オープンキャンパスとは、大学・短期大学や専門学校のことを丸ごと知る最大のチャンス!
開催される時期は?
オープンキャンパスの開催は、3月から6月にかけて少しずつ増え、夏休み頃にはピークを迎えるのが一般的です。 10〜11月頃は、学園祭などの学校イベントと入試説明会や個別相談などが同時に開催されます。オープンキャンパスに参加しながら、学校イベントも楽しめるのは魅力的ですよね。 また、オープンキャンパスは長期休暇に開催されるイメージが強いですが、土日開催も珍しくありません。気になる学校があったら、まずオープンキャンパスの開催日をウェブサイトで調べてみましょう。参加方法は?
オープンキャンパスの参加方法は、学校によって異なりますが、大半はウェブサイトから予約できます。予約方法や予約が必要かどうかは、学校ウェブサイトで確認してください。 人気のある学校のオープンキャンパスは、早めに定員が埋まる可能性が高いので、予約開始日もあわせてチェックしましょう。何年生が多い?
オープンキャンパスに参加するのは高校3年生が多いイメージですが、高校1〜2年生や中学生が参加しても問題ありません。高校1〜2年生の早い時期から複数校のオープンキャンパスに参加することで、より多くの学校について知るチャンスが増えます。 また、高校1年生から大学・短大や専門学校の学びに触れて、卒業後のイメージが持てていると、文理選択もしやすくなるでしょう。 プログラムの内容によっては、参加できる学年が限定されている場合があるので、注意事項を必ずチェックしてくださいね。オープンキャンパスに参加するメリット
学校や学生の雰囲気をリアルに感じられる
オープンキャンパスに参加すると、パンフレットやウェブサイトでは確認できなかった学校や学生の雰囲気をリアルに肌で感じられます。 自分の目で確認すれば、それまでなんとなく思い描いていたキャンパスライフを、より具体的に想像できるでしょう。学校とのミスマッチを防げる
オープンキャンパスに参加して、大学・短大や専門学校への理解が深まればミスマッチが防げます。 パンフレットやウェブサイトの情報だけで、学校のことを100%理解するのは難しいです。また、何が学べるのかあやふやなまま入学すると、次第にミスマッチを感じて、最悪の場合は退学を選択する可能性も出てきます。 オープンキャンパスで情報を集めて冷静に判断して、学校とのミスマッチを防ぎましょう。疑問点を解消できる
オープンキャンパスでは、職員や学生と話すことで疑問点を解消できます。事前に調べて分からなかったことや、説明を受けて出た疑問点をすぐに解消できるのは魅力的です。 また、一度で確認しきれなければ、オープンキャンパスに何度か参加して理解を深めても良いでしょう。志望校決定に役立つ
複数校のオープンキャンパスに参加して比較検討を繰り返せば、志望校の絞り込みに役立ちます。 「賑やかより落ち着いた雰囲気のほうが自分に合ってそう」「A大学よりB大学のほうが資格取得のサポート制度が充実していた」など、オープンキャンパスに参加して判断材料を増やし、さまざまな学校を比較しながら志望校を考えられるのがメリットです。受験のモチベーションアップ
オープンキャンパスに参加して学生と交流すれば、実際に学生生活を送る自分の姿がイメージしやすくなるでしょう。 その結果、「絶対に合格したい」気持ちが強まって明確な目標が持て、受験へのモチベーションも高まります。オリジナルグッズがもらえる
オープンキャンパスでは、学校の名前やロゴがプリントされたオリジナルグッズが配られる場合もあります。シャープペンやマーカー、付箋、トートバック、クリアファイルなどグッズのバリエーションも豊富です。 必ずもらえるとは限りませんが、志望校のオリジナルグッズを使って勉強すれば、やる気も高まりますね。面接試験で役に立つ
面接試験で、オープンキャンパスに参加した感想を話のネタに使えます。 パンフレットやウェブサイトで公開されている情報だけでまとめると、抽象的な感想しか伝えられません。実際の感想を織り交ぜれば具体性を演出できるでしょう。 また、面接試験でオープンキャンパスの感想を求められることもあります。オープンキャンパスで得た情報は、いつでも振り返れるようにノートに整理しておくのがおすすめです。オープンキャンパスで行われるプログラム
学校説明会
学校説明会では、以下の項目ごとに詳しい説明が受けられます。- 教育方針
- 設置学部・学科・コース
- キャリキュラムの特色
- 学費
- 奨学金制度
- 留学
- 就職支援
入試説明会
入試説明会は、入試に関する最新情報を入手できる、受験生参加必須のプログラムです。過去の入試問題が配布されたり、入試問題の傾向や対策を受けられたりしますよ。 また、一般公開より先に新設される学部・学科・コースの情報が聞ける場合も。キャンパスツアー
キャンパスツアーは、少人数のグループに分かれてキャンパス内を見学します。学生が案内してくれる場合が多く、見学して気になった点も気軽に質問しやすいですよ。 なかには、普段は部外者立ち入り禁止の施設を見学できることも。キャンパスツアーに参加すれば、パンフレットやウェブサイトでは知れない情報が手に入りますよ。体験授業
体験授業は、実際の授業を受けられるプログラムです。普段の授業や実験を分かりやすく解説してくれるので、高校生も楽しみながら気軽に参加できます。 場合によっては、教授に当てられたり質問されたりする可能性もゼロではないです。当てられたら回答できるか不安に感じる人も少なくありませんが、うまく回答できなくても入試結果には影響しないので安心してください。個別相談会
大人数で開催される学校説明会とは別に、マンツーマンで相談できる個別相談会もよく行われるプログラムの1つです。 入試や学びの特徴以外に、学生生活やひとり暮らしについてなど、実際に経験してきた学生だからこそ答えられる質問があります。せっかくなので、聞きたいことをたくさん質問して疑問を解消しましょう。オンライン
オンラインオープンキャンパスであれば、動画配信で大学・短大、専門学校の説明や見学に参加できます。 スマホやパソコンがあれば気軽にオープンキャンパスに参加できるのがメリット。「遠方に住んでいる」「少しでも多くのオープンキャンパスに参加したい」人には、交通費と時間の節約ができるのでおすすめですよ。 また、録画された動画が公開されている場合は、繰り返し何度も視聴できます。一時停止しながら観られるので、自分のペースで理解を深められるでしょう。オープンキャンパスに行くまでの準備
- 質問リストをまとめる
- 電車の時間や乗換方法を調べる
- 最寄り駅から学校までの時間を把握する
- 見学する際のチェックリストを作る
オープンキャンパスに参加する際の服装
オープンキャンパスの服装はコレ!私服・制服の選び方と注意点を解説
オープンキャンパスの持ち物
【基本の持ち物】
上記の持ち物以外にも、折り畳み傘があると急に雨が降ったときに安心です。オープンキャンパスが頻繁に開催される夏は、熱中症対策として水筒やペットボトルを持参しましょう。冬は寒さ対策にカイロを持っていれば、防寒対策になりますよ。
オープンキャンパスの持ち物について、詳しくは以下の記事で紹介しています。
- A4サイズが入るバッグ
- 筆記用具
- メモ帳
- スマホ
- 財布(お金)
- ハンカチ・ティッシュ
【持ち物リスト】オープンキャンパスに必要&あると便利なものを一覧で紹介!
オープンキャンパスで見るべきポイント
- キャンパスや学生の雰囲気
- 周辺の環境やアクセスの利便性
- キャンパスの施設・設備の充実度
- 授業の様子やカリキュラム内容
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オープンキャンパスの注意点
- 無断欠席
- 遅刻
- 予約せずに参加する
- 説明中や案内中にスマホをいじる
- 許可をとらずに写真撮影する
- 大きな声でおしゃべり
- 指定場所以外での飲食
- 消極的な態度で参加する
- ほかの学校と比較した発言をする
オープンキャンパスでやってはいけないこと9選!服装や持ち物の注意点も解説