嫌いな人に対して無関心になる方法が知りたい!学校や職場での対処法を紹介
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学校や職場、バイト先など、たくさんの人と接する機会があるほど、嫌いな人ができたという経験がある人は多いはず。
嫌いな人に対して無関心になれれば一番いいですが、どうしても気になってしまうこともありますよね。
この記事では、嫌いな人が気になってしまう理由から無関心になる方法まで、まるっと解説します!
うまく対処して、心穏やかに過ごしましょう!
嫌いな人に無関心になれない理由
人を嫌いになってしまう感情は、誰もが抱いてしまうものです。
嫌いな人がいても気にしないようにすれば、落ち着いて生活できるかもしれませんが、なかなか無関心になれないという人も多いですよね。
嫌いになるきっかけが相手の悪意だったときなどは、特に「この人は自分を傷つけてくるかもしれない」と本能的に自己防衛が働きます。結果、自分を守るために、相手の行動を気にしすぎてしまうのです。
たとえ悪意のない行動だったとしても、嫌いな人の言動はストレスを感じさせます。
無視しようとしてもできず、どんどん嫌悪感も溜まり、無関心でいることも難しくなるかもしれません。
自己防衛などで嫌いな人に対して無関心になれないのは仕方のないことですが、心落ち着く時間もなく、嫌になってしまいますよね。
相手を気にしないようにしたい、心穏やかに過ごしたいと思ったら、無関心になる方法を試してみましょう。
嫌いな人に対して無関心になる方法は?
嫌いな人に対して無関心になれれば、毎日を楽な気分で過ごすことができます。
ここでは、嫌いな人に対して無関心になる方法について紹介します。
今からでも実践しやすい方法もあるので、できることから試してみてくださいね。
予定をつめこむ
遊びや勉強、バイトなどの予定をつめこんで、嫌いな人以外のことで頭のなかをいっぱいにしましょう。
暇な時間があればあるほど、嫌いな人のことを考えてしまうことも増えますよね。
忙しく過ごしていれば、嫌いな人のことを考える時間もありません。
楽しいことで予定をいっぱいにするために、推し活や習い事など、新しい趣味を始めてみるのもいいですよ!
好きな人と一緒に過ごす
友達や恋人、家族など、好きな人と一緒に過ごす時間を増やすのも、嫌いな人に対して無関心になる方法の一つです。
好きな人と楽しく過ごしていれば、おのずと嫌いな人のことを考える時間も減るはず。
好きな人と一緒にいるとストレスが減るので、嫌いな人のことを考えてイライラしたり、悩んだりする時間も減ります。
嫌いな人のことを考えず、楽しく、ポジティブな気持ちで過ごせるのもメリットです。
嫌いな人の話をしない
日頃からついつい嫌いな人のことを考えてしまう状態では、相手に対する愚痴も多くなるのではないでしょうか。
嫌いな人の愚痴を話すたびに、自分のなかで嫌な気持ちが反芻されるため、ネガティブな気持ちや思考が脳にどんどん記憶されてしまいます。
嫌いな人に無関心になるためには、なるべくその人に対する愚痴などを話さないようにしましょう。
話題に出さないことで、少しずつ無関心になれるかもしれませんよ。
無理に仲良くなろうと考えない
嫌いな人がいても、「嫌うのは良くない」「少しぐらいはいいところがあるかも」と頑張って仲良くなろうとする人もいるかもしれません。
ですが、無理して嫌いな人と仲良くなろうと考える必要はありません。
嫌いな人を無理やり好きになろうとしても、嫌な部分や苦手な部分が消えるわけではないので難しいです。
仲良くなろうとたくさん話したり、接点を増やしたりすることで、ストレスが増え、かえってもっと嫌いになる可能性もあります。
付き合いにくいと思ったら、素直に距離をとるようにしましょう。
嫌いな人と比較しない
人を嫌いになる理由のなかには、嫉妬や劣等感もあります。
「自分と比べてあの人はみんなから好かれている」「あの人より私のほうが努力しているのにいつもテストで負けてしまう」など、自分と比較した結果、嫉妬や劣等感を覚えて嫌いになるのです。
このような場合、嫌いな人と自分を比較することをやめましょう!
「あの人のほうが私より優れている」と比較し続けていては、嫉妬心や劣等感は消えません。
何度も悔しい思いをすることになるので、無関心になるどころか「あの人に負けたくない」と常に気にしてしまうことも。
「人は人、自分は自分」と考えて比較をやめれば、徐々に無関心になることができますよ。
近づかない・接しない
そもそも嫌いな人との関わりを持つと、どうしても相手のことを考えてしまいます。
無関心になるためには、できる限り嫌いな人と接する機会を減らして、近づかないようにしましょう。
嫌いな人と接するのが避けられない場合には、伝えることは簡潔にまとめて、話が長くならないように心がけましょう。
さらに、SNSなどで嫌いな人とつながらなければならなくなった場合は、投稿が目に入ってこないようにミュート機能を使うようにしてくださいね。
ブロックをすると相手にバレたときに気まずくなるため、バレにくいミュート機能がおすすめです。
楽しめる趣味を持つ
楽しめる趣味を持つことも、嫌いな人に対して無関心になりたいときにおすすめです。
趣味に没頭している間は嫌いな人のことも考える暇もなく、忘れられます。
さらに、趣味を通じて新しい友達ができると、交友関係も広がり、嫌いな人のことを考える暇もなくなるはずです!
嫌いな人への対処法【学校】
どんなに嫌いな人に無関心になろうと頑張っても、学校生活ではどうしても接しなければならないときがありますよね。
ここでは、学校で嫌いな人と接する機会を避けられないときの対処法を紹介します!
プライベートな話はしない
どうしても嫌いな人と話さなければならないときには、プライベートな話は極力しないようにしましょう。
具体的には、好きなものや好きな人の話、家族のこと、SNSのアカウントや愚痴などです。
嫌いな人にうっかりプライベートの話をしてしまうと、個人的な話をする仲と誤解されるかもしれません。
ただし、最低限のコミュニケーションは大切です。
「嫌いな人とはあいさつすらしたくない!」と思うかもしれませんが、嫌いな人を無視すると自分が悪者になります。
最低限、あいさつしたり、話しかけられたら答えたり、コミュニケーションはとるようにしましょう。
相槌だけ打つようにする
嫌いな人と話さなければいけないときは、自分から積極的に話すのではなく、相手の話に相槌だけ打つようにしましょう。
会話があまり長く続かず、早く切り上げることができます。
無理に楽しく話そうとすると、嫌いな人から「この人と一緒にいると楽しい」と思われて、学校生活で接する時間が増える可能性があります。
無言でいたり、あからさまにつまらなさそうな態度をしたりするのは、相手に失礼なのでやってはいけません。
ですが、頑張って話を盛り上げようとしなくて良いです。相槌だけ打つようにしましょう。
なるべく2人だけにならない
嫌いな人を避けたいときは、なるべく2人だけにはならずに、友達や周囲の人と一緒にいるようにしましょう。
嫌いな人と2人きりになると、必ず自分が話し相手にならなくてはいけません。
ほかの人も一緒にいれば、その人が話し相手になってくれるため、必要以上に関わらずに済みます。
委員会などで2人になるのが避けられないときは、先に紹介したような方法で対処してみてくださいね。
嫌いな人への対処法【職場・バイト先】
職場やバイト先に嫌いな人がいても、仕事があるため避けるのは難しいです。
ここでは、職場やバイト先の嫌いな人と接するときの対処法を紹介します。
事務的な会話だけで済ませる
職場やバイト先ではプライベートな話をせず、仕事の話だけで乗り切ることもできます。
嫌いな人相手には「仕事だから」と割り切って、事務的な会話だけで済ませるようにしましょう。
仕事だから仕方ないと割り切ることができれば、嫌いな人の嫌な部分に気をとられることも減って、気が楽になるはずです。
プライベートな話をしないことで、相手から仕事以外の話題で話しかけられることも減ります。
苦手な人はいて当然と考える
仕事やバイト先によっては「仕事仲間とはフレンドリーに付き合おう」という雰囲気があるかもしれません。
ですが、嫌いな人と仲良く付き合うのは難しいですよね。
周りがフレンドリーに付き合っているなか、自分だけ避けていると悪い気持ちになるかもしれませんが、苦手な人がいるのは当然です。
バイト先や職場にはいろいろな人が集まるので、苦手な人もいて当たり前と考えるようにすれば、少し心が軽くなるはず。
自分を責めるよりも「仕方ないこと」と諦めて、仕事に集中しましょう!
どうしても無理なときは上司に相談する
どうしても嫌いな人と接するのが嫌で、仕事に支障が出るほど悩んでいる場合は、上司に相談してみましょう。
上司に相談すればシフトを調整してくれるなど、意外と解決するケースも少なくありません。
1人で抱え込まずに、どうしようもならないときは相談するのが1番です。
もしも嫌いな相手が直属の上司だったら、その上司よりさらに上の人や、ほかの部署の上司に相談してみてくださいね。
嫌いな人との接し方の注意点
嫌いな人との接し方に関して、気をつけておきたいことを紹介します。
嫌いな人とどうしても関わらなければならないときに役立ててくださいね。
相手を無視しない
どんなに嫌いな人でも、相手を無視したり、仲間外れにしたりはしないようにしましょう。
「嫌いな人とは話したくない!」と思う気持ちもわかりますが、相手を無視すると、今以上に関係が悪化することも。
トラブルになって周囲の人に迷惑をかけてしまうかもしれません。
自分のためにも周囲の大切な人のためにも、冷静に対応できるようにしましょう。
周りに悪口を言わない
周りに嫌いな人の話、特に悪口を言わないことも大切です。
たまに愚痴が出るかもしれませんが、悪口は言わないように気をつけてくださいね。
人に悪口を言うと、嫌いな人の耳に入る可能性もあります。そこからトラブルが発生する恐れがあるのです。
また、周囲の人も悪口を聞いて、良い気分にはならないでしょう。
特に気をつけたいのが、嫌いな人の悪口をSNSなどネットに投稿してしまうことです。
公開範囲を限定して、信頼できる人たちだけに愚痴をこぼしているつもりでも、いつ相手の耳に入るかわかりません。
どうしても我慢できないときは、ノートに書いたり、嫌いな人とは一切接点のない人にこぼしたりしましょう。
あからさまに嫌いな態度を出さない
嫌いな人を無視したり、仲間外れにしたりすることと同じように、あからさまに「嫌い!」だという態度を出さないことも重要です。
嫌いな人にだけ冷たくする、話にのらない、顔を見ないなど、態度で嫌いだと表すと、トラブルになりがちです。
たとえ相手の方に悪い部分があったとしても、あまりに嫌いな気持ちを態度に出しすぎてしまうと、逆に自分が責められてしまうかもしれません。
感情的にならずに、嫌いな人よりも大人になった気持ちで対応しましょう。
ケンカをしない
嫌いな人に嫌なことを言われたり、意見が対立したりといったことがあっても、ケンカだけはしないように気をつけましょう!
嫌なことをされて、ついカッとなってしまうのは、仕方のないことです。
ですが、カットしてケンカになると、さらに関係がこじれたり、周りを困らせたりすることになります。
カッとなったときは、一度冷静になりましょう。
好きなものや楽しいことを考えたり、深呼吸をしたりすると、一旦気持ちを落ち着けさせることができますよ。
相手を変えようとしない
他人を変えるのは難しいです。
嫌いな人の行動や考え方を変えようと一生懸命行動しても、うまくいかないでしょう。
思いどおりにならないことで、余計に嫌な気持ちになるだけかもしれません。
この世界にはいろいろな人がいます。
育ってきた環境も物事の考え方も違うのだから、価値観が違うのは当たり前です。
嫌な人に出会ってしまったとしても、「この人はこういう人なのだから仕方ない」と思い、相手を変えようとしないようにしましょう。
嫌いな人に対して無関心になるには自分の時間を充実させよう
嫌いな人のことで頭がいっぱいになってしまうときは、自分の時間を充実させましょう。
無関心になるのは難しいかもしれませんが、嫌いな人に自分の時間を使うのはもったいないですよね。
今回紹介した無関心になる方法や、どうしても避けられないときの対処法などを試して、嫌いな人とは適切な距離を置くようにしてみてください。
好きな人や安心できる人と一緒に過ごす時間を充実させ、自分を大切にしてあげてくださいね!