高校生におすすめの眠気覚ましの飲み物は?勉強中のドリンク5選
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勉強中に襲ってくる眠気。受験を控える高校生は特に、この眠気をどうにかしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、高校生におすすめの眠気覚ましの飲み物を紹介します!
眠くならない飲み物をとるときの注意点や、そのほかの眠気覚ましの方法も紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
眠気覚ましの飲み物はカフェイン入りがおすすめ
高校生が眠気覚ましにとる飲み物は、カフェイン入りのものがおすすめです。
人が眠くなる理由は、体内でヒスタミンという覚醒作用のある物質の放出が抑えられることにあります。
アデノシンという物質がアデノシン受容体と結合すると、ヒスタミンの放出を抑えてしまうのです。
しかし、カフェインをとることで、アデノシンとアデノシン受容体が結合しにくくなるため、ヒスタミンが放出されて眠くなりにくいということになります。
そのため、勉強中に眠くならないためにカフェイン入りの飲み物をとることは有効です。
【高校生必見】コンビニでも買える眠気覚ましの飲み物
ここでは、高校生におすすめの眠気覚ましの飲み物を紹介します。
コンビニで買えるものばかりなので、勉強のお供に選んでみてくださいね。
コーヒー
カフェインが含まれた飲み物として、真っ先に思いつくのがコーヒーという人も多いでしょう。
コーヒーは眠気覚ましにぴったりの飲み物で、高校生にもよく飲まれています。
できればブラックコーヒーがおすすめですが、苦くて飲みにくいと感じる人も少なくありません。
入れる牛乳の量によってカフェイン量は減りますが、カフェオレやカフェラテでも眠気覚ましにはなるので、苦いのが苦手な高校生は試してみてくださいね。
緑茶
緑茶にもカフェインが含まれていて、脳の働きを活性化させてくれるので、高校生の眠気覚ましにおすすめの飲み物です。
コーヒー以外でカフェイン入りの飲み物を探している高校生は、緑茶を勉強のお供にしてみてはいかがでしょうか。
緑茶のなかでも特に玉露はカフェイン量が多いとされています。
ティーバッグもあるので、手軽に用意できますよ。
エナジードリンク
眠気覚ましの飲み物といえば、エナジードリンクを想像する高校生も多いのではないでしょうか。
コンビニでも数多く取り揃えているので、手軽に手に入りますよね。
コンビニで売っているエナジードリンクには、次のようなものがあります。
- レッドブル
- モンスターエナジー
など
エナジードリンクは種類も豊富で、自分に合った味も探しやすいです。
しかし、眠気覚ましのために大量にエナジードリンクを飲むことは推奨できません。
1日1本に抑え、毎日摂取するのはやめましょう。
栄養ドリンク
眠気覚ましに栄養ドリンクを飲む人も多いです。
エナジードリンクと栄養ドリンクの違いは、分類が「医薬部外品・医薬品」と「清涼飲料水」のどちらであるかです。
栄養ドリンクは「医薬部外品」や「医薬品」に分類されているため、眠気覚ましのとき以外に、疲れたときに飲むこともあるでしょう。
ただし、栄養ドリンクも飲みすぎには注意が必要です。
【番外編】眠気覚ましに特化したドリンク
どうしても眠いときに頼りたいのが、眠気覚ましに特化したドリンクです。
眠気覚ましに特化したドリンクは、次のようなものがあります。
- 眠眠打破
- 強強打破
- メガシャキ
など
これらの飲み物はカフェインの含有量が多いので、眠いときにうってつけです。
しかし、高校生の場合、カフェインをとりすぎると体への影響が心配されます。
実際、眠眠打破やメガシャキは、カフェインを多く配合しているため、小児、カフェインに敏感な人などは避けるようにと記載しています。
(小児とは、女子だと14〜15歳、男子だと16〜17歳までを指す)
飲むときは注意点をよく確認し、カフェインのとりすぎにならないように気をつけましょう。
参考:眠眠打破 ブランドサイト-常盤薬品工業
メガシャキ公式ブランドサイト-ハウスウェルネスフーズ
ほかの食事や飲み物でカフェインをとる場合は、眠気覚ましの飲み物はカフェイン量が多いものを避けて選んでください。
高校生が眠気覚ましの飲み物をとるときの注意点
高校生におすすめの眠気覚ましの飲み物を紹介しましたが、カフェイン量など注意点もいくつかあります。
ここでは眠気覚ましの飲み物を飲むときの注意点を紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。
カフェインをとりすぎない
前述のとおり、高校生のカフェインのとりすぎは体への影響が懸念されるため、注意が必要です。
カフェインのとりすぎから、依存につながることもあります。
眠気覚ましにカフェインが有効なのに、とりすぎてはいけないと聞くと混乱するかもしれません。
厚生労働省が掲載した内容によると、カフェインを過剰摂取した場合、以下のような健康被害が起こる可能性があるとされています。
- 興奮
- 震え
- 吐き気
- 下痢
- 不安
- 中枢神経系の刺激によるめまい
- 心拍数の増加
など
カナダ保健省では、13歳以上の青少年は2.5mg/kg体重以上のカフェインを摂取しないことと注意喚起を行なっています。
しかし、この摂取量も完璧なデータのもと算出されたわけではないので、あくまで参考程度です。
日本では、個人差が大きいことなどから、健康に悪影響が出ないカフェインの1日の摂取目安量は設定されていません。
したがって、眠気覚ましのためにカフェインをとる高校生は、「このくらいの量だから平気だろう」と軽く考えずに、とりすぎには十分注意してください。
参考:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~-厚生労働省
次の項で飲み物以外で眠気を覚ます方法も紹介しているので、そちらもあわせて試してみてくださいね!
