スーツケースの60リットルはどのくらい入る?宿泊日数の目安を解説

スーツケースの60リットルはどのくらい入る?宿泊日数の目安を解説

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お泊まりのときに困るのが、どのくらいのサイズのスーツケースを持っていくのが良いのかということですよね。
大は小を兼ねるということで60リットルのスーツケースを買っても、実際、どのくらいの量の荷物が入るのか分かりづらいです。

そこで今回は、スーツケースの60リットルは何泊の旅行におすすめなのか、紹介します!
宿泊日数別にスーツケースのサイズの目安も紹介するので、あわせてチェックしてみてくださいね。

スーツケース60リットルは4泊5日にぴったり

スーツケース60リットルは4泊5日にぴったり

60リットルのスーツケースなら、4泊5日の旅行にちょうど良いサイズです。
荷物が少ない人なら、6泊7日でも十分に荷物が入り切るでしょう。

ただし、行きに荷物を詰め込みすぎると、帰りにお土産を持って帰りたいときにスーツケースに入らない場合があるので注意しましょう。

1泊10リットルが目安

スーツケースのサイズの目安は、1泊10リットルです。
この目安どおりに計算すると、60リットルのスーツケースは6泊分の荷物が入ることになります。

ですが、荷物が多い人は1泊10リットルでは足りないでしょう。
たとえば女性の場合、泊まりならいつも使うシャンプーやコンディショナー、基礎化粧品を持っていきたいという人もいますよね。
身だしなみを整えるために、ヘアアイロンを持参する人もいるでしょう。

1泊10リットルはあくまでも目安とし、自分が旅行に持っていく荷物の量を考えてスーツケースの大きさを選ぶと良いですよ。

スーツケース60リットルに入る荷物の量

スーツケース60リットルに入る荷物の量

スーツケースの60リットルと言われても、実際にどのくらいの荷物が入るのか、イメージがつきにくいです。

下記は、スーツケースの容量が60リットルの場合、どのくらいの荷物が入るかの例になります。

トップス
(Tシャツやブラウスなど)
5着
ボトムス
(ジーンズなど)
4枚
アウター
(ダウンなどのコート類)
2着
下着類 5セット
タオル類
(バスタオルなど)
5枚
靴下 5足

そのほかに、スキンケアやメイクセット、室内用スリッパ、旅行先で履き替える靴なども追加で入れることができます。
入れる荷物の量によって最終的に何がどのくらい入るかは変わりますが、冬の必需品であるマフラーや手袋、身だしなみに必要なヘアアイロンなどを詰め込める余裕が出ることも。

ただし、服によってはかさばるものもあるので、「たくさん入ると思ってたけど入らない」という事態になることもあります。
かさばる服は圧縮袋を利用してコンパクトにするなど、工夫してみてくださいね。

60リットルのスーツケースは機内持ち込みできない可能性も

60リットルのスーツケースは機内持ち込みできない可能性も

スーツケースを持って旅行する場合、気をつけたいのが飛行機の機内持ち込みサイズです。

以下は、大手航空会社の機内持ち込み可能なサイズになります。

ANA
【国内線】 縦55cm・横40cm・高さ25cm以内で、3辺の合計が115cm以内(100席以上の場合)
縦45cm・横35cm・高さ20cm以内で、3辺の合計が100cm以内(100席未満の場合)
総重量は10kg以内
【国際線】 縦55cm・横40cm・高さ25cm以内で、3辺の合計が115cm以内
総重量は10kg以内

参考:機内に持ち込めるサイズとルール(国内線)-ANA
機内に持ち込めるサイズとルール(国際線)-ANA

JAL
【国内線】 幅55cm・高さ40cm・奥行き25cm以内で、3辺の合計が115cm以内(100席以上の場合)
幅45cm・高さ35cm・奥行き20cm以内で、3辺の合計が100cm以内(100席未満の場合)
総重量は10kg以内
【国際線】 幅55cm・高さ40cm・奥行き25cm以内で、3辺の合計が115cm以内
総重量は10kg以内

参考:機内持ち込みお手荷物(国内線)-JAL
機内持ち込みお手荷物(国際線)-JAL

※2024年3月現在

60リットルのスーツケースの場合、3辺の合計が115cmを超えるものが多く、その場合、機内持ち込みができません。
旅行で使用するときは、注意しましょう。

手荷物として預けることはできる?

機内持ち込みできない場合、気になるのが「手荷物として預けることはできるのか?」ですよね。
飛行機に乗ろうとして、スーツケースを預けるのに一悶着あったら、せっかくの楽しい気分も台無しです。

以下は、大手航空会社の手荷物として預けられるサイズ表になります。

ANA
【国内線】 縦・横・高さ、3辺の合計が203cm以内
【国際線】 縦・横・高さ、3辺の合計が158cm以内
総重量は10kg以内

参考:無料でお預かりする重さ・サイズ・個数(国内線)-ANA
無料でお預かりする手荷物の重さ・サイズ・個数(国際線)-ANA

JAL
【国内線】 縦50cm・横60cm・高さ120cm以内
【国際線】 縦・横・高さ、3辺の合計が203cm以内

参考:お預けのお手荷物(国内線)-JAL
お預けのお手荷物(国際線)-JAL

※2024年3月現在

利用する航空会社の預かり荷物のサイズと重さをクリアしていれば、預けることができます。
60リットルのスーツケースでも、基本的にはOKでしょう。

席のクラスによって無料で預けられる異なる場合や、重さなどによって料金が追加でかかる場合があるため、必ず各航空会社の公式サイトでサイズと重量を確認してくださいね。

【宿泊日数別】おすすめのスーツケースサイズ一覧

【宿泊日数別】おすすめのスーツケースサイズ一覧

ここからは、宿泊日数別におすすめのスーツケースのサイズを紹介します。
60リットルのスーツケースを買うか、もう少し小さいサイズに変更するか悩んでいる人は参考にしてみてください。

1〜3泊なら30リットル程度(Sサイズ)

1〜3泊の旅行なら、スーツケースは30リットル程度がおすすめです。サイズでいうとSサイズで、1泊の国内旅行や1人旅に最適の大きさになります。

Sサイズのスーツケースは機内持ち込み可能なサイズが多いので、短期間の旅行で気軽に移動したいときにぴったりです。
コンパクトなスーツケースなら移動のときも小回りが利いて、便利ですよ。

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4〜6泊なら50〜60リットル程度(Mサイズ)

4〜6泊の旅行なら、スーツケースは50〜60リットル程度を目安に選びましょう。サイズでいうとMサイズで、1泊以上の国内旅行や出張のときにちょうど良いです。

Mサイズのスーツケースは、高さなど3辺の合計によっては機内持ち込みができない可能性があります。
飛行機を利用するときは、事前に航空会社の公式サイトを確認し、スーツケースのサイズも測っておきましょう。

Sサイズよりも大きいスーツケースになるため、荷物はたくさん入ります。
その分、重さも増すため、スーツケースを引いて移動する距離が長い場合は、軽量型を選ぶと良いでしょう。

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1週間以上なら80リットル以上(Lサイズ)

1週間以上の長めの旅行になるなら、80リットル程度のスーツケースがおすすめです。
サイズでいうとLサイズで、特に大きめのスーツケースになるため、海外旅行のときや、家族旅行で子どもの分の荷物も詰め込みたいときにぴったりです。

サイズも大きくなるので、機内持ち込みはできないでしょう。預ける場合も、サイズや重さが超過して、追加料金が必要になる可能性があります。

なかにたくさん荷物を入れられる分、重くなりすぎていないか気をつけるようにしてください。

スーツケースの選び方

スーツケースの選び方

ここでは、スーツケースの選び方を紹介します。
スーツケースを選ぶときはサイズのほかに、重さや機能性もチェックしましょう。

サイズ

まず、大事なのがサイズです。旅行期間が長いのに、小さなスーツケースを購入しては荷物が入りきらないでしょう。

また、飛行機に持ち込みたいのにサイズが大きいから持ち込めなかったとなっても困ります。
新幹線も特大荷物はスペースの予約が必要です。

どんな目的で使用するのかよく考えて、Sサイズ・Mサイズ・Lサイズを選んでください。

重さ

スーツケースを引いて、ある程度の距離を歩く予定があるなら、軽量化されているものがおすすめです。
たとえ長距離でなくても、旅行中に重いスーツケースを引いていると疲れが溜まります。

飛行機や新幹線の荷物棚にスーツケースを置く場合も、軽いほうが持ち上げられやすくて便利でしょう。

サイズが大きくなると入れる荷物の量が増えて、重くなっていくので、軽量型のスーツケースを選ぶと良いですよ。

素材

スーツケース選びは素材も重要です!
スーツケースの素材は頑丈なハードタイプと、軽いソフトタイプの2種類があります。

ハードタイプは耐久性が高いだけでなく、水にも強いので中身が濡れる心配がない点が嬉しいですね。
ですが、衝撃に強い素材を使用している分、重くなりがちなのがデメリットになります。

ソフトタイプは、ハードタイプより軽いので、軽量型のスーツケースを探している人におすすめです。
素材も柔らかいため、荷物も詰め込みやすいでしょう。
ただし、耐久性は低いほか、水にも弱いので濡れやすいといった欠点があります。

メリット・デメリットの両方を考慮して、スーツケースを選びましょう。

鍵の種類

スーツケースには、鍵がついているタイプのものもあります。
スーツケースの鍵は、数字を合わせてロックするダイヤルタイプ、鍵を差し込んでロックするシリンダータイプなど、種類もさまざまです。

海外では、スーツケースの中身を確認するためにロックを壊すこともありますが、アメリカの場合、TASロックタイプの鍵だと壊されずにチェックを受けることができるでしょう。
(※TASロックタイプの鍵でも壊れて戻ってくることもあります)

使いやすさ

スーツケースを選ぶときは、使いやすいかどうかをチェックしましょう。

静音キャスターなら引いているときに大きな音が立ちにくいです。また、キャスターの数が2輪よりも4輪のほうが自由に前後左右に動かしやすいでしょう。

スーツケースの収納にも注目です。
中に仕切りがあるタイプは、荷物が増えても収納しやすくなっています。フロントオープン型のスーツケースなら、立てたままでも荷物が取り出せるので、便利ですよ。

スーツケースを購入するときは、使うシーンを考えて性能をチェックしてみてくださいね。

 

スーツケール(60リットル)のおすすめ商品

スーツケール(60リットル)のおすすめ商品

ここからは、スーツケースのおすすめ商品を紹介します!
60リットルほどのサイズなので、たくさんの荷物を入れることができますよ。
4〜6泊する予定がある人は、ぜひチェックしてみてください。

SK-0839-56(スカイナビゲーター)

スカイナビゲーターの「SK-0839-56」はフロントポケット付きのスーツケースです!
容量は57リットルで、60リットルより少し小さいですが十分、たくさんの荷物を入れられますよ。

仕分けできるセンターファスナー付きで、大きな荷物とすぐに取り出したい荷物を分けることができます。
フック付きの中仕切りが付属していて、留め具を外せばそのままハンガーラックにかけられて便利ですよ。

さまざまな機能が揃っているので、とりあえず使いやすい大きめのスーツケースが欲しい人におすすめです。

チャレンジャー Mサイズ ハードケース(レジェンドウォーカー)

レジェンドウォーカーの「チャレンジャー Mサイズ ハードケース」は、耐久性の高い三層構造ポリカーボネートを採用したスーツケースです。
容量は62リットルで、なかにはポケット付きの仕切りがあるので、荷物がごちゃごちゃになりにくくなっています。

独自開発されたキャスターを搭載しており、走行音が静かなだけでなく、滑らかな走りを実現。快適な旅行を楽しめますよ。

撥水性も高いので、雨が多い梅雨の時期でも安心のスーツケースです。

ビーライト4(サムソナイト)

サムソナイトの「ビーライト4」は、軽量化されたソフトキャリーです。
容量は57リットルですが、拡張機能を搭載しており、最大で63リットルになります。
スーツケースのみなら、2.5kgと軽いので、持ち運びも楽でしょう。

キャスターは4輪で、前後左右に動かしやすいのがポイントです。
荷物が崩れ落ちないようにクロスストラップがついているほか、フロントの蓋部分にも荷物が入れられるようにファスナー付きのポケットがついています。

容量が大きくて軽いスーツケースを探している人におすすめですよ。

60リットルのスーツケースなら4〜6泊の旅行におすすめ!

60リットルのスーツケースなら、4〜6泊の旅行におすすめです。
荷物の量が多い人なら4泊程度、少ない荷物の人なら6泊程度と考えると良いでしょう。

スーツケースを選ぶときは、サイズだけでなく、素材や使いやすさもチェックしてみてください。
宿泊日数と荷物の量にあったスーツケースを選んで、楽しい旅行に出発しましょう!

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