策しておきましょう。