糖分量をチェック
眠気覚ましの飲み物のなかには、糖分量が多いものもあるため、カフェインとあわせてチェックしましょう。
勉強中はエネルギーを消費しているため、甘いものが欲しくなります。
なので、甘い飲み物を飲めば糖分補給もできて眠気も覚ませて一石二鳥ではあります!
ですが、糖分のとりすぎると血糖値が急上昇し、それを下げるためにインスリンが大量に分泌されます。次に、血糖値が急低下すると集中力が落ちるおそれがあるため、勉強も捗らなくなるでしょう。
糖分をとりすぎて、太ってしまっても嫌ですよね。
シュガーレスのドリンクや緑茶など糖分が含まれていない飲み物もあるので、とりすぎが気になるときはそちらを選んでください。
夕方以降はとらない
カフェインをとることで眠気覚ましになりますが、夜に眠れなくなる可能性もあるでしょう。
もし、眠気覚ましにカフェイン入りの飲み物を飲んだら夜眠れなくなったというときは、夕方以降にとらないようにしてください。
夜眠れないと睡眠時間が減り、また勉強中に眠気に襲われることになります。
きちんと眠れない生活は体に疲労がたまってしまうので、カフェインをとる量だけでなく、タイミングにも注意しましょう。
【飲み物以外】勉強中に眠くならないようにする方法
眠気覚ましには、カフェインをとる以外にも方法があります。
ここからは、勉強中に眠くならないようにする方法を紹介します。
お菓子を食べる
お菓子のなかには、カフェイン入りのものがあるため、眠気覚ましに食べるのも良いでしょう。
コーヒー風味のお菓子や、高カカオチョコレートなどが、カフェイン入りで眠気覚ましにもぴったりです。
高カカオチョコレートなら、普通のミルクチョコレートよりも糖質量が少なく、ダイエットにも向いています。
ただし、カロリー・カフェイン量は高いため、食べすぎには注意しましょう。
1日に1枚食べ切るのではなく、量を調節してください。
ガムを噛む
勉強中の眠気覚ましには、ガムもおすすめです。
ガムのなかには、カフェインが含まれているものや、清涼感のあるキシリトール配合のものなどがあります。
ミント味のガムも清涼感があって、噛むとリフレッシュできて、眠気も吹き飛ぶでしょう。
体温を一定にする
眠くなる理由の1つに、体温が上がって下がるときに眠気がくるという体の仕組みが挙げられます。
たとえば、お風呂に入ったあとにだんだん眠くなるのは、湯船に浸かって温まった体から熱が放出され、体温が下がるためです。
暖かい部屋で勉強していると眠くなるというときは、温度調整をしてみてください。
日当たりの良い場所で勉強しているなら日陰に移動したり、厚着しているときは1枚脱いでみたり、対処していきましょう。
ツボを押す
勉強中の眠気覚ましにツボ押しも効果的です。ツボを押すことで頭をスッキリさせて、集中力を取り戻しましょう。
眠気覚ましのツボは、以下のとおりです。
- 晴明…目頭の上にあるくぼみの部分
- 太陽…こめかみあたりにあるくぼみの部分
- 風池…首の後ろ、うなじあたりにあるくぼみの部分
- 百会…頭頂部
ツボを見つけたら、指の腹でぐっと押してみましょう。このとき、心地良いと感じるくらいの強さが目安です。
強すぎない力で、1回6秒ほど、合計5〜10回押してみてくださいね。
高校生の眠気覚ましの飲み物はカフェイン量に気をつけよう!
高校生で眠気覚ましの飲み物を飲むときは、カフェインがどれくらい含まれているかを気をつけてください。
眠気覚ましに特化した飲み物のなかにはカフェイン量が多く、高校生が飲むには注意が必要なものもあります。
カフェインのとりすぎは健康に害が出る可能性もあり、カフェイン量の多い飲み物は推奨できません。
眠気覚ましの方法は飲み物以外にお菓子やツボ押しなどもあるので、そちらもあわせて試してみてください